メルマガ:仮想力線電磁気学
タイトル:仮想力線電磁気学  2011/07/20


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 ━┓→
 N┃→       仮想力線電磁気学
 ━┛→
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●反エコ(環境)ファッショ特集 【7】

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申し訳ないのですが、今回もまたまた自然科学の話題が少ない割り
込み記事です。
政府とマスゴミの亡国マシンガンが凄まじいので…。

ということで、今回もよろしくお願い申しあげます。

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-.原発事故など無くても潰されていた農業
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別に「肉牛」に限ったことではないのですが、福島の農家の人たち
が『原発事故のせいで農業が潰された』と言って東電や原発のこと
を恨んでいますね。
ですが、お気の毒ながら、たとえ原発事故など無くても、この方々
の農業は潰される運命にあったと思います。
なぜなら、菅=民主党政権は、TPP参加に拘(こだわ)っていた
からです。

いや、これは正確ではありませんね。
今も拘っています。
ですから、遅かれ早かれ、福島の農業は潰される運命にあったので
す。

要するに、菅=民主党政権では、日本の全てが破壊されてしまうと
いうことです。
マスゴミによる東電批判や原発批判は、この事実をマスキングする
ものです。(だから、「河野太郎を総理に」などと言うのです。)
そんなものに乗せられるのは、やはり愚かなことでしょう。


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-.原発事故処理部隊創設を訴えない不条理
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マスゴミも確かに菅=民主党政権を批判することがありますが、肝
心なところを追求はしていません。
やはり、巧妙に庇(かば)っているのです。

たとえば、菅が原発事故処理部隊の創設を訴えないことです。
「脱原発(依存)」に転換しなければならなくなったほど原発事故
が対応困難なものなのなら、原発事故処理を行う特殊部隊の創設は
絶対に必要なことのはずでしょう。
なのに、菅は、その必要性を国民に訴えない。
そして、マスゴミは、この点を追求しない。
これは、あまりにもおかしなことではありませんか?

ちはみに、菅が原発事故処理部隊創設を訴えないのは当然のことで
す。
なぜなら、そんなことをしたら、自分がやった(やらせた)事故処
理が生兵法にすぎなかったことを認めることになってしまうからで
す。
そうなれば、責任を問われることになってしまうでしょう。
だから、死ンデモ創設を訴えようとはしないのです。

つまり、菅が原発事故処理部隊創設を訴えないのは、実は、自分が
やった事故処理がまずかったことを証明することになってしまう態
度なのです。
この点に気付かなければなりません。


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-.菅流中華思想
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菅は(当初)、米国の協力を断りました。
このこと一つとっても、菅のやった事故処理が生兵法にすぎないも
のであることは明らかです。
原発事故調査・検討委員会は、そのことをごまかすための選民委員
会に決まっています。(どうせ。)

何しろ、菅は、非常に自惚れ強い男です。
『自分(のやったこと)に、落ち度などあるはずがない』という絶
対の信念があるわけです。
そのことは、14日の夜に東京都内の日本料理店で約20名ほどの民主
党国会議員相手にほざいたという以下のセリフからも明らかです。

 「福島第一原発事故を見てすごいことだと思った。工学部出身
  で原発問題について相当基礎知識も持っていたし、自分で研
  究を重ねた。」

つまり、俺の知らないことなどあるはずがない、俺以上にうまく事
故処理できた奴などいるわけがない…というわけです。

これは、身の程を全くわきまえていない、とんでもない自惚れでし
ょう。
変なプライド、虚栄心、自画自賛、自己陶酔のかたまり。
「無知の知」の正反対を行く、驕(おご)れる豚です。

これも、一種の中華思想ですね。
ただし、普通の民族的な中華思想ではなく、「俺だけが華。俺以外
は、みな能無し。」という中華思想です。
如何にもインテリ・サヨクらしい。
これぞ、まさしく、菅流中華思想!(笑)

とにかく、こんな客観性も自己批判精神も無い人物が事故処理など
やったら、しくじるのは当然のことでしょう。
たとえ真っ赤な革命的陰謀などが無くても。(笑)

