メルマガ:toxandoriaの日記
タイトル:「元々捜査能力不在の検察で伝統の時限爆弾(証拠改竄)・・・  2010/09/30


[ツイッター的妄想]「元々捜査能力不在の検察で伝統の時限爆弾(証拠改竄)
を仕掛けた男」事件を蜥蜴の尻尾切りで終らせてならぬ


<注記>お手数ですが、当記事の画像と動画は下記URLでご覧ください。
http://d.hatena.ne.jp/toxandoria/20100930


(プロローグ)関連ツイッター情報


hanachancause 2010.09.30 02:12
RT @tokunagamichio: 「検察は警察と違って捜査能力がまるでない、だから
マスコミ(マスゴミ!)に情報をリークして、世間の様子見をするんですよ!」
鈴木宗男 【9月29日"鈴木宗男 検察を語る"より】


hanachancause 2010.09.30 02:04
RT @iwakamiyasumi: 最高検は、今や散々便利に使ってきた身内の地検の検事
を、組織防衛のために、切り捨てようとしている。RT @gr_de 「人間には、
敵か、家族か、使用人の3種類しかいない」 検察にとって、身内は家族で、
他人の身内は敵。使用人は、警察!(だから元警察官僚の亀井静香氏は非常
に怒っているのだ!)


hanachancause 2010.09.29 23:58
RT @cookiedowntown: 政府高官は検察の責任とするようだが漁船の船長はヒ
ラリー国務長官との会談の後に釈放されてる。恐らく外務省の事務次官とア
ジア大洋州局長辺りがヒラリーの目配せを察して前原を言いくるめたのだろ。
ともかく前原の対決姿勢は途中でぽっきり折れた:ヒロシ 


hanachancause 2010.09.29 23:54
RT @nobuogohara: 罪もない人を罰した事の責任は罪のある人を罰する事で解
消できる?国滅びても正義は行われるべしと公言した人らしい言葉 RT @kennek0123 宗像弁護士の社会が納得する事件を暴き出す本来の職責を果た
す事で信頼回復するしか残された道はない 


hanachancause 2010.09.29 23:50
RT @iwakamiyasumi…国会は利用できますよRT @tokunagamichio 可視化議連
を創ろうが検察の構造的問題を解決するため国会に特別委員会を作ろうが菅
総理か柳田法相を変えぬ限り無理。岩上氏インタビューに法相は可視化は来
年六月以降に中間報告すると絶望的な答 


hanachancause 2010.09.29 23:48RT @NakamuraTetsuji 憲法は国民主権を
規定してる、しかし実質が伴うかは国民の不断の努力がいる。そのためには
公権力が何をやってるのか国民には「知る権利」がある筈。それは「表現の
自由」の一形態として分類されるべきもの。報道の自由も国民の表現の自由
の一部として保障される。


hanachancause 2010.09.29 23:46
RT @nobuogohara: 取調べメモも検察官6人が揃って捨てちゃうぐらいですか
らシステムをどうするという問題ではないでしょう、特捜検察の組織と体質
そのものを変えぬとダメだと思います RT @oncook 捜査の事はよくわかりま
せんが記録の一つの方法として電子カルテの… 


hanachancause 2010.09.29 23:44
RT @cookiedowntown: 今回の尖閣問題は米側と外務省の筋で「撃ち方やめ」
の号令がでたのだろう。だから、「ウルトラ・ナショナリスト・マエハラ」
を臭わせる保守派財界紙のWSJの紙面構成でさらにそれを確認した形とな
る。:
ヒロシ 


hanachancause 2010.09.29 23:43
RT @iwakamiyasumi: 孫崎さんとともに懸念してきたことが、今眼前で現実
化、極東が中東化するRT@toomasalen 前原大臣:クリントンから主権は日本
にある旨の発言を頂いた。一義的に日本の自衛隊で防衛する。日米同盟を維
持する事が大事/日テレ9/28ニュースゼロ (←愚かな前原!、2005年10月の
日米合意文書「日米同盟:未来のための変革と再編」によれば、日本が戦場
と化そうが米国の知ったことではないが米国のホンネ!)


