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************************************************************************ Stock Mission 本日の相場総括・明日の展望 http://www.stock-mission.com/ 2010年10月25日 発行 ************************************************************************ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■1歩先の株式・銘柄情報 Stock Mission■ 一部投資家向けに行っている、株式におけるファンド動向・仕手株などの 注目銘柄情報をご提供！魅力のある有益な情報が日々入ります。 個人投資家の弱点である情報収集を強化してみませんか？ http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html □本日の結果 =========================================== 10/25 10/24特別会員銘柄YS +4.98% 合計+4.98% 10/25 10/24特別会員銘柄FS +13.71% 合計+13.71% 暴騰！ 10/25 10/24一般会員銘柄PW +6.76% 合計+6.76% 10/25 10/21特別会員銘柄ST +1.89% 合計+3.00% 10/25 10/19特別会員銘柄TO +17.50% 合計+30.56% 暴騰！ 10/25 10/19特別会員銘柄BH +6.25% 合計+1.49% 10/25 10/19一般会員銘柄NY +1.20% 合計+2.75% 10/25 10/18特別会員銘柄GY +1.20% 合計+2.37% 10/25 10/14特別会員銘柄JK +9.96% 合計+9.19% 暴騰！ 10/25 10/14一般会員銘柄SK +4.88% 合計+0.58% ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■本日の相場総括 =========================================== 本日の日経平均は25円安の9,401円と反落となりました。 週末行われたG20ではサプライズ無く通過し、手掛かり材料が欠ける中で為替の ドル円が円高方向に進行し、上値を抑える格好となりました。 前場、後場ともに開始時はしっかりながら、引けにかけては利益確定売りに押さ れる動きとなりました。 短期基調、中期基調ともに下向き継続となっております。 週末に行われたG20財務相・中央銀行総裁会議では、通過切り下げ競争の回避で 合意したものの、数値目標などの設定は見送られ、実効性に乏しい予想通りの 結果に終わり、11月米FOMCでの追加量的緩和への思惑が高まったことから、ドル 安の流れが加速し、東京市場の上値を抑える格好となりました。 □本日の先物動向 =========================================== 先物の手口はBNPパリバが2,064枚の売り越し、みずほが3,041枚の買い越しと なっております。 TOPIXは、シティが1,576枚の売り越し、BNPパリバが2,689枚の買い越しとなって おります。 本日はほとんど目新しい取引はなく、ややTOPIX売りが多かったことで日経平均に 比べて弱い動きとなりました。 ドル円の81円割れでは目立った動きは出ませんでしたが、80円の大台割れとなれ ば、動きが出てくる可能性がありますので、注視する必要があります。 □本日の新興市場動向 =========================================== 新興市場は2指数揃って続伸となりました。 先週末から新興市場や中小型銘柄を中心に個人投資家の物色が確認されており、 本日もこの流れが持続した格好で値頃感の買いが入り、しっかりとなりました。 ただ決算を控えている銘柄も多いことから、物色の拡がりは乏しく、売買代金も 低迷したままとなっております。 ただ、円高要因が重しとなり、大型株を中心に指数に絡む銘柄は手掛け辛くなる 中で、ここまで大きく売られてきた銘柄などに短期資金が引き続き流入していく 展開も期待されます。 □本日の個別銘柄動向 =========================================== 指数は小幅安となりましたが、東証1部の値下がり銘柄数は1,000を超え、大型株 を中心に売り優勢の展開となりました。 一方で指数から離れた中小型株、新興市場銘柄の一角には短期資金が流入して、 大きく上昇する銘柄も散見されました。 セクター別では、銀行、保険、不動産が売られ、証券、ノンバンクが上昇となり ました。 円高が重しとなって自動車、ハイテクは弱く、非鉄、石油、資源、鉄鋼なども 弱い動きとなっております。 円高メリットの紙パルプは買われました。 会員銘柄では、ティー・ワイ・オー （4358）がさらに大幅上昇となって合計+30% 超の上昇となった他、フルスピード （2159）も大幅上昇となりました。 また高値持ち合いとなっていたＪＶＣ・ケンウッド・ホールディングス （6632） が野村のレーティング格上げを受けて大きく上昇、目標突破しました。 =========================================== ■今晩の米市場の動向 ========================================= 今晩の米市場は反発の展開が想定されます。 