メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 11/07/28  2011/07/28


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Stock Mission
本日の相場総括・明日の展望

http://www.stock-mission.com/            2011年7月28日 発行
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□本日の結果
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07/27特別会員銘柄NT +14.29% 合計+14.29% 暴騰!
07/27一般会員銘柄ST +3.10% 合計+3.10%
07/26特別会員銘柄KB +5.00% 合計+11.00%
07/24一般会員銘柄RK +5.33% 合計+33.90% 暴騰!

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■本日の相場総括
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本日の日経平均は-145円の9,901円と大幅続落となりました。
米市場の大幅下落展開を背景に日経平均も売りが先行、10,000円の節目を割り込
みました。
後場にかけては先物の大口売りから下げ幅を拡大し、一時9,853円まで売られる
展開となりましたが、引けにかけては若干戻しました。

短期基調は上向きから下向きに転換、中期基調は横ばい継続となっております。
米債務上限引き上げ問題に進展が無いこと、6月耐久財受注が予想を下回り、ベ
ージュブックでは景気減速懸念が強まったことで、NYダウが1ヶ月ぶりの安値に
沈み、東京市場にも売りが波及しました。
節目の10,000円を割り込み、200日線、25日線も相次いで下回り、一時直近安値
の9,884円も下回る展開となりました。


□本日の先物動向
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先物の手口は、ニューエッジが1,732枚、Cスイスが1,250枚、メリルリンチが1,
027枚の売り越し、野村が1,856枚、ゴールドマンが1,602枚の買い越しとなりま
した。
TOPIXは、ニューエッジが1,068枚、JPモルガンが1,004枚の売り越し、BNP
パリバが1,548枚、MSMが1,334枚、野村が1,029枚の買い越しとなりました。

ニューエッジ、クレディスイスの売りが後場にかけての下げ幅拡大の要因となり
ました。
また野村、BNPパリバなど買い越しどころも裁定解消の動きであり、現物サイド
から売り込まれ、下げの要因となりました。
オプションでは10,250円、10,000円コールが大量に減少しており、ニューエッジ
は9,750円プットを増やすなど、下意識が強まったことが窺えます。


□本日の新興市場動向
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新興市場は2指数揃って下落となり、ジャスダック、マザーズともに大幅下落と
なりました。
一時押し目が拾われる動きもありましたが、日経平均の上値が重く、後場にかけ
て下げ幅拡大となったことが嫌気され、2指数ともに一段安の流れとなりました。
一部材料銘柄などが買われた以外は大きく売られる展開となり、資金流出が目立
つ格好となったことで、厳しい展開が続きそうです。
下げが落ち着いたところで、低位仕手性銘柄などへの物色が強まるか注視してい
きます。


□本日の個別銘柄動向
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東証1部の値下がり銘柄数は1,288に達し、規模別株価指数はすべて下落のほぼ全
面安諸商状となりました。
日経平均は一時200円弱下落する場面もあり、東証1部の値下がり銘柄も1,400に
まで膨らむ場面がありました。
外部環境の悪化を受け国際優良株を中心に売りが膨らみ、特に半導体関連の下げ
が目立ちました。
一方で上方修正を発表した日立建機、富士通ゼネラルが上昇し、テクニカルリバ
ウンドの格好で電力株が切り返す動きとなりました。

個別銘柄では、日産東京販売ホールディングス(8291)が好決算プラス短期資金
の集中を受け+15%弱の暴騰となりました。
またケイブ(3760)も続伸となり、高値で合計+11%まで上昇となりました。
ただ後場にかけて他の銘柄はほぼ壊滅状態となってしまいました。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は反発展開が想定されます。
昨日までの大幅下落の反動のテクニカルリバウンドが期待されますが、引き続き
債務上限問題の行方次第となりそうで、懸念が後退しない限り、短期的な戻りに
止まると想定されます。
欧州は売り先行の展開となっております。
ほぼ全面安となったアジア市場に連れる形で売りが先行、一時は下げ渋りを見せ
ましたが、ユーロ圏業況判断指数が予想を下回り下げ幅を再び拡大する動きとな
っております。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表は、エクソンモービル、タイコ・インターナショナル、インタ
ーナショナル・ペーパー、タイム・ワーナー・ケーブル、CMEグループ、レッ
グ・メイソン、スプリント・ネクステル、CMSエナジー、マグローヒル、スタ
ーバックス、エイボン・プロダクツ、テラダインなどが予定されております。

経済指標は、新規失業保険申請件数、6月中古住宅販売成約が予定されておりま
す。
予想は、新規失業保険申請件数が41.5万件(前回41.8万件)、
6月中古住宅販売成約が前月比-2.0%(5月+8.2%)となっております。
新規失業保険申請件数は若干の改善予想となっておりますが、悪化を見せるよう
だと、来週の雇用統計への警戒感が強まり、ネガティブになることが想定されま
す。


□その他海外注目材料
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ドル円は米債務交渉の難航を懸念したドル売り圧力が強い状況が続きそうです。
ユーロもギリシャへのデフォルトリスクへの懸念が売りを誘い、経済指標の悪化
も合わせて消去法的な円買いが継続しそうです。

要人関連では、ガイトナー米財務長官が下院金融委員会で証言を、ラッカー米リ
ッチモンド地区連銀総裁が講演を予定しております。


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■明日の展望
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明日は反発の展開が想定されます。
本日の大幅下落の反動の買戻しが入ると思われますが、上値が重く25日線に抑え
込まれるようだと、次第に戻り売りが意識される展開となりそうです。
明日は6月鉱工業生産が発表され、前月比+4.5%程度が予想されております。
5月実績は+6.2%と大幅な伸びとなり、5月に比べれば鈍化となりますが、改善が
続けば好感されると想定されます。
また明日は決算発表のピークとなり、前引け、場中での決算発表が多数予定され
ております。
個別では決算発表内容で明暗くっきりの動きとなっており、神経質な流れが想定
されます。


□テクニカル分析からの展望
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日経平均は大幅続落となり、昨日の十字足からマドをあけて下落する格好となり
ました。
25日線や200日線を割り込み、ボリンジャーバンドも中心線を割り込んだことか
ら、-1σに向けた調整への意識が強まりそうです。
何とかレンジ下限で下ヒゲを付けて踏み止まりましたが、さらに一段の下げの場
面ではレンジが切り下がってくる可能性が高くなっております。
一目均衡表では、転換線を割り込み、基準線での攻防となりました。
これがサポートなってくればなんとか売り一巡からのリバウンドに繋げることも
できそうです。
ただ週足では雲を下放れる格好となり、明日に10,080円回復できないと、ねじれ
と共に下放れる格好になる可能性が高まります。


□総括・今後の方針
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本日の大幅下落で過熱は一気に後退、押し目買いの好機と見ることもできますが、
サポートの200日線、25日線を一気に下回ったことはネガティブであり、早期反
発で回復できるかが鍵となりそうです。
このまま25日線に上値を抑えられるようなら、調整入りの可能性も濃厚になりま
すので、正念場と言えます。
個別も壊滅状態となり、ムードは一気に悪化しました。
すかさずの反発が見られなければ、さらに一段の下落が意識されますので、ここ
はキャッシュポジションを高め、様子を見る必要がありそうです。

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□本日のメルマガ銘柄
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本日はありません


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