2010年10月15日第37号(通巻第236号)
 




【photo by Yao Yuan】

10/15(金) 日本ファッションウィーク―(〜10/24) 東京ミッドタウン・代々木競技場ほか

10/16(土) NARITA花火大会in印旛沼 5th 北印旛沼湖畔

10/17(日) 稲垣仲静・稔次郎兄弟展(〜10/24) 練馬区立美術館

10/18(月) 菊供養会・金龍の舞 浅草寺

10/19(火) 19世紀フランス版画の闇と光 (〜11/28) 国立西洋美術館

10/20(水) サラ・ブライトマン コンサート(〜10/21) 東京国際フォーラムホールA

10/21(木) 二十世紀肖像(〜12/5) 東京都写真美術館

10/8(金)ザック日本、鮮烈発進 アルゼンチンに1−0

10/9(土)AKB48、SDN48、さらにNMB48も登場!「AKB48 東京 秋祭り」が開催

10/10(日)X JAPAN、全米を震わせる一期一会のパフォーマンス

10/11(月)浜崎あゆみ涙の「SEVEN DAYS WAR」、初の代々木7日間公演が終了

10/12(火) ミルク仕立ての「十六茶」登場、リラックスニーズ対応のラテブレンド登場

10/13(水)「荒木経惟AKB48」動画も無料で独占配信、雑誌「SWITCH」25周年記念アプリ

10/14(木)ソニー、「NEX」シリーズ最新ファームウェアを10月14日に公開

→私もZARDのファンなのですが、泉水さんの生前に売り出すための操作が行われたことより、彼女亡き後に商売に利用されていることの方に疑問を感じます。(前号の「編集長のフォトエッセイ」を読んで)【日本 

←ご感想をありがとうございます。AKB48のように開放的で親しみのある(ミニシアターで会える、握手会を開催するなど)「デザイン」とは異なり、ZARDの事務所は神秘性や閉鎖性(なるべくテレビに出さないようにしていた)というやり方だったので、そのことが坂井泉水さんのファンたちにとって受け入れがたいしこりになっているのでしょう。

→私は忍者を崇拝しています。休みを利用して日本に「修行」に行こうと思っています。日本と忍者に関する観光地や施設を知りたいのですが?【中国 阿国

←下記のサイトをご覧になれば、参考になるかもしれません。
1.忍者の里チビッ子忍者村
2.甲賀の里忍術村
3.忍者伊賀伊賀流忍者博物館

ALAYA

真水を使った水の彩シリーズ

日本最大の天然湖――琵琶湖では、70年代後半に淡水赤潮被害が発生し、以来地元では美しい水を保つための様々な取り組みが続けられてきた。そのため、地元の人々は水に対して特別なこだわりをもっている。そんなこだわりから化粧品を開発したのが、地元滋賀県の彩生舎だ。

彩生舎では、人の細胞の原理を応用して0.0001ミクロンの非常に細かいフィルターで水を濾過(浸透)する「逆浸透膜」という技術を利用している。逆浸透膜で処理した水は化学処理などを行っていないにもかかわらず不純物を含まないので、加熱しなくても飲むことができ、人の皮膚にも浸透しやすい。その逆浸透膜で処理した水で作られた「水の彩真水シリーズ」の化粧品は、安全で赤ちゃんからお年寄りまで使用でき、15年前に発売されて以来、絶大な人気を誇っている。

水の彩は1本で化粧水、乳液、美容液、化粧下地の4つの機能を担っており、成分の80%が真水で、香料、着色料、界面活性剤、油などは含まれていない。よい水を使って皮膚を潤す美容法は、肌の代謝機能を促進し、肌を活性化させる。さらに水の彩には、消炎抗アレルギー作用のあるカンゾウ根エキス、色素沈着を防ぎ美白作用のあるカワラヨモギエキス、老化防止や乾燥防止作用のあるアロエベラ葉エキス、角質除去作用のある黒砂糖エキス、肌の活性化を刺激する褐藻エキス、抗酸化効果のあるオウゴンエキス、水溶性コラーゲンの7種の天然保湿成分が含まれている。それらの成分が肌を自由に呼吸させ、老化した皮膚を回復させ、健康で明るい肌に導く。十分に保湿されることで毛穴も小さくなり、皮膚の弾力性や自然な光沢も回復するという。

