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タイトル:憂国通信  2011/06/11


予言者続出!?6月中にM8クラスの最大余震が起こる可能性 あなたの地震対策は?

  
巷間で噂「6月11日にM8強の大地震が起こる」可能性 :2011-05-06
http://blog.goo.ne.jp/warabidaniyuukoku/e/bed527c36051845535a48371699f1673

これは恥ずかしながら本ブログの記事である。別に地震の予言をしたわけではない。

ただ、巨大地震が発生した場合、数ヶ月後から数年後にかけて大きな余震が起こる可能性が高いことは、科学的に実証されている。
特に日本人は鶏並みに忘れやすい民族なので、地震に対する警戒感を怠らないよう注意を喚起するのが、上記記事の趣旨だった。
そして、今回も同様である。

噂されてる6月の大地震日
http://matome.naver.jp/odai/2130649901931334601

このサイトでは上記の本ブログ記事が取り上げられている。以下はそのコメント。

≪そうだよね、、、実際移動できるのって現実があるから厳しいよな。6月はね19日あたりの星の配置が厳しいんじゃないかな、、、と。それに大地震の大きな余震は3ヶ月後に来るって昔のデータであるみたいだし… 不思議な母も何か言うております 気のせいで済みたい≫

≪近所に「自分は未来が分かる」というちょっと困ったオバチャンが居て、「6月6日〜9日に絶対に東海地方に大地震が来るわよ」って言ってたけど、それ週刊誌に書いてあった…。≫

≪う〜ん。微妙ですが、自分の意見なのですが5月中か6月中にもう関東(千葉県)で大地震が来そうな感覚です。推定規模M6以上で震度が大きい様です・・・最重要視している場所が千葉県東方沖です!自然さんもそう訴えている様に聞こえます。「もう関東も時間の余裕がない!」ってね。≫

≪5月は3月4月に比べれば平穏な気がするからこのまま行くといいけど、個人的に怖いのは6月…6月半ば…過去にあった宮城の大地震は二回とも6月半ばであった≫

≪そういえばこの間、5月28日と6月13日に大地震が起きる!! …らしい、という話をコリンママから聞いたのを思い出した。≫

≪TL上に何人かの地震予知者のツイートがRTされててみんなそれぞれ違う日予測して外れてたのに最近口を揃えて5月末〜6月初旬に大地震がくるとか言っててあらやだ怖い(・_・)≫

≪6月26日に熊本で大地震があるっていう予言があるらしかけど、本当なら熊本県にぎゃん近いうちは危ない!≫

≪照さんは6月は警戒、小林あさおさんは昨日から大地震警報だしてる(´Д`)うーん、予知できたり体感できる人みんなの意見て、だいたい一致してるなぁ…。東京震源なのかな≫

≪なんか知り合いのお子さんが余地能力みたいなのあるらしく、3月11日の大地震と、4月7日の余震当てたこがいるんです。その子が今度は6月に地震が来るっていったらしくて…≫

(^^;)もう、過ぎてしまった予言もあるが…。それにしても、巷間の地震の噂なんてこんなものですかね?
「6月中に地震がありそうだ」と思っている連中も多い。熊本で起こるという予言は結構流布しているようだ。

ジュセリーノ・ダ・ルース
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%82%BB%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%8E%E3%83%BB%E3%83%80%E3%83%BB%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%B9

一時予言者として話題に上ったジュセリーノ氏も6月26日に熊本県でM6.8の地震が起こることを予言している。

(T_T)尤も、最近ジョセリーノ氏の調子は今ひとつだが…。

地震起こりやすい首都圏 最大余震10ヶ月以上後も
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1304568192/

「予言」はともかく、「備え」として3カ月後というのは一つの区切りである。地震対策を再確認するにはいい機会だろう。

東京を襲う「最大余震」タイムリミットが迫った(日刊ゲンダイ) 東京湾大津波はあるのか 
http://www.asyura2.com/11/jisin17/msg/380.html