ちなみに、マスゴミがやっている東電批判や原発批判は、こうした
事実をマスキングしてしまうものです。


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-.原子工学科の方々へのお願い
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「脱原発(依存)」で行くということは、一部の大学にある原子工
学科を潰してしまうということでしょうか?
潰してしまうまでは行かなくても、リストラぐらいは十分に考えら
れますよね。
はたして、菅は、どうするつもりなのでしょう?
菅には答える義務があるはずです。

義務といえば、もう一つありますね。
それは、菅が本当に原発通なのか、テストを受けることです。

原子工学科の試験問題、全部解けるはずですよね。
何しろ、「原発問題について相当基礎知識も持っていたし、自分で
研究を重ねた」と豪語したくらいなのですから。
解けないはずはないですよね。

原子工学科のみなさん!
どうか、菅に原子工学科の試験を受けさせてやって下さい。
そして、本当に原発通なのか、テストしてやって下さい。
それが、今、あなた方に一番求められていることです。
日本や日本国民のためにも、是非お願いします。

もっとも、これは、菅にとっては、かなりの「ストレステスト」に
なることでしょうけれどね。(笑)


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-.別件でハメる手口
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詐欺や盗みの常習犯だからということだけで、その人を殺人事件の
犯人と決めつけてしまっていいのでしょうか?
スピード違反の常習犯だということだけで、その人をひき逃げ事件
の犯人と断定してしまっていいのでしょうか?

それがいいのなら、アクセルペダルに不具合があったということだ
けで、制御系にも欠陥があると決めつけてしまってもいいはずです
よね。
実際、トヨタ(プリウス)は、これでやられました。
あの時は、米国のマスコミの多くや、議会までもが、トヨタをつる
し上げましたでしょう。
オバマは、これを抑制しようとはせず、むしろ自らの失政のガス抜
きに利用しようとしました。

これ、何かに似ていませんか?
プリウス→原発、トヨタ→東電、アクセルペダル不具合→地震で壊
れる論、制御系欠陥論→国会などで危険性が指摘されていた論、オ
バマ失政のガス抜き→菅失政のガス抜き…。
どうでしょう?

別件をネタにして有罪にするなど、法治国家のすることではありま
せん。
もちろん、科学的でもない。


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-.スターが誕生しない奇妙
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もし本当に、今回の事故を過去のデータをもとに予測し、東電にそ
の安全対策を再三要請していた学者がいたのなら、その学者は、マ
スゴミに引っ張りだこにされ、スターに祭り上げられていることで
しょう。
何しろ、マスゴミときたら、予測が当たれば、オカルト予言者やタ
コでもスターに祭り上げてしまうのですからね。
ですから、そんな学者が本当にいたのなら、スターが誕生していて
もいいはずなのです。
「福島第一原発事故を予言してた科学者」とかいって…。

でも、そんなスターは誕生していませんよね。
なぜでしょう?
それは、本当はいないからではありませんか?


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-.固有名詞を明かさない奇妙
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それでも、まだ、そういう学者がいたと言い張るのなら、どうして
その学者の名前や所属を明らかにしないのでしょう?
本当はいないからではありませんか?

それとも、知らないだけ?
でも、名も知らぬ人が言ったことになっていることを盲信するなど
というのは、軽率なことではありませんか?

それとも、固有名詞を明かすと、別件の事故の可能性を指摘してい
た学者であることがバレるからですか?
そうでないのなら、即刻、固有名詞を明かすべきです。


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-.誰も防災怠慢で責められない奇妙
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もしそのような学者がいたのなら、その学者は、原発事故につなが
るような大津波の発生を過去のデータから予測していたことになり
ますね。
ならば、どうして、東電だけでなく、大津波の被害が出た地方自治
体の首長たちの責任が問われないのでしょう?
該当する地方自治体の首長たちは、東電同様、この学者の警告を却
下した(そのせいで大きな被害が出た)ことになるはずでしょう。
なのに責任が問われないなんて、おかしいではありませんか。