「水の彩」の真水シリーズ化粧品は、これまで総計500万人に使用された実績がある、安心して使える商品である。読者のみなさんの肌にもきっと劇的な変化をもたらしてくれるだろう。特にアレルギー性皮膚炎など肌のトラブルで悩んでいる方たちに、満足できる結果を与えてくれるに違いない。(ff執筆)

株式会社彩生舎 http://www.saiseisha.co.jp/
  水の彩ネット販売 http://tw.page.mall.yahoo.com/item/p01992009183 (中)

新発想のインターナショナルそばが人気の店「よもだそば」

ビジネス街として有名な東京・日本橋に、一風変わったそばで人気を博している店がある。立ち食いそば屋「よもだそば」では、外国人客たちがそれぞれの郷土料理をもとに考案した新感覚の「インターナショナルそば」を提供しているのだ。

よもだそばは、もともと外国人向けホテルやゲストハウスを運営する「サクラハウス」の系列店。その国際性を活かし、宿泊客などにそれぞれの郷土料理をもとにしたユニークな「インターナショナルそば」のレシピを考案してもらい、週替わりメニューとして提供している。これまで数十種類のそばが登場したが、その中でも特に人気が高く、定番化されたのが、フランス出身のジュリアンさんが考案した「チーズそば」。温かい麺にからまるチーズが絶妙で、つゆとの相性もよく、リピーターが後を絶たないという。

また、スペインのパトリシアさんが考案したトマト風味の「トマティーナそば」は、さっぱりとした健康的な味で、女性に人気があるという。メキシコ出身のエリックさんとモニカさんが考案した「アルボンディガス・ア・ラ・メヒカーナそば」は、トッピングのメキシコ風肉団子の中に米が入っており、もちもちとした食感とピリッと辛味の利いたつゆが食欲をそそる。そばと言えば伝統的な日本食なので、このような新メニューに少し抵抗を感じてしまう人もいるかもしれないが、そばの大激戦区でもある日本橋において、よもだそばが日本人客からの支持を得て、確固たる地位を築いているということを考えれば、大いに試してみる価値があると言えるだろう。

また、同店では現在主婦の友社の雑誌「RYOMA」とのコラボレーション・メニュー「龍馬そば」も1日限定5食で提供している。幕末のヒーロー、坂本龍馬が絶命の直前、最後に食べたいと所望した軍鶏を使ったコクの深いつゆと、布海苔という海藻を使ったへぎそばの独特の歯ざわりの組み合わせが素晴らしく、そばにのせられた坂本家の家紋をあしらった海苔は、目でも料理を楽しませてくれる。その他国産玉ねぎを丸々1個使った「特大かき揚げそば」など、よもだそばでは常時60種類ほどのメニューが取り揃えられているので、是非一度新感覚のそばを味わってみてほしい。(林愛香執筆)

(C)サクラハウス広報部

よもだそばホームページ http://www.yomoda-soba.com/
  サクラハウスホームページ http://www.sakura-house.com/jp/ (11ヶ国語)

中国人が相撲界で活躍

9月12日から大相撲の秋場所が始まり、日本国内や世界各地からやってきた力士たちによって、東京の両国国技館で2週間にわたる熱戦が展開された。3連覇を果たしたモンゴル人の横綱白鵬がさらなる優勝をかけるこの場所で、中国人力士の蒼国来が、幕内入りを果たした。彼は1974年以来、唯一の中国籍の幕内力士である。

相撲というスポーツは長い歴史を持ち、最も早いものは中国の秦や漢の時代に遡る。5世紀には中国から日本に伝わり、次第に日本の宗教儀式の一部となり、五穀豊穣を祈る行事となった。近代以降、相撲は日本の国技となって現在に至るまで、全国の老若男女が楽しむスポーツとなっている。相撲で最もランクが高いのが「幕内」である。幕内の力士の中で最も優秀なのが「横綱」で、現役力士でこの名誉ある称号を持つ力士が3人を超えることは非常に少ない。その下には「大関」「関脇」「小結」「前頭」が続き、全部で約40人の幕内力士がいる。

アメリカのハワイ出身の「曙太郎」が1993年に横綱の称号を授けられ、外国人横綱の第1号となった。その後、相撲は次第に国際化し、格闘技の伝統を持つモンゴルや東欧の力士が活躍するようになった。今場所は、唯一の横綱である白鵬がモンゴル人、4人の大関のうちベテランの魁皇だけが日本人で、その他の3人はモンゴル、ブルガリア、エストニアからの力士である。2人の関脇のうち、1人はロシア出身だ。幕内力士のうち、日本人ではない力士は19人で、これは歴史上新記録である。

