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タイトル:Daily Drama Express 2011/08/12 美男(イケメン)ですね (5)  2011/09/09


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2011/08/12 (Fri) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.金曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 金曜日の連続ドラマ
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タイトル 美男(イケメン)ですね
局  名 TBSテレビ系
放映日時 金曜22時00分
キャスト 桜庭美男(兄)/美子(妹)(瀧本美織)
 桂木廉 (玉森裕太)
 藤城柊 (藤ヶ谷太輔)
 本郷勇気(八乙女光)
 NANA(小嶋陽菜)
 出口  (六角精児)
 橋本  (山崎樹範)
 馬場  (清水 優)
 トオル (楽しんご)
 沢木弓子(能世あんな)
 RINA(片瀬那奈)
 桜庭シゲ子(井森美幸)
 馬淵始  (柳沢慎吾)
 安藤弘  (高嶋政伸)
 水沢麗子(萬田久子)
原作   韓国ドラマ「美男(イケメン)ですね」(韓国SBS)
脚本   高橋麻紀 ほか
主題歌  Kis-My-Ft2「Everybody Go」

あらすじ 第5話「マジでキスした!?」

 美男(美子)(瀧本美織)のソロ曲のPVにNANA(小嶋陽菜
(AKB48)が出ることになったと安藤(高嶋政伸)が言いだした。
廉(玉森裕太(Kis−My−Ft2))は不愉快そうな表情を崩さ
ない。それを見て、安藤は廉とNANAは付き合ってないと悟った。
しかしなぜ廉はNANAの言いなりになっているのか、それがわから
ない。

 勇気(八乙女光(Hey! Say! JUMP))は、美男(美
子)を連れ出し、食事をしたり、お化け屋敷に連れていったりして気
晴らしをさせた。それで美男(美子)も少し元気になった。そんな様
子を見て、勇気は「今だけはお前を好きにさせてくれ。これが終わっ
たら俺はリセットする」とつぶやいた。

 馬淵(柳沢慎吾)から明日は廉の誕生日と聞かされて、美男(美子)
はパーティをやろうと柊(藤ヶ谷太輔(Kis−My−Ft2))に
相談した。柊は、廉は有名人の母親が自分の存在を隠そうとしていた
ことにトラウマを抱えており、誕生日を公表していないから、断られ
ると思うと言い、さらに付け加えた。
「それに今年はNANAさんと祝うんじゃないかな」
「……」
 美男(美子)は絶句した。すっかり忘れていたことに美男(美子)
は沈んだ。

 翌日のPVで、NANAと廉のキスシーンがあると言われ、美男
(美子)は動揺した。NANAが提案したのだと言う。撮影で、NA
NAは美男(美子)見せつけるように、キスシーンに挑んだ。しかし
乗り気じゃない廉の様子に憎しみが増した。

 PV撮影後、美男(美子)は廉に買ってもらったピンがなくなって
いるのに気づいた。そこへNANAが来てPVの打ち上げを廉と3人
でやりたいと言い出した。廉は事務所に戻ると言って帰ろうとしたが、
NANAは「(美男(美子)が女だと)ばらすよ」とささやいた。

 廉の準備を待つ間、NANA」は後ろにピンをとめてほしいと美男
(美子)に命令した。
「それ僕の!」
「僕の?男のあなたがつけるの?」
 NANAは嫌みたっぷりに言った。NANAは美男(美子)が落と
すのを見てこっそり拾っていたのだった。美男(美子)はやむなく
NANAにピンをとめた。

 打ち上げ中、NANAは廉にべたべたし、美男(美子)はつらい思
いにとらわれ、退席してトイレに逃げ込んだ。NANAは言った。
「あの子嘘つきよ。このあたしのピン、自分のだって言うんだから」
「それは俺が美男(美子)に買ったピンだ。嘘つきはお前だ!」
 NANAの態度にいらついていた廉はピンを取り上げて出ていって
しまった。取り残されたNANAは怒りに燃えた。

 廉は美男(美子)を探しだし、帰ろうとした。するとメールが入っ
た。麗子(萬田久子)からだった。ホテルにいるので、来てほしいと
いう。
「お母さんですか?今日が誕生日だからお祝いしたいんじゃ」
「知っているのか?母親のことも?」

 廉は驚愕の表情を浮かべた。美男(美子)は少しだけ知っていると
答え、お祝いしたいと思っているから行った方がいいと言った。
「お前は、1人で誕生日パーティしたことあるか?1人でケーキのろ
うそくを消してさ」
 子どもの頃、廉は母親に相手にされず、いつも一人ぼっちだった。
廉はいら立った表情を浮かべ、1人で行ってしまった。

