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犯罪の百貨店、インフォスタイル(インフォカート親会社)の品揃えに、 新商品が加わった。 自社の特商法「法定表示」サイトに、【架空責任者】を表示しているのだ。 併せてインフォカート、インフォスタイルの末路を占った。 * * * * * * * 今日、現役従業員を名乗る人物から、ここ数日のインフォスタイル社内の 様子や同社に対する告発が記されたメールが送られてきた。 今後裏取り取材の上、順次紹介していくが、今日は解りやすい事実を糾弾 する。 インフォスタイルは電子商取引のモール運営事業者であると同時に、自社 主催セミナーや広告の販売、メール配信システムの提供、バナーの制作な どをの申し込みをインターネットで受付けているため、特定商取引法(以 下「特商法」)第2条に定義される通信販売業者である。 よって、特商法第11条の5(=特商法施行規則第8条)で義務付けられ た広告表示を行わなければならない。 情報商材販売業者なら常識の、「特商法に基づく表記」という13項目の 法定表示だ。 http://www.keizai-shinpo.com/neo/neo/neo.php?btkybx9a4yp (参照: 特定商取引法施行規則) さらに、 インフォスタイルでは、自社の「サイトパトロール インフォスタイルは 健全なネットビジネスの推進活動を支援します!」なるページで、「特定 商取引法に基づく表記に不備がある場合、表記そのものが無い場合」は「 出品の取消しを行う」と宣言している。 http://www.keizai-shinpo.com/neo/neo/neo.php?gfozbx9a4yp http://www.keizai-shinpo.com/neo/neo/neo.php?9hnjbx9a4yp(魚拓) ところが、 同社の特定商取引法に関する表記の「代表者又は業務責任者の氏名」が 【架空の人物】 だというのである。 http://www.keizai-shinpo.com/neo/neo/neo.php?p41abx9a4yp http://www.keizai-shinpo.com/neo/neo/neo.php?5gipbx9a4yp(魚拓) 従業員の告発によると、「松尾拓」なる社員は存在せず、田中克典オー ナーが自分の氏名を出すことを嫌がり、当時実在した役員の名前に手を 加えた架空の氏名をサイトに表示させたというのだ。 上記サイトからは、この役員が退社した後も今日現在、表示を続けてい ることが確認できる。 インターネットモールの運営者として、適法な広告表示を指導する立場 にありながら、しかも、販売者に対しては特商法表記に不備がある場合 は「出品の取消しを行う」と言いながら自社は特商法表記の虚偽記載。 無茶苦茶である。 徹頭徹尾、嘘だらけの集団である。 そして、経営者自ら自分の氏名を出せない事業であることを暴露してい るようなものだ。 昨日お伝えしたように、株式会社インフォスタイル、株式会社インフォ スタイルジャパンの社長が、住所不明の焼き肉店店員に変更された。 そして、副業出版の社長も名義借りの幽霊社長と判明した。 計画倒産の噂が同社内から流出して3カ月。 同社周辺が益々騒がしい。 同グループ関係者によると、田中克典オーナーと幹部は連日、どのように インフォスタイルを清算し、インフォカートを処分するか、そして、 暴露された香港での新ASPの稼働について会議をしているという。 インフォスタイル、インフォカート、副業出版の取引先は、いよいよ注意 が必要である。 ------------------------------------------------------------------- 情報商材適正評価センター通信 ハギワラタカシ http://inforeviewcheck.seesaa.net/ |