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タイトル:Daily Drama Express 2010/12/07 ギルティ (9)  2010/12/16


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2010/12/07 (Tue) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.火曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 火曜日の連続ドラマ
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タイトル ギルティ 悪魔と契約した女
局  名 フジテレビ系
放映日時 金曜22時
キャスト 野上芽衣子(菅野美穂)
 真島拓朗(玉木 宏)
 宇喜田元(吉田鋼太郎)
 堂島基一(唐沢寿明)
 榎本万里(吉瀬美智子)
 鶴見真人(水上剣星)
脚  本 大久保ともみ
主題歌  JUJU「この夜を止めてよ」

あらすじ  真島拓朗(玉木宏)は、溝口猛(金井勇太)に殺された後輩の吉
井宏太(川野直輝)の墓の前で手を合わせていた。そこに鶴見真人
(水上剣星)が現れる。「あんな形で溝口が死ぬなんて・・・天罰っ
てあるんですね。」

 警視庁では、溝口の件が事故死と処理され、事件に関係があると思
われている宇喜田(吉田鋼太郎)がまだ休暇扱いのままになっている
ことに万里(吉瀬美智子)が腹を立てていた。

 そんな万里に、同僚の門倉了(RIKIYA)は、真島こそ溝口殺
しの犯人として怪しいんじゃ?と問いかける。溝口が亡くなった当日、
真島は溝口を追っていたし、走行経路の追跡を頼まれた車も溝口の事
故現場近くを通っていたことが判っていると言う。驚く万里。

 自宅で真島は辞表を書きながら、芽衣子(菅野美穂)とのことを考
えていた。

 一方、ペットサロンで働く芽衣子は、同僚の彩乃(滝沢沙織)から、
芽衣子がサロンからいなくなった日、真島が芽衣子のことに必死にな
っていた、その様子から言って、あれはLikeではなくてLove
だ、と聞かされる。

 芽衣子がサロンを出ると真島が待っていた。真島は、自分のせいで
芽衣子を溝口の件に巻き込んでしまった、俺のために君にあんなこと
をさせてしまって本当にすまなかった、と謝った。「責任は俺が取る。
とにかく、君の事は俺が守る。」

 万里が食事を持って真島のマンションを訪ねてきた。溝口が死んだ
ときのことを聞き出そうとする万里に、真島はいらだつ。あなたを心
配してるだけだ、という万里に、真島は真相を話すと言う。

 真島は、本当にやれるものなら殺したかったがあれは事故だったと
話す。復讐したいと思った自分に刑事の資格はないから刑事を辞める
と伝えると万里を追い返した。

 大物代議士・三沢の自宅に宇喜田がおり、宇喜田は三沢の息子・準
(柏原収史)から芽衣子と真島の始末を迫られていた。

 芽衣子の事件の原稿を書く堂島(唐沢寿明)を芽衣子が訪ねてくる。
宇喜田とその黒幕の情報をくれ、と食い下がる芽衣子に、堂島は、そ
の先はもうやばいから、少女Aはやめて真島と青春でもしろ、と言っ
て追い返す。

 芽衣子がサロンに出勤すると万里が待っていた。溝口の死亡現場に
芽衣子もいたのか?真島は自分が溝口を殺したから刑事を辞めると言
っているが、もし現場にいたのなら真相を教えてくれ、と頼んできた。

 芽衣子は、現場にはいなかった、真島はそんな(殺せるような)人
じゃないと否定する。しかし食い下がる万里は、溝口が宏太を殺した
事件まで真島とつきあっており、それまでの真島はキャリアなのにす
ごく情の厚い良い刑事だったから辞めさせる訳にはいかない、と訴え
る。

 堂島は大手新聞社に勤める後輩を訪ねる。後輩に、これが誰かわか
るか?と三沢準が桜葉館学園高校生の制服を着た写真を見せる。
 三沢準は公には高校大学とアメリカ留学していたと言われているが、
実際には日本の学校にいたのである。

 三沢準の学歴詐称の話を聞いた後輩は、あの先生だけはやばいから
自分を巻き込まないでくれ、と堂島によく念を押す。それにより堂島
は事件の黒幕が三沢である事を確信する。

