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************************************************************************ Stock Mission 本日の相場総括・明日の展望 http://www.stock-mission.com/ 2010年10月5日 発行 ************************************************************************ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■1歩先の株式・銘柄情報 Stock Mission■ 一部投資家向けに行っている、株式におけるファンド動向・仕手株などの 注目銘柄情報をご提供!魅力のある有益な情報が日々入ります。 個人投資家の弱点である情報収集を強化してみませんか? http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html □本日の結果 =========================================== 10/05 10/04一般会員銘柄NK +7.30% 合計+7.30% 暴騰! 10/05 10/04一般会員銘柄ID +5.36% 合計+5.36% 10/05 10/03特別会員銘柄NB +3.47% 合計+7.20% 10/05 10/03特別会員銘柄SD +2.90% 合計+4.01% 10/05 10/03一般会員銘柄NM +23.20% 合計+17.56% 暴騰! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■本日の相場総括 =========================================== 本日の日経平均は137円高の9,518円と反発となりました。 昨晩の米市場が反落となったことから、朝方から売り先行の展開となりましたが、 日銀の金融政策決定会合の発表を控えて小安い水準での揉み合いとなりました。 後場に入り日銀が利下げの追加緩和を発表し、これがポジティブサプライズと なる格好で上げ幅を拡大、9,500円を回復しました。 為替の円安基調も背景に先物主導で上げ幅を拡大し、終値ベースでも9,500円を 回復して取引を終了しました。 中期基調は下向き継続、短期基調も下向き継続となっております。 大勢の予想では日銀の追加緩和は事前報道の範囲内で、材料出尽くしから円高 株安に繋がる可能性を警戒されておりましたが、利下げ敢行を発表したことが 好感されて先物や主力銘柄の買い戻しを主体として上げ幅を拡大する展開となり ました。 テクニカル的にも25日線を割り込まず、下ブレ回避となったことも心理的な好転 となりました。 □本日の先物動向 =========================================== 先物の手口はみずほが3,926枚、ニューエッジが3,342枚、クリックが1,791枚、 マネックスが1,683枚、UBSが1,478枚、BNPパリバが1,208枚の売り越しとなり、 クレディスイスが4,813枚、大和CMが2,645枚、MUMSが1,620枚、シティが1,247枚 の買い越しとなりました。 TOPIXは、ゴールドマンが2,584枚、ドイツが1,455枚、MUMSが1,262枚、UBSが 1,106枚の売り越し、メリルリンチが3,013枚、クレディスイスが2,480枚、JP モルガンが1,373枚の買い越しとなっております。 クレディスイスの買戻しが主体となって指数上げ幅拡大となり、みずほ、BNP パリバの裁定買いが現物主力株を押し上げる格好となりました。 ただ上値での利益確定も目立ち、TOPIXではゴールドマンのロング解消の動きや UBS、ニューエッジの売りなどを受けて後場一時失速する場面を作ったり、上値 を抑える要因となりました。 クレディスイスの買い越しがやや目立つ展開になりつつありますが、利益確定 売りなども目立っており、一本槍での上昇基調展開は難しそうです。 □本日の新興市場動向 =========================================== 新興市場は3指数揃って続落となりました。 手掛かり材料に乏しく、短期資金の逃げ足が速い中で朝方から軟調な展開が続き 日銀の追加緩和発表後も物色は主力の一角に止まり、指数を押し上げるには至り ませんでした。 各指数ともに年初来安値に接近する弱い動きとなっており、主力株で構成される Jストックは連日で安値更新となりました。 低位株物色の流れは継続しているものの、ネット関連銘柄を中心に反発しても 持続することができずにズルズルと下落する銘柄が散見されております。 相場の買い安心感の拡がりから変化が出てくるかに注目されます。 □本日の個別銘柄動向 =========================================== 前場はほぼ全面安商状となっておりましたが、日銀の追加緩和を受けて一気に 全面高商状に転換しました。 セクター別では、保険、ノンバンク、銀行、証券が軒並みリバウンド展開となって 値上がり上位に名を連ねました。 またハイテク、自動車、機械なども買戻しが入ってしっかりとなっております。 個別銘柄では前場と後場で動きがガラリと変わりましたが、前場では引き続き 低位銘柄が噴き上がる展開となりました。 会員銘柄では、日本ミクロコーティング (5381)が高値で+23.20%の大暴騰と なり、連日での低位株が噴出す動きに乗れました。 また後場にかけての日経平均の上昇もあり、日本金属 (5491)、日本バルカー 工業 (7995)なども相次いで目標達成となっております。 場中銘柄では、スタートトゥデイ(3092)、さくらインターネット(3778)、 アドウェイズ(2489)、ケネディクス(4321)、牧野フライス(6135)などが 上昇となりました。 =========================================== ■今晩の米市場の動向 ========================================= 今晩の米市場は反発の展開が想定されます。 少なからず日本株の上昇が好感されるほか、昨日の反動からのリバウンド展開が 期待されますが、FOMCや雇用統計を今後に控えていること、7日のアルコアから 決算が本格化することなどから、上値も限定的に止まりそうです。 欧州市場は概ね堅調となっており、ユーロ圏非製造業PMIが予想を上回ったこと で上げ幅拡大となる場面もありましたが、ユーロ圏小売売上高が予想を下回った うえマイナスに転じる結果となったことから、上げ幅縮小となっております。 