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************************************************************************ Stock Mission 本日の相場総括・明日の展望 http://www.stock-mission.com/ 2011年2月23日 発行 ************************************************************************ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■1歩先の株式・銘柄情報 Stock Mission■ 一部投資家向けに行っている、株式におけるファンド動向・仕手株などの 注目銘柄情報をご提供！魅力のある有益な情報が日々入ります。 個人投資家の弱点である情報収集を強化してみませんか？ http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html □本日の結果 =========================================== 02/23 02/22特別会員銘柄MS +1.58% 合計+1.58% 02/23 02/22一般会員銘柄EC +2.44% 合計+2.44% 02/23 02/20特別会員銘柄GI +36.99% 合計+72.41% 暴騰！ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■本日の相場総括 =========================================== 本日の日経平均は85円安の10,579円と続落となりました。 昨晩の米市場は大幅下落、日経平均も売り先行となりましたが、買い戻しの動き により急速に下げ渋る動きとなりました。 ただ後場に入るとこの買い戻しの動きも一巡し、アジア株安、為替の円高を受け て再び売られる展開となりました。 短期基調は下向き、中期基調は上向き継続となっております。 前場の下げ渋り展開から、強い押し目買い意欲が窺えたものの、後場にかけてこ れが剥がれた格好となり、心理的には様子見を強めてしまう格好となりました。 □本日の先物動向 =========================================== 先物の手口は、大和が2,272枚、JPモルガンが1,582枚、MUMSが1,42枚、ニューエ ッジが1,330枚、ドイツが1,144枚の売り越し、クレディスイスが3,923枚、ゴー ルドマンが1,220枚、メリルリンチが1,181枚、立花が1,000枚の買い越しとなっ ております。 TOPIXは、ゴールドマンが3,700枚、メリルリンチが1,979枚、MUMSが1,482枚、 みずほが1,354枚の売り越し、クレディスイスが2,832枚、大和が1,749枚の買い 越しとなりました。 クレディスイスの大口買戻しにより前場は急速に下げ渋る展開となりましたが、 後場にかけてはこれが続かず失速となってしまいました。 ただ失速とは言っても売り叩く動きは無く、ヘッジ売りが指数を抑える格好とな りながらも様子見という格好になっております。 □本日の新興市場動向 =========================================== 新興市場は2指数揃って続落となりました。 前場は日経平均の下げ渋りの動きに呼応し、マザーズ指数は一時プラスに転じる 動きになったものの、再び日経平均が下げ幅拡大するのに合わせて売られる展開 となりました。 往って来いの展開となってしまったことで、心理的にはやや後退となってしまい ましたが、反発する意図が見受けられたことからも、上昇に対する期待が衰えて いないことも確認できました。 外部環境の落ち着き待ちという状況になりそうです。 □本日の個別銘柄動向 =========================================== 東証1部の値下がり銘柄数は1,257と売り優勢の展開となりました。 セクター別では、空運、水産農林、その他サービス、陸運がわずかにプラスとな りました。 一方で資源、海運、石油、非鉄、商社が軒並み安、証券、銀行、保険、ノンバン クも値下がり上位に名を連ねました。 個別でも前場後半にはプラスに転じる銘柄が散見されながら、結局は失速する冴 えない展開となりました。 そんな中で五洋インテックス （7519）が一日置いて再暴騰の+36.99%まで上昇、 合計+72.41%の大暴騰となっております。 場中銘柄では、津田駒工業(6217)、ジーンズメイト(7448)などが物色されました。 =========================================== ■今晩の米市場の動向 =========================================== 今晩の米市場は反発スタートの動きが期待されます。 引き続き、リビア情勢を横目で睨みながらの相場展開が余儀なくされそうですが 米Globex先物は小高いところで落ち着いて推移いており、ひとまず急落後のテク ニカルリバウンドの動きが意識されそうです。 ただ原油価格の急騰を受け個人消費を減速させるリスクが台頭、景気失速懸念が 強まる可能性が出てきているだけに、警戒感の強い状況となりそうです。 昨晩の米市場は、ダウが178.46ドル安と大幅反落となりました。 中東情勢の緊迫化、ニュージーランドでの大地震など地政学リスクの高まりから リスク回避の動きにつながりました。 