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☆。・゜゜・。♪゜・。。・゜☆。・゜゜.。.:＊ ◆∞◇ ◆∞◇ ◇∞◆ クリスタルノベル〜百合族〜 ◇∞◆ ◆∞◇ Vol. 061 2010.10.23 ◆∞◇ ♪゜・。。・゜☆。・゜゜♪・゜゜・。☆。゜・。.。.:＊ ◇∞◇ タイトル ◇∞◇ ♪ − ビアン・スキャンダラス 尻が床に落ちた。 背中をベッドに預けると、大きく開脚した人形が鏡の中にいた。 美姫の指は、陰核を捉えたままだった。その指は菜々美の陰核を、左右に、 上下に、あるいは円を描くように、自在に嬲り続けた。 半開きになった菜々美の口から、涎が零れ始めた。 菜々美の尻は次第にずり落ちていき、尾骨まで床に付く。鏡の中には、ひく ひくと息づく肛門までが露わになっていた。 「美姫さん……。もっと見て。菜々美を、もっと」 そう呟くと菜々美は、両脚を開いたまま、それを頭上高く持ち上げた。 膣口から溢れた乳白色の膣液が、会陰を伝い、肛門で露を結ぶのが見えた。 美姫の指は、更に菜々美を追い詰める。 菜々美は大きく口を開き、かぶりを振った。 「あぁぁ、あぁぁ、あぁぁ」 涎が頬に跳ね、空中へ飛び散った。 「だめ……。もう、だめ。あぁ、美姫さん、美姫さん」 その声に応えるように、美姫の指に力が籠もった。 菜々美の陰核は、一気に揉み潰された。 「ああああっ！」 一瞬にして菜々美は絶頂を迎えていた。 頭上に開いた両脚が空中を掻き回し、びくびくと痙攣する。両足の指の股が、 すべて開いていた。ベッドの縁から持ち上がった頭が、かくかくと前後に揺れ る。 しかしその頭は、もう何も見ていなかった。震える睫毛のあわいには、瞳が 無かった。瞳は脳裏に反転し、白眼が剥き出しになっていたのだ。 見えることのない鏡を見ていた頭が、ベッドの縁に転がった。 両脚の塔が崩れ落ちる。 陰核に添えられた指先だけが、まだ僅かに痙攣していた。 あれから一週間がたった。レディースたちは菜々美の目の前に現れることは なかった。 美姫は今何をしているのだろうか。 あの時、一度だけ私の身体を弄んだだけで、もう飽きてしまったのだろうか。 菜々美は毎日美姫を想いながらベッドで指を使っていた。 もう一度美姫に抱かれたい。 この無垢な身体をあの白い指で弄ばれたい。 しかし、それはもうかなわない想いなのだろうか。 美姫のことを考えていて、その日も授業に集中できなかった。部活があるか らといって、唯が菜々美を置いて部室に走っていった。菜々美は仕方なく一人 で下校しようと校門を出た。 バイクの爆音。 ドキッとして、菜々美は後ろを振り返った。 レディースが十人、バイクにまたがってこちらを見ていた。 「よう」 晴代はじろじろと菜々美の顔を見ながら近づいてきて、右側の頬を手で撫で た。 「また遊んでやるよ」 晴代が菜々美の右の乳房を鷲?みにした。 「あうっ」 菜々美の胸にジーンとした痛みが広がり熱くなった。 学校の同級生が不安な表情で遠巻きに菜々美を見ていた。 「薄情だよな。同じ学校の奴が攫われようってしているのに、誰も助けに来な いなんてな」 不気味に笑う晴代の顔を、菜々美は涙目で見つめた。目を逸らしたかったが、 それをすると晴代が怒り出しそうな気がして動けなかった。 「晴代が遊んでくれるっていってるだろ？ なんかいうことねえのかよ」 晴代の横でバイクに跨った少女が菜々美をにらみつけた。 「は、はい・・・あ、ありがとうございます……」 ついこの前まで見下すだけの存在だった不良に対して、菜々美は半泣きの声 でお礼の言葉を口にした。あまりの屈辱のため目に涙が溜まってくる。それな のに、体の奥が熱くなってくるのを感じる。 （やだ・・・私・・・いじめられてるのに・・・感じてる・・・） 菜々美はそんな自分自身に驚くと同時に、決して認めたくないと思って首を横 に振った。 「今日は私が相手してやるよ。嬉しいでしょ？」 「……は、はい」 従順に頷くしかない。肯定以外の返事を求められていないことは明らかだっ た。 「乗りな」 晴代はバイクの後部座席を顎でしゃくった。 ≪無料メールマガジン：アーケロン通信≫ オリジナル官能小説メールマガジンです。 登録は無料です。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ http://www.alphapolis.co.jp/maga.php?maga_id=1000563 オトメ文庫 ガールズラブ 電子書籍 http://www.dmm.co.jp/digital/book/lovelymei-001 レズビアンコミック http://www.dmm.co.jp/digital/book/-/list/=/article=keyword/id=4013/media=comic/lovelymei-001 ♪======================================================= ご意見ご感想ご質問等々お待ちしております。 発行者 ： 春野 水晶 * タイトル：『クリスタルノベル〜百合族〜』 * 発行周期：不定期(週２回発行予定) ========================================================♪ |