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タイトル:Daily Drama Express 2011/07/29 美男(イケメン)ですね (3)  2011/08/05


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2011/07/29 (Fri) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.金曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 金曜日の連続ドラマ
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タイトル 美男(イケメン)ですね
局  名 TBSテレビ系
放映日時 金曜22時00分
キャスト 桜庭美男(兄)/美子(妹)(瀧本美織)
 桂木廉 (玉森裕太)
 藤城柊 (藤ヶ谷太輔)
 本郷勇気(八乙女光)
 NANA(小嶋陽菜)
 出口  (六角精児)
 橋本  (山崎樹範)
 馬場  (清水 優)
 トオル (楽しんご)
 沢木弓子(能世あんな)
 RINA(片瀬那奈)
 桜庭シゲ子(井森美幸)
 馬淵始  (柳沢慎吾)
 安藤弘  (高嶋政伸)
 水沢麗子(萬田久子)
原作   韓国ドラマ「美男(イケメン)ですね」(韓国SBS)
脚本   高橋麻紀 ほか
主題歌  Kis-My-Ft2「Everybody Go」

あらすじ 第3話「切なすぎるキス…」

 母の死を聞いて美男(美子)(瀧本美織)は取り乱していた。ライ
ブ後には記者たちがインタビューで押し寄せてくることが想定された
が、廉(玉森裕太(Kis−My−Ft2))はとても対応できる精
神状態でないと考え、女装させて裏口から出させた。

 しかし運悪く芸能マスコミに見つかり、廉は女装した美男(美子)
と一緒にいるところを撮られてしまった。さらにまずいことに撮られ
た写真をアイドルタレントNANA(小嶋陽菜(AKB48))に見
られてしまった。NANAは以前から廉を狙っていたので、女性と一
緒の写真を見て、激しい憎しみを覚えずにはいられなかった。

 美男(美子)の母親が死んだことは、柊(藤ヶ谷太輔(Kis−
My−Ft2) )や勇気(八乙女光(Hey! Say! 
JUMP))にも廉から伝えられ、3人は合宿所で美男(美子)を励
ました。すっかり優しくなった廉に美男(美子)は思わず胸がキュン
としてしまい、戸惑いを覚えた。

 母が亡くなったことで、A.N.JELLに入って母に見てもらう
目的も潰えてしまった。少し気分が落ち着いたあと美男(美子)は、
これ以上迷惑はかけられないと、明日安藤(高嶋政伸)に女であるこ
とを正直に打ち明け、修道院に戻ることに決めた。

 ところが、安藤は美男(美子)のソロデビューを決めていて、すで
にスケジュールも埋めてしまっていた。困り果てた美男(美子)を見
て「これには莫大なマネーがかかっている。後戻りはできないぞ」と
安藤は発破をかけた。

「どうしよう、僕……」
 とまどう美男(美子)に廉は「お前自身はどうしたいんだ?」と突
き放したように言った。ソロのデビュー曲は廉の作曲したものになっ
ているという。「俺の曲を歌いたいのかどうか、自分で考えろ」。そ
う言って廉は出ていった。

 ところがしばらくして馬淵(柳沢慎吾)が美男(美子)が出ていっ
てしまったと青ざめた顔で廉のところにやって来た。廉は血相を変え
て飛び出した。

 ところが、美男(美子)は原宿の教会にお世話になった院長が来る
ので会いに行くだけだと言う。美男(美子)はロングヘアーのかつら
をしていた。廉は不機嫌そうな様子だが、どこかホッとしたような感
じで、教会まで美子を送り、2時間後にまた迎えに来ると言った。

 NANAはRINA(片瀬那奈)に近づき、自分は廉と付き合って
いると嘘を言って、写真の女のことを尋ねた。狼狽したRINAは美
男が女であることは絶対に隠してほしいと口を滑らせてしまった。

 NANAは写真のことをちらつかせて、廉を呼び出した。驚いた廉
はすぐやってきた。写真を返せという廉にNANAは「案外単純ね」
とせせら笑った。NANAは写真を持ってはいなかった。廉を呼び出
して、美男(美子)のことを聞き出そうとしたのだった。

