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===================================================== 発行部数 40 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2011/06/11 (Sat) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.土曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 土曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル 高校生レストラン 局 名 日本テレビ系 放映日時 土曜21時00分 キャスト 村木 新吾（松岡 昌宏） 吉崎 文香（板谷 由夏） 岩瀬 厚一（平田 満） 佐藤 圭作（河西 健司） 坂本 陽介（神木隆之介） 米本 真衣（川島 海荷） 岸野 宏 （伊藤 英明） 戸倉 正也（金田 明夫） 都甲 仁美（柴本 幸） 村木 遥 （吹石 一恵） 村木 定俊（原田芳雄） 脚 本 秦建日子 他 主題歌 サンボマスター「希望の道」 あらすじ 第６話「レシピｖｓ母親の味」 生徒たちの熱心に取り組む姿勢に新吾（松岡昌宏）の指導も熱のこ もったものになった。この日真衣（川島海荷）がみそ汁の味見を頼ん できた。 「あーっこれじゃ駄目だな、味が濃すぎるんだ」 みそ汁は主菜の食欲増進のための引き立て役、教えた通りに作れと 新吾はたしなめた。真衣はショックだったのか無言のままだったが、 新吾は気にも留めなかった。さらに新吾はホールと厨房のスタッフの 配置換えを指示した。生徒に平等に機会を与えたいというのが新吾の 考えだったが、生徒たちは急な話で動揺が広がった。 町の名士で、高校生レストランの立ち上げに協力していた星野（西 村雅彦）が役場にやって来た。娘が高校生レストランの厨房担当だっ たのが、ホールに回されると聞いて不快感を持ったのだ。 「レストランは料理を学ぶ場だと聞いていたのに、ウェイトレスをさ せるとはどういうことだ？」 「それは、あのレストランは教育の場でもあるので、いろいろなこと を学ぶ必要があると思うんです」 岸野（伊藤英明）は理解を求めた。 「いろいろ力を貸してきたのに、とんだ無駄骨だったな」 星野は席を立った。岸野はとにかく一度レストランを見に来てくれ と頼んだが、星野は聞く耳を持たなかった。 新吾は細かいレシピを作り始めた。厨房に入る生徒でも質を落とさ ずに作れるようにするための配慮だった。次の日から真衣が連絡なし に欠席した。生徒たちは厨房を外されたことにショックを受けたんじ ゃないかと思ったが、新吾は気に留めなかった。 しかしその日の活動終了後、部長が来て、部員たちが動揺して自信 をなくしている、もっと１人１人の気持ちを聞いてほしいと訴えた。 それでも新吾は「お前たちならできる、自信を持て」というだけだっ た。とはいうものの、新吾も多少不安を覚えた。いい教師とは何だろ う？だが、本当に料理が好きなら戻ってくるはずと新吾は言い聞かせ た。 真衣は学校には来ていたので、部員たちは声をかけて連れ戻そうと した。しかし真衣は何も言わず、部活にも出ようとしなかった。 岸野は野菜の即売所を立ち上げようとして、町内の農家を回って協 力を依頼したが、星野の手が回っていて、ことごとく断られてしまっ た。 生徒たちは慣れない役割をこなそうと必死だったが、余裕がなくバ タバタしてしまった。注文を受けてから８分以内に料理を出さなくて はならないのに、１０分を超えても出せない。そんな状況にさすがの 新吾も配置転換が間違いだったのかもしれないと弱気になった。新吾 はやむにやまれず吉崎（板谷由夏）に相談した。すると吉崎はこれは いいきっかけになるはずだから、迷うことはないと言った。吉崎は教 育的観点からすれば配置換えは間違いではないと考えていた。 新吾は自分が料理のことばかり考えて、生徒１人１人の気持ちを考 えていないことをようやく自覚した。翌日、真衣を見つけると、必ず 高校生レストランに来るように、と言った。 放課後、真衣がやって来た。新吾は「みそ汁を作るように」と指示 した。いや、作ってほしいと新吾はお願いするような口調だった。真 衣は言われた通り作った。出来上がったみそ汁を一口飲んで、新吾は 言った。 「謝らせてほしい。これは、お前にしか出せない味だ」 真衣のみそ汁は母親譲りの郷土の味だった。真衣は母親を亡くして いたが、このみそ汁を飲むと、母親ことを鮮明に思い出すのだと言う。 新吾は真衣の味をベースにしたみそ汁を作り、メニューに加えること にした。少し味は濃いけれど、それがこの町の味噌の味だった。 「そもそも味に正解はないんだ。俺も一つ勉強させてもらった」 真衣は泣いていた。こうして真衣は復帰した。 配置換えによるスタッフ構成によるレストランがスタートした。岸 野に懇願されていた星野が店にやって来た。スタッフとして活き活き と働く娘の姿を見て、星野も考えを改め、新吾に感謝した。生徒たち の不安もなくなり、連携もうまくいっている。今日も高校生レストラ ンは活況を呈している。新吾の充実感もひとしおだった。 寸 評 着々とメニューも増えて、レストランらしくなってきたというと ころでしょうか。ところでストーリーの中で随所にみられる、料理人 か、教育者かという葛藤をもう少し前面に出してもいいのではないの かなと思いました。生徒たちは就職のための見習いという位置づけで いるようですし、学校側は教育の一環と思っている。それなりの板挟 みがあると思うのでこの主題を膨らませていくと面白くなっていくの ではないでしょうか。 執 筆 者 けん() ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- 新しく買ったブルーレイレコーダーはｐａｎａｓｏｎｉｃのＤｉｇａです。 各社のカタログを見て、Ｄｉｇａに１．３倍速再生があるので決めました。説 明では１．３倍速が普通に聞き取れる限界という話だったので。実際見てみる と、たしかにその通りで、１．５倍速だと部分的には聞き取れないだろうなと 思いました。私は平日に録りためたのを週末に見ているので、重宝しています。 （けん） ====================================================================== 発行元：ドラマ研究会 e-mail：info@j-drama.tv url ：http://www.j-drama.tv/ ＩＤ ：MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 （http://www.mailux.com/) ====================================================================== |