東京湾は湖のような形状のため、外海に接する海域が少ない。したがって、大津波は発生しにくい地形なのだが、東日本大震災では1.2メートルの津波を観測した。
最大余震が関東地方で起これば、3メートル以上の津波が発生する可能性が考えられる。
大震災では10メートル以上の津波が押し寄せたので、3メートルは大したことはなさそうな高さだが、実際にその規模で発生すれば東京湾岸地域の都市機能は壊滅する。その被害は東日本大震災の直接被害(原発事故を除く)を遙かに上回ってしまうだろう。

スマトラは3ヶ月後にM8・6 関東大震災は2ヶ月前に茨城沖で300回の前震 つまり東京で5〜6月に・・・
http://logsoku.com/thread/hatsukari.2ch.net/news/1304572112/

最大余震がどこで起こるかと言えば、実際の余震発生率を考えると、やはり熊本よりは関東の方が可能性が高そうだ。

東日本大震災で何が不足したかくらいはまだ覚えているだろう。ずぼらなあなたも、せめてマイカーのガソリンを満タンにしておくくらいの備えはしておいた方が良い。


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産経新聞が必死に原発擁護しなければならない悲しい事情

  

日本中「反原発」一色に染まるなか、サンケイさんの孤軍奮闘ぶりが目立つようになった。
もともとニッチ狙いの傾向が強いメディアなので、今回もその口か?

(元記事)ドイツの脱原発 実態知らずの礼賛は禁物 (産経新聞 “主張”)[11/06/08]
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/news5plus/1307490809/-100

≪ドイツの脱原発が決定的になった。6日の政府閣議で正式合意に達したためである。
同国内にある17基の原発は2022年までに全廃される。
福島第1原子力発電所事故を契機に、世界で急速に高まった反原発世論に押された結果のエネルギー政策の大転換だ。≫

ドイツが脱原発で騒いでいるのは、EU内でのエネルギー利権がらみである。

脱原発派が推奨する「自然エネルギー」にしたところで、所詮はハコモノで、利権体質は原発推進と代わり映えしない。
自然エネルギーのとりえは、無駄金を使って失敗しても二次被害が少ないのと、放射能汚染の心配がないので撤去費用が嵩まないことくらいか?

≪日本国内にもこの方向転換を評価する声がある。
だが、手放しの脱原発礼賛は禁物だ。ドイツ経済や国民生活などへの影響を慎重に見極めたい。≫

見極めるまでには数年の歳月が必要だ。それまでは「脱原発をするな」と言っているのである。

≪環境先進国を自負するドイツの国内でさえ、産業界から憂慮と懸念の声が上がっている。
産業用の電気料金は既に高くなっており、脱原発でさらなる高騰が避けられないからである。同国の産業競争力の低下は欧州連合(EU)全体の景気低迷を招きかねない。≫

CO2の縛りがなければ、火力発電でどうということはない。

≪原子力発電の特長は、安い電気を安定的に生産・供給する力があることだ。≫

(T_T)ちっとも安くなかったのだが…。この期に及んで、サンケイさんはまだ嘘をつくの?

≪福島事故とそのあおりで、日本国内の原発は3分の2が停止している。各電力会社は火力発電の量を増やして代替しているため、燃料代がかさんでいる。≫

これはその通りだな。

≪原発の停止状態が継続すると国内9電力の負担増は、年間2兆円の規模となる。
この巨費が料金増に転嫁され得ることを、国民は見落としてはなるまい。
消費税率アップに換算すれば、約1%増に匹敵する規模である。≫

しかし、原発が安全でないこともばれてしまったので、リスク負担をどう処理するかの問題である。

≪ドイツの脱原発は一国の選択としては尊重すべきだが、同時にドイツのエネルギー事情の実態を知っておくことが必要だ。ドイツは電力の約半分を石炭火力でまかなっている。
太陽光発電に熱心な一面のみが伝えられがちだが、現実は違う。≫

ドイツも日本同様太陽光発電には不利な条件の国である。自国でやる気はないだろう。技術を開発してアラブに売り込もうという魂胆か?
ドイツは自前で石炭を掘れるので、石炭発電が一番効率良い。汚染物質除去装置を取り付ければCO2対策も問題ない。既存の火力発電所のオプションで可能なので安上がりだ。