 美男(美子)は合宿所に戻ったが、廉のことが頭を離れない。
「あたし、やっぱり廉さんのこと……。今日くらい祝ってあげたい」
 美男(美子)はケーキを買いに行こうとカタログを取り出した。
「夜遅くまで、やっているところは……」
 困っている美男(美子)を見て、柊は見かねて、お店を紹介した。
ため息をつきながら。

 一方美男(美子)に言われて考え直し、廉は麗子に会いに行った。
ところが麗子は、雑誌の編集者を紹介し、次の麗子の曲を廉がアレン
ジすることを書かせようとした。裏切られた思いの廉は怒りを抑え込
んで出ていった。麗子は追いかけてきた。そしてこの曲にすべてをか
けている、そのためなら廉を実の息子と公表してもいいと言った。
「それくらいの思いがあるなら、自分の息子、産んだ日ぐらい覚えて
ろよ!」
 廉は怒っているというより、泣いているようだった。

 廉は合宿所に帰って来たが、ただならない様子に、美男(美子)は
廉におなかがすいていそうだからケーキ屋に行こうと誘った。廉は乗
り気でなかったが、美男(美子)は強引に連れ出した。しかし、すで
にケーキはすべて売り切れで、廉は口角を釣り上げた。
「帰るぞ。でも、今まで1番ましな誕生日だったよ」
 廉はさっさと店を出て、歩いて行った。すると美男(美子)は廉を
抱き寄せた。
「院長様が誕生日にこうしてくれたんです」
 孤児の美男(美子)もさびしい思いの中で暮らしていた。そんな様
子に院長は、「あなたが生まれてきてくれたことに感謝します」と言
ってくれたという。
「あたしも、廉さんが生まれてきてくれたことに感謝します」
 時計が12時を回った。
「誕生日は過ぎました。帰りましょう」
 美男(美子)はそっと離れると、歩きだした。廉は言いようのない
充足感を感じた。

 美男(美子)が戻ってくると、すでに廉は戻って寝ていた。それを
遠巻きに見ながら美男(美子)は自分のベッドのところへ行った。す
ると豚の鼻をしたウサギのぬいぐるみが置いてあった。
「ブタウサギ!」
 美男(美子)は驚いた。最近馬淵から元気が必要な時は豚鼻をして
みろと言われて、それがマイブームになっていた。廉はそれを見て、
ぬいぐるみをアレンジしたのだった。しかもウサギは美男(美子)が
なくしたピンをつけていて、美男(美子)をさらに喜ばせた。それを
寝たふりをしながら廉は見て、得意顔をしていた。

 翌日、NANAがA.N.JELLの事務所にやって来た。
NANAは美男(美子)を見かけると、憎しみが一気にわき、つかつ
かと歩み寄ると、いきなり肩口をつかんだ。
「いつまで嘘をついているの?あなた、女なんでしょ?」
「……」
 NANAに秘密を知られていると知って、美男(美子)はわけがわ
からず、何も言えなかった。NANAは美男(美子)を憎しみに満ち
た目で睨みつけていた。


寸  評  主人公は美男(美子)というよりも廉ですね。麗子との葛藤や、
NANAと美男(美子)の板挟みの苦悩とか。美男(美子)は豚鼻と
か、ちょっと笑いを取る役を持っているので、どうしても盛り上げ役
のような感じがしてしまいます。そうなると、話の方向性が見えなく
なってしまうような気がします。美男(美子)が女であることは廉を
はじめ、柊や馬淵なども知っているので、その秘密に重みがないよう
な気がします。廉が麗子の子であることの方がショッキングでスキャ
ンダラスなイメージが強いのではないでしょうか。

執 筆 者 けん()

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2. 編集後記
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 最近自分の身長が縮んだのではないかと錯覚することがしばしばです。
4〜5年前くらいまでは自分は身長が高い方だと思ってました(176cm
です)。周りを見てもだいたい自分の方が背が高かったのです。ところが最近
は電車内など人だかりを見回すと自分より背の高い人があちこち目につきます。
若い世代がそうなのかというと、そういうわけでもなく、広い世代で自分より
背の高い人を見かけるのです。今までたまたま自分より背の低い人たちの中に
いただけなのか?確かに180cmを超える人は珍しくはない状況ですけれど、
ちょっと違和感を覚えています。(けん)

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