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タイトル:Daily Drama Express 2010/10/26 ギルティ (3)  2010/11/05


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2010/10/26 (Tue) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.火曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 火曜日の連続ドラマ
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タイトル ギルティ 悪魔と契約した女
局  名 フジテレビ系
放映日時 金曜22時
キャスト 野上芽衣子(菅野美穂)
 真島拓朗(玉木 宏)
 宇喜田元(吉田鋼太郎)
 堂島基一(唐沢寿明)
 榎本万里(吉瀬美智子)
 鶴見真人(水上剣星)
脚  本 大久保ともみ
主題歌  JUJU「この夜を止めてよ」

あらすじ  野上芽衣子(菅野美穂)はアンの子供達の映像を入れたパソコン
を持って、松永征一(石丸謙二郎)の娘・美咲(美山加恋)に再び会
いに病院に行く。

 たびたび訪れてやさしくしてくれる芽衣子にすっかり心を許した美
咲は、心臓が治ったら、犬を飼いたいのと、産みの母に会いに行きた
いと漏らす。

 その頃、松永は少しでも早く美咲の手術をするように担当医師に詰
め寄っていた。松永は、万一美咲が死ぬようなことがあればもう医者
を続けられなくしてやる、と脅す。松永は手術に絡み自分にも巨額の
金が入るように裏工作していたのだった。

 理事官の宇喜田(吉田鋼太郎)から命じられた真島拓朗(玉木宏)
の監視役を、榎本万里(吉瀬美智子)は引き受けるが、その条件とし
て、一緒に行動しながら監視する形にするために謹慎処分となってい
る真島のバッジを返すように要求する。

 真島は、堂島(唐沢寿明)から聞いた芽衣子の話を思い出していた。
一番”殺したがって”いた芽衣子の姉は事件の後に後追い自殺したこ
と、さらに母親も追って自殺をしたが、母親は寸でのところで助かっ
てしまったこと・・・「まさに不幸を呼ぶ女だね〜。」

 助かったと言う芽衣子の母親が今どこにいるかを尋ねるために堂島
に連絡した真島は、実は芽衣子の事件は冤罪だという噂もあったこと
を初めて聞かされる。詳しく真島は聞きたがったが、堂島は、おれが
欲しいのは売れるネタだけだから、と相手にしない。

 電話を切った堂島は、美咲の病院から出てくる松永と、その松永の
後を付ける芽衣子の二人の姿を写真に収めて二人を見つめていた。

 真島は芽衣子の母親を施設に訪ねる。しかし、母親は”芽衣子”の
名前を聞いた途端、「あの子は悪魔よ、あの子が私の家族をめちゃめ
ちゃにしたのよぉ!」と暴れ出して話を聞くことは出来なかった。

 アンが育児拒否でうつ状態になってしまったと言う連絡が、アンと
子供達を預かってくれている獣医からペットサロンに入る。芽衣子は
相談したいことがある、と真島をサロンに呼び出す。

 サロンで真島を待つ芽衣子は美咲とチャットで話をしている。そこ
へ真島がやってくる。美咲とのことを知られないように芽衣子は急い
で画面を閉じる。芽衣子のいない隙に真島は画面を覗こうとするがロ
ックがかけられていた。

 アンの話になり、自分の産んだ子供を愛せないなんて・・・と漏ら
す真島に、芽衣子は「自分の子をみんながみんな愛せるわけではない
から」とつぶやいた。

 アンの行き場がないと心配する芽衣子に真島は、昼間サロンで見て
もらったら、夜だけは自分が面倒を見ると提案する。すると、芽衣子
はホッとした笑顔を見せて喜んだ。万里に電話で呼び出された真島は、
明日アンを引き取りに一緒に行こうと言い残して帰る。

 待ち合わせたいつものバーに真島が行くと、万里が待っていた。万
里は、謹慎が解けたから明日バッジを取りにいくように言い、さらに、
自分も三輪の捜査に加わることになったから知っている情報をすべて
教えろ、と迫る。

