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************************************************************************ Stock Mission 本日の相場総括・明日の展望 http://www.stock-mission.com/ 2010年10月20日 発行 ************************************************************************ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■1歩先の株式・銘柄情報 Stock Mission■ 一部投資家向けに行っている、株式におけるファンド動向・仕手株などの 注目銘柄情報をご提供!魅力のある有益な情報が日々入ります。 個人投資家の弱点である情報収集を強化してみませんか? http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html □本日の結果 =========================================== 10/20 10/19特別会員銘柄TO +5.56% 合計+5.56% 10/20 10/19特別会員銘柄AZ +6.49% 合計+6.49% 10/20 10/19一般会員銘柄NY +0.92% 合計+0.92% 10/20 10/18特別会員銘柄GY +2.69% 合計+1.86% 10/20 10/18特別会員銘柄NM +11.81% 合計+11.81% 暴騰! 10/20 10/14一般会員銘柄MM +2.11% 合計+9.02% ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■本日の相場総括 =========================================== 本日の日経平均は157円安の9,381円と大幅反落となり、約2週間ぶりの安値に沈み ました。 米株安や、中国利上げ観測からの商品市況の大幅下落を受けて、朝方から大きく 下落して始り、ストップロスなどを巻き込んで200円超下落する場面もありました。 ただ売りが一巡してからは小康状態となり、上海市場が切り返して上げ幅拡大展開 となったこと受けて、後場にかけては若干下げ渋る展開となりました。 短期基調は上向きから下向きに転換、中期基調も横ばいから下向きに転換しました。 持ち合い上放れが期待されていた場面での予想外の大幅下落となり、逆に持ち合い を完全に下放れる格好となってしまいました。 中国人民銀行の利上げをきっかけに世界景気減速懸念が台頭、商品価格が軒並み 急落展開となり、この影響が下げを加速させました。 また米時間ではドル高が進んだものの、東京時間に入ってからは再びドル安円高 に傾いたことも先物に売りを呼び込み、アジア市場の中でも特に東京市場の動き が悪くなりました。 □本日の先物動向 =========================================== 先物の手口は、クレディスイスが8,090枚、大和CMが1,586枚、ABNアムロが1,205 枚の売り越し、MSMが2,500枚、野村が1,900枚、みずほが1,576枚、シティが1,336 枚、マネックスが1,221枚の買い越しとなっております。 TOPIXは、クレディスイスが4,688枚、ニューエッジが3,000枚の売り越し、 BNPパリバが、2,741枚、ゴールドマンが2,554枚、MSMが1,327枚の買い越しとなっ ております。 本日の下げを主導したのはクレディスイスで、ほぼ前場に大口売りを叩きつけた と見られており、寄り付きからCMEの円建てを大きく下回る下落となった主要因 となりました。 一方国内勢は総じて買い越しとなっておりますが、先物買い現物売りの裁定解消 の動きとなり、資源関連を中心に現物が売られる状況を作りました。 注目されるクレディスイスの動向ですが、本日の大量売りが単なるストップロス の見切売りなのか、新たなる売り手口なのかは不明であり、明日以降のポジショ ンの内容が注目されるところです。 買戻しの手口を入れてくるようなら、本日の下落が押し目となってくる可能性も ありそうです。 □本日の新興市場動向 =========================================== 新興市場は2指数揃って反落となりました。 朝方から日経平均が大幅下落で推移した影響から、新興市場でも売り先行の展開 となりました。 ただこれまで売られ続けた経緯があることから、指数の下げは限定的に止まり、 売買代金が非常に低迷する放置状態となっとります。 一部値頃感の買いが散見されたところで、冷や水を浴びせられた格好となって しまい、また手控えムードが非常に高まってしまいそうです。 売られ過ぎ、割安銘柄が多くなる中で、何か盛り上がるきっかけが欲しいところ です。 □本日の個別銘柄動向 =========================================== 日経平均は大幅下落、東証1部の8割超の銘柄が下落する全面安商状となりました。 特に下げがきつかったのが、過剰流動性相場で積極的に買われていた資源、商社 石油、非鉄で軒並み値下がり上位となっております。 また中国関連でも機械、海運、鉄鋼などが軒並み売られました。 一方でノンバンクは小幅ながらプラス、証券、銀行などは売られ方も限定的に 止まり、後場にかけては下げ渋る銘柄も散見されました。 大幅下落展開を受けて、会員銘柄も軒並み下落スタートとなりましたが、小型 どころでは、日本ミクロコーティング (5381)が高値で10%を超える急騰を演出 したほか、三井松島産業 (1518)が後場にかけて切り返し、目標ラインに到達 しました。 相場は下ブレとなってしまったので、警戒する必要があるものの、朝方安いとこ ろから下げ渋って押し目が意識された銘柄も散見されており、停滞展開を抜け出 してリバウンドの動きを見せられるかが注目されます。 =========================================== ■今晩の米市場の動向 ========================================= 今晩の米市場は反発の展開が想定されます。 昨日の大幅下落の反動から、とりあえず一旦はリバウンドの動きが期待されます。 アジア市場では上海市場が切り返す動きとなり、台湾、韓国が上昇、香港が下げ 渋りなど、アジア市場は日本を除いて大きく崩れるような展開には至っておらず、 米Globex先物もプラスでの推移となっております。 欧州市場でも、下落スタートとなったものの、商品市況が値頃感の買いから上昇 となっており、欧州市場も切り返す動きを見せており、底堅い展開となっており ます。 