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************************************************************************ Stock Mission 本日の相場総括・明日の展望 http://www.stock-mission.com/ 2010年11月4日 発行 ************************************************************************ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■1歩先の株式・銘柄情報 Stock Mission■ 一部投資家向けに行っている、株式におけるファンド動向・仕手株などの 注目銘柄情報をご提供!魅力のある有益な情報が日々入ります。 個人投資家の弱点である情報収集を強化してみませんか? http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html □本日の結果 =========================================== 11/04 11/03特別会員銘柄SM +6.34% 合計+6.34% 11/04 11/03一般会員銘柄RO +2.04% 合計+2.04% 11/04 11/03一般会員銘柄KS +6.38% 合計+6.38% 11/04 11/01特別会員銘柄RU +3.96% 合計+2.94% 11/04 10/26一般会員銘柄FH +5.95% 合計+1.14% 11/04 10/25特別会員銘柄TS +4.35% 合計+2.13% 11/04 10/20一般会員銘柄NK +5.84% 合計+1.40% 11/04 10/19一般会員銘柄NY +3.01% 合計+4.59% ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■本日の相場総括 =========================================== 本日の日経平均は198円高の9,358円と大幅続伸となりました。 米株高、為替ドル円の円安基調を受けて朝方から買いが先行、その後も祝日前に ポジション調整で売られた分の買い戻し、押し目買いなどが入ったことで上げ幅 を拡大し、後場に入っても崩れることなく、高値圏を維持して終了しました。 中期基調は下向き継続、短期基調は下向きから上向きに転換しました。 注目の米中間選挙、FOMCを通過、結果として米株高、ドル高と、日本株にとって 好ましい結果になったこと受けて、買戻し主体に指数を押し上げる展開となりま した。 □本日の先物動向 =========================================== 先物の手口は、大和CMが1,029枚、立花が1,002枚、ニューエッジが1,154枚、 ゴールドマンが1,153枚の買い越しとなっております。 TOPIXは、ゴールドマンが4,923枚、野村が2,158枚、BNPパリバが1,881枚、MSMが 1,079枚の売り越し、ニューエッジが1,987枚、バークレイズが1,839枚、シティが 1,660枚、クレディスイスが1,249枚の買い越しとなっております。 大きなトレンドの見られる手口はありませんが、ニューエッジ、クレディスイス の買戻し、野村、大和、BNPパリバなどの裁定買いによって指数を押し上げる格好 となっております。 反面、TOPIXではゴールドマンサックスの大口利益確定売りが出ており、これが 日経平均に比べてTOPIXの指数の戻りの鈍さの要因となっております。 □本日の新興市場動向 =========================================== 新興市場は2指数揃って反発となりました。 日経平均が大幅上昇となる中で新興市場も主力銘柄中心に買われる展開となりま した。 ただ資金は東証1部に向かっていたことから新興市場の売買代金は低調なままで あり、指数も小幅な上昇に止まっており、ジャスダック平均は場中下落して推移 するなど、物色の圏外に置かれております。 大型株への買戻しが一巡した場面で、これまで大きく売られてきた銘柄などに 短期資金が戻ってくるか注目されるところです。 □本日の個別銘柄動向 =========================================== 東証1部の値上がり銘柄数は1,367、セクター別でも紙パルプ以外の全てが上昇と ほぼ全面高の展開となりました。 石油、資源、鉄鋼、海運、非鉄、商社などの景気敏感株がしっかりとなって相場 を牽引、自動車、ハイテクなども買い戻しの動きとなりました。 ただ日経平均の日中値幅は101円で後場に限っては31円に過ぎず、ファーストリ、 ソフトバンクの2社で50円強も指数を押し上げている状況を見ると、買戻しが一巡 してからは上値が重くなっていることが窺えます。 会員個別銘柄でも幅広い銘柄が上昇、特にこれまでやや弱かった材料株どころが しっかりとなりました。 ここからもう一段戻ってリバウンドの動きとなれるかに注目されます。 場中銘柄では、大京(8840)、アクセルマーク(3624)、インターライフ(1418) などがしっかりとなりました。 =========================================== ■今晩の米市場の動向 ========================================= 今晩の米市場は続伸の展開が期待されます。 アジア市場が堅調、欧州市場も商品価格の上昇、ユーロ圏非製造業PMIの予想を 上回る内容を受けて上げ幅拡大の展開となっております。 これを受けて米Globex先物も上げ幅を拡大する展開となっており、買い先行の 展開が期待されます。 ただ週末の雇用統計を控えていること、NYダウが年初来高値水準に達している ことなどから、一先ずポジション調整の利益確定売りが出やすい場面でもあり、 上値は重くなりそうとの見方が強まっております。 2日の米市場は、ダウが64.10ドル高、昨晩はダウが26.41ドル高と続伸し、年初来 高値を更新しました。 中間選挙は共和党が大勝利となり、大企業寄りとされることから市場は好感する 格好となりました。 FOMCは、資産購入を来年6月までに6000億ドル限度となり、ほぼ予想の範囲内と いうことで一時91.35ドル安まで売られる場面がありましたが、追加緩和の可能性 が示唆されたこともあり切り返すなど、乱高下する展開となりました。 シカゴ日経先物は130円高の9,300円、円建ては110円高の9,280円で終了しました。 □注目米主要企業決算・経済指標 =========================================== 主要企業決算発表は、アパッチ、ベクトン・ディッキンソン、CBS、フルアー、 デンベリー・リソーシーズ、JDSユニフェーズ、クラフト・フーズ、NRGエナジー、 マイクロチップ・テクノロジー、スターバックス、テソロなどが予定されており ます。 経済指標は、7-9月期非農業部門労働生産性、新規失業保険申請件数が予定され ております。 予想は、7-9月期非農業部門労働生産性が+1.0%(4-6月期-1.8%)、 新規失業保険申請件数が44.2万件(前回43.4万件)となっております。 新規失業保険申請件数は週末の米雇用統計の前哨戦として内容が注目されます。 予想は若干の悪化であり、予想通りであればドル安基調継続が想定されます。 □その他海外注目材料 =========================================== 要人イベントでは、欧州ではECB理事会及びトリシェECB総裁の会見が注目され、 ECB理事会において、金融緩和政策の解除を示唆、出口戦略を念頭などの観測が 浮上しており、ユーロ買いに繋がる展開となっております。 ウェーバー独連銀総裁が「債券購入プログラムは永久に廃止すべき」と発言、 シュタルクECB理事も「ECBは全ての非伝統的金融政策を打ち切る前に利上げに 踏み切ることが可能」と発言しており、トリシェ総裁が会見で出口戦略を匂わせ る発言があるかどうかがポイントとなりそうです。 ドル円では、81円台中盤からドルの戻り売り意識が強く、82円からは本邦実需筋 のドル売り意欲が強いとされております。 一方、80円にはオプショントリガーがあり、この手前では防戦のドル買いが強い とされております。 =========================================== ■明日の展望 =========================================== 明日も堅調な展開が想定されます。 短期テクニカル的にリバウンドしても良い水準に達していたこともあり、好調な 世界市場の流れに乗ってもう一段の上昇展開が期待されます。 明日もダレずに続伸となってくれば、目先短期的には9,700円までのリバウンド 展開も期待できそうです。 ただ為替のドル円は再びドル安方向に向かう意識を見せており、円高要因が上値 を抑えることになりそうです。 □テクニカル分析からの展望 =========================================== 日経平均は大幅上昇で、マドをあけて一目均衡表の雲の下限を突破、雲の上限を 捉える動きとなりました。 ボリンジャーバンドでは-2σ、-1σを一気に飛び越えて中心線との間での推移に 移行しております。 ただこの水準は調整トレンドの上限まで回復した程度でトレンド転換とはなって おらず、9,400円を超えてくる必要があります。 丁度一目均衡表の基準線(9,420円)の位置となり、これを明確に超えてくるよう なら、短期的に9,700円に向かっていく展開が期待されます。 ただ下降する25日線が上値抵抗となって抑えられるようなら、再び下値模索の動 きが燻ることになります。 □総括・今後の方針 =========================================== 日経平均は大陽線を形成して、重要イベント通過を好感する格好で当面の戻りを 期待する展開となりました。 ただあくまで買い戻しが主体で上値を追う動きは乏しく、個別でもファーストリ とソフトバンクの2銘柄で日経平均を50円押し上げていることから見ると、相場が 底入れ反転したと見るのは早計と言えそうです。 ドル円も81円再び割り込み、ショートカバーが一巡してからは早くもドル安方向 に向かっていることも上値を抑える要因となり、NYダウが年初来高値を更新し、 リーマンショック前の水準近くに戻しているのに対し、日本株が取り残されて いる状況に変わりはなく、戻りも鈍くなりそうとの見方が増えております。 ただ個別では割安圏で捨て置かれている銘柄や、好決算ながらまったく反応して いない銘柄が散見される状態であり、短期でもこれら銘柄が見直される展開を 期待したいところです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □本日のメルマガ銘柄 =========================================== 日本農薬 (4997) 現在値:462円 調整一巡が出た銘柄のリバウンド展開期待です。 10月安値とのダブルボトムを形成し、上昇する75日線が支えとなって下げ止まり 感が出ております。 売り一巡からのレンジ上限の520円どころに向かっていく動きに期待します。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ -ご注意- Yahooなどフリーのアドレスでメルマガにご登録している場合、 メルマガが届くまでに非常に時間がかかることがあるようです。 メルマガを早く受け取りたい方は、メールアドレスの変更か、 メルマガスタンドの変更をお勧めします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【Stock Mission】 StockMissionは、急騰・高騰する可能性がある銘柄情報をご提供しております。 ●ご提供情報 <投資法人・ファンドの動向に関する情報> <テクニカル分析による銘柄情報> <市場関係者とのミーティング情報> 【ホームページ】 http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html ホームページの相互リンク、メルマガの相互紹介は随時募集中です。 ************************************************************************ Stock Mission http://www.stock-mission.com/ master@stock-mission.com メルマガバックナンバー http://www.mag2.com/m/0000251962.html メールマガジン登録解除 まぐまぐ・melma http://www.stock-mission.com/melmag.html めろんぱん http://www.melonpan.net/mag.php?011680 ************************************************************************ |