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************************************************************************ Stock Mission 本日の相場総括・明日の展望 http://www.stock-mission.com/ 2010年10月27日 発行 ************************************************************************ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■1歩先の株式・銘柄情報 Stock Mission■ 一部投資家向けに行っている、株式におけるファンド動向・仕手株などの 注目銘柄情報をご提供!魅力のある有益な情報が日々入ります。 個人投資家の弱点である情報収集を強化してみませんか? http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html □本日の結果 =========================================== 10/27 10/26特別会員銘柄GS +5.58% 合計+5.58% 10/27 10/26特別会員銘柄GK +1.42% 合計+1.42% 10/27 10/26一般会員銘柄FH +1.14% 合計+1.14% 10/27 10/26一般会員銘柄SS +2.69% 合計+2.69% 10/27 10/25一般会員銘柄FT +2.16% 合計+6.18% 10/27 10/24特別会員銘柄YS +1.42% 合計+4.25% 10/27 10/24一般会員銘柄PW +4.00% 合計+7.06% 10/27 10/19特別会員銘柄BH +11.94% 合計+11.94% 暴騰! 10/27 10/19一般会員銘柄NY +0.90% 合計+2.45% 10/27 10/18特別会員銘柄GY +2.93% 合計+4.58% ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■本日の相場総括 =========================================== 本日の日経平均は9円高の9,387円と小幅反発となりました。 昨晩の米市場は小幅上昇となりましたが、ドル円がショートカバーの流れとなり、 CMEが上昇して帰ってきたことから、買い先行の展開となりました。 ただ買い戻しが主体で、これが一巡すると上値が重くなり伸び悩む展開となり、 後場にかけて香港市場の急落をきっかけにアジア市場が軒並み安となったこと から、先物主導で上げ幅を縮小、値を消す展開となりました。 TOPIXは続落となり、2ヶ月ぶりの安値に沈んでおります。 中期基調は下向き継続、短期基調は下向きから横ばいに転換しました。 為替のドルの買い戻しの流れを受けて、主力株を中心に買い戻しの動きとなり ましたが、日銀の金融政策決定会合や米FOMC、中間選挙を控えていることから、 手控え感の強い上値の重い展開となりました。 後場にかけては香港株の急落を受けてアジア市場や米Globex先物が下落となり、 日経平均も先物主導で売られる展開となって値を消してしまいました。 □本日の先物動向 =========================================== 先物の手口はニューエッジが1,186枚、メリルリンチが1,032枚の売り越し、 MSMが1,244枚、MUMSが1,175枚、バークレイズが1,056枚の買い越しとなっており ます。 TOPIXは、クレディスイスが1,244枚の売り越し、MSMが1,199枚の買い越しとなっ ております。 本日もトレンドを示すような手口は一切ありませんでした。 為替ドル円のドルのショートカバーの流れや明日の日銀の金融政策決定会合を 控えて、相場がどのように動いてくるか様子見という格好となっております。 クレディスイスがTOPIXを若干売り込んでおりますが、トレンドを示すようなもの ではなく、直近は様子見が続いております。 クレディスイスは、様子見を経過して次の手口を出した時に、その方向へ大きく 振ってきますので、動向に注目されます。 □本日の新興市場動向 =========================================== 新興市場は2指数揃って下落となりました。 朝方は買い先行の展開となりましたが、商いは低調で物色の勢いは限定的に止ま り、後場にかけて日経平均が失速したことに合わせて利益確定が進みました。 イマイチの展開を続けておりますが、ここまで売りに売られてきた新興市場銘柄 が多いことから、やられ過ぎ銘柄の一角にはリバウンドを狙う動きが散見されて おります。 リスクの高い場面ながら、こういった銘柄のリバウンドに期待することになり そうです。 □本日の個別銘柄動向 =========================================== 東証1部の値下がり銘柄数は804と結局売り優勢、セクター別でも証券、銀行など の金融株が軒並み売られており、鉄鋼、石油、非鉄、資源、商社、海運などの 景気敏感株も売られました。 一方、円高一服を受けて自動車、ハイテクの一角はしっかりとなっております。 個別物色でも柱となる銘柄が無く、方向感に乏しく盛り上がりに欠ける展開が 続いております。 ただ会員銘柄では、特別会員銘柄のBBH (3719)が大暴騰となって目標達成 となりました。 他、売られ過ぎ銘柄のリバウンドを狙う動きが多少なりとも出ておりますので、 狙うとするとこれらを小すくいで拾っていくことになります。 =========================================== ■今晩の米市場の動向 ========================================= 今晩の米市場は反落の展開が想定されます。 米長期金利の上昇を受けて、これまでの流れと逆行するドル高株安の動きとなり、 香港市場の急落などの影響から利益確定売りが出やすい状況となりそうです。 ただ米FOMC、中間選挙を控えることから大きく振れていく展開は想定しにくく、 長期金利、為替動向に連動して上下する展開が想定されます。 欧州市場も、香港株安、商品市況の下落を受けて売り先行の展開ですが、売りが 一巡してからは下げ渋り展開となっており、仏、独はプラスに転じる展開となって おります。 昨晩の米市場はダウが5.41ドル高と小幅続伸となりました。 企業決算では、USスチール、AKスチールが予想を下回りまましたが、コーチ、 CITが予想を上回る決算を発表するなど、ポジティブ、ネガティブが交錯する展開 となり、指数はこれに挟まれる格好で小動きとなりました。 