メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 11/04/15  2011/04/15


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Stock Mission
本日の相場総括・明日の展望

http://www.stock-mission.com/            2011年4月15日 発行
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□本日の結果
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04/15 04/14特別会員銘柄GK +1.49% 合計+1.49%
04/15 04/14一般会員銘柄TS +2.80% 合計+2.80%
04/15 04/13一般会員銘柄ID +15.84% 合計+17.00% 暴騰!
04/15 04/12一般会員銘柄SK +3.09% 合計+17.11%
04/15 04/10特別会員銘柄IT +2.39% 合計+16.30%
04/15 04/07一般会員銘柄ES +17.86% 合計+38.46% 暴騰!
04/15 04/05特別会員銘柄MB +1.07% 合計+6.54%

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■本日の相場総括
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本日の日経平均は-62円の9,591円と反落、9,600円の節目を割り込んで終了しまし
た。
昨晩の米市場はまちまちながら、CME日経先物が小安く返ってきたことを受けて
売り先行のスタートとなりました。
その後は週末要因の売りなどもあり9,600円近辺での揉み合いとなりましたが、
中国経済統計が予想を上回る内容となり、追加利上げ観測への警戒感が強まった
ことから中国市場が下落、為替の円安一服の流れもあり、後場にかけて下げ幅拡
大の展開となりました。

短期基調は下向き、中期基調は横ばい継続となっております。
週末要因の手仕舞いなどが上値を抑える要因となり、中国市場の下落や為替の円
高基調などが嫌気される動きとなりましたが、積極的に売り込む動きも乏しく、
下値も限定的となりレンジ内での揉み合いとなりました。


□本日の先物動向
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先物の手口は、UBSが1,303枚の売り越し、1,000枚を超える買い越しはありません
でした。
TOPIXは、1,000枚を超える売り越しは無く、JPモルガンが1,191枚、BNPパリバが
1,117枚の買い越しとなっております。

本日もほぼリバランスのみの様子見モードとなり、手口らしいものは一切見られ
ませんでした。
来週にかけて動きが出るのか、上下どちらに傾けてくるのか注視していきます。


□本日の新興市場動向
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新興市場は2指数揃って続伸となりました。
日経平均が下落する中で新興市場はしっかりとなり、代替エネルギー関連や、省
エネ関連銘柄などが短期資金によって物色されました。
ただ、物色の拡がりは乏しく、勢いもありませんので、来週にかけて資金の動き
が出てくるか、どこに資金が向かっていくのか注目したいところです。


□本日の個別銘柄動向
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東証1部の値下がり銘柄数は1,071と売り優勢となりました。
相場が下落基調となり、週末でもあったため、売り込まれるといよりは手仕舞い
に押される展開となりました。
セクター別では、証券、銀行、ノンバンクなど金融株が弱く、鉄鋼、資源、石油
海運、商社なども結局売られました。
退避的に円高メリットのパルプ紙、内需の水産農林、陸運が買われました。

会員個別銘柄では、岩崎電気 (6924)が高値で+15.84%の暴騰、合計+17.00%を
記録しました。
また遠藤照明 (6932)も+17.86%、合計+38.46%まで大幅上昇となりました。
場中銘柄では、タムラ製作所(6768)、ダイセキ環境ソリューション(1712)などが
物色されましたが、後場にかけては材料株は手仕舞いに押される格好で冴えない
動きが目立ちました。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場はやや軟調な展開が想定されます。
米決算がアルコアで期待感が失速、利益確定の流れに傾きやすい展開になってお
り、週末要因も絡んで上値が重くなりそうです。
ただ今晩は相次いで経済指標が発表されることから、結果次第で上下する神経質
な展開に注意が必要となります。
アジアが高安まちまちな展開、欧州でもギリシャ債務再編の可能性、アイルラン
ドデフォルト懸念が警戒され上値が重い状況となっております。
ただ昨日に下落していた反動の買いもあるようで、欧州市場は高安まちまちとな
っております。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表は、チャールズシュワブ、バンク・オブ・アメリカ、マテル、
ジェニュイン・パーツなどが予定されております。
バンク・オブ・アメリカの決算が注目されますが、グーグルの決算は売上高が過
去最高になりながら、経費増加が嫌気される格好で時間外で下落しております。
アルコアの決算以降、決算通過で利益確定の流れが続いておりますので、注意が
必要です。

