メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 10/10/19  2010/10/19


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Stock Mission
本日の相場総括・明日の展望

http://www.stock-mission.com/            2010年10月19日 発行
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□本日の結果
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10/19 10/18特別会員銘柄NM +3.15% 合計+3.15%
10/19 10/18一般会員銘柄IN +2.35% 合計+2.35%
10/19 10/14特別会員銘柄JK +2.47% 合計+2.47%
10/19 10/14一般会員銘柄MM +4.35% 合計+8.27%

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■本日の相場総括
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本日の日経平均は40円高の9,539円と反発となり、9,500円台を回復しました。
昨晩の米市場は上昇して終了したものの、引け後のアップル、IBMの決算を受けて
好決算ながら材料出尽くしと受け止められて時間外で下落していたことを背景に
寄付きは小安いスタートとなりました。
ただ寄り付き近辺を安値に、それ以上売り込む動きが無かったため、先物主導で
買い戻される動きとなって切り返す展開となりました。
後場にかけては、東電の公募に絡むリバランスの売りの思惑や買戻し一巡からの
短期利食いによってやや戻り売りに押される格好となり、9,500円台前半での揉み
合い展開となりました。

中期基調は横ばい継続、短期基調は横ばいからやや上向きに転換しました。
昨日に続き様子見ムードの強い閑散相場となりましたが、上値が重いながらも
下値の25日線が強いサポートとなって、売りも出ない商状が続いております。
引き続き方向感の出辛い状況となりそうですが、売り一巡感がそろそろ出てきて
もおかしくない動きとなってきておりますので、きっかけが欲しいところです。


□本日の先物動向
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先物の手口はMSMが1,374枚の売り越し、バークレイズが1,572枚、クレディスイス
が1,250枚、野村が1,111枚の買い越しとなっております。
TOPIXは、大和CMが1,571枚、MSMが1,524枚の売り越しとなり、1,000枚を超える
買い越しはありませんでした。

大きな手口は見られませんが、朝方の売りをこなすとそれ以上売り込まれる動き
が無く、クレディスイスを中心に買い戻しの動きとなって指数が上昇する展開と
なりました。
依然として方向性が出るような手口は無いものの、下ブレを回避する動きを続け
てきたことから、持ち合いからやや上を意識する動きも出てきそうです。


□本日の新興市場動向
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新興市場は、2指数揃って反発となりました。
前場は2指数揃って下落となり、年初来安値を更新する場面もありましたが、後場
に入るとわずかながら買いが入りプラスに切り返しました。
ジャスダックを中心に明らかに売られ過ぎている銘柄が目立ってきており、徐々
に値頃感の台頭から資金が戻ってくる展開が意識されております。
まだ力強さは感じられませんが、あまりに売られ過ぎておりますので、戻り展開
の意識が強まるかどうか注視したいところです。


□本日の個別銘柄動向
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東証1部の騰落数は値上がり788、値下がり710と拮抗状態となりました。
セクター別では、鉱業、商社、非鉄、ノンバンク、保険が売られ、銀行、鉄鋼、
証券、ハイテク、海運などが買われる展開となり、個別もセクターもまちまちで
方向感の無い展開となりました。

会員個別銘柄でもやや買い優勢ながらまちまちの動きとなりました。
ただ下値が固まってきている銘柄が散見されており、上昇展開きっかけ待ちと
いう状況が続いております。
場中銘柄では、ボルテージ (3639)、シナジーマーケティング (3859)、
ユビキタス (3858)、田中化学研究所 (4080)、タカラレーベン (8897)、
大京 (8840)などが買われて上昇となりました。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は利益確定売り優勢の展開が想定されます。
アップル、IBMが好調な決算ながら、材料出尽くし感から時間外で下落となり、
この影響を受ける格好で直近上昇分の利益確定売りが意識されそうです。
ただ本日にも、ゴールドマンやバンクオブアメリカなどの大手銀の決算が控えて
おり、決算への期待感があることや、住宅関連指標、要人講演などイベントが多
いことから、売り手口で深追いしてくる動きは出辛いと想定されます。
欧州市場は売り先行となっておりましたが、独ZEW景況感指数が予想より大きく
悪化する思惑が出てる中で予想の範囲に止まったことから、これを好感しての
買戻し手口が入りっており、米Globex先物も下げ幅を縮小する動きを見せており
ます。

