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************************************************************************ Stock Mission 本日の相場総括・明日の展望 http://www.stock-mission.com/ 2010年10月18日 発行 ************************************************************************ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■1歩先の株式・銘柄情報 Stock Mission■ 一部投資家向けに行っている、株式におけるファンド動向・仕手株などの 注目銘柄情報をご提供！魅力のある有益な情報が日々入ります。 個人投資家の弱点である情報収集を強化してみませんか？ http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html □本日の結果 =========================================== 10/18 10/17一般会員銘柄SD +4.00% 合計+4.00% 10/18 10/17一般会員銘柄GZ +2.00% 合計+2.00% 10/18 10/14特別会員銘柄JK +2.52% 合計+0.71% 10/18 10/07特別会員銘柄EP +1.21% 合計+1.29% ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■本日の相場総括 =========================================== 本日の日経平均は1円安の9,498円とほぼ横ばいで終了となりましたが、9,500円の 節目を割り込みました。 先週末の米市場はまちまちでしたが、CME円建てが小高く返ってきたことを受けて 朝方は買い先行の展開となりましたが、ユーロ円が急速に円高方向に向かったこと や、アジア市場が総じて弱い動きとなったことを受けて、後場にかけて失速し、 引け間際に下落に転じました。 短期基調、中期基調ともに横ばい継続となっております。 前場は先週に売られていた銘柄や先物を中心に買い戻しの動きとなり、堅調な 展開となっておりましたが、後場にかけて買い戻しが一巡、アジア市場が総じて 弱い動きとなり、ユーロが大きく下落したことから先物や朝方買われていた主力 銘柄を中心に戻り売りが膨らみました。 市場エネルギーも低調で、東証1部の売買代金は辛うじて1兆円に乗せる程度とな っており、このまま盛り上がらない状況となれば、ジリ安基調を続けてしまう ことが想定されます。 □本日の先物動向 =========================================== 先物の手口は、バークレイズが1,132枚の売り越し、MSMが1,205枚、BNPパリバが 1,149枚の買い越しとなっております。 TOPIXは、ゴールドマンが2,788枚、BNPパリバが1,997枚、野村が1,471枚の売り 越し、メリルリンチが5,853枚、ニューエッジが1,254枚の買い越しとなっており ます。 大きな手口は見られませんでしたが、本日はNTショートのリバランスの動きが 目立ちました。 ゴールドマンが大量の利益確定売りらしきものを出したことが上値を抑えました が一方でメリルリンチやニューエッジの買いが支えました。 BNPパリバはTOPIX買い日経平均売りの手口、野村はTOPIXを中心に裁定買いの動き となり、TOPIX指数は終日堅調な動きとなりました。 これまで日経平均に比べ、TOPIXのほうが弱い動きとなっていたこともあるため、 この反動のリバランスとなりました。 ただ依然としてTOPIXは25日線を下回った推移であり、上ヒゲを付けて抑えられて しまっているところを見ても、あくまで一時的にバランスを取るだけの手口といえ そうです。 □本日の新興市場動向 =========================================== 新興市場は2指数揃って続落となりました。 朝方は2指数ともに上昇スタートとなりましたが、手掛かり材料難であることから 商いが盛り上がらず、次第に値を消す展開となりました。 マザーズは主力の一角が買われたことで、終盤まで指数はプラスを保ってました が売買代金の落ち込みは相当なもので、先週末に75億円あった売買代金が本日は わずか52億円にまで減少しており、結局は戻り売り、見切り売りに押されました。 好材料や好業績が出たところのみに飛び乗る程度に止まり、それどころか、目先 の材料出尽くしと受け取られたユビキタス、アズジェントなどが売られているの を見る限り、総見送り状態が続いております。 □本日の個別銘柄動向 =========================================== 東証1部の値上がり銘柄数は1,000銘柄を超えており、意外にしっかりとなって おりますが、あくまで主体は買い戻しであり、盛り上がりに欠ける展開となり ました。 セクター別では、空運、電力ガス、陸運、食品などの内需系が買われました。 また自動車、精密機器なども円高への反応は限定的でプラスを維持しました。 一方で海運、非鉄、資源、鉄鋼関連は戻り売りにや中国警戒に関連して売られる 展開となりました。 会員銘柄では高安まちまちで小動きの展開となり、変化待ちの格好となりました。 場中銘柄では、高島（8007）、、アクロディア（3823）、インターライフ（1418）、 さくらインターネット（3778）シナジーマーケティング （3859）などが買われて 上昇となりました。 =========================================== ■今晩の米市場の動向 ========================================= 今晩の米市場は底固い展開が継続しそうです。 アジア市場は総じて弱含み、アルカイダの欧州標的観測などから欧州市場も売り スタートとなりましたが、アジア系中銀のユーロ買いが確認されたことから、 ユーロは下げ止まり、欧州市場は急速に下げ幅を縮小、プラスに転じる動きを 見せております。 これを受けて、米Globex先物も下落から上昇に転じており、底固い動きを続ける ことが想定されます。 ただナスダックは先週末にグーグル好決算を背景に大幅上昇したことから、利益 確定売りに押されやすい状況となりそうです。 ただグーグルに続き、アップル、IBMなどの決算も続きますので、下値も限定的 となりことが想定されます。 先週末の米市場はまちまち、ダウが31.79ドル安、ナスダックが33.39ポイント高 となりました。 9月小売売上高が予想を上回ったことや、バーナンキ議長の発言で追加金融緩和が 意識されたことで、朝方は買い先行となりました。 