地方自治体の首長たちだけではありません。
国土交通相や防災担当相(って言いましたっけ?)だって、防災怠
慢で責任が問われることになるはずです。
さらには、総理大臣も。(国の責任者なのですから。)

固有名詞も明かせぬ学者の存在をチラつかせて原発事故の責任を逃
れる(東電に押し付ける)ことが出来た気になっているつもりなの
かもしれませんが、そんなことをすると、今度は防災怠慢で責任を
問われることになってしまうのですよ。
つまり、どうやっても無駄な抵抗なのです。


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-.実際に存在した学者とは…
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彼らが言うような学者は、いません。
いたのは、以下の二種類だけです。

一つは、「生理的に原発が嫌い」派の学者です。
とにかく、原発が嫌い。
だから、危険性など原発の悪いところばかりを話題にする。
そして、想像力を目一杯働かせて、恐怖のシナリオを可能な限り創
作する。
だから、十分な科学的根拠(→説得力)は欠く。
もっとも、それはそれで良いことだと私は思います。
なぜなら、もしかしたら当たるかもしれないからです。
世の中、そういう人も必要なのですよ。
とはいえ、残念ながら、彼らは、今回の事故を予測してはいません
でした。
つまり、今回の事故は、彼らでも思いつくことが出来なかったシナ
リオ(メカニズム)の事故だったのです。
ですから、彼らを「反原発の祖」とすることは出来ても、「福島第
一原発事故を予言してた科学者」とすることは出来ないのです。
なるほど、スターは誕生しないわけです。
また、原発事故のことは警告しても、地方自治体や国土交通省に津
波被害の警告をすることはしなかったわけです。

さて、残るもう一つは、「地震で壊れる」派の学者です。
こちらには、「過去のデータ」があったのかもしれませんね。
でも、壊れたメカニズムが異なる以上、彼らもまた「福島第一原発
事故を予言してた科学者」とすることは出来ません。

もっとも、こんなことを言うと、「地震も津波も、原因は同じなの
だから、大差ないじゃないか」という反論があるかもしれません。
ですが、両者をゴッチャにするのは賢明ではありません。
これは、震源の位置の問題(陸か?海か?)だけではありません。
壊れた地核のズレ(すべり)が横(地表と水平の方向)だと津波は
発生しません。
また、縦(高さ方向)でも、ズレが生じたエリアが狭いと、それほ
ど大きな津波にはなりません。
今回の津波では、連動型だったために、ズレが生じたエリアが広大
なものとなり、そのせいで、あれだけバカでかい大津波になってし
まったのです。
というわけで、地震と津波をゴッチャにするのは賢明なことではな
いのです。

ついでに言うと、「地震で壊れる」派の主張のほとんどは、「直下
型の地震で壊れる」というものでした。
だから、原発と断層の位置関係ばかりが議論の対象になっていたの
です。
いずれにせよ、この種の学者たちもまた、「福島第一原発事故を予
言してた科学者」ではありません。

先ほども述べたように、たとえどんな奴であっても、別件をネタに
有罪と決めつけることは許されないのです。
それに、そんな手を使うのは、そんなことをやっている連中に何か
事情があるからです。
それも追求せずに共鳴するのは、政府やマスゴミの家畜でしかない
でしょう。


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-.被害者を泣き寝入りさせるための法では
  ない!
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どうも、「東電が一番悪い」説を支持したがる人たちは、原子力賠
償法のことを誤解しているように思いますね。
この法律は、決して(彼らが思っているような)、被害者を泣き寝
入りさせる(どこからも補償を受けられなくする)ための法ではあ
りません。
事故の原因が自然災害の場合、電力会社ではなく、国が賠償するこ
とを義務づけた法です。
それがわかれば、「東電が一番悪い」説を狂信したり、別件をネタ
に東電を叩いたりする必要は無いことに気付くはずです。

では、なぜ、菅=民主党政権は、原子力賠償法をないがしろにする
ようなことをするのか?
それは、要するに、自分たちが責任をとりたくないからです。
賠償しなければならないということは、責任もあるということでし
ょう。
そうなれば、菅=民主党政権は、総辞職しなければならなくなる。
それがイヤだから、いろんな騙しをやっているのです。