 真島は辞表を門倉に渡す。それを見た門倉は、結局お前は宏太と三
輪さんを無駄死にさせて逃げるのか、きれいごとだけじゃ正義なんて
守れないんだよ、と言って、辞表を丸めた。

 万里のことで気落ちしている芽衣子を、オーナーの琴美(横山めぐ
み)が呼び出す。琴美は将来もう一件ペットサロンを開きたいと思っ
ている、その時にはこのお店は、本当に幸せになってほしいから、芽
衣子に任せたいと話す。

 万里は、溝口の死亡事件のときに真島が走行経路を調べた車がペッ
トサロンの車だったことを知り、真島が芽衣子を追った結果溝口の死
亡現場に行きついたことに気付く。

 現場に野上もいたのね?と尋ねる万里に、あれはサロンの車を溝口
が盗んで逃走したから追っただけだ、と真島は説明するが、こまでし
てなぜ真島が芽衣子をかばうのか不思議がる万里に真島は、「俺なり
のけじめだ。」とだけ言い残して去っていった。

 真島がマンションに帰ると堂島が待っていた。宇喜田の話がある、
と言う堂島を真島はとりあえず部屋に上げる。

 暗い顔をしている真島に堂島はどうしたの?と声をかけた。真島は、
溝口のことで自分の気持ちばかり考えて暴走したことで関係ない人も
巻き込んでしまい、自分がそんな風になったことを後悔している、と
話す。

 その責任をとろうと思う、と話す真島に、まさか刑事を辞めるのか?
やらなくちゃいけないことを放り出すのか?と堂島は問い詰めるが、
何が正義で何が悪かが判らなくなった、と真島は漏らす。

 そんな真島に堂島は、「がむしゃらに自分のやり方を貫き通すしか
ない。投げたらそこで終わりだ。せめて、自分が守るって決めたもの
は守り通せ、男だったらな。」と真剣な顔で説教をした。

 堂島は、宇喜田がまだ生きていることを真島に匂わせて帰っていっ
た。そこに芽衣子から呼び出しの電話がかかる。

 ペットサロンに芽衣子を訪ねる真島。芽衣子は、三輪から送られて
きた預金通帳を三輪の奥さんに返して欲しいと頼む。これを見て、
15年前の事件について反省してくれている人がいると知って少し救
われたが、私には受け取れない、と。

 そして、芽衣子は真島を自分の自宅に招きいれた。部屋には、壁一
面に芽衣子を冤罪に追いやった男達の写真が貼られていた。「うそだ、
うそだ!」叫ぶ真島。

 北村、菅沼、松永、金谷。全員、自殺するように自分が仕向けた、
と芽衣子は告白した。「本当に悪い奴らには誰かが罰を加えないと、
誰かが悪を断ち切らなきゃいけない。警察や法律は当てにならない、
だから私が直接罰を与えた。死んだ家族の代わりに。」

 黒い羽の描かれた赤い封筒は、黒幕をおびき出すためにわざと現場
においていったこと、この15年間、最期の時まで姉がつけていた羽
の形のネックレスと、復讐の計画だけが自分の生きる支えだった、と。

 また、すべてが終わった後で悪事に手を染めた自分も罪を償うつも
りでいることも話す。それであれば自分も同罪だ、と真島は話すが、
芽衣子は、あなたに罪をかぶってもらう必要はありません、と答える。

 「これですべてを話しました。もう二度と私の前に現れないでくだ
さい。」涙ながらに芽衣子がそう告げると、真島は部屋を出て行った。
一晩中、それぞれ眠れない夜を過ごす二人。

 翌朝、芽衣子は堂島にもう一度黒幕を聞きに行く。これまでとはレ
ベルが違う、と堂島は渋るが、急に、それじゃあ教えるから、いつも
芽衣子がいる高台の公園で携帯をもって待っているように、と言って
帰らせる。

