メルマガ:地方の札所を巡る旅
タイトル:NO=401  四国別格二十霊場  2010/12/05


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 2010ー12−05-------第401(毎週日曜日発行)
  地方の札所を巡る旅 四国別格二十霊場 16 徳島1
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徳島 池田 四国別格二十霊場 15番札所【箸蔵寺】 真言宗御室派 16−10−12

国道192号線を東進し、32号線に合流し、
池田ダムを左に見て吉野川に架かる三次大橋を渡ると,
箸蔵山ロープウエイ乗り場が右にある。

ロープウエイの車窓からは右手に『仁王門』が見える、
従来は仁王門から徒歩20分、階段900段を登っで境内へ。
昭和46年に完成したロープウエイで「箸蔵寺駅」まで4分で
白壁に囲まれた寺の境内,金昆羅宮奥の院と称される【箸蔵寺】である。

最初の建物が『本坊』、隣に『護摩堂』が建つ、
両側に石燈籠が並ぶ参道を行くと先ず右手に『ボケ封じ観音』が築山の上に立ち、周りには何故か20cm程の布袋さまがズラリ並んでいる。

更に灯篭が並ぶ参道を右に折れ、石段がだんだん多くなる
突き当りに江戸中期建造の『鐘楼』が建つ、引き綱を引くと優しい音が響く、
参道は左に折れ「金昆羅大権現」の額がかかる鳥居を潜ると
此処から長い石段が真っすぐ上に伸びている。

石段を登る途中左に『天神社』右手に江戸中期、
宝形造りの『薬師堂』が扉は閉扉されている、
お堂の脇に『弘法大師修行像』がお立ちになる。

両側杉木立の中を221段登り詰めると広い境内が広がる、
正面に銅版葺きの豪壮な『本殿』が目に迫る、
ご本尊は 金昆羅大権現 住職さえ拝せ無いという秘仏。

本殿の左に『不動明王像』が背後に大威徳明王、軍茶利明王、
降三世明王、金剛夜叉明王像を従えて立つ。

続いて『御影堂』見事な弘法大師像が祀られている。
お堂脇から裏一帯に四国八十八ケ所のお砂踏み場が設けられている。
帰路ロープウエイからの眺めは吉野川を中心とした展望が素晴らしい。

所在地 徳島県三好郡池田町津蔵谷1006   0883−72−0812

     『ロープウェイに助けられ』

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