またグーグルの好決算を受けてハイテク株の一角に買いが入り、ナスダックは 大きく上昇となりましたが、GEの決算が予想を下回ったことから資本財セクター が、住宅差し押さえ手続き不備の問題が引き続き尾を引く格好で金融セクターが 軟調となり、重しとなります。 また、10月のミシガン大学消費者信頼感指数が予想を下回ったことが嫌気されて ダウは売り優勢となり、一時83.89ドル安まで下落する場面もありました。 シカゴ日経先物は70円高の9,590円、円建ては40円高の9,560円で終了しました。 □注目米主要企業決算・経済指標 =========================================== 主要企業決算発表は、アップル、シティグループ、ハリバートン、ハスブロ、 ＩＢＭ、ジオンズ・バンコープが予定されております。 経済指標は、8月ネット長期TICフロー、9月鉱工業生産、9月設備稼働率、 10月NAHB住宅市場指数が予定されております。 予想は、9月鉱工業生産が+0.2％（8月+0.2％）、 9月設備稼働率が74.8％（8月74.7％）、 10月NAHB住宅市場指数が14（9月13）となっております。 9月鉱工業生産・設備稼働率については、横ばい予想となっておりますが、9月ISM 製造業の生産DIは悪化を示し、9月雇用統計でも鉱業、製造業、公益の全セクター の総労働時間が低下となっていることから、下ブレリスクがあります。 10月NAHB住宅市場指数は改善予想となっており、明日の9月住宅着工件数・住宅着 工許可件数の前哨戦として注目されます。 決算では、大手銀シティの決算が注目されます。 住宅差し押さえ問題による影響がどの程度出てくるのかが焦点となっており、今後 大手銀の決算が相次ぐことから指標として結果が注目されます。 ハイテクではアップル、IBMが注目され、好決算を続けるハイテクセクターに続け るかがポイントとなります。 □その他海外注目材料 =========================================== 為替市場は、アルカイダがフランスを中心に欧州を標的とした攻撃を計画して いると伝わったことでユーロ安が進んでおります。 この流れから、ユーロ売りドル買いの流れが強まるものの、ユーロ円も円買いが 強い状況では結局ニュートラルという状況になり、引き続き米追加金融緩和期待 を受けたドル安の動きが続きそうです。 ただ80円50銭以下では短期筋の利食いのドル買い戻しが散見され、80円00銭には オプショントリガーが控えていることで、80円前半ではドル買いが強い状況と なっております。 ただトリガーを付けるようなら、ストップロスのドル売りが出ることでドル安が 加速することが想定されます。 一方で82円から上は大きな本邦実需筋のドル売りがあるとされております。 要人関連では、ロックハート米アトランタ連銀総裁が講演を予定しております。 ロックハート総裁は、先週末に「低すぎるインフレを懸念」「第2弾量的緩和は 連銀が任務を果たしていることを示す」などと述べており、さらに追撃する内容 が出てくるか注目されております。 =========================================== ■明日の展望 =========================================== 明日も上値の重い展開となりそうです。 欧米市場が底固い動きを続けていることから、しっかりとなりそうですが、円高 要因が企業業績懸念を高めている背景もあり、積極的な手口は見送りとなりそう です。 市場エネルギーが低下、安値更新銘柄の増加、新興市場指数の年初来安値更新な ど全体的に弱い状況が続いており、一部好材料好業績銘柄が一時的に物色される 程度に止まりそうです。 □テクニカル分析からの展望 =========================================== 日経平均は小反落となり、25日線がサポートとして機能しているものの、上値を 切り下げる展開を続けております。 一目均衡表では、転換線と基準線の間での推移となっておりますが、明日には 両線が上昇転じることもあり、上昇する転換線を上回って推移できるかが焦点と なりそうです。 逆に現在の水準を続けていると、来週には遅行スパンが下方転換シグナルを発生 させる可能性があります。 ボリンジャーバンドは中心線と+1σの間での推移となっており、バンド自体が 収束に向かっていることから、徐々に煮詰まり感が台頭しております。 パラボリックもこのままだと陰転する可能性が出てくるため、そろそろ上方へ 抜けられるか、抜けられずに調整色を強めてしまうか動きが出てきそうです。 □総括・今後の方針 =========================================== 日経平均は方向感無く推移し、ほぼ横ばいながらも9,500円を割り込み、ジリジリ と上値が切り下がる弱い展開となっております。 売買代金が低調であることに加え、東証1部の年初来安値銘柄は166と三桁に達し、 三井住友、りそな、新日鉄、ファストリなどの主力大型株も含まれていることを 見ても、弱い動きを続けているということが見て窺えます。 堅調な世界市場に支えられて積極的な売り手口は見られませんが、米市場もそろ そろ短期調整となってもおかしくない水準に達していることもあり、引き続き 慎重姿勢で見ていく必要がありそうです。 個別でも新興市場の2指数が年初来安値を更新し続ける状況で、個人投資家を中心 に短期資金の循環も悪く、盛り上がらない状況が続いております。 一部低位株が物色されているものの、回転がうまく効いておらず、リスクだけが 高い状況となっていることから、基本見送りスタンス継続となりそうです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □本日のメルマガ銘柄 =========================================== 本日はありません ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ -ご注意- Yahooなどフリーのアドレスでメルマガにご登録している場合、 メルマガが届くまでに非常に時間がかかることがあるようです。 メルマガを早く受け取りたい方は、メールアドレスの変更か、 メルマガスタンドの変更をお勧めします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【Stock Mission】 StockMissionは、急騰・高騰する可能性がある銘柄情報をご提供しております。 ●ご提供情報 ＜投資法人・ファンドの動向に関する情報＞ ＜テクニカル分析による銘柄情報＞ ＜市場関係者とのミーティング情報＞ 【ホームページ】 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