 何も隠していないと言う真島を信用しない万里に、相棒だったら信
用するんだな、と捨て台詞をはいて真島は店を出て行った。

 翌日。一緒にアンを引き取り行った際に、アンを飼うのに必要なも
のリストを芽衣子からもらった真島は、今度その買い物に芽衣子に付
き合って欲しい、と頼む。快諾した芽衣子は、この後病院にドッグセ
ラピーのボランティアに行く、と話す。

 マンションに戻る真島を万里が待っていた。真島は万里と署に行き、
バッジを受け取る。その姿を見ていた、同僚の門倉(RIKIYA)
は、宇喜田が三輪にこだわり過ぎなのがおかしい、と勘ぐる。捜査に
行く真島を追って万里も署を出るが、一人でやりたいんだ、という真
島に逆らえず、万里は真島一人で行かせてしまう。

 美咲のドナーが見つかり、手術が明日に決まる。どうしても手術代
が必要な松永は、無理やり生前相続で勝手に自分の名義にした妻の実
家を売りに出すと言って妻ともめるが、法律上は問題ないと強気に言
い張る。

 その一部始終を盗聴していた芽衣子は松永にすぐに電話をするが、
開き直る松永に、松永が手術のために裏工作をしたのを知っているこ
とを臭わし、マスコミが知ったらどうなるかしら・・・と言って電話
を切る。

 真島は、15年前の毒入りケーキ事件の捜査資料を見て、当時事件
を担当した元刑事・平田勇次(並樹史朗)に話を聞きに行く。

 当時、物証、状況証拠、目撃証言と出揃っていたから黒で間違いな
いと判断したと言う平田に、真島は担当鑑識官の名前がないけれど覚
えていないかを尋ねる。しかし平田は思い出せないと答える。

 万里が真島をマンション下で待っていると、アンの買い物を終えた
真島、芽衣子、アンがが帰ってくる。しかも、荷物も多いから部屋ま
で来て欲しい、と真島は芽衣子を部屋に招きいれた。

 帰ろうとする芽衣子にすがり付いてしまうアンを見た真島は、アン
が落ち着くまで部屋にいてくれ、と家に上げる。緊張した芽衣子は落
ち着かない。アンもエサの時間と言うことで、真島と芽衣子も二人で
カップラーメンを食べる。

 食後、部屋の中の警察関連のものに気付かれたくない真島は、片づ
けくらいやる、という芽衣子の手を思わずつかんでしまう。戸惑った
芽衣子は手を払いのけ「帰る!」と言い、送っていくという真島を振
り切って部屋を出ていった。

 やっぱり送っていく、と追いかけて来た真島に芽衣子は、こういう
風に優しくされるのは慣れてないんです、すいません・・・と苦しそ
うな表情をして逃げるように帰っていった。

 帰り道、真島とのやりとりを思い出して涙ぐむ芽衣子だったが、首
にかけた鳥の羽の形のネックレスを取り出し握り締めると、意を決し
た表情で涙をこらえた。

 翌日の美咲の手術日。美咲に移植される心臓が、美咲の病院に向け
て出発した。
 その跡をつける芽衣子。

 しばらくして松永の元に一通のメールが届く。そこにはクーラーボ
ックスに入れられた心臓の写真が添付されていた。驚く松永に、病院
からすぐに来るに連絡が入り、さらに畳み掛けるように、芽衣子が田
辺(戸田昌宏)から盗んだ携帯電話を使って電話してきた。

 外を見ろ、と言われた松永が窓から下を見ると、クーラーボックス
を持った芽衣子が立っていた。電話を切らずに今から指定する場所に
来るように命令する。

 指定された橋の下に松永が着くと、橋の上でクーラーボックスを手
すりに載せた芽衣子が立っていた。芽衣子は、松永に携帯を地面に置
き、その横の電話ボックスに入るように命令する。

 その通りにすると、その公衆電話が鳴り、出るとまた芽衣子からだ
った。芽衣子は尋ねた。

 ドナーの心臓を心配するのは、美咲を助けたいからか?それとも金
のためか?15年前の裁判のときも、私はやっていないと言っていた
のに、無理やり有罪に話を持っていったのは金のためじゃないのか?
でなければ、うだつの上がらない弁護士だったあんたが事務所なんて
もてるわけがない!