≪これだけで驚いてはいけない。≫

何を驚けばいいのか?
まさか、「ドイツの発電方式は全部太陽光」と思っていた知障が大勢いるとでも…。

≪「ドイツは原発停止で不足する電力を隣のフランスから輸入するが、フランス産電力の8割は原発で作られたものである。≫

これも驚けと言うのか?
この程度を知らない奴は情弱だ。Wikipediaで調べるだけですぐ判る。
マスコミも散々報道していたし…。

≪ドイツの脱原発は「自国内では生産しない」という名ばかりの「脱」である。≫

何を得意げに…。

≪全原発の停止に踏み切ることができるのは、欧州全域をカバーする電力網が存在するからだ。島国であり、エネルギー資源小国の日本では、こうはいかない。≫

何だ! すぐ説明しているじゃないか。ドイツはEU枠内で自国の利権を考えているのである。日本の場合同じ国内でも東西で融通が利かない有様である。

≪福島事故を受けて日本政府はエネルギー戦略の見直しに着手しているが、安全性と安定供給を両立させての原発堅持が不可欠だ。≫

発電方法の安全性と安定供給を両立させることはいうまでもないが、どうして「原発堅持」なんて出てくるの!?

原発は安全でないし、地震や津波が発生すれば安定供給できないから問題になっているのだろう。

≪ドイツの決断は、エネルギーと経済の両分野にまたがる遠大な実験だ。その足取りを、これからしっかりと見届けたい。≫

サンケイさんのどなたが書いた記事かは存じ上げないが、「噴飯もの」とはまさにこの記事みたいなものを指して言うのだろう。


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女子高生が産んだ1歳の息子が風呂場で溺死 5〜14歳の叔父・叔母5人が同居中

  


(元記事)母親の女子高生(19)が登校中、1歳男児が浴槽で死亡 5〜14歳のおじ・おば5人と留守番中
http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1307576866/-100

2ちゃんねるのスレッドタイトルが的を射ていたのでパクらせてもらった。

この手のネタはサンケイさんが大好きなのだが、タイトルは、
「1歳男児が浴槽で死亡 母登校、子供6人で留守番中」
と比較的地味めだ。

≪8日午後7時ごろ、兵庫県S市の民家から「1歳の男児が風呂場で倒れている」と119番があった。
男児は病院に運ばれたが、間もなく死亡が確認された。
男児は水の入った浴槽内で意識を失っていた。≫

男児は近くの定時制高校の女子生徒(19)の長男。
定時制でも女子高生であることには変わりはない。70歳以上の高齢者でも入学すれば女子高生である。その場合、女婆高生の方が適切かもしれないが…。
この女子高生は、出産したあと入学した可能性もある。

「女子生徒は男児を連れて母親(41)の実家に帰っていた」とあるからよくあるパターンである。それまで家出でもしていたのだろうか?
この女子高生は母親が22歳の時の子供ということになる。

この手の家庭の場合、比較的高齢で産んだ子になる。
尤も、この女子高生よりも年長の子供がいて、たまたま同居していないだけかもしれない。

≪女子生徒は学校に登校、民家には女子生徒の妹や弟ら5人(5歳〜14歳)と男児が残され、別々に遊んでいた。男児の姿が見えなくなったため探したところ、風呂場で発見したという。≫

仮に狭小な家であったとしても、今日び、兄弟姉妹が一緒に遊ぶ機会は少なくなった。

特に顕著な過失らしいものも見あたらない不幸な事件ではあるが、現代社会の一面を露わにした事件でもある。

少子高齢化で日本人の出生率は1.3程度を彷徨っているが、一方では母子家庭は急増している。しかもこのような家庭は多産系なのである。父親が全部違うような場合も多く、父親は一切子供の養育に関与していない。

必然的に生活保護になるのだが、このような家庭が急増しつつ、全体の出生率は減少しているという事実を認識しておくべきである。

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