メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 11/04/05  2011/04/05


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Stock Mission
本日の相場総括・明日の展望

http://www.stock-mission.com/            2011年4月5日 発行
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□本日の結果
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04/05 04/04一般会員銘柄OK +4.82% 合計+4.82%
04/05 04/04一般会員銘柄PM +8.94% 合計+8.94% 暴騰!

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■本日の相場総括
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本日の日経平均は103円安の9,615円と下落となりました。
CME日経先物が小高く返ってきたこともあり、寄り付きこそ小高くスタートした
ものの、すぐに下落に転じるとそのままズルズルと売られる展開となりました。
これまでサポートとなっていた5日線を割り込むと手仕舞いも膨らみ、一時9,600
円も割り込む場面もありました。
引けにかけては若干買い戻されて9,600円台を回復しました。

中期基調は上向き継続、短期基調は上向きから下向きに転換しました。
朝方こそ小高く寄付いたものの、煮詰まったところで様子見ムードが強く、国内
国外問わず売り圧力が強まったことからズルズルと下落する展開となりました。
原発問題や震災による企業業績悪化懸念が強まり、多くの銘柄が売りに押され、
前場中盤からは売りが売りを呼ぶ格好で一段安の展開となりました。


□本日の先物動向
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先物の手口は、ゴールドマンが2,549枚、MSMが2,061枚、クレディスイスが1,291
枚、BNPパリバが1,038枚の売り越し、ドイツが2,747枚、みずほが2,144枚、
JPモルガンが1,099枚、ニューエッジが1,046枚の買い越しとなりました。
TOPIXは、メリルリンチが2,797枚、大和が1,517枚、野村が1,492枚、みずほが
1,331枚、ニューエッジが1,016枚の売り越し、ドイツが2,897枚、MSMが1,405枚
の買い越しとなっております。

SQに向けた手口としては、大きな流れは無いものの下値意識の強い状況となって
きました。
明日はSQ前の水曜日ということで思惑が出やすいところであり、さらに下押す手
口が出てくるのか、本日をダマシとして再び9,700円水準に戻っていくのか見極め
る必要がありそうです。


□本日の新興市場動向
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新興市場は2指数揃って下落となりました。
寄り付きこそ小高くしっかりのスタートとなりましたが、日経平均が下落に転じ
るのにあわせて売られる展開となりました。
大引けにかけては若干買い戻されまたものの、後場前半はマザーズ指数が3%を超
える下落になるなど、短期資金の流出も目立ちました。
震災復興関連銘柄への物色は継続しているものの、勢いは弱まりつつあり、この
まま相場が調整モードとなると、業績悪化を懸念した売りが膨らむ可能性もあり
そうです。


□本日の個別銘柄動向
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東証1部の値下がり銘柄数は1,489と全体の88%にのぼり、一時は90%を超える場面
もありました。
指数の下げ幅に比べ個別の売りがきつくなっており、国内外、個人投資家問わず
資金が流出する格好となりました。
セクター別では、ゴムと食料がわずかにプラスとなったのみで、他は全ての全面
安となっております。
特に東電の下落の影響から電力ガス、これまで買われてきた資源、建設、商社、
なども軒並み下落となりました。

個別では、全面安商状の中でピーエス三菱 (1871)が高値で+8.94%まで大きく
上昇、目標達成となりました。
ただ本日は売られる銘柄が多くなっており、流れが変わったのか、単なるスピー
ド調整で、震災復興関連への循環物色は継続するのか見て行きたいところです。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は弱い展開が想定されます。
アジア市場は強弱まちまちとなり、欧州は強い結果となった英サービス業PMIな
どを背景に買い先行となりましたが、買い一巡後はすぐに戻り売りに押されて下
げ幅を拡大する展開となっております。
ユーロ圏小売売上高が予想を下回りマイナスとなったことも下押しとなった模様
です。
これを受けて米Globex先物も軟調推移となっております。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表は予定されておりません。
経済指標は、3月ISM非製造業景気指数が予定されており、予想は59.5(2月59.7)
となっております。
3月のISM非製造業景気指数は前月から若干の低下の見込みとなっており、予想通
りなら為替のドル売り要因となりそうです。


□その他海外注目材料
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ドル円は、引き続き円キャリートレードによる円売り圧力が強い状況となってお
ります。
また14日に開催されるG7財務相・中央銀行総裁会議では、野田財務相がG7協調円
売り介入の継続を要請するもようで、要請が受け入れられた場合は、円キャリー
が継続、引き続き円売り圧力の強い状況が続きそうです。
オーダーでは、85円にオプショントリガーがあり、このあたりではドル売りがあ
るとされております。
一方で83円後半には厚いドル買いがありますが、83円50銭割れにはストップロス
がある模様です。

要人関連では、ロックハート米アトランタ連銀総裁、コチャラコタ米ミネアポリ
ス連銀総裁がそれぞれ発言を予定しております。
バーナンキFRB議長が金融政策に言及しなかったことで、早期利上げ観測などは
幾分後退したものの、引き続きタカ派的な発言が出てくるのか注目されておりま
す。


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■明日の展望
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明日も軟調な展開が想定されます。
国内に買い材料が見当たらず、SQに向けて下値意識の強まりやすい状況にあるこ
とから、明日も弱い動きとなりそうです。
円安効果も、原油高の影響を大きくするだけと現時点ではネガティブに捉えられ
ていることも重しとなりそうです。
SQ前の水曜日ということで、先物の思惑の売買によって上下振らされる展開には
注意が必要です。


□テクニカル分析からの展望
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日経平均は続落となり、サポートとなっていた5日線を割り込みました。
これまで上昇する5日線が下値支持、25日線が上値抵抗となって煮詰まっている
状況でしたが、これを下放れる形になりつつあります。
25日線、200日線のデッドクロスも目前となり、さらなる下振れ懸念が強まる格
好となってしまいました。
25日線が上昇に転じてくるのは4月中旬以降となるので、それまでこの水準で
9,500円の節目で踏み止まることができるかがポイントとなりそうです。
一目均衡表では、転換線、基準線水準にあり、ここから一段安となってしまうと
再度底値を見に行く可能性が高まりますので注意が必要となります。


□総括・今後の方針
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相場の持ち合いの下放れの可能性が強まったことで、全体としては厳しい状況と
なっていきそうです。
原発事故関連にもネガティブなニュースが多いうえ、先行きが見えない状況にあ
り、諸外国では、日本の工業製品に対しても放射性物質の検査する動きが出始め
ているもようで、輸出にも影響が出てくるものと想定されます。
トヨタが東日本大震災の影響で部品供給が滞り、北米の全14工場の生産を4月下
旬にも全面的に中止する可能性が高いことを明らかにするなど、震災による影響
が徐々に鮮明になってきております。
国内勢だけでなく海外勢も売りに転じてきた可能性が高まり、再度の9,000円割
れの可能性も指摘され始めているだけに慎重姿勢で臨む必要がありそうです。
また電力不足の東北関東圏において、円安がかえって原油高の経済への影響をさ
らに高めることになり、悪い材料ばかりが浮き彫りになってきました。
暫く見通しが立つまでは、個別割切りスタンスとなりそうです。

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□本日のメルマガ銘柄
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本日はありません


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