 すっかり怒った廉はNANAの靴を片方取り上げてビル玄関の屋根
の上に投げつけて、さっさと行ってしまった。焦ったNANAは廉を
追いかけたが、つまずいて転び、肘をすりむき、鼻血を出してしまっ
た。そこにファンが群がって来たので、廉はやむなくNANAを介抱
してその場を逃げた。

 廉が絆創膏を買っている間の車中で、廉の携帯が鳴った。迎えに来
ないので美男(美子)が電話してきたのだった。「廉なら行かないわ
よ。あたしと一緒だから」。NANAは美男(美子)と知って不快感
を露わにして切ってしまった。一方NANAと一緒と知って美男(美
子)は激しく動揺してしまい、とにかく合宿所に帰ろうと考えた。

「どうしよう。原宿なんてわからない……」
 困った美男(美子)は柊に電話した。柊は笑って、電話でナビして
あげるからいろんな店をまわってみなよと勧めた。そう言いつつ、柊
自身も原宿に出て、美男(美子)の後をつけつつ、おいしいお店やお
しゃれなブティックへと促した。そして美男(美子)が注文するもの
に、こっそりサービスをつけるなど粋な計らいをした。

 美男(美子)が帰ると言うので、柊は美男(美子)の背後に近付き、
「ちょっと驚かせたいから最後に振り返って歩いてきてほしい」と頼
んだ。柊は美男(美子)が欲しがった靴を買っていて、それを手渡し
しようとしたのだった。しかしそこへ廉から電話が入り、美男(美子)
はそのまま先へ行ってしまった。

 すっかり楽しそうな美男(美子)を見て、廉は「もし女に戻りたい
なら俺から社長に話してやってもいい」と言いだした。しかし美男
(美子)は再び着替えて、美男に戻ってみせた。そして改めて聞いた。
「廉さんはなぜ私をA.N.JELLに受け入れてくれたんですか?」
「お前の声だ」
 出会ったときに美男(美子)の讃美歌の歌声は本物と廉は感じてい
た。
「……だったら私の声を廉さんの音楽に使ってほしい。私は廉さんの
役に立ちたいです」
「そうか、うまく歌えなかったらクビだぞ」
 廉はちょっとおどけた。

 そのころ、廉がNANAと交際しているというニュースがネットに
流れ、街中大騒ぎになっていた。NANAは廉の事務所にやってきて、
原宿から戻って来た廉に会い、この際だから付き合っているってこと
にしたらどうかしらと言ってきた。
「死んでもありえん。この嘘つき妖精女!」
 廉は吐き捨てるように言って、出ていった。

 恥をかかされたNANAはすぐさま廉にメールを打った。「美男が
女ってこと記者にばらすから」。苦悶の表情の廉は美男(美子)に近
寄り「お前は本当にA.N.JELLに残って、男と偽ったまま、俺
の曲を歌うんだな?」と詰め寄った。鬼のような形相に美男(美子)
はもちろんとうなずいた。
「わかった」
 そう言うと、廉はNANAに近寄り、いきなり抱きよせるとキスし
て見せた。NANAとのことを聞き出そうとして入り込んでいた芸能
マスコミが群がる。その喧騒を美男(美子)は茫然と見つめていた。
胸に鋭い痛みが走っていた。


寸  評  徐々に廉に惹かれていく自分を自覚していく中で、NANAとの
キスを見せられて、切なさいっぱいのストーリーでしたが、美男(美
子)以上に柊が切なく見えてしまいました。あれだけ周到に根回しし
ておいて、最後の最後で肩透かしされるというのはかなりのショック
と言うのが見ていてひしひしと伝わってきました。たぶんこの先も報
われず、廉と美子を祝福する立場になるのでしょうから、美男(美子)
の切なさが弱まってしまったように思えました。

執 筆 者 けん()

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2. 編集後記
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 アナログ放送が終わり、tvやテレ玉、千葉テレが見れなくなってしまいま
した。ネットで調べたところデジタル放送ではローカル局の放送は当該地域で
しか受信できないとのこと。正論ですが、tvkはラグビー中継などでよく視
聴していただけに残念です。(けん)

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