 さらに、芽衣子は続けた。
 昨日の奥さんとの会話を録音した。不正にドナーの順番を繰り上げ
た十分な証拠になる、今度こそ弁護士バッジは取り上げられるわね。

 それを聞いた松永は、取り引きを持ちかけるが芽衣子はまったく相
手にしない。
「俺にどうしろっていうんだ!」「真実を無視した罪は死に値する。
命を持って償いなさい!」

 芽衣子は、電話ボックスに隠しておいた毒薬の入った試験管を松永
に取り出させ、一気に飲み干せと命令する。迷う松永に、早くしない
と美咲の心臓が使えなくなる、と追い討ちをかける。

 しかし、松永は「こんなもの飲めるかぁ!」と言って地面に叩き付
けた。しかし、次の瞬間喉をかきむしって倒れた。試験管の中身は毒
ガスの元であり、試験管を割った瞬間電話ボックス内に毒ガスが充満
したのだった。「やっぱり飲めなかった。最低の男ね。」

 松永が死んだ電話ボックスに堂島が現れ、笑いながら次々と現場を
写真に収めていった。電話ボックスには「危険、近寄らないでくださ
い。有毒ガス自殺をしています。警察に連絡してください」と書かれ
た貼紙がしてあった。

 そして、電話ボックスの脇の地面に松永が置いた携帯電話を堂島は
自分のポケットにしまいこんで現場を去っていった。

 アンをペットサロンに届けた際に、今日は芽衣子はドッグセラピー
に言っていると聞いた真島は、その病院を聞いて訪ねる。しかし、今
日はドッグセラピーはやっていないと言われる。

 真島は、病院の医師たちが美咲の父親が手術も終わっていないのに
自殺したことを耳にする。「不自然な自殺、犬・・・」胸騒ぎを覚え
る真島。

 テレビで美咲の手術が成功したことが発表された。芽衣子は美咲の
心臓を取ってはおらず、豚の心臓をドナーの心臓に見せかけて松永を
騙していたのだった。

 夕焼けの中、ネックレスを握り締めながら公園で一人立つ芽衣子の
元に、真島から電話が入る。涙をこらえる芽衣子の気配を感じた真島
は、返事をしろ、いますぐ行くから今どこにいる?と尋ねるが、芽衣
子は涙を流しながら電話を切ってしまう。

 同じ頃、万里はペットサロンに行って真島のことを尋ねる。オーナ
ーの小山内(横山めぐみ)から身元を尋ねられた万里は、真島の彼女
だと答える。

 一方、芽衣子を案じながらボーっと歩く真島の下に、先日話を聞い
た平田元刑事から連絡が入る。芽衣子の事件の担当鑑識官を思い出し
たと言う。それは失踪した三輪だった。



寸  評  真島と芽衣子がいい雰囲気になるたび、この先の悲しい展開が予
想されて切ない気分になります。芽衣子は自分を陥れた人たちには復
讐していきますが、やはりそれ以外の人に直接危害を加えることはな
いところはこだわっているのでしょう。でも、本当は直接危害を加え
ていなくても、身内が亡くなることでとても悲しい気持ちにさせてい
ることまでは、思い至らないのがまた悲しいです。

執 筆 者 フラ()

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2. 編集後記
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 一気に冬が来た感じです。また週末に台風が来たりして少し暖かくなるよう
ですが、基本的には冬に向かっていくようです。せっかくの気候のいい過ごし
やすい秋が短くなってしまって残念です。気候の急な変化で野菜が高くなるの
が家計に痛いです。(フラ)

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