そんなものに乗せられるのは、愚かなことでしょう。


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-.情報貧民国ニッポン
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日本のマスコミは、そのほとんどが「東電が一番悪い」と報じてい
ますが、海外のマスコミ(⊃マスゴミ)は、そのほとんどが「日本
国政府に(一番の)落ち度がある」という主旨の報じ方をしていま
す。
NHK・BS1で放送される世界のニュースでも、そうです。
それが普通でしょう。

ところが、日本では「東電が一番悪い」となってしまう。
そのトリックの一つが、「日本国政府」を「日本」とすり替えると
いうものです。
たとえば、「日本国政府は津波の被害を過小評価していた」という
のも、日本のマスゴミの手に掛かると「日本は津波の被害を過小評
価していた」になってしまうのです。
これでは、「やっぱり、東電が一番悪いんだ!」という解釈が成り
立ってしまうでしょう。
実際、日本のマスゴミは、それを意図しているのです。

日本国民は、歪曲の無い十分な情報を与えられていないのです。
日本は情報貧民国なのです。
中国や北朝鮮のことは、決して笑えないのです。
ですから、マスゴミのタレ流す情報を真に受けるのは、愚かなこと
なのです。

また、「自分は違う。選り分ける能力がある。」などと思うのも、
マスゴミの思う壺です。
常に疑ってかかるぐらいの『人の悪さ』が必要なのです。
何しろ、全く信用できない連中なのですから。

そうそう、一つ言うのを忘れていました。
先ほどNHK・BS1の世界のニュースの話をしましたが、私が見
た中で唯一「東電が悪い」的な報道をしていたのは、オーストラリ
アABCでした。
オーストラリアは、原発の燃料となるウランの輸出国です。
だから、日本に脱原発されると困るわけです。
となれば、日本国政府のせいにはしないでしょう。
ウラン採掘の際の被爆を理由に脱原発を訴えている人がいるようで
すが、こうした実態がわかっているのか?
それに、職業病は、どんな職業にも付き物です。
さらに、日本のような、まだモラルのある国がかかわった方が、被
爆を最小限に抑えられるのではありませんか?
それとも、中国とかに任せた方が良いというのでしょうか?


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-.エコ贔屓で成り上がる学者もいる
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さて、ここからは、脱原発論者からの反論に対する反論です。

まずは、「学者は政治権力により押さえつけられてきた。だから、
言いたいことも言えなかったのだ。なのに、それを無能だの怠慢だ
のとは何事だ?」という類の反論について。

確かに、政治権力により押さえつけられていた学者がいることは事
実です。
ですが、その一方で、政治権力のおかげで勝利できた学者もいるの
です。
そんな連中まで庇うおつもりですか?

それに、学者は保護者を必要とする子供ではありません。
大人です。
従って、自分のとった言動や態度については、責任をとらなくては
ならないのです。

そもそも、権力というものは、それに従う者がいることで、実在性
あるものとなるのです。
従う者がいなければ、それは力たりえないのです。
従う者にも責任はあるのです。


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-.NIEをご存じか?
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次は、「マスコミへの支持は低下している。従って、学者を庇うエ
コ贔屓など、気にする必要はない」という反論。

確かに、昭和の時代に比べると、新聞等の影響力は弱まっているの
かもしれません。
ですが、それでも、決して、その影響が無視できるほど弱まってい
るわけではありません。

それに、今年度からは、新聞が学校での正式な教材として認められ
るようになったそうではありませんか。
これでは、学校で洗脳されてしまうでしょう。

もしかしたら、この反論をしてきた方は、保守系の人なのかもしれ
ません。
しかし、そうした甘さこそが敵につけ込まれるスキとなっているの
だと言ってやりたいところです。


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-.京都議定書という時限爆弾をご存じか?
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お次は、「原発無しでも電力は足りる」という主張。

確かに、マスゴミは、自家発電の電力は原発のそれを上回るという
話をしています。
ですが、日本の場合は、それに甘んじるわけにはいかないのです。
なぜなら、京都議定書という時限爆弾があるからです。
自家発電の多くはカーボン系で、計算上のCO2は確実に増えるこ
とになるのです。(実際はどうであれ、そういう計算法になってい
るのですから。)
ですから、ペナルティーの対象になってしまう恐れがあるのです。
それでいいのでしょうか?

