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タイトル:憂国通信  2010/10/27


南アW杯予言ダコ パウル君死す 


【訃報】偉大なる予言者、死す
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/dqnplus/1288103555/-100

南アフリカで行われたサッカー・ワールドカップドイツ戦および優勝決定戦の勝敗結果を全部的中させたタコのパウル君が26日、飼育されていたドイツ西部オーバーハウゼンの水族館の水槽で死んでいるのが見つかった。 

パウル君の年齢は2歳9か月で、3歳とされるタコのほぼ平均的な寿命だった。 

パウル君はドイツ代表の7試合に続き、決勝のスペインーオランダ戦の結果を的中させ世界的に有名になった。 

パウル君の「遺体」は冷凍保存されており、 火葬に附する予定である。
水族館では、埋葬した後、碑を建立することも検討しているという。

タコ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%82%B3

タコは無脊椎動物なので下等動物のような認識を持つ御仁も多いが、それはとんでもない間違いで、地球上の生物の中でも最も高度に進化した部類に属する。

そして、タコは何と!道具まで使うのである。

無脊椎動物では初 タコが道具を使用 驚くべきタコの知性を発見 
http://blog.goo.ne.jp/warabidaniyuukoku/e/c247dff256819be13184091dc0b38891

そう、タコの脳は哺乳類並みに発達しているのである。

無脊柱動物の痛みの問題
http://www.nichidokyo.or.jp/kaigai-sp/sp-kaigai08-5.html

≪イカやタコを含む頭足綱の動物は、無脊椎動物の中でもっとも脳が大きい。また、脳重量と体重の比は、ほとんどの頭足綱の動物が魚類や爬虫類のそれより大きい。頭足綱の脳には“階級”溝造があり、感覚の分析、記憶、学習および意思決定に関する脳の“上位”中枢がある。頭足綱の脳のこれらの領域は、高等脊椎動物の大脳皮質と同質であることが示唆されている。Wells(1978)によると,タコの脳は神経系にやや広がりを示すより特殊化された感覚統合野、高度の行動制御野および学習をもっているため、その中枢神経は鳥類や哺乳類と同等かそれ以上の能力を有していると推測できる。≫

眼球に関しては人間よりも高級なものをタコは持っている。


http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%AE

≪脊椎動物の網膜では、視細胞は網膜の外側に、神経節細胞は網膜の内側にある。神経節細胞の軸索は視神経となるが、視神経が網膜から出る部位には視細胞は存在せず盲点となる。タコの眼では視細胞は網膜の外側にあるため、盲点は存在しない。≫

タコが高等動物であることは判ったが、だからといってワールドカップを理解できるほど賢かったわけがない。享年3歳であることからも、パウル君が仮に人間並みの知能があったとしても不可能である。

では、どうして予言が的中できたのか?

パウル (タコ)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%82%A6%E3%83%AB_(%E3%82%BF%E3%82%B3)

≪鹿児島大学名誉教授の川村軍蔵によると、タコは暗い色を好むので、ドイツ国旗を選択し続けた理由が説明できるが、比較的明るい色であるセルビアとスペインの国旗を選択した理由がつかないとして、同教授は明と暗の中にも好きな濃淡があるのではないかと考え実験を重ねた。その結果、タコが最も好む色は1番から順に、黒・赤・橙であることが分かり、論文に発表した。≫

タコの色に対する習性が関係しているのではないかという説が有力である。しかし、その説では、ドイツの国旗を選ぶ必然的説得力を持たない。

一番妥当と思われるのは、極めてサッカー通の飼育係がおり、自分の予想通りにタコが動くように細工したということだろう。

その飼育係が名乗りを上げれば、サッカー評論家として喰っていけると思うが…。


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「いじめ生徒を学級通信で公開」56歳男性教諭&「児童への“罰”としてキス強要」59歳男性教諭

尖閣問題も膠着化し、円高問題もマンネリの観が強い。民主党のお間抜けぶりを今更叩いてもインパクトがない。
このようなネタ枯れ状況では埋めグサに先生ネタを探すのは常套手段である。

