メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 10/10/04  2010/10/04


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Stock Mission
本日の相場総括・明日の展望

http://www.stock-mission.com/            2010年10月4日 発行
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□本日の結果
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10/04 10/03特別会員銘柄NB +5.20% 合計+5.20%
10/04 10/03特別会員銘柄SD +1.72% 合計+1.72%
10/04 10/03一般会員銘柄NM +6.11% 合計+6.11%
10/04 10/03一般会員銘柄FT +6.42% 合計+6.42%
10/04 09/29一般会員銘柄CG +30.41% 合計+26.14% 暴騰!

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■本日の相場総括
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本日の日経平均は23円安の9,381円と小幅反落となりました。
先週末の米市場は反発となり、CME円建ても上昇して返ってきましたが、明日の
日銀金融政策決定会合を控えていることから、中国市場が休場ということなど
から手控えムードが朝方から強い展開となりました。
前場終盤には為替の円安基調を背景に、先物主導で上昇展開となりましたが、
追撃する動きは乏しく、後場に入るとすぐに失速しました。

短期基調、中期基調ともに下向き継続となっております。
前場中盤には為替相場が円安に振れたことで、先物に連動した買戻しが入り、
日経平均はプラス展開となり9,500円を回復する場面もありましたが、後場に入る
とこの流れも一巡し、短期の利益確定売りにズルズルと売られる展開となり、
再度下落に転じました。
指数は先物主導で上げ幅拡大となりましたが個別の動きは非常に悪く、日経平均
が80円近く上昇する場面でも、東証1部の値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を上
回っていたことから、先物によってい指数だけが上下動く展開となりました。


□本日の先物動向
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先物の手口はニューエッジが1,689枚、ソシエテが1,671枚の売り越し、クレディ
スイスが1,436枚、ゴールドマンが1,271枚の買い越しとなりました。
TOPIXは、ゴールドマンが1,836枚の売り越し、野村が1,190枚、MSMが1,062枚の
買い越しとなりました。

本日はクレディスイスの買いで上昇、ニューエッジの売りで後場の失速という
動きとなりました。
またゴールドマンがロングのTOPIXを崩して日経平均を買ってきたことからも、
TOPIXの弱さに繋がりました。
また野村のTOPIX買いも裁定解消ですので、メガバンクや内需などのTOPIX銘柄の
弱い動きに繋がりました。


□本日の新興市場動向
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新興市場は3指数揃って続落となりました。
前場はマザーズ指数が上昇となる場面がありましたが、後場にかけて日経平均が
失速したのに合わせて利益確定が進み、結局3指数揃って軟調展開に沈みました。
ジャスダックは主力銘柄が中心に軟調となり、Jストックを中心に終日弱い動き
となり、ヘラクレスも徐々に下げ幅を拡大する展開となりました。
一方マザーズでは、一部主力銘柄がリバウンドの動きとなり、一時は指数が1%を
超える大幅上昇となりましたが、買いの拡がりや持続性は無く、すぐにこの流れ
が一巡すると利益確定売りに押されて指数も値を消しました。

相変わらず日計り程度の短期資金が循環しているに過ぎず、一部好調な銘柄を
除いてはほとんど1日も保てずにズルズルと下落する動きとなっております。
調整一巡からのリバウンドも期待したいところですが、明らかに買い意欲が低下
しているだけに、リスクだけが高まる状況となってしまっております。


□本日の個別銘柄動向
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日経平均は小幅安でしたが、東証1部の75%にあたる1,262銘柄が下落となるほぼ
全面安に近い商状となりました。
円安基調を背景に自動車、精密機器、ハイテクなどの一角が買われましたが、
銀行、証券、ノンバンク、保険、不動産が軒並み安くなり相場の重しとなった他
内需系が総じて弱く、海運、石油、資源、鉄鋼なども下落に沈みました。

個別では結局低位株物色だけが目立つ格好となっております。
会員銘柄では、C&Gシステムズ (6633)が一時193円まで大暴騰となる展開と
なった他、場中銘柄では、旭ダイヤモンド工業(6140)、油研工業(6393)、
メガネトップ(7541)、テックファーム(3625)、クルーズ(2138)などが上昇展開と
なりました。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は軟調な展開が想定されます。
欧州ではユーロ圏生産者物価指数が予想を下回り、原油価格が欧州時間に入って
利益確定売りに押される展開となっており、欧州株式市場も総じて軟調な展開と
なっております。
欧州時間に入っての下げ拡大から、米Globex先物も下げ幅拡大展開となっており、
売り先行の展開が想定されます。
経済指標に関しても、いずれも下ブレ警戒が高い中で、予想通りならネガティブ
となり、予想外の上ブレとなるポジティブインパクトが出ない限り浮上展開は
難しそうです。