中間選挙、FOMCを控えることから大きな手口は無く、朝方の売りが一巡すると 前日終値を挟んでの揉み合いとなりました。 消費者信頼感指数は予想を上回る結果となったことで為替のドル円はショート カバーの流れとなり、CME円建ては70円高の9,430円、ドル建ては95円高の9,455円 まで上昇して終了しました。 □注目米主要企業決算・経済指標 =========================================== 主要企業決算発表は、エース、アシュランド、オートステート、コムキャスト、 アリゲニーエナジー、シンシナティ・ファイナンシャル、コノコ・フィリップス、 Drペッパー、エキファックス、ゼネラル・ダイナミックス、ヘス、オフィスデポ、 タイム・ワーナー、PSEG、スキャナ、シマンテック、VISA、ワールプール などが予定されております。 経済指標は、MBA住宅ローン申請指数、9月耐久財受注、9月新築住宅販売件数が 予定されております。 予想は、9月耐久財受注が+2.0%(8月-1.5%)、 9月新築住宅販売件数が30万戸(8月28.8万戸)となっております。 9月耐久財受注はプラス転換予想となっておりますが、9月ISM製造業の新規受注 指数が4カ月連続の低下となっており、各連銀指数もまちまちながら縮小傾向に あるとして、下振れの可能性が指摘されおります。 9月新築住宅販売件数は、改善予想となっておりますが、在庫水準が依然として 高止まり状態となる見通しで、予想通り程度に落ち着くと見られております。 □その他海外注目材料 =========================================== ドル円は、昨日の米長期金利の上昇を受けて、政策がインフレ方向に向かうとの 思惑が出たことで、ドルの買い戻しの動きが強まっております。 この動きがどこまで続くかが焦点となってきますが、ショートカバーが一巡して からは、米FOMCや中間選挙を控えることもあり、小康状態になる展開が想定され ます。 80円に大規模なオプショントリガーがあるとされており、この手前では防戦の ドル買いが強くなりそうです。 ただトリガーを付けるようなら、ストップロスを巻き込んでドル売りが加速し、 79円75銭を試す展開が想定されます。 一方で82円からは本邦実需筋のドル売りオーダーが控えているとされており、 83円どころは大規模なドル売りになっていると見られております。 要人関連では、ダドリー米NY連銀総裁が講演を予定しております。 =========================================== ■明日の展望 =========================================== 明日も上値の重い冴えない展開が想定されます。 今晩の欧米市場の結果を受けて朝方は始り、その後は日銀の金融政策決定会合が の結果待ちということで、様子見ムードが非常に強まりそうです。 前回に月初に想定以上となる包括緩和策を発表していることから、今回は目新し いものは無いとされておりますが、包括的金融緩和策の柱となる資産購入基金の 骨子が明らかにされると見られ、内容次第では好材料視されそうです。 □テクニカル分析からの展望 =========================================== 日経平均は前日終値近辺での動きとなり、ボトム近辺での膠着が続いております。 一目均衡表では、雲の上限がサポートとなる一方で、下落する転換線に上値を 抑えられております。 明日は雲のねじれが起こるため転換点になりやすく、遅行スパンが下方転換シグ ナルを発生させている中で、雲の薄くなるところでの下放れが警戒されるところ です。 9,300円近辺で底堅く推移できたこともあり、10月戻り高値からの三角持ち合いを 形成しており、これもそろそろ煮詰まり状況となってきます。 様々なテクニカルを見ればさらに下放れの可能性が高いのですが、上放れできる ようなら、レンジ上限の9,700円を再びトライする展開も期待できます。 なお、終値ベースで9,321円を下回ると新値足が陰転となり、ますます下方への 意識が強まることになります。 □総括・今後の方針 =========================================== 折角為替がドルのショートカバーによって円高一服となったにも関わらず、 米量的緩和期待で買われていた新興国がドルの買い戻しの動きに呼応する格好で 一旦の利益確定からの資金流出に見舞われ、結局東京市場も戻りを試すことは できませんでした。 TOPIXは続落となって年初来安値が目前とおり、東京市場の弱さが窺えます。 明日はテクニカル的にも転換点となりやすいところで、日銀の金融政策決定会合 のイベントがあるなど、方向が出やすい場面ですので、動向を注視する必要が あります。 下方へ向かうようなら、一旦突っ込んだところまで売られた後の反転を目指す 動き想定され、9,000円割れの場面も想定しておきたいところです。 ただネガティブとなって下押しとなっても、緩和策のための資金は確保されている ことから、これを期待する催促相場へと移行する動きが想定されます。 深押し場面では、押し目を狙う動きも出てきそうです。 個別では引き続き動き辛い状況が続きそうです。 相場がどのように動いてくるか確認するまでは基本様子見、または低位銘柄など 指数から離れたところを短期小口回転で狙っていくことになりそうです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □本日のメルマガ銘柄 =========================================== 本日はありません ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ -ご注意- Yahooなどフリーのアドレスでメルマガにご登録している場合、 メルマガが届くまでに非常に時間がかかることがあるようです。 メルマガを早く受け取りたい方は、メールアドレスの変更か、 メルマガスタンドの変更をお勧めします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【Stock Mission】 StockMissionは、急騰・高騰する可能性がある銘柄情報をご提供しております。 ●ご提供情報 <投資法人・ファンドの動向に関する情報> <テクニカル分析による銘柄情報> <市場関係者とのミーティング情報> 【ホームページ】 http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html ホームページの相互リンク、メルマガの相互紹介は随時募集中です。 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