(本論)


【参考画像】ドラクロア:1830年7月、民衆を導く自由の女神 


[f:id:toxandoria:20100930045420j:image] Eugene DELACROIX – Le 28
 juillet 1830, La Barricade, La Liberté 1831 260cm×325cm Musée du Louvre, Paris, France.


・・・ドラクロアが、第二王政復古政府の憲法違反に反対した自由主義的な
共和主義者らが1830年7月27〜29日の「栄光の3日間」と呼ばれる期間にパリ
で起こし人民蜂起を描いた作品。ブルボン朝・最後の王シャルル10世を失脚
させ、代わりにオルレアン公ルイ・フィリップを王位につけた。この事件の
目撃者となったドラクロアはロマン主義的な情熱で絵画化している。



・・・ドラクロアの理想主義的な美意識は仏革命を支えた啓蒙思想の理性主
義と共鳴したが、仏革命の精神は理性主義だけが支えではなく“スピノザ流
の情念”(詳細後述)が大きな役割を果たした側面があった。 


・・・そして、実はその“スピノザ流の情念(熱)”こそが自然・社会・人
間性などが人間に対して隠し持つ恐るべき深淵、つまり矛盾と欺瞞に満ちた
漆黒と混沌の世界の現実を覗き見る勇気を与えたのだ。 


・・・仏革命における、理性とともにもう一つの人間性の現れであるこのよ
うな意味での“情念(熱)”に満ちた人物像を配置する破格の均衡と動のデ
ッサン、そして鮮やかな色彩配置でドラクロアはこの独創的な絵画の表現に
成功したのだ。


・・・・・・・・・・


[f:id:toxandoria:20100930051011j:image:right]【巻頭言1】新自由主義な
る暴力の真相 
=郵政民営化・日本振興銀行の生みの親、竹中平蔵の名言]hanachancause 2010.09.21 20:05


●バカは何人寄ってもバカだが新自由主義(市場原理主義)下では大きなゼ
ニ儲けに役立つ“従順で非常に良質なバカ”の大量生産ができる故にバカは
日本の今後の発展に必須の人的資源だ。



【巻頭言2】ポーランド人の名誉について・・・中山昭吉・松川勝彦編『ポ
ーランドからのまなざし、ヨーロッパ史研究の新地平』(昭和堂)p346より


●(ポーランド分割なる国家の消滅を経験した)ポーランド人にとっての名
誉を定義するならば、それは広くには個人の存在意義と同様のものとして理
解することが可能であろう。ポーランドの歴史においては。個人と、その対
極の概念としての国家、つまり「私」と「公」との相克が特徴であった。
・・・途中略・・・ポーランド人にとって、国家とは常に権力の象徴であり、
それに対して自由を守ってきたのは個人であった。この個人の強さのために、
国家までが個人の要請に従うことを求められたことが往々にしてみられた。


・・・・・・・・・・


今の日本では、世界を被い尽すかに見える強欲な新自由主義とは全く異なる
意味での暴力的な水源、つまり米国の代理人たる実効権力(既得権益グルー
プ、現代日本のアンシャンレジーム)から湧出する「特異な暗黒の潮流」が
連綿と脈打っている。


しかも、よく観察すると、その実効権力側から湧出する「特異な暗黒の潮流」
は近・現代の日本の歴史を貫きとおす形で日本の社会システムと日本人の精
神構造の中へ広範に根深くドップリと浸み込んできたものであることが分か
る。 そして、同様の危機感(問題意識)を鋭く主張するのが国民新党代表の
亀井静香氏だ。


<参照>→「これから始まる対米従属一派と対米自立派の凄絶な権力闘争」http://blog.goo.ne.jp/yampr7/e/39f993d1ccdf904842be1a69f5c28161