もちろん、これは、脱原発派の人たちが悪いのではありません。
ですが、政治家どもが京都議定書脱退を決意しない以上、これは避
けられないことなのです。
非難するのなら、私をではなく、政治家どもをして下さいな。

「尖閣とかのガス田開発をすれば、原発など不要だ!」と言いたが
っている方も同様です。
私は政治家ではないので、そう言われても、ガス田開発を推進させ
ることはできません。


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-.原発の本来の目的を思い出すべき
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お次は、「原発は、本当は低コストではない」という反論。

今後開発されるであろう如何なる代替も、低コストなものになる見
込みのあるものはありません。
それに、原発の本来の目的は「低コスト」ではありません。
むろん、CO2削減でもない。
石油消費をゼロにすることですらない。

多くの人が、原発の本来の目的を忘れてしまっているようです。
それは、石油などを出来るだけエネルギー以外のことに利用できる
ようにするためです。(主に原料としての利用。)
つまり、石油などのエネルギーへの利用を減らすのが目的だったの
です。

地球温暖化説ブームのせいで、日本人は原発の本来の目的をすっか
り忘れてしまったようです。


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-.輸入依存におけるリスクは減らせる
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お次は、「原発の燃料であるウランも輸入に頼るのだから、輸入の
問題は無くせない」という反論。

確かに。
ですが、輸入におけるリスクは減らせるはずです。
相対的に治安や政情が安定している国が多いようですから。

それに、ウランは石油などのように頻繁に輸入しなければならない
ものではありません。
ですから、リスクを減らすことは出来るはずです。

絶対とか完全と言えるものしか認めないのでは、何も無くなってし
まうのではありませんか?


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-.逃げる暇はある
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お次は、「子供は放射能に弱いと言われている。だから、交通事故
と同じなのだ」という反論。

ですが、原発事故の場合は、逃げる時間的余裕というものがあるの
ではありませんか?
対して、交通事故の場合は、そんな暇は全く無い場合がほとんどで
す。
ちなみに、子供の被爆(逃げ遅れ)は、菅=民主党政権の怠慢もし
くは無能のせいです。

それに、子供が放射能に弱いといっても、それはあくまでも相対的
なことです。
決して「子供は、ちょっとでも放射能を浴びるとやられてしまう」
ということではないはずです。
大人よりは基準は低くなるでしょうが、それでも、ある値を越えな
ければ問題は無いというのが定説のはずです。

そもそも、放射能は、そんなに珍しいものではありません。
微弱なものではありますが、常時、宇宙から降り注いでいるものな
のです。
つまり、人間は、遠い祖先の代から、ずっと、(微弱な)放射能を
浴び続けてきたのです。

余談ですが、ある種のものは、太陽活動(太陽地場)の変動の影響
を受ける…と考えられます。
つまり、かなり多くなることもあり得るということです。
とにかく、珍しいものではない以上、いたずらに恐れるのは賢明な
ことではないのです。

それに、放射能にはやたらと神経質になるのに、子供にケータイと
かを持たせるというのは、全く解せないことです。
放射線の中には、電磁波であるものもあるのですから。(γ線やX
線など。)

強・多な放射能が有害なことはわかっていますが、弱・少の放射能
の影響については、まだよくわかっていないところがあります。
中にはプラスの効果を唱えている人もいるほどです。
もしかしたら、生命の誕生や、(「大」は無理としても「小」ぐら
いなら)進化にも、関係したかもしれない。
微弱・微少な放射能までいたずらに恐れるのは、考え物です。

話がどんどん逸れますが、私はガン細胞とは節度(を保つ機能)を
失った細胞だと考えております。
多細胞生物では、節度を失った細胞があると、それは他の細胞を淘
汰してしまいますからね。(その結果、死に到る。)
腫瘍が膨らんでいるのも、細胞の増殖能力等が異常に高いことが関
係している場合があるのではありませんか?

