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===================================================== 発行部数 40 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2011/05/21 (Sat) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.土曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 土曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル 高校生レストラン 局 名 日本テレビ系 放映日時 土曜21時00分 キャスト 村木 新吾（松岡 昌宏） 吉崎 文香（板谷 由夏） 岩瀬 厚一（平田 満） 佐藤 圭作（河西 健司） 坂本 陽介（神木隆之介） 米本 真衣（川島 海荷） 岸野 宏 （伊藤 英明） 戸倉 正也（金田 明夫） 都甲 仁美（柴本 幸） 村木 遥 （吹石 一恵） 村木 定俊（原田芳雄） 脚 本 秦建日子 他 主題歌 サンボマスター「希望の道」 あらすじ 第３話「祝！開店」 高校生レストラン開店まで１週間となった。広報の一環で地元のマ スコミが取材でやって来ると、生徒たちは浮つきだした。これで１日 ２００食出せるのかと新吾（松岡昌宏）は不安を覚えずつつ、最後の 追い込みに入った。そして目玉の御膳料理の名前は花御膳に決まった。 オープン前日、新吾は「１人１人集中しろ。１人でも何かに気を取 られたら、２００食は到底無理だぞ」と檄を飛ばした。うわつき気味 だった生徒たちもさすがに緊張感が漂っていた。 新吾もまた緊張を覚え、その晩は岸野（伊藤英明）相手に剣道の稽 古をして、気合いを入れた。 そして当日。 「よし、２００人のお客に満足して帰ってもらおう！」 新吾の掛け声とともに店はオープンした。外には待ちわびた地元の 人たちでごった返していた。それを見た生徒たちはみな圧倒され、気 後れしてしまった。 しかし店内は盛況。戸倉課長（金田明夫）の案内で視察に来た市長 も満足な表情を浮かべていた。出だしは上々と新吾は思った。 ところが、店内が混雑してくると、生徒たちは浮足立ち、皿をひっ くり返したり、料理の工程を間違えたり、オーダーを聞き違えたりと バタバタしはじめた。 さらに、厨房では食材が切れてしまう事態が発生した。 「なんだって、多めに仕入れていたはずだろう」 新吾が確認すると、失敗して食材を駄目にしてしまった数があまり にも多くなってしまったののがわかった。 新吾は仕方なく、客に事情を説明して頭を下げた。 「なんや、楽しみにしとったにな」 客からはがっかりした声が聞こえてきたが、高校生のしていること だからということもあって、納得して帰って行った。しかし、生徒も 新吾も後味の悪さを覚え、立ち去っていく客にいつまでも頭を下げた。 新吾は生徒たちを集め、「お疲れさん」とねぎらった。しかし生徒 たちはみなうつむき、中には泣き出す者さえいた。 「みんな、またあしたがんばればええやんか」 岸野が励ました。だが、新吾は言った。 「今日はおれがよくなかった。２００人全員満足させようなんて言っ て、みんなを緊張させてしまった。流れを作れなかった」 「俺も客呼ぶことばっか考えていた。明日は１００食にしようや」 岸野も謝った。しかし生徒たちは口々に２００食に再挑戦したいと 言った。生徒たちは落ち込んでいるというよりは悔しかったのだ。そ れを見て新吾は言った。 「そや、みな楽しもう。お前ら楽しまんとお客さんも楽しめん。お前 ら１人１人笑顔を大切にせいよ。このレストランはお前たちのレスト ランなのやから」 「は、はい！」 新吾の言葉に生徒たちはやる気を取り戻した。 ２日目。昨日の反省を踏まえ、店外で並んでいるお客さんからも注 文をあらかじめ取ってメモを厨房に置くなどの対策も立てた。 「いいか、ここはお前らのレストランやぞ！」 新吾は改めて檄を飛ばした。生徒たちもそれに乗せられ、自然と流 れができていった。 こうして２日目は順調に終わった。しかし片づけのときに米本麻衣 （川島海荷）が急に泣き出した。失敗したのかと思ったら、失敗はし たけど、それよりもみんなで２００食作れたことが嬉しくて泣けてき たのだという。そんな姿勢に新吾は満足を覚えた。 その晩、新吾は自宅で岸野とともに祝杯をあげた。充実感があった。 しかし突然都甲（柴本幸）から連絡が入った。食中毒者が出たのだと いう。それを聞くと新吾は顔色をかけ、外へ駈け出して行った。 寸 評 ちょっと展開が早すぎたかなと思いました。オープン前にもう一 波乱あった方が、面白かったと思います。というのもやはり高校生と いうことで、お客さんは大目に見てしまうところがあり、開店中の失 敗があってもあまり深刻な問題になりそうにないから、どうも間が抜 けた感じになっているような気がしたためです。新吾も生徒が作った 料理の味を確かめてみて実際どう思っているのでしょう？本当は出し たくないとか思ってたりしないでしょうか。その辺の葛藤も見てみた いです。 執 筆 者 けん() ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- ＢＳ世界のドキュメンタリーのチェルノブイリ事故２５年を見ました。３回 シリーズで下が、興味深かったのは２回目の「被曝の森はいま」でした。チェ ルノブイリ原発の周囲３０ｋｍは立ち入り禁止区域になっていて、人間が住ま なくなって以後、野生の動物が多数棲息するようになったそうです。当然放射 性物質の濃度は通常の１０００倍と高く、そこにいるネズミを調べたところ被 曝しているのは明らかだったそうです。しかしネズミそのものは健康そのもの でで、他にもイノシシなどもみな異常は見られないそうです。どうも放射能に 対して耐性みたいなものができてきているようです。それにしても今後ここに すむ生物がどうなっていくのか、観察していかないとわからないというのはち ょっと怖い気がします。そういう結果のわからないままに、原子力を使ってし まうとこの先恐ろしいことが起こりはしないかと不安です。（けん） ====================================================================== 発行元：ドラマ研究会 e-mail：info@j-drama.tv url ：http://www.j-drama.tv/ ＩＤ ：MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 （http://www.mailux.com/) ====================================================================== |