幕内力士のうち、日本人力士はもともと半分だけだったが、そのうち7人が今年の6月に野球賭博に参加したため、ただ1人横綱に上がることが期待されていた日本人大関の琴光喜が相撲協会から除名され、他の6人も降格や出場停止処分になってしまった。彼らの空席を埋めた新人の前頭の中に、中国から来た26歳の蒼国来が含まれていたのである。

蒼国来の本名はエンケトゥプシンで、「蒼茫」とした内蒙古の大草原からやってきた。これが「蒼国来」という名前の由来である。記者は2日目に観戦したが、その日の取り組みを終えた段階で、蒼国来の成績は1勝1敗となかなかの健闘で、今後の活躍に期待したいところだ。(凱特執筆)

Photo by 凱特

蒼国来、荒汐部屋 http://www.arashio.net/soukokurai.html

キデイランドの新しいショップ

株式会社キデイランド傘下で最も人気のあるショップの一つである「キデイランド原宿店」は建て替えが計画されている。そのため150メートル離れた場所に9月17日、仮営業店舗である「キデイランド原宿キャットストリート店」がオープンし、その前日には、内覧会とセレモニーが行われた。

内覧会には、今年の「ACG香港動漫玩節」に出演した、人気のヲタクアイドルユニット「腐男塾」が応援に駆け付けた。彼らの「歌を通して世界中の子供たちに夢と希望を与える」というテーマは、キデイランドの「世界中の子供たちに夢と希望を与える」という企業理念とちょうど一致している。花のように美しい「腐男塾」のイケメンたちは、彼ら自身が考案した斬新で面白い商品イメージを発表し、「無敵!夏休み」のパフォーマンスを行って、エネルギッシュな歌とダンスで大いに盛り上げた。

会場の気分が最高潮に達したのは、超人気のキャラクター「モンチッチ」と「リラックマ」が登場したときだ。モンチッチが指をしゃぶる可愛い仕草や、リラックマの温かい雰囲気に、大きな歓声が上がった。

キデイランドが創業したのは1946年で、現在では日本で非常によく知られた、玩具や書籍を販売する大型チェーン店になっている。ハローキティ、ミッフィー、ブーフから、バズ・ライトイヤー、ベアブリック、ブライスまで、あらゆる種類のキャラクターが、キデイランドに行けばほとんどすべて見つけることができる。まさに、日本の老若男女誰もが愛する子ども心に満ちた夢の楽園なのである。

新しく開店した原宿キャットストリート店では、以前の原宿店にあったスヌーピータウンショップもそのまま移転しており、3階の入り口にはサンリオコーナーがあり、階段を上がれば可愛いぬいぐるみたちが私たちを待っている。さらにサンリオの50周年を記念して、特別に1970年代から1980年代までの復刻版玩具も制作されている。その他、店内にはモンチッチオフィシャルショップが新設され、新ショップ開店を記念した原宿キャットストリート店限定のモンチッチも登場しており、トートバッグ、バッジ、そしておなじみのぬいぐるみが販売されている。これらがなかなか手に入らないコレクショングッズであることは、間違いないだろう。(Michelle執筆)

(C)株式会社キデイランド広報部

キディランド原宿キャットストリート店 http://www.kiddyland.co.jp/harajuku (日、英、中、韓)

小江戸、川越を歩いてサツマイモを味わおう!

10月です。いつの間にか、もう秋ですね。みなさんはこの季節、どこかへ旅の計画はおありですか?まだ決まっていなければ、私の大好きな川越のレトロな街を歩いてみませんか?

「小江戸」とも呼ばれる埼玉県川越市は、江戸の雰囲気が残されている観光名所です。一番街商店街では、一つ一つの建物が典型的な「蔵」の構造になっており、しかもどの家もかなり長い歴史を持っています。この「蔵の街」は実に生き生きとして、立体的で、自然な「蔵造り博物館」なのです。豆腐屋も、醤油屋も、骨董品店も、美術品店も、銀行も、和服の店も、古い店がみなその機能をずっと維持していて、ずっと店舗として使用されています。これらの古跡を巧みに再利用して、不思議なレトロ空間が形成されており、まったく感嘆のため息がもれてしまいます。