昨晩の米市場は、ダウが80.91ドル高と反発となりました。
大手銀シティの7-9月期決算が好調な内容となったほか、10月NAHB住宅市場指数が
予想を上回ったことが好感されました。
またバンク・オブ・アメリカが、10月25日から23州について差し押さえ処理を
再開する計画と公表したことも好材料視され、銀行株が堅調となって相場を牽引
しました。
シカゴ日経先物は55円高の9,545円、円建ては40円高の9,530円で終了しました。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表は、バンク・オブ・アメリカ、ゴールドマン・サックス、
ジョンソン・エンド・ジョンソン、コカコーラ、ロッキード、ヤフー、アルテラ、
ニューヨークタイムズ、バンク・オブ・ニューヨーク・メロン、EMC、
ピーボディ・エナジー、オムニコム・グループなどが予定されております。
経済指標は、9月住宅着工件数、9月建設許可件数が予定されおります。
予想は、9月住宅着工件数が58万戸(8月59.8万戸)、
9月建設許可件数が57.5万戸(8月57.1万戸)となっております。
住宅着工の先行指標の8月建設許可件数改定値は増加、昨日の10月NAHB住宅市場
指数が予想を上回る上昇改善を示しており、9月住宅着工件数には上ブレの可能性
があると見られております。


□その他海外注目材料
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ドル円は、米追加量的緩和への思惑の強弱で上下する展開となりそうです。
特に要人発言で、昨日に強いドルは国益と取れる発言があったことでショート
カバーを呼び込む動きが見られており、本日も欧米での要人の発言内容には注意
が必要となりそうです。
ポジションは、80円50銭に短期利益確定のドル買いと、80円のオプショントリガー
に絡む防戦のドル買いがあるとされております。
80円のトリガーを付けるようなら、ストップロスを巻き込んでドルの下げが加速
する可能性があります。
一方上値では、82円手前に強いドル売りがあるとされておりますが、82円台には
ストップロスもあるとされております。

要人関連では、エバンズ米シカゴ連銀総、ロックハート米アトランタ連銀総裁、
フィッシャー米ダラス連銀総裁、コチャラコタ米ミネアポリス連銀総裁がそれぞれ
講演を予定しております。
またイエレン米FRB副議長がECB会合で講演を予定しており、バーナンキ米FRB議長
が式典であいさつを行う予定があります。
欧州では、トリシェECB総裁がECB会合であいさつを行う予定となっております。


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■明日の展望
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明日も上値の重い持ち合い展開が想定されます。
今週末から国内の主力企業決算が始まることや週末のG20を控えていることなど
から、基本様子見の流れは継続しそうです。
ただテクニカル的には持ち合いが煮詰まってきている状況であり、上下どちらか
に放れる動きが出てくる可能性もあります。
本日の上昇によって、上放れ期待の目も高まってきており、市場筋はそろそろ
最終コーナーを回ってきたところと見ているようですので、注意深く動向を見守
りたいところです。


□テクニカル分析からの展望
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日経平均は反発となり、25日線がしっかりとサポートとなっている状況が続いて
おります。
持ち合いの煮詰まりが強まっており、上値を切り下げる展開ながら下値も25日線
によって切り上げる形での三角持ち合いになっており、上下どちらに飛び出して
くるかが注目点になります。
5日線が上昇となったことで25日線とのミニデッドクロスを回避した格好となって
おり、本日の上昇を受けて上放れが期待される格好になっております。
一目均衡表では、転換線に上値を抑えられる格好が続いており、このままの持ち
合いを続けていると、来週には遅行スパンが下方転換シグナルを発生させてくる
ことから、早々に転換線を突破して上値意識を強めておきたいところです。
明日は転換線は横ばいとなりますが、サポートの基準線の上昇は続くことから、
この上昇に乗っていけるがポイントとなります。


□総括・今後の方針
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日経平均は反発となり9,500円を回復しました。
閑散に売り無しという格好で、25日線がサポートとして意識され売り手口が乏し
くなり、買戻しの手口を誘いました。
直近はこの強いサポートを受けて売り辛くなっており、東証1部の安値更新銘柄も
これまで100銘柄を超えていたところが、本日は65銘柄まで減少しました。
まだ何とも言えない状況ではあるのものの、売り飽き気分の台頭、相場の持ち合い
煮詰まり展開を受けて、上放れとなる可能性も高まってきました。

一方で米市場は連日の上昇で短期的な過熱感が出ている状況であり、米アップル、
IBMが好決算ながら時間外で材料出尽くしで売られたことをきっかけに、一旦は
利益確定売り展開となっていくことも想定されます。
また円高に対して市場は耐性が出てきているともいえますが、これから国内企業
決算が本格化することもあり、どの程度企業業績に影響が出てくるのか注視する
必要があります。
マクロ指標でも9月日銀短観で先行きDIが大幅に悪化、景気ウオッチャー調査と
消費者態度指数の基調判断が2カ月連続で下方修正など、先行き不透明感は強い
状況が続いており、相場がどちらに向かっていくのかしっかり確認したいところ
です。

個別の動きはまったくない「凪」状況となっております。
相場が上下どちらにも動ける状況にあることから、キャッシュポジションを高めて
様子を見守りたいところです。
売られ過ぎの新興市場銘柄が動き出すかどうかにも注目されます。

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□本日のメルマガ銘柄
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本日はありません


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