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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2011ー09−11-------第441(毎週日曜日発行) 地方の札所を巡る旅 摂津国八十八所 35 住吉区3 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 大阪 住吉区 摂津国八十八所 第35番札所 【荘厳浄土寺】真言律宗 19−8−6 34番西之坊から駅のほうに戻り、踏切を越えて5分の所に【荘厳浄土寺】はある。 名前から想像すると豪壮な寺を想像して訪ねる、 『山門』の前左に自然石に刻まれた寺標がでんと建ち、 右手には「後村上天王聖跡」の石柱が建っている。 更に山門左に『地蔵堂』があり石仏数体とお地蔵さんが二体、 山門を守るかのごとく鎮座している。 山門を潜ると白砂の参道が、両側皐月の植え込みの中に伸びている。 参道左に宝篋印塔(無縁塔)と大黒天と弁才天、 毘沙門天を祀るお堂が並んで建っている。 左側には樹齢350年のクロガネモチの大木の枝張りの下に 『六地蔵堂』と『十三の塔』が有る。 正面の『本堂』には平安期の作のご本尊不動明王が安置されている、 閉扉されているが格子の間から拝顔できる、 1048年開基の折は住吉四天王寺と称された大寺であったが、 幾星霜を径て今日に至る、寺名もその名残か。 所在地 大阪市住吉区帝塚山東5−11−14 06−672−3852 |