 「バイバイ、ははは。」いつもと様子の違う様子の堂島に戸惑いな
がら芽衣子はその場を後にした。

 堂島は電話をかけ、15年前の毒入りチョコレートケーキ事件の真
相を書いた原稿を買わないか、と取り引きを提案する。その電話の相
手は三沢準だった。続いて堂島は万里に電話をし、警視庁捜査一課全
員が三沢と堂島の取り引き現場に向かうように仕向けた。

 準に指定された取り引き場所のビル屋上に着いた堂島は、芽衣子に
電話をかけて、今から黒幕について教えるから、このまま何も話さず
に聞いておけ、と通話状態のままの携帯電話をポケットにしまった。

 堂島の前に宇喜田が現れる。堂島は、準が学歴を詐称して本当は桜
葉館学園に15年前いたこと、その頃、同級生に無差別殺人を命令し
て遊んでいたことを指摘する。

 原稿はもう出版の準備がされている、と言う堂島に、宇喜田はビル
の下の駐車場で堂島の息子が働いており、事故死してもおかしくない
よな?と脅しをかけてくる。宇喜田は堂島に向かって銃を構えて、お
前が死ねば息子は助けてやると言った。

 そんな堂島の目に、万里たちの乗ったパトカーが目に入った。堂島
はわざと万里たちに聞こえるように「助けてぇ、撃たないで、宇喜田
さぁん、息子にだけは手を出さないでくれぇ、宇喜田さんの言うとお
り、ここから飛び降りるよぉ!」と叫んだ。

 「やっぱり、俺の勝ちだね、ざまぁみろ!」そう言って堂島は両手
を広げて飛び降りた。
 その瞬間万里たちが屋上に到着し、宇喜田は逮捕された。

 万里から宇喜田が現れると連絡を受けていた真島も現場に到着、頭
から血を流して倒れた堂島を見つける。そのポケットの中の携帯から
は、必死に堂島に呼びかける名子の声が聞こえていた。「堂島さん!
堂島さん!!」

 高台の公園で一人呆然と座り込む芽衣子の元に、一人のホームレス
が近づいてきて封筒を渡した。その封筒には、野上芽衣子様と書かれ
ており、堂島からの手紙だった。

 中を開けるとメモとUSBメモリが入っており、メモにはこう書か
れていた。
 「黒幕の名前だけ書き込んでいない。あんたの手で俺の記事を完成
させてくれ。これは必ず武器になる。 p.s. 俺への復讐ひと手
間省けたろう?」

 家に帰ってUSBメモリ内の原稿を確認した芽衣子は、一番最後に
黒幕の名を書き込んだ。「(事件の黒幕は)民自党三沢代議士とその
息子である。」

 そこに真島が部屋に飛び込んできて、壁に貼ってあった写真を破り
始めた。「もう復讐なんかやめろ!」

 「お願いだから、もう私に関わらないで!」そう言われても真島は
破り続けながら言った。「おれが君を受け止める。愛してるから。愛
してる。」そう言って芽衣子を抱きしめた。

 その頃、パトカーで護送されていた宇喜田が手錠を使って門倉たち
を襲い、その一台だけ経路を外れていった。「キャリアが違うんだよ、
キャリアが。」宇喜田は襲いながらつぶやいていた。



寸  評  堂島と宇喜田のやりとりは本当にすばらしい演技でした。文字通
り、息を呑んで見つめてしまいました。本当に二人ともすばらしい役
者さんでした。それとは別で、最後に真島が「愛してる。」と言った
瞬間に、テーマ曲の「♪愛してるぅって言う・・・」と掛かりました。
なんだか、この曲と合わせるために「愛してる」と真島に言わせたよ
うな・・・あの場面では、”愛してる”より”好きだ!”の方が合っ
ている気がしました。

執 筆 者 フラ()

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2. 編集後記
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 先日、主人の同期の方が結婚パーティーをし、そのときのBGMを準備する
ために木村カエラさんの「Butterfly」の入っているアルバムを借り
ました。若い人に人気があるのは知っていましたので、若すぎるかな・・・と
思いつつも、CDにダビングして車で聞き始めたのですが、思いの他聴きやす
く、気楽に聞ける感じでよかったです。(フラ)

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