メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 10/09/27  2010/09/27


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Stock Mission
本日の相場総括・明日の展望

http://www.stock-mission.com/            2010年9月27日 発行
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□