昨晩の米市場は、ダウが80.91ドル高と反発となりました。 大手銀シティの7-9月期決算が好調な内容となったほか、10月NAHB住宅市場指数が 予想を上回ったことが好感されました。 またバンク・オブ・アメリカが、10月25日から23州について差し押さえ処理を 再開する計画と公表したことも好材料視され、銀行株が堅調となって相場を牽引 しました。 シカゴ日経先物は55円高の9,545円、円建ては40円高の9,530円で終了しました。 なお、米市場引け後に発表したアップルの決算は、利益、売上ともに事前予想を 上回りました。 □注目米主要企業決算・経済指標 =========================================== 主要企業決算発表は、アボット・ラボラトリーズ、アムフェノール、ボーイング、 コメリカ、イーベイ、イートン、ジェンザイム、ハドソン・シティ・バンコープ、 モルガン・スタンレー、M&T バンク、スタンレーワークス、US・バンコープ、 ウェルズ・ファーゴなどが予定されております。 経済指標は、MBA住宅ローン申請指数が予定されております。 決算では、モルガン・スタンレー、ウェルズ・ファーゴ、USバンコープなどの 金融機関の決算が相次ぎます。 これまでの大手金融は堅調な内容を出してきているだけに、これに続けるかどうか がポイントとなりますが、期待先行からのネガティブインパクトに警戒する声も 出てきております。 □その他海外注目材料 =========================================== 今晩は米地区連銀経済報告(ベージュブック)の発表があります。 9月は、経済成長が減速する幅広い兆候が見られたと、景気減速が懸念される内容 が示されたことから、今回はさらに悪化が見られるのかどうかが注目ポイントと なります。 要人関連では、ラッカー米リッチモンド連銀総裁やプロッサー米フィラデルフィア 連銀総裁の講演が予定されております。 両総裁とも、追加緩和についてはネガティブな姿勢を示しており、姿勢に変化が あるのかが注目されております。 為替のドル円は、昨日のリスク回避のドル買いが継続するかどうかがポイントと なってきます。 ベージュブックや要人発言で、追加緩和の思惑が再び強まることになれば、ドル 売りの流れが強まりそうです。 80円50銭以下に短期筋の利益確定売りのドル買いや、80円のオプショントリガー に絡んだ防戦のドル買いが控えているとされております。 一方で上値は、82円台にストップロスが控えており、83円台には本邦実需筋のドル 売りオーダーが大量に控えているとされております。 =========================================== ■明日の展望 =========================================== 明日は反発の展開が想定されます。 日本株はアジア市場の中でも特に叩き売られましたが、中国の利上げによる影響 は一時的と見られていることから、明日は買い戻しを主体とするリバウンドの 展開が想定されます。 現在戻り歩調となっている欧米市場、商品市況がどこまで戻ってくるか次第とな りますが、本日総崩れ状態には至っていませんので、買戻しや押し目買いの流れ となる可能性が高そうです。 □テクニカル分析からの展望 =========================================== 日経平均は大幅反落となり、サポートラインだった25日線を割り込み、持ち合い も下放れの格好となりました。 ボリンジャーバンドも一気に中心線と-1σを割り込み、-2σとのレンジに移行 してしまいましたが、バンド自体は収束しておりますので、一段安の展開は考え 辛いと見ることもできます。 一目均衡表は雲の上限がサポートとなっておりますが、この水準のままだと遅行 スパンが下方転換シグナルを発生させてきますので、これを回避するためには、 早々に9,700円を捉える必要があります。 75日線で下げ止まり、明日も準線が上昇を続けますので、この動きについて いけるかどうかが焦点となります。 □総括・今後の方針 =========================================== 日経平均は25日線や9,500円の節目を割り込み、三角保ち合いから完全に下放れ となる形状となりました。 結局、東証1部の安値更新銘柄数も再び273と急増となってしまい、上放れ期待を 完全に打ち砕かれる格好となってしまいました。 テクニカルで見る限り、明日以降週末までに急騰して切り返しが無い限りは、 調整色を強める格好となっております。 個別では、これまで買われた資源や商社などの景気敏感銘柄が軒並み売られまし たが、金融関連は比較的しっかりなど、全面安商状の中でも総崩れというような 商状には至りませんでした。 これを押し目ポイントと見る動きもありますので、個別リバランスの動きから、 今後どのような銘柄が物色されてくるのか見極めたいところです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □本日のメルマガ銘柄 =========================================== 日本軽金属 (5701) 現在値:143円 急落銘柄の短期リバウンド狙いです。 10月7日の162円を高値に利益確定売り優勢となり、25日線を下回ってからは 急落展開となっております。 ただ本日のマドをあけての下落で、やや売られ過ぎ水準に到達しており、短期的 なリバウンド展開を期待します。 ただ相場環境は一層不透明さを増しておりますので、あくまでリスクの取れる 範囲に止めておきたいところです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ -ご注意- Yahooなどフリーのアドレスでメルマガにご登録している場合、 メルマガが届くまでに非常に時間がかかることがあるようです。 メルマガを早く受け取りたい方は、メールアドレスの変更か、 メルマガスタンドの変更をお勧めします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【Stock Mission】 StockMissionは、急騰・高騰する可能性がある銘柄情報をご提供しております。 ●ご提供情報 <投資法人・ファンドの動向に関する情報> <テクニカル分析による銘柄情報> <市場関係者とのミーティング情報> 【ホームページ】 http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html ホームページの相互リンク、メルマガの相互紹介は随時募集中です。 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