一時下げ渋る動きもありましたが、リビアのカダフィ大佐が演説でデモ隊を撤退 的に弾圧する声明を発表したこともあり、下げ幅を再び広げる展開となりました。 また減収となったウォルマートも重石となり、ガソリン価格上昇が米景気失速懸 念を強めるとの観測により、ダウは一時214.94ドル安まで下落となりました。 CME日経先物は120円安の10,540円、円建ては130円安の10,530円で終了しました。 □注目米主要企業決算・経済指標 =========================================== 主要企業決算発表は、ナイコア、デンベリー・リソーシーズ、ＴＪＸカンパニー、 フローサーブ、リミテッド・ブランズ、ロウズ・カンパニーズ、ワシントン・ ポスト、ディレクＴＶなどが予定されております。 経済指標は、週間住宅ローン申請指数、1月中古住宅販売が予定されております。 予想は、1月中古住宅販売が522万件（12月528万件）となっております。 12月の水準をやや下回るとの予想ですが、中古住宅販売成約指数が改善傾向にあ ることから、上振れの可能性があると見られております。 上振れなら市場にはポジティブ、ドル買いにも繋がりやすいとされております。 □その他海外注目材料 =========================================== ドル円は、引き続き84円に本邦実需筋のドル売りオーダーが引き続き控え、オプ ショントリガーも残っていることから、84円手前での防戦のドル売りが出やすい とされております。 今晩は5年債入札が予定されており、昨日の2年債はやや不調となっているだけに 結果及び長期金利動向が注目されます。 要人関連では、プロッサー米フィラデルフィア連銀総裁、ウェーバー独連銀総裁、 ホーニグ米カンザスシティー連銀総裁がそれぞれ講演を予定しております。 欧州では、トリシェECB総裁の講演が注目されております。 テーマはベルギーと欧州経済ですが、昨日のメルシュ・ルクセンブルク中銀総裁 らのタカ派的発言で欧州早期利上げ観測が一気に強まった感があり、さらに早期 利上げ観測が強まるかどうか発言が注目されております。 =========================================== ■明日の展望 =========================================== 明日は反発の動きを期待します。 ただ昨日同様ですが、あくまで外部環境次第ということになり、どちらにも転ぶ 可能性がありますので、決め打ちは危険となります。 明日もさらに下落となるようなら、本格調整入りが濃厚、やや長期化する可能性 も出てきますので、注意が必要となります。 またリバウンドとなってもすぐに上値を試すというよりは、月末また来週末あた りまで上げ下げしながらの短期調整展開となる動きが想定されます。 □テクニカル分析からの展望 =========================================== 日経平均は続落となり、25日線をサポートとしながらも、下げ渋り分が押し返さ れ日足は上ヒゲの長い往って来いの動きとなりました。 一目均衡表では基準線が同ラインにありこれもサポートとして意識されるものの、 雲上限の10,500円割れ水準まで下値を意識しておく必要がありそうです。 フィボナッチで見ても、25日線ラインは50%押し、10,500円割れには61.8%押しの 水準があり、どちらで調整一巡感が出てくるか注目することになりそうです。 □総括・今後の方針 =========================================== 日経平均は結局下げ渋りの動きに失敗した格好で、何とか25日線で踏み止まって いる状況です。 終値ベースで割り込まずに反発できるか正念場となりますが、調整入りの可能性 もやや強まりましたので頭には入れておきたいところです。 ただ本日の前場の動きを見ても、きっかけさえあれば押し目買い、買戻しの積極 的な動きは期待されますので、外部環境の落ち着きを待つことになります。 前回のエジプトショックでは、ムバラク大統領の退陣で鎮静化となりました。 今回のリビアでは、カダフィ大佐が命が尽きるまで犠牲を払うことが伴うと強硬 姿勢で臨むと表明しており、紛争が長期化する可能性も否定できず、情勢動向に は注意が必要となりそうです。 情勢動向が不透明なだけに基本は様子見姿勢となります。 ただ相場が落ち着きを取り戻せば、押し目意欲の強まりも期待できます。 指数や主力が重い状況ならば、低位仕手性銘柄などの小型株が賑わうことも想定 され動きに注目したいところです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □本日のメルマガ銘柄 =========================================== 本日はありません ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【Stock Mission】 StockMissionは、急騰・高騰する可能性がある銘柄情報をご提供しております。 ●ご提供情報 ＜投資法人・ファンドの動向に関する情報＞ ＜テクニカル分析による銘柄情報＞ ＜市場関係者とのミーティング情報＞ 【ホームページ】 http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】http://www.stock-mission.com/result.html ホームページの相互リンク、メルマガの相互紹介は随時募集中です。 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