昨晩の米市場は、ダウが78.41ドル安と反落となりました。 今週末の米雇用統計を控えて手控えムードが高まり、ユーロ圏での経済懸念が 台頭していることから、朝方から売り先行展開となりました。 8月の製造業受注が予想より弱かったほか、ゴールドマンサックスがマイクロ ソフトの投資判断を引き下げたことも嫌気されました。 また米司法省による提訴が嫌気され、アメリカンエキスプレスの下落が指数を 押し下げ、ダウ平均は一時118.56ドル安まで下げ幅拡大となりました。 シカゴ日経先物は変わらずの9,350円、円建ては25円安の9,325円で終了しました。 □注目米主要企業決算・経済指標 =========================================== 主要企業決算発表は、ヤム・ブランズが予定されております。 経済指標は、9月ISM非製造業景況指数が予定されており、予想は52.0(8月51.5) となっております。 9月ISM非製造業景況指数はやや改善の予想となっておりますが、8月の新規受注DI は低下しているほか、9月ISM製造業景況指数は雇用、新規受注、生産いずれの 項目も低下となっており、下ブレリスクに注意が必要と見られております。 □その他海外注目材料 =========================================== ドル円は、日銀金融政策決定会合で、実質ゼロ金利政策の実施、資産買い入れの ための基金創設を検討という追加金融緩和策を決定したことで、ショートカバー の意識がどこまで強まるが見所となります。 上値では84円では戻り売りが強まると見られ、84円50銭以上での本邦実需筋らの ドル売り姿勢も依然として強いとされております。 下値では83円でショートカバーのドル買いが入るとされております。 =========================================== ■明日の展望 =========================================== 明日は揉み合いの展開が想定されます。 為替動向、欧米市場次第となりますが、本日の急騰の反動が出やすいところと なりそうです。 鍵は為替動向で、少しでも円安方向に向かってくれるかどうかですが、今週末 に米FOMCを控えているだけに様子見ムードが強くなる展開が想定されます。 また週末はオプションSQでもあり、SQ前の水曜日ということで先物に思惑が入り やすいところですが、本日の上昇で9,500円近辺に意識が切り上がるかどうかが ポイントとなってきそうです。 □テクニカル分析からの展望 =========================================== 日経平均は反発となり、9,300円どころの25日線がサポートとなって切り返した 格好となり、75日線、5日線を上回り、一目均衡表の雲の上限を捉える展開と なっております。 25日線に貼り付くと発生する遅行スパンの下方転換シグナルも発生回避となって 警戒は後退しており、雲の上限を突破していく展開が期待されます。 ボリンジャーバンドでは中心線と+1σの間での推移となり、+1σを突破して くれば、+2σを目指していく展開となり、9,800円の水準が視野に入ってきそう です。 ただ上値を切り下げる動きを継続していることから、もう一段上昇してこの流れ を断ち切ることができるかがポイントとなりそうです。 □総括・今後の方針 =========================================== 本日の注目点は日銀の金融政策決定会合となりますが、事前報道から追加金融 緩和が実施されるとしても、新型オペ拡充程度でお茶を濁すのではないかという 意見が大勢を占めておりました。 日銀サイドでも、午後1時を過ぎでも発表が無かったことは今年は初めてであり、 難しい選択を迫られていたことが窺えるところですが、結果としては政策金利の 誘導目標を年0.1%前後から0〜0.1%へと引き下げるとともに、市場への資金供 給量を5兆円増やすことをなどの追加緩和策を打ち出しました。 利下げによって4年3カ月ぶりの実質ゼロ金利政策の導入なり、安定が展望できる 情勢になったと判断するまで継続するとう時間軸の設定も評価されます。 また資金供給の増額分5兆円で基金を創設し、金融機関から国債やCP、社債、REIT、 ETFなどを買い入れることを発表したこともポジティブサプライズとなりました。 日経平均は切り返して上昇となりましたが、為替は一瞬円安方向に向かった後は 再び水準を元の93円前中盤に戻してきており、いっきに円安基調が進む方向に 傾いているわけではありません。 また週末の米FOMCで追加金融緩和を実施する公算が高く、円高ドル安基調が一気 に変化することは考え辛くなっておりますが、一層の円高を加速する動きを食い 止めたという面では意義は大きいと市場筋は見ているようです。 結局のところ円高では無くドル安ですので、米景気の持ち直しが必要となって くるわけですが、このイベント通過で投資家心理が好転し、リバウンド気運が 高まるかどうかがポイントとなりそうです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □本日のメルマガ銘柄 =========================================== 東邦亜鉛 (5707) 現在値:338円 底値持ち合い離脱の展開期待です。 280円〜340円の底値圏での持ち合いを続けておりましたが、レンジ上限の340円 まで到達しており、ここからレンジ上放れができるかどうかが注目されます。 25日線と75日線がゴールデンクロスを形成したタイミングでありますので、これ 機に底値圏から抜け出してくる展開に期待されます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ -ご注意- Yahooなどフリーのアドレスでメルマガにご登録している場合、 メルマガが届くまでに非常に時間がかかることがあるようです。 メルマガを早く受け取りたい方は、メールアドレスの変更か、 メルマガスタンドの変更をお勧めします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【Stock Mission】 StockMissionは、急騰・高騰する可能性がある銘柄情報をご提供しております。 ●ご提供情報 <投資法人・ファンドの動向に関する情報> <テクニカル分析による銘柄情報> <市場関係者とのミーティング情報> 【ホームページ】 http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html 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