ところで、現代における民主主義国家の本質を考えると、次のように二つの
「AとBの矛盾した性質」が併存していることが理解できる。


[A]=民主主義国家における多数決原理には、それが或るグループの他のグ
ループに対する支配の手段となり易いという現実が絶えずつき纏う(これは
立場が変われば逆に作用する)。そして、この現実が過剰に出過ぎるように
なると特定グループの利益だけが追求されることになり、国家・社会の構成
バランスが崩壊する。



[B]=多数決原理に従う民主主義国家では、一定の理念に基づく社会秩序を確
立して、すべての国民にとって公平な公共の福祉と安全を目指すという役割
が常に求められている。 


民主主義を採用した国家がこの様に相反する、謂わばダブルバインド(Double bind/メッセージとメタメッセージが矛盾するコミュニケーション状況)の如
き二面性を帯びざるを得ないのは、恰も絶えざる生と死の葛藤が新たな「生命
と活力」を連綿と再生する生命の根源的営みに似た性質と見なすことが可能だ。


従って、その様に相反する矛盾した性質の存在そのものが問題なのではなく、
このAとBの二つの矛盾した性質についての適切な理解と記憶が国民の一般意志
(意識)から消え去ってしまうのが問題であり、それこそが国家の危機だとい
うことになる。


つまり、国民の一般意志(意識)が、これら二つの矛盾した性質(ベクトル)
の並存がもたらす現実社会のマグマ(矛盾・葛藤・抗争の坩堝)の真の意味
を自覚できなくなることが民主主義国家の重大な危機なのだ。 


言い換えれば、それは国民一般における批判精神の不在という現象であり、
本来であればそれを率先垂範すべきジャーナリズムの不在ということでもあ
る。そして、そのような時にこそ国民一般は真の自由を失い、姿を現さぬ実
効権力が陰で嘲り嗤うことになるのだ。そして、今の日本は正にこのような
意味で非常に深刻な危機に嵌った懸念がある。


<参照>→余りにも異様な報道!→『中国人船長釈放問題、米国務次官補が
菅首相を高く評価』、
http://www.afpbb.com/article/politics/2761899/6256625


それは、この異様な報道で「特捜部証拠改竄」、「マスゴミ総掛りの小沢の
政治とカネ」、「検察判断の中国人船長釈放」の三題噺が、急速に或る一つ
の筋書きに収斂するかに見え始めたからだ。


その筋書きとは、2005年10月に自民党・小泉政権が米国と取り交わした文書
「日米同盟:未来のための変革と再編」で日米安保条約が大きく変質したと
する「孫崎享(元防衛大学教授・外交官)著:日米同盟の正体」の指摘にほぼ
重なるものだ。


つまり、この小泉政権が米国と取り交わした文書が、極東に限られた日米安
全保障条約の対象範囲を「世界の安全保障規模」へ拡大させてしまったとい
う訳で、それは謂わば安保条約の対象が、国家の主権者たる国民が気付かな
いうちに一気に世界へと拡大されてしまったということだ。


しかも、この小泉政権が取り交わした新日米同盟の文書内容は、逐一、米議
会の承認がなければ米軍の行動が機能し得ないという意味で米側に有利な一
種の片務契約なのだ。そして、現在の小沢一郎(かつての小沢一郎はともか
くも)は、逸早く、この理不尽な新日米同盟の変化(現実的な意味)に気づ
いていたのだ。


<参照>→.『フリーランス・ジャーナリスト岩上安身氏による孫崎享氏イン
タビュー抜粋1.flv』http://www.youtube.com/watch?v=cJxUP6r-r1U
[http://www.youtube.com/watch?v=cJxUP6r-r1U:movie]
[http://www.youtube.com/watch?v=iez6ZoGu9X4:movie]
[http://www.youtube.com/watch?v=lN45DgRP75c:movie]
[http://www.youtube.com/watch?v=1xcBTP66fhU:movie]
[http://www.youtube.com/watch?v=yxdmUtK7LSM:movie]
[http://www.youtube.com/watch?v=6-cYCn1Gq4Y:movie]
[http://www.youtube.com/watch?v=FciHoAZXxgA:movie]
[http://www.youtube.com/watch?v=Gd3sCGUEB1s:movie]
[http://www.youtube.com/watch?v=qfqXMNPm1fs:movie]
[http://www.youtube.com/watch?v=8BqP6eCpuAA:movie]
[http://www.youtube.com/watch?v=B7QjPkpdfo4:movie]
[http://www.youtube.com/watch?v=u3rep3ceixY:movie]