学校の先生は全国で70万人もおり、確率的にも1%くらいは「おかしな先生」である。7千人くらいはいつどこ何をやらかしてもおかしくない理屈だが、彼らが1年に一度やらかしてくれるならば、毎日20人が事件を引き起こしてもいいことになる。

子供から話を聞いて憂さ晴らしにたれ込んだりゴネたりする親も多いから、ネタ集めには苦労しない。
校長も我が身の保身が働いて、自己判断でもみ消したりせず、教育委員会に直通する。教育委員会もマスコミに隠し立てしづらいから、記者が安直に埋めグサを書くには極めて楽な仕組みになっているのである。

マスゴミが学校ネタを取り上げるのは、イデオロギーとは無関係に、単に取材費の節約という意味合いが大きい。

23歳女性教師が算数「人の死」出題で大騒ぎしている杉並区民の民度
http://blog.goo.ne.jp/warabidaniyuukoku/e/432e5119e37f0d42f64c2eb5bf3d45cd

このネタに関しては「23歳女性」に釣られて比較的擁護する内容の記事を本ブログでは書いたが、50歳過ぎの男性教師となると、やはり私の見る目も世間並みに厳しくならざるを得ない。

どうも学校というのは社会と隔絶されているので、歳相応の蓄積を得た人物が少ない。要するに無駄に歳をとった御仁が多いのは否めないのである。

新聞で取り上げられている2人の50歳代教師の「指導ぶり」を見ることにしよう。

「○○菌」と小2女児をいじめる男児について担任が「バカなんじゃないか。心の病を抱えている」などと学級通信で批判
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1288065014/-1001 

この事例は教師の指導に乗らず、執拗に特定生徒のいじめを繰り返す「たちの悪いガキ」の対処法についての是非である。
2ちゃんねるなどではこの先生の「指導」については大方好意的に評価されている。
しかし、小学校2年生の子供の実名が特定される文書を外部に公開するような手法は稚拙と言わざるを得ないだろう。

いじめ問題に対する対策は面倒である。大昔のようにいじめ生徒を体罰で懲らしめるやり方も有効だが、いじめをするようなひねくれたガキは、先生の見えないところで更に陰湿ないじめを繰り返すようになってしまう場合が多い。

いじめをするようなガキの親もたちが悪い場合が多いので、親からの家庭指導も期待できない。
この場合、被害者が受けた精神的苦痛を診断書の形で明確化し、加害者の父兄に対し賠償を請求するべきである。
勿論、無駄とは思うが、いじめの事実をあらかじめ加害者の親に伝え、「家庭指導」をするよう要請する段階を踏んでおく必要性があることは言うまでもない。
多くの場合、被害者の側にも「いじめられて仕方がない」ような欠陥が存在していることも多い。賠償請求に訴える場合は、事前にそちらの対策も講じておく必要がある。

児童への“罰”として「キス」「ハグ」「恋人指切り」などの“セクハラサイコロ”…入間市・小学教諭(59)
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1288068982/-100

≪埼玉・入間市の小学校で、男性教諭(59)が6年の児童に罰と称してキスをしたり抱きついたりしていたことがわかった。男性教諭は罰を選ぶ際、「セクハラサイコロ」と名付けた、自分で作ったサイコロを使っていた。≫

こちらの場合は明らかに児童虐待行為のように思われる。記事の内容からは詳しい実態がイメージされないが、キスをする行為自体相手が男女を問わず犯罪である。

教師と生徒のスキンシップの必要性を訴えているのだろうが、スキンシップ自体が怪しげな和製英語である。本来親子間で行われるもので、赤の他人がやれば発情かセクハラのいずれかである。

教師と生徒の間に「深い信頼関係」があれば、ある程度「スキンシップ」があっても表沙汰にならない場合もあるが、今回は表沙汰になったのでどの程度どのものであったのかもお里が知れている。 

この場合、教師が性欲の捌け口として児童を利用していた疑いも考えられる。

若い美人の教師でもいれば、この先生の関心もそっちに向かうかもしれないが、若い美人の教師が59歳の男性教師に協力してくれるとも思えない。

スキンシップは犬猫でも飼って、そこでやってもらいたいものである。

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