日本以外のアジア市場は総じて堅調、欧州市場もしっかりとなっていることから、 米市場の買い先行の展開が想定されます。 G20通過で再びドル安基調となっていることも支えとなりそうです。 テクニカル的にNYダウのダブルトップ形成が警戒されておりますが、米FOMCや、 中間選挙までは大きく動く可能性は低いと見られております。 欧州ではアジア市場の堅調な動きに加え、ユーロ圏製造業新規受注が予想を大き く上回る結果となり、非常にしっかりとなっております。 先週末の米市場はまちまちとなり、ダウが14.01ドル安、ナスダックは19.72 ポイント高となりました。 前日までの上昇に加えG20を見極めたいというムードと週末要因によって手控え ムードが強まり、利益確定売りに押されました。 一方でベライゾンやシュルンベルジェなどの決算が好調、アマゾンの投資判断 引き上げなどが好材料となり、ハイテク株全般は堅調に推移し、ナスダックは 終日プラスの展開となりました。 シカゴ日経先物は45円高の9,465円、円建ては25円高の9,445円で終了しました。 □注目米主要企業決算・経済指標 =========================================== 主要企業決算発表は、アムジェン、キャボット、ハリス、インベスコ、ローバー、 ロリラード、テキサス・インスツルメンツなどが予定されております。 経済指標は、9月中古住宅販売件数が予定されております。 予想は430万戸（8月413万戸）となっており、先行指標となる中古住宅販売成約 指数が、7月8月と2カ月連続で改善となっており、8月からの増加が見込まれそう で、コンセンサス通りか上ブレの可能性が指摘されております。 決算では、テキサス・インスツルメンツ、アムジェンが注目されます。 □その他海外注目材料 =========================================== 要人関連では、バーナンキ米FRB議長が住宅金融関連の会合であいさつを行う予定 のほか、ブラード米セントルイス連銀総裁、ダドリー米NY連銀総裁、ホーニグ米 カンザスシティー連銀総裁がそれぞれ講演を予定しております。 それぞれ追加量的緩和に関する発言について注目が集まっております。 ドル円は、G20でサプライズ無く通過となり、FOMCでの量的緩和観測によるドル 売りの流れが継続、79円75銭を目指す動きとなっております。 ただ80円には大きなオプショントリガーがあるとされ、この手前では防戦のドル 買いが入るとされております。 ただトリガーを付けるようなら、ストップロスを含めてドル売りが加速すること が想定されます。 ドルの上値では、82円あたりから本邦実需筋のドル売りが控えていると見られて おります。 =========================================== ■明日の展望 =========================================== 明日も上値が重い展開想定されます。 為替の円高が重しとなって本日同様の上値が抑えられそうです。 日経平均は比較的しっかりですが、下落する5日線に沿ってジリジリと押される 動きとなっており、サポートの75日線を割り込むと下げが明確になってくること も想定されます。 指数から離れた個別物色の流れが継続するかに注目されます。 □テクニカル分析からの展望 =========================================== 日経平均は反落となり、引き続き一目均衡表の雲の上限がサポートとなる一方で 基準線と転換線、また下落する5日線に抑えられる格好となっております。 明日も5日線に沿って下落となると、サポートの75日線を下回る可能性もあり、 25日線もゆっくりと下降してくることで下方への圧力が強まってくるため、早々 に5日線、25日線を突破しておく必要があります。 遅行スパンは、9月15日の大陽線に差し掛かり、明日に9,620円を終値で超えないと 下方転換シグナル発生となります。 ボリンジャーバンドも-2σが下向きに傾きつつあり、調整ムードが徐々に強まる 動きとなっており、警戒が必要です。 □総括・今後の方針 =========================================== 足元の円高進行が、本格化する国内企業決算への警戒感を高めており、買い手控 えが進んでおります。 東芝社長が世界経営者会議で、1ドル＝70円を想定した経営体制の構築を進めると 表明したことから、この動きが輸出企業全体に広まっていくとして、厳しい経営 環境を強いられることが警戒されております。 また、為替換算損で自己資本が減少している企業が多いと見られることから、 ファイナンス懸念も高まることになり、一層手控えが進むことになりそうです。 今のところ米市場の堅調な動きに支えられておりますが、FOMC通過で材料出尽く しとなって、一旦短期調整に入るとの声が聞かれているだけに、連れ安する格好 で下方へさらに放れていく展開が警戒されます。 また、ドル円80円割れも俗船となっており、史上高値を更新するのも時間の問題 と見る市場筋が増えているだけに、慎重姿勢で臨む必要があります。 ただ相場は弱い動きと見せておりますが、今のところ個別の動きは悪くありませ んので、個別物色の流れが腰折れとなるまでは、個別重視で短期小口回転で見て いきます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □本日のメルマガ銘柄 =========================================== 本日はありません。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ -ご注意- 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