メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 10/11/01  2010/11/01


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Stock Mission
本日の相場総括・明日の展望

http://www.stock-mission.com/            2010年11月1日 発行
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□本日の結果
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11/01 10/31特別会員銘柄TS +4.94% 合計+4.94%
11/01 10/31一般会員銘柄IS +1.72% 合計+1.72%
11/01 10/26一般会員銘柄FH +5.36% 合計+0.57%
11/01 10/25特別会員銘柄TS +9.20% 合計+1.06%
11/01 10/18特別会員銘柄GY +1.30% 合計+10.17%

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■本日の相場総括
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本日の日経平均は47円安の9,154円と続落となりました。
CME安を受けて売り先行のスタートとなりましたが、寄り付き直後に為替のドル円
が急速に円安方向に進んだことを受けて、日経平均はプラスに転じる場面もあり
ましたが、買い意欲は乏しく再び下落に転じて小安いところで揉み合いとなり
ました。
後場にも中国PMIを好感して上海市場が大幅上昇、米Globex高の影響から日経平均
も再び上昇に転じましたが、買いは続かずに引けにかけて戻り売りに押され、
安値圏で取引を終了しました。

前場の寄り付き直後は、為替介入の思惑から円安に振れる場面もありましたが、
結局は押し戻される格好で往って来いの展開となりました。
後場にかけても中国PMIが予想を上回り、上海市場が2%超の上昇となったことを
受けて買われる場面もありましたが、引けまでこれを維持することもできません
でした。
米Globex先物は高いところでしっかりとなっておりますので、日本市場だけが
冴えない弱い動きを続ける格好となっております。


□本日の先物動向
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先物は、BNPパリバが-2,188枚、大和CMが-1,751枚、シティが-1,280枚の売り越し、
ソシエテが2,400枚、ゴールドマンが1,617枚、マネックスが1,078枚の買い越しと
なっております。
TOPIXは、ゴールドマンが-2,129枚の売り越し、MUMSが1,292枚、BNPパリバが
1,242枚の買い越しとなっております。

本日の先物の動向はほぼ動意なしのリバランスのみとなっております。
ただ連日TOPIX型が日経平均型に比べて売り優勢の展開が続いており、連動して
金融株の弱さが目立つ展開が続いております。


□本日の新興市場動向
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新興市場は2指数まちまちの動きとなり、マザーズ指数は続伸した一方で、ジャス
ダック平均は4日続落で年初来安値を更新しました。
マザーズは主力の一角が買われたことで指数は堅調な動きとなりましたが、新興
市場全体の売買は低調、マザーズでも買いは拡がらずに手控え商状は継続してお
ります。
一部材料株、マザーズ主力などを中心に買い戻しの動きが出てきており、短期資
金が循環して盛り上がりを見せる展開に期待したいところです。


□本日の個別銘柄動向
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東証1部の値下がり銘柄数は1,000を超え、セクター別でも3業種以外が全て下落と
弱い展開が続いております。
特に銀行、証券、ノンバンクなど金融関連や自動車が下落上位に並び、東京市場
の地盤沈下の象徴となっております。

個別の動きもまちまちですが、材料株の一角が反発してきており、この流れが
継続できるかが焦点となってきます。
場中銘柄では、レオパレス(8848)、明電舎(6508)、サイバーエージェント
(4751)、Vテク(7717)などが上昇となりました。
指数に絡む大型株は引き続き厳しい状況となりそうですが、個別重視の動きから
短期資金の動きが活発化してくる展開に期待します。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は買い先行の展開が想定されますが、明日のFOMC、中間選挙を控え、
次第に膠着感の強い展開になりそうです。
欧州市場は、中国PMIの好調な結果から上海市場が大きく上昇したこと受けて、
買い先行の展開となっておりましたが、アイルランドとドイツの10年債利回り
格差が過去最大になるなどを背景に急速に値を消す展開となっております。

先週末の米市場はダウが4.54ドル高と小幅上昇となりました。
7-9月期GDP(速報値)、10月のシカゴ購買部協会景気指数の結果が予想を上回っ
たものの、FOMCや中間選挙を控えて動意は乏しく、ミシガン大学消費者信頼感
指数が予想を下回ったことが重しとなりました。
シカゴ日経先物は5円安の9,185円、円建ては20円安の9,170円で終了しました。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表は、アラガン、アナダーコ・ペトロリアム、ベーカーヒューズ、
コーニング、ロウズCP、パクティブ、バルカン・マテリアルズなどが予定されて
おります。
経済指標は、9月個人所得、9月個人消費支出、9月PCEコアデフレータ、
10月ISM製造業景気指数、9月建設支出が予定されております。
予想は、9月個人所得が+0.3%(8月+0.5%)、
9月個人消費支出が+0.4%(8月+0.4%)、
9月PCEコアデフレータが前年比+1.4%(8月+1.4%)、
10月ISM製造業景気指数が54.0(9月54.4)、
9月建設支出が前月比-0.5%(8月+0.4%)となっております。

10月ISM製造業景気指数は、若干の低下予想となっておりますが、各連銀指数は
改善を示す内容が多くなっており、上ブレとなる可能性があるとされております。


□その他海外注目材料
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ドル円は、東京時間に80円21銭まで下落した後、ドル買いが急速に強まり81円60
銭まで上昇する場面があり、介入警戒感が強まりました。
ただその後の戻り売りによって上値の重さが確認され、80円のオプショントリガー
での攻防、そして79円75銭の史上安値を意識する動きは継続となりそうです。
80円には大規模なオプショントリガーがあるとされており、この手前では防戦に
よるドル買いが強まりそうです。
ただトリガーを付けるようならストップロスを巻き込んでドル売りが加速し、79
円75銭を切るようなら、追随の下値をトライするドル売りが強まる可能性があり
ます。


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■明日の展望
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明日も弱含みの展開が継続しそうです。
米FOMC、中間選挙前の最終売買日となることを受けて、買い手控えは一層強まり、
イベント前の手仕舞い売りが優勢となりそうです。
為替動向がどのように変化していくのか注意深く見守っていきたいところです。


□テクニカル分析からの展望
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日経平均は続落となり、ボリンジャーバンド-2σに上値を抑えられる格好となり
ました。
上ヒゲを付ける格好となったことで、9,000円〜9,300円のレンジに切り下がり、
9,300円が上値抵抗に変わってきました。
月足の一目均衡表では、遅行線がリーマンショック直後の大陰線を形成したとこ
ろに差し掛かり、大きく下へ突っ込む警戒感が高まる一方で、現在の水準を維持
することができれば、遅行スパンの上方転換シグナルの発生の可能性があります。
長期のトレンド転換で来年に対する期待感を高められるかに注目されます。


□総括・今後の方針
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上海市場の大幅上昇、米Globex先物高にも反応できず、東京市場だけが弱い展開
を続けております。
投資家心理の悪化と共に個人投資家のパフォーマンスの悪化からの追証発生も
警戒されており、明日以降米国での重要イベントが控えているだけに、引き続き
手仕舞い売りによってズルズル売られる展開が警戒されます。

個別では、指数から離れたところの値頃感の出ている材料株や新興市場の物色に
期待したいところですが、基本としては引き続きキャッシュポジションを高めた
まま様子見とするしかなさそうです。

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□本日のメルマガ銘柄
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本日はありません


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