そういえば、チェルノブイリではミミズとかが巨大化したという噂
がありませんでしたか?
生物や細胞によってはプラスになるケースもあるのかもしれません
よ。

話が仮説の方にずれてしまいました。
事実の方に戻しましょう。

チェルノブイリやヒロシマ・ナガサキは、福島とは比較にならない
ほど放射能が強・多だったはずです。
避難もしなければ、除染もろくにしなかったのではありませんか?
そういう所や時代と一緒にするのは考え物です。

そういえば、チェルノブイリの放射能が強・多になってしまった原
因の一つに、雲の種まきがある…という説があるそうです。
雨雲は放射能を大量に運んできます。
それを防ぐために、人工的に雨を降らせて、放射能を落としてしま
ったというのです。
そのおかげで、モスクワなどは救われたものの、チェルノブイリの
あたりとかは大変なことになってしまった…と。
ロシア政府はこのことを認めていないそうでが、証言はあるそうで
す。
ならば、そんな地域と一緒にするのは愚かなことでしょう。

強さや量の違いのことを無視するのは、科学的ではありません。


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-.現実を無視されては困る
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お次は、「九州電力のやらせメールに同情するなど、けしからん。
やましい(うしろめたい)ところが無いのなら、正々堂々とやれば
良かったではないか。そうすれば、マスコミも味方についてくれた
はずだ。」という反論。

まず、私は、はじめの部分で「良くないことです」と断っているの
ですがね。
それに「正々堂々とやれば良かった」などというのは、あまりに現
実を無視した理想論です。

正々堂々とやっても勝ち目がないほど、多くの国民が政府やマスゴ
ミに洗脳されているから、困っているのではありませんか。
正論を受け付けたがらず、根拠の無い恐怖を好む人の方が、圧倒的
多数というのが現実です。

また、マスゴミの多くも反(脱)原発になっています。
ですから、もし負けたら、それをまた反(脱)原発煽りに利用する
はずです。
そうしたことを考えると、同情もできるのではありませんか?
「マスコミも味方についたはずだ」などというのは、あまりに実態
を無視したキレイゴト論にすぎません。

それに、あの説明会では、九州電力の関係者でも投稿できたのです
から、当然、反原発サヨクや自然エネルギー利権屋の組織票も入る
可能性が考えられたはずです。
しかも、この者たちの所行は問題視されない。
となれば、焦るのは当然のことでしょう。
たとえ「うしろめたいところ」が無くても。

そもそも、投稿してきた者がどういう者かわからない(住民以外の
者でも投稿できてしまう)投稿を住民の声としてしまうことに問題
があったのではありませんか?
まず責められるべきは、九電ではなく、そんな説明会を開いた者た
ちでしょう。

それに、国の説明に問題が無いのなら、「やらせ」の実害はないは
ずです。
むしろ、問題の無い説明を受け入れない側に問題がある。

それとも、国の説明には問題があったのでしょうか?
ならば、まず責められるべきは、そんな説明をした国でしょう。
なぜ国のことは責めないのですか?

やはり、公平さに欠けると言わざるを得ません。


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-.今慌てしなくても脱原発は必ず実現する
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ちなみに、もう何度も言っていることですが(何度言えばわかって
くれるのでしょう?)、私は原発推進派ではありません。
実態や状況を見ながら判断する慎重派です。
一方、菅は「原子力53%」を推進していたのです。
ならば、脱原発派の人たちは、まず、菅の退陣要求をするデモ行進
でもすべきでしょう。

一つ大事なことを忘れてはいやしませんか?
それは、今慌てしなくても脱原発は必ず実現するということです。
原発(正確には「核分裂発」ですかね。)を最終エネルギーと考え
ている人はいないはずです。

