メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 10/10/26  2010/10/26


************************************************************************
Stock Mission
本日の相場総括・明日の展望

http://www.stock-mission.com/            2010年10月26日 発行
************************************************************************
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■1歩先の株式・銘柄情報 Stock Mission■

一部投資家向けに行っている、株式におけるファンド動向・仕手株などの
注目銘柄情報をご提供!魅力のある有益な情報が日々入ります。
個人投資家の弱点である情報収集を強化してみませんか?

http://www.stock-mission.com/

【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】
http://www.stock-mission.com/join.html
【過去の実績】
http://www.stock-mission.com/result.html


□本日の結果
===========================================
10/26 10/25特別会員銘柄TS +1.06% 合計+1.06%
10/26 10/25一般会員銘柄FT +4.49% 合計+4.49%
10/26 10/24特別会員銘柄YS +0.86% 合計+3.22%
10/26 10/24一般会員銘柄PW +2.57% 合計+5.74%
10/26 10/19一般会員銘柄NY +1.51% 合計+3.06%
10/26 10/14特別会員銘柄JK +1.64% 合計+9.54%

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■本日の相場総括
===========================================
本日の日経平均は23円安の9,377円と続落、9,400円を割り込んで終了しました。
昨晩の米市場は上昇となりましたが、円高要因によりCME日経先物は下落で帰って
きたことから、売り先行の展開となりました。
後場にかけては買い戻しの動きから先物主導でプラス転換する場面もありましたが
円高警戒感が重しとなり、引けにかけて失速して下げに転落しました。

短期基調、中期基調ともに下向き継続となっております。
前場、後場ともにプラスに転じる場面がありましたが、9,500円近辺での戻り待ち
の売りの強さを確認した格好で、結局は下落する5日線で上値を抑えられ、上ヒゲ
を付ける格好で徐々に水準が切り下がる動きを続けております。
東証1部の売買代金は1兆円程度と閑散相場が継続しており、円高が続く限り反転
するのは難しい状況といえそうです。


□本日の先物動向
===========================================
先物の手口はBNPパリバが1,113枚、ゴールドマンが1,036枚の売り越し、みずほが
1,313枚、ABNアムロが1,072枚の買い越しとなっております。
TOPIXは、野村が1,063枚、UBSが1,008枚の売り越し、メリルリンチが1,319枚、
ニューエッジが1,105枚の買い越しとなっております。

先物も特に大きな手口は無く、小さなリバランスの動きに止まり売買枚数も少なく
トレンドが出るような動きはまったく無い状態です。


□本日の新興市場動向
===========================================
新興市場は2指数まちまちとなり、ジャスダック平均は続伸、マザーズ指数は反落
となりました。
朝方は双方プラス推移となっておりましたが、商いは盛り上がらず直近上昇の大
きかったマザーズ関連銘柄が利益確定売りに押されて失速しました。
引き続き値頃感の買いは見られるものの、決算を控えている銘柄も多いことから
相場全体では様子見姿勢が強く、商いは低調なままで物色が拡がらず、持続性も
薄いものとなってしまっております。
もう少し柱となるような銘柄が出てこないと、なかなか物色の拡がらない状況が
続きそうです。


□本日の個別銘柄動向
===========================================
東証1部の値下がり銘柄数は881と売り優勢の展開、大型株を中心に円高要因が
重しとなりました。
セクター別では、中間決算が低迷したカブドットコムが急落、この影響を受けて
証券が下落率トップとなりました。
また、日経新聞で好業績観測が伝わりながらもメガバンクが揃って下落となり、
ノンバンクも売られました。
自動車、ハイテクも弱く、非鉄、手一向、海運、商社も売られました。
一方で資源価格の反発を受けて石油、資源はプラスで推移し、電力ガスなどの
内需ディフェンシブがしっかりとなりました。

会員銘柄でも動意が乏しくまちまちな動きとなりました。
場中銘柄では、明豊ファシリティ(1717)、インフォコム(4348)、アルデプロ
(8925)、ルック(8029)、ラウンドワン(4680)などが買われました。


===========================================
■今晩の米市場の動向
=========================================
本日の米市場は上値の重い展開となりそうです。
テキサツ・インスツルメンツの決算は予想を上回ったものの、見通しについては
慎重姿勢となっており、これによるインパクトは無い状況となっております。
テクニカル的にNYダウは過熱感からの短期調整が指摘されている中で、やや利益
確定売りが目立つ上値の重い展開が想定されます。
ただ11月のFOMCに向けて追加量的緩和の期待が高まる中で、大きく売り込まれる
ことは無いと見られます。
欧州では、英GDPが予想を上回る結果となったものの、ギリシャ中銀がGDPは4%減
と中間レポートを発表、ユーロ圏での10年債利回り格差が拡大したことが嫌気
される格好で、下げ幅を拡大する軟調な展開となっております。

昨晩の米市場はダウが31.49ドル高と上昇となりました。
G20が予想通りの結果で通過し、11月FOMCでの追加金融緩和への期待から買い優勢
の展開となりました。
また9月中古住宅販売が10%増と予想を大きく上回ったうえ2ヶ月連続でのプラスと
なったことも好感されました。
シカゴ日経先物は、円高進行受けて105円安の9,325円、円建ては45円安の9,385円
で終了しました。