このような流れから俯瞰すると、現在の民主党・菅政権が自民党・小泉政権
に劣らぬ米国の“忠犬・ポチ”であることが悉くスッキリと腑に落ちる筈だ。
因みに、イラク戦争・開始時に米国の武力行使を理解し「支持します」と一
歩踏み込んだ声明を出した小泉首相に対し外務省・事務方が準備した原稿が
「理解します」に留めてあったという事実も想起しておくべきで、それは
“忠犬・ポチ”の面目躍如たる姿であった。


ともかくも、今こそ我々一般国民は、仏革命のプロセスで理解できるように、
民主主義の基盤が「健全な理性とスピノザ流の情念(熱)」の二つであるこ
とを冷静に想起すべきだ。 そして、特にマスメディアと検察・司法の認証官
を筆頭とする我が国の主要官僚機構が民主主義の基盤である、この「理性と
スピノザ流の情念(熱)」の意味を率先して忘れ去ったことに危機感を持つ
べきなのだ。


無論、ここでいう情念(熱)は過剰なナショナリズムや感情の爆発を意味す
る訳ではなく、それは主権国家の国民としての民主主義への強い意志(スピ
ノザ流の情念としての意志)のことだ。そして、単なる感情や激情の爆発あ
るいは過剰なナショナリズムが民主主義へのプロセスの破壊に終わることは
フランス革命の歴史の変遷を概観すれば分かることだ。


我々がフランス革命から学ぶべきは(これは一般の常識あるいは教科書的な
理解に反することかもしれぬが・・・)、「フランス革命が民主主義を完成
した」のではなく「フランス革命は民主主義を完成させるための未完のプロ
セス」であったということだ。つまり、我々自身も、民主主義を完成させる
道程に責任を負っているということだ。


小泉政権が卑怯にも国民に気付かせぬ形で日米安全保障条約の対象を2005年
10月の日米合意文書「日米同盟:未来のための変革と再編」でコッソリと拡
大してしまったことを、著書「日米同盟の正体」で指摘した孫崎享氏は、今
からでも良いので日本国民が「事実は語る」を基本に米国の安全保障政策を
根本から学ぶ努力をすべきだと主張している。それは、中東の戦場であるい
は、愈々これから中東化するかも知れぬ極東の戦場で死ぬことになるのは貴
方がたの子弟や知人となる筈だからだ。


それは一時の感情や特定イデオロギーに囚われて日本の安全保障を論ずるこ
との危険性を指摘したものだ。しかし、この場合でも主権国家の国民として
民主主義への「情念としての強い意志」(スピノザ流の情念としての意志=
健全な批判力のエネルギー源)が不在では話にならないのだ。


それは、その意味での「情念としての強い意志」が国民一般と指導層に不在
であるならば、我々は再び米国のポチ型で詐欺師風の既得権益の代理人たる
小泉純一郎似の政治権力者に体よく誑かされるのが“落ち”だからだ。


従って、民主主義国・日本において高偏差値のエリート指導層を自負するマ
スメディアと検察・司法ら認証官を頂点とする主要官僚機構が結託して「理
性とスピノザ流の情念(熱)」を放擲してしまったコノ日本の荒みきった現
実にこそ大きな危機感を持つべきであり、「特捜部の証拠改竄の伝統=元々
捜査能力がなかった検察組織による構造的な冤罪量産司法システム」を単な
る<蜥蜴の尻尾切り劇場>で終わらせてしまってはならないのだ。


(エピローグ動画)Lara Fabian-Love by Grace

ブラウザの閉じるボタンで閉じてください。