それとも、核融合に対しても「脱」するのですか?
それなら、日本に未来は無いですよ。
なぜなら、カーボン系は、どれもいずれは枯渇するからです。


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-.恐怖は逃げると永遠に克服できない
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私は、今回の事故は、原子力船「むつ」からの撤退が原因の一つに
なっていると考えています。
あれで、日本の原子力技術開発の道は閉ざされたと言えます。(∴
米国からの技術輸入に頼らざるを得なくなった。)
こういうことまで米国の陰謀のせいにしてはいけません。
これは、戦後ニッポンの核アレルギーが原因なのですから。

「怖いから」と言って逃げていると、いつまで経っても、それをも
のにする(克服する)ことはできません。
なぜ人類は多くの伝染病を克服できたのか?
それは、単に医療技術の進歩があったからだけはでなく、伝染病の
恐怖に立ち向かっていった人たちがいたからです。
彼らの中には、そのせいで犠牲になった者もいるのです。
そうした人たちの勇気と犠牲があったことを忘れてもらっては困り
ます。

恐怖から逃げていたのでは、いつまで経っても、恐怖の餌食になる
だけです。
言っておきますが、中国やロシア、さらには北朝鮮などは、原発推
進路線を維持しているのですよ。
日本がやめても、恐怖は無くなりはしないのです。

となれば、むしろ、恐怖に立ち向かっていく方が利口でしょう。
恐怖にビビっていては、自転車に乗れるようになることも、泳げる
ようになることもできないはずです。

安全性の高い技術の開発のためには、恐怖から逃げてはいけないの
です。
それに立ち向かっていかないと。

私は、日本には恐怖を克服できる技術を開発できる潜在能力がある
と信じています。
ただし、「むつ」で見られたような核アレルギーが邪魔しなければ
の話ですが…。

それに、日本が優れた安全技術を開発することは、原発の乱開発を
抑制することにも役立つのです。
つまり、「日本のように優れた安全技術を採用しない国は、原発は
許されない」といったような国際的な規制が可能になってくるので
す。
そうなる方が人類のためになるのではありませんか?

それに、恐怖に立ち向かってこそ、原子力の難しさもわかるという
ものです。
それは、軽薄な推進論のブレーキになるでしょう。
ところが、ニッポンは「むつ」から逃げてしまった。
だから、難しさを忘れ、軽薄な推進論が力を得てしまった…とも言
えるのです。
ちなみに、この軽薄さが、地球温暖化説や京都議定書の受け入れに
つながったことは明らかです。

こうしてみると、「むつ」からの撤退が、多くの災いのもとになっ
ていることがわかるでしょう。
やはり、恐怖から逃げる者は、いずれは淘汰される運命にあるので
す。
恐怖から安易に逃げるのは、決して賢明なことではないのです。
それは、悪く言えば、怠け者という評価にもなり得ることなのです
から。

そこまでいかなくても、それが「諦め」であることは確かです。
「なでしこJAPAN」に「諦めない」ことの重要性を教えられたので
あれば、原発に対する考え方を改めるべきではありませんか?


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-.経産省や国交省はとことん庇うマスゴミ
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マスゴミや脱原発派の人たちを見ていて非常に奇妙に思えてならな
いのは、経済産業省や国土交通省のことを批判しようとしないこと
です。

まず経済産業省ですが、同省は原発推進の枢軸なのですよ。
原子力安全・保安院が分離させられることになったのも、そのせい
です。
なのに、なぜ、経済産業省のことは批判しないのですか?

余談ですが、経済産業省の前身の通産省は、迷惑メールを合法化し
た省です。
その血を引いているのが、経済産業省なのですよ。

呆れるのは、マスゴミです。
今回の事故でも、経済産業省のことを、被害者に思わせるようなイ
メージ操作をやっています。
東電とベッタリだったというのですが、まるで東電が経済産業省を
誘惑したみたいな報じ方をしています。
実際には、経済産業省の方がタカっていたにもかかわらず。

そう、マスゴミは経済産業省の味方なのです。
経済産業省のためなら、どんな騙しだってやる。
それが、マスゴミの実態なのです。

次に、国土交通省。
津波の被害を防ぐ対策を怠りました。
なのに、マスゴミは、何の責任追及もしません。
これは、おかしい。

これ、JR西日本・福知山線脱線事故の時と全く同じですね。
国土交通省には監督不行き届きという責任があったのに、ほとんど
全くと言っていいほど、何の責任追求もせず、ひたすらJR西日本
ばかりを叩いていました。
この時は、国土交通相が非自民の公明でしたから、そのせいで追求
しないのかと思いましたが、違ったようです。
もともと、マスゴミには国土交通省を庇う傾向があったわけです。
やはり、権力の犬です。


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-.マスゴミの正体はコピペ屋
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もっとも、ほんの一時期だけ、それも一部のですが、マスゴミは国
土交通省のスキャンダルを報じたことがありました。
無駄遣いについてです。
なぜか?