□注目米主要企業決算・経済指標
===========================================
主要企業決算発表は、アフラック、AKスチール、エイブリー・ デニソン、
ブロードコム、CHロビンソン・ワールドワイド 、コーチ、フォード・モーター、
ファーストエナジー、メレディス、パッカー、ウィスコンシン・エナジー、
USスチールなどが予定されております。
経済指標は、8月S&Pケース・シラー住宅価格指数、10月消費者信頼感指数、
8月連邦住宅金融局住宅価格指数が予定されております。
予想は、8月S&Pケース・シラー住宅価格指数が前年比+2.15%(7月+3.18%)、
10月消費者信頼感指数が49.5(9月48.5)、
8月連邦住宅金融局住宅価格指数が前月比-0.2%(7月-0.5%)となっております。

8月S&Pケース・シラー住宅価格指数は、プラス維持ながら鈍化の予想となって
おります。
足元の住宅関連指標は好調ですが、概ね予想通りに落ち着くと見られております。
10月消費者信頼感指数は、株価上昇などを好感して9月から改善すると予想であり、
上ブレの可能性もあると見られております。
ただ一旦の調整の可能性が米市場で囁かれており、経済指標が下ブレとなると、
利益確定売りのきっかけになる可能性もありそうです。


□その他海外注目材料
===========================================
ドル円は、引き続き量的緩和観測によるドル売りの流れに変化は無く、79.75円
を目指す動きが続きそうです。
ただ80円には大規模なオプショントリガーがあるとされており、この手前では、
防戦のドル買いが入りそうです。
逆にトリガーを付けてしまうほどドル安が進み、80円を割り込むようなことと
なれば、ストップロスを巻き込んで一気に79.75円に向かっていくことも想定され
ます。
ドルの上値では、82円あたりから本邦実需筋のドル売りがあるとされており、
特に83円では大規模なものがあるとされております。

要人関連では、ダドリー米NY連銀総裁が講演を予定しております。


===========================================
■明日の展望
===========================================
明日も上値の重い続落の展開が想定されます。
欧米市場が余程の上昇展開を見せた時を除き、基本的にはこれまで通り円高要因が
重しとなって、ズルズルと水準を切り下げる動きとなりそうです。
ドル円の80円や日経平均9,300円などの節目を割り込むようなら、下げが加速する
可能性もあり、十分警戒したいところです。


□テクニカル分析からの展望
===========================================
日経平均は続落となり、5日線に上値を抑えられ、これまでサポートだった75日線
を下回りました。
また25日線が下落に転じてきたことから、上値がさらに重くなってくることが
想定され、早々にこれを超える必要があります。
ボリンジャーバンドは-1σでの攻防ですが、-1σは下向きに転じており、攻防を
している限りズルズルと水準を切り下げる動きになってしまいます。
一目均衡表では、遅行スパンが下方転換シグナルを発生させており、雲の下限に
沿った調整が続くようなら、レンジ下限の9,300円を割り込み、同ラインが抵抗
として変化する可能性も十分あります。
下方バイアスが強まっており、十分注意する必要がありそうです。


□総括・今後の方針
===========================================
はっきりしない展開が続いており、底堅いと見ることもできますが、日経平均は
徐々に切り下がっているうえ、個別もメガバンクが好業績観測が伝わりながらも
売られるなど、強さがまったく感じられない相場となっております。
東証1部の安値更新銘柄も175と高水準となり、富士通、三菱重工、りそな、グリー
DeNAなど主力銘柄が含まれていることも、相場全体の弱さを表しております。

指数も個別も高値圏にある欧米に比べて、明らかに弱いことは分かりきったこと
ですが、足元光が見えない円高が何とかならない限り、本格的な浮上展開は難し
い状況といえそうです。
史上最高値は79.75円ですが、これを割り込むのは時間の問題と見られており、
リーマンショックからの半値押しの水準が73円近辺となりますので、このあたり
までは覚悟しておく必要があるかもしれません。
この流れのままだと、欧米は年末ラリー入りして堅調となっても、日本だけは
弱含みといったことも想定されます

個別でもはっきりする動きが出てくるまでは様子見か、動きのある中小型銘柄を
短期回転で臨むしかなさそうです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

□本日のメルマガ銘柄
===========================================
ソフトウェア・サービス (3733)
現在値:1,450円

大幅下落銘柄のリバウンド狙いです。
10月19日に受注高が21.9%減を発表、以後急落展開となりました。
ただ1,450円に下値メドを形成し、売り一巡感が台頭してきました。
短期で大きく売られましたので、短期でのリバウンドの動きに期待します。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

-ご注意-
Yahooなどフリーのアドレスでメルマガにご登録している場合、
メルマガが届くまでに非常に時間がかかることがあるようです。
メルマガを早く受け取りたい方は、メールアドレスの変更か、
メルマガスタンドの変更をお勧めします。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【Stock Mission】
StockMissionは、急騰・高騰する可能性がある銘柄情報をご提供しております。

●ご提供情報
<投資法人・ファンドの動向に関する情報>
<テクニカル分析による銘柄情報>
<市場関係者とのミーティング情報>

【ホームページ】
http://www.stock-mission.com/
【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】
http://www.stock-mission.com/join.html
【過去の実績】
http://www.stock-mission.com/result.html

ホームページの相互リンク、メルマガの相互紹介は随時募集中です。

************************************************************************
Stock Mission
http://www.stock-mission.com/
master@stock-mission.com

メルマガバックナンバー
http://www.mag2.com/m/0000251962.html
メールマガジン登録解除
まぐまぐ・melma
http://www.stock-mission.com/melmag.html
めろんぱん
http://www.melonpan.net/mag.php?011680
************************************************************************

ブラウザの閉じるボタンで閉じてください。