経済指標は、3月消費者物価指数・コア指数、4月NY連銀製造業景気指数、2月対
米証券投資・ネット長期TICフロー、3月鉱工業生産、3月設備稼働率、4月ミシガ
ン大学消費者信頼感指数速報値が予定されております。
予想は、3月消費者物価指数が前年比+2.6%(2月+2.1%)、
3月消費者物価コア指数が前年比+1.2%(2月+1.1%)、
4月NY連銀製造業景気指数が17.00(3月17.50)、
2月対米証券投資・ネット長期TICフローが+400億ドル(1月+515億ドル)、
3月鉱工業生産が+0.6%(2月0.0%)、
3月設備稼働率が77.4%(2月77.0%)、
4月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が69.0(3月67.5)となっております。

経済指標は比較的好調な予想となっておりますが、主要指標が相次いで発表され
ますので、結果次第で上下する神経質な展開が警戒されます。


□その他海外注目材料
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ドル円は、83円00銭で日本の準公的機関投資家によるドル買いオーダーがあり、
82円50銭にも大口のドル買いがあるとされております。
一方で84円00銭、84円50銭に大口のドル売りオーダーがあると見られます。
欧州問題でリスク回避の円買いが進む環境にありますが、G7財務相・中央銀行総
裁会議で野田財務相が為替介入での協調継続を要請したことで、一方的な円高に
は進みづらい状況となっております。

要人関連では、エバンズ米シカゴ連銀総裁、ホーニグ米カンザスシティー連銀総
裁がそれぞれ講演を予定しております。
また17日まで国際通貨基金・世界銀行総会が開催、本日までG20財務相・中央銀行
総裁会議が行われます。


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■明日の展望
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来週は軟調な展開が想定されます。
国内では震災からの復興が始まったとはいえ、依然として強い余震が発生してお
り、原発事故についてもまだ先行きが見えておりません。
企業業績への懸念も強まる中で買いに向かう材料に乏しく、上値を抑える要因と
なりそうです。
また米国でも決算への期待感が剥がれ始めており、やや売り優勢の展開に傾きつ
つあります。
相場の転換点となりやすい、インテル決算及び市場の反応について注視する必要
があります。


□テクニカル分析からの展望
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日経平均は反落となり、5日線に頭を抑えられる一方で、25日線に支えられる狭
いレンジでの揉み合いとなっております。
一目均衡表でも、転換線に抑えられる格好は変わらずですが、この水準をキープ
できれば、3営業日後に雲を突破してくるほか、遅行スパンは上方転換シグナル
を発生させてきます。
上下どちらにでも動ける水準ですので、来週前半にどちらに動きが出てくるのか
注視する必要があり、9,500円を割り込むようなら、雲下限の9,200円が意識され
る状況となりそうです。


□総括・今後の方針
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相場は底堅く推移しておりますが、上下どちらにでも動ける状況にあることは変
わらず、国内要因を見れば引き続き原発事故や強い余震が発生、企業業績懸念な
どネガティブな要因が揃っております。
外部要因も、米決算通過後は利益確定に押されるという流れが台頭しており、相
場の転換となりやすいインテル決算発表後の調整モード入りも警戒されるところ
です。
流れを決め打ちするのは難しいので、日々の動きを見ながら、短期個別に物色さ
れる銘柄を探っていく形となりそうです。
震災復興関連銘柄は既に物色一巡感があり、太陽光、環境、LEDなどの省エネ関
連についても物色が続くのか、一巡して軟調となるのか注視していくことになり
ます。

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□本日のメルマガ銘柄
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本日はありません。


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