蔵造りのレトロな街で、一番人気があるのはどこだと思いますか?それは、「菓子屋横丁」です!現在は店舗の数が大分減ってしまって、十数軒お菓子屋さんが残っているだけですが、ここでは今でもおいしくて懐かしい伝統的な日本のお菓子を作って売っています。お菓子を買ったら、次は川越の人々に400年以上も時を告げ続けてきた「時の鐘」を見に行きましょう。何回かの修理や再建を経て、現在の鐘は4代目です。毎日午前6時、正午、午後3時、そして夜6時の計4回、鐘が鳴らされます。

川越と言えば、一番有名な農産物は芋です。中でも芋の女王と言われるサツマイモが代表的で、いまでは埼玉県の30軒の農家でこの人気のサツマイモを栽培しています。そのため、この辺ではサツマイモで作られたいろいろな食品やお土産を買うことができます。お腹がすいたら、日本全国に名がとどろく和菓子店「右門」の看板商品「いも恋」を味わってもいいし、あるいは日本で唯一のサツマイモ料理専門店「いも膳」でいも懐石をいただくのもよいでしょう。ついでに言うと、毎年10月の第3土曜と日曜には、賑やかな「川越まつり」が行われます。祭りの期間には当地の住民が力を合わせて、超特大でてっぺんに巨大な神像が載っている山車をかついで街を練り歩きます。2日目の夜には十数台の山車が集まって一緒に出発し、街を一周します。灯りの装飾や、巨大な山車を見ていると、夜の中を大きな灯籠が動いていくようで、川越の秋に無限の神秘的な美しさを添えてくれます。今年の秋は、川越の美しさが、みなさんを待っていますよ。(哈日杏子執筆)

photo by 哈日杏子

川越「蔵の街」 http://hide7473.hp.infoseek.co.jp/kawagoe/kawagoe.htm
  哈日杏子のブログ http://harikyoko.wordpress.com/ (中、日)

鷹は再生して飛翔する

錦秋の10月、東京の両国国技館にたくさんの人々が集まった。大相撲でモンゴル人力士として初めて、最高位である横綱に上りつめ、相撲史上第3位の優勝回数25回を達成した大力士、朝青龍が、今感慨に浸りながら、300名以上の力士たちと師匠である高砂親方の前で断髪式を行い、相撲人生に別れを告げようとしている。

相撲界のトップに上りつめた朝青龍は、酒に酔って友人を殴り、事実を隠ぺいしようとして力士のイメージを著しく損ねたということで、今年の2月に引退をせざるを得なくなった。その後、破天荒な発言によって横綱の品格に疑問を持たれたが、人気は依然として高かった。日本のファンも多く、母国では民族の英雄とされ、モンゴルの「2004年度の人物」に選ばれている。

この日は横綱として土俵に上がる最後の日で、朝青龍は力強い雲竜型の土俵入りを見せた。断髪式が終わった後、1万人近くの観衆の前で、涙を浮かべて土俵に口づけし、両手を高く挙げて、最高峰の地位に上った場所から去って行った。久しぶりのマスコミの取材には、「土俵にはずっと感謝してきた」と心からの言葉を述べた。「生まれ変われるなら、日本人になって横綱になりたい」

なぜかふと、「動物天地」という番組で見た物語を思い出した。鷹は70年も生きる、最も寿命の長い鳥類だという話だ。中年の鷹は二つの道のどちらかを選ばなければならない。一つは、爪が老化して翼が重くなり、狩りができなくなって死ぬのを待つこと。もう一つは、非常に苦しい再生のプロセスを味わうことである。崖の上にとまってくちばしを岩に打ち付けて落とす。新しいくちばしが生えてきたら、今度は爪を抜き取る。新しい爪が生えてきたら、今度は羽を抜き取る。新しい羽が生えそろうと、鷹は再び青空に飛翔する。5か月もかかる自分を完全に入れ替える再生によって、さらに30年の寿命を得ることができるというのである。

年取って力が衰えたのが断髪の原因であったわけではなく、再生を求めることこそ引退の真の理由だろう。朝青龍は断髪式の後、30代から40代の自分はもっとすごくなると述べている。「人生は山あり谷あり」である。彼は「もっとすごくなりたい」と言っているのだ。この話を聞いて、私の目の前には生まれ変わった鷹の姿が現れた。そして、広々としたモンゴル草原の果てしない青空に飛翔していった。これが幻でないことを、私は知っている。(姚遠執筆)


マネージャーによる朝青龍のブログ http://ameblo.jp/asashoryu-yokozuna/

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