実は、この頃は、観光庁創設の動きがあった時期なのです。
権力側が新しい役所を創る際、それを正当化するために、旧体制の
スキャンダルを流すことがよくあるのです。
つまり、この情報は、権力側が流したものだったのです。

これは、マスゴミが追求取材していない実態を示すものです。
つまり、マスゴミがたれ流す情報には、自分たちで追求取材して得
られたわけではない情報が多く含まれているわけですよ。

そう、マスゴミは、実は、ただのコピペ屋だったのです。
どこかが発表したりリークしたりした情報を、ただ受け売りしてい
るだけの連中なのです。
まったく、とんでもない怠け者です。

こうした実態を知ってしまえば、マスゴミが展開する東電批判や原
発批判の実態も見えてくるのではありませんか?
つまり、あれらの多くは、菅=民主党政権側が発表したりリークし
たりした(すなわち、権力側に都合のいい)ガセネタである可能性
が大なのです。
そんなものを盲信するのは、あまりにおめでたいことではありませ
んか?


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-.高価低質エネルギーの押し売り推進法案
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再生可能エネルギー買い取り法案成立につながってしまうという意
味でも、脱原発支持は愚かな選択肢です。
この法案は、金はあるがモラルは無い連中を潤わせることになる法
案です。
なぜなら、この法案成立により再生可能エネルギー事業に参入して
くる連中は、質の悪い再生可能エネルギーを、自分で使わず、人に
押し売りすることになるからです。
自分で使わない(売るのが目的だ)から「買い取り」が重要になっ
てくるのですよ。

なぜメガソーラー(や大型風車群)が人気なのか?、わかります?
それは、自分の所で使わなくてすむからです。
彼らのいる都会や住宅街(特に高級住宅街)や工業地帯とかには建
設できないでしょう。
できるのは、北海道(←私の故郷&潜伏地)のような田舎です。
そういう所に質の悪い電気を押し売りして儲けられるわけです。
また、宣伝にもなる。
こんな悪徳商法につながる法案の成立を許していいのですか?

ちなみに、これは、電力需要の多い所には、得られた電気が(ほと
んど)供給されないということです。
ですから、今の東京とかの電力不足の解消には全然つながらないの
です。
それどころか、悪徳業者は、儲けが増えた分、東京とかでの電力消
費を増やしてしまうでしょうから、むしろ、逆効果ですらあるので
す。
一方、北海道などの田舎では、自然破壊と地域経済破壊や生活破壊
を促すことになる。
こんな社会的には全く無益有害な人間活動を促進することになる法
案の成立を許していいのですか?

本当に再生可能エネルギーが有効で、なおかつ、必要なら、「買い
取り」の効果などに期待したりはせずに、国自らが施設の建設に乗
り出すはずです。
何しろ、原発の国営化を提唱するような政権なのですから。

要するに、菅は、その種の悪徳業者と癒着しているのです。
だから、原発の再稼働を妨害しているのです。
何しろ、一番の障害になるものですからね。
「安全のため」などというのは、真っ赤な嘘です。
本当に安全を考えているのなら、今回述べたように、原発事故処理
部隊の創設を提唱しているはずです。

こういうことがわかれば、脱原発支持が如何に愚かなことか、わか
るはずです。

            * * *

割り込み記事ばかりで、すみません。
しかも、今回は激長でしたね。
何しろ、菅=民主党政権とマスゴミが亡国マシンガンなので…。

次回は、今回する予定だった話をしたいと思います。
では。


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