先週末の米市場はダウが41.63ドル高と反発となりました。
中国9月PMI製造業指数の好調な内容から買い先行となり、8月個人消費支出、
9月のミシガン大学消費者信頼感指数が予想を上回ったことで、一時78.49ドル高
まで上昇しました。
ただ9月ISM製造業景況指数が予想を下回り、上値を抑える要因となりました。
シカゴ日経先物は80円高の9,470円、円建ては45円高の9,435円で終了しました。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表の予定はありません。
経済指標は、8月製造業受注、8月中古住宅販売成約指数が予定されております。
予想は、8月製造業受注が-0.4%(7月+0.1%)、
8月中古住宅販売成約指数が前月比+2.8%(7月+5.2%)となっております。

8月中古住宅販売成約指数は鈍化ながら改善継続予想となっておりますが、住宅
ローン申請指数の購入者数が低調な傾向が続いており、下ブレリスクがあると
されております。
8月製造業受注はマイナス転落の予想となっており、ISM製造業景気指数やNY、
フィラデルフィア連銀指数、シカゴ地区購買部協会景気指数の新規受注DIが悪化
していることから、予想通りの悪化か下ブレが警戒されております。


□その他海外注目材料
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ドル円では、明日の日銀金融政策決定会合で追加金融緩和措置が実行される思惑
から一旦の手仕舞いのドル買いによるショートカバーになりやすいと見られて
おります。
ただ週末にかけてG7財務相中銀総裁会議が控えており、通過するまでは円売り
介入がし辛いとの見方により、ショートカバー一巡後は再びドルの戻り売りの
タイミングを窺う展開になると見られております。
上値では、84円から戻り売り圧力が強いと見られ、下値では83円で短期筋の買い
戻しがあると見られます。
また82円80銭には大規模のストップロスオーダーがあるとされており、この水準
を割り込むとドル売りが加速する可能性も警戒されます。


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■明日の展望
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明日も弱い動きが想定されます。
金融政策決定会合を前に動きが取れないほか、ファーストリテイリングが発表
したユニクロの9月既存店売上高は大幅減となっており、日経平均寄与度の高い
同社の軟調な動きが指数の重しとなってくることが想定されます。
テクニカル面でも、サポートの9,300円ラインが接近しており、本日日足で上ヒゲ
をつけたことから、下ブレとなってくる可能性が高まってきました。

明日は日銀の金融政策決定会合後の為替相場の行方が最大の注目となりますが、
大方の予想では、事前報道の範囲内でポジティブサプライズは無いと見られて
おり、相場の反転のきっかけとして期待するのは難しく、逆に材料出尽くしから
の円高株安が加速する展開に警戒したいところです。


□テクニカル分析からの展望
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日経平均は一時上昇展開となりましたが、一目均衡表の雲の上限や転換線が上値
抵抗として意識され、跳ね返される格好となりました。
75日線を終値で上回ることにも失敗し、戻り売り圧力の強さが目立つ相場となり
ましたが、一方で下値では9,300円あたりがサポートラインとしてい意識されて
おります。
目先的には25日線がサポートとなりますが、同線のラインに張付いてしまうと、
遅行スパンが下方転換シグナルを発生させる可能性があることから、同線を窺う
としても、瞬間的なタッチで戻ってくるかがポイントとなりそうです。
また雲の上限が来週には9,300円水準まで切り下がってくることから、自然な形
で突破できるかのか、雲の下落に伴って一緒に下落してしまうのかが焦点となり
そうです。


□総括・今後の方針
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指数の日経平均はの動きはともかく、個別銘柄の動きは非常に悪く、メガバンク
が連日で安値更新、東京電力が約25年ぶりに2000円の大台を割り込むなど、個別
の弱さが非常に目立ちます。
4月高値からの信用期日の到来や、ヘッジファンドなどによる空売りが指数以上に
個別を弱くしている原因となっているようです。

またファーストリが発表したユニクロの9月既存店売上高は、前年比24.7%減と
予想外の大幅落ち込みを記録しており、週末発表の中間決算時には下方修正をと
なる可能性が非常に高まったことから、ネガティブサプライズとなってくること
が警戒されます。
日経平均への寄与度も非常に高いことから、これまで堅調だった日経平均の指数
も押し下げられることが想定されます。
一方で、足元の相場や経済動向を勘案し、日銀が追加金融緩和に踏み切るのは
ほぼ確実と見られておりますが、あくまで既に報じられている内容に止まる可能
性が高く、ポジティブサプライズにはならないとの見方が多くなっていることか
ら、イベント通過の材料出尽くしに繋がり、円高がさらに加速する可能性警戒
されます。

外部環境も決して良くは無く、とにかく買いに行けるような状況でないことから、
引き続きキャッシュポジションを高めて相場動向を見守る形が基本となり、小口
で低位株などに波乗りすることになります。
低位株や新興市場銘柄などを短期資金が循環する動きも徐々に悪化しており、
資金の逃げ足も非常に速いので注意が必要となります。

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□本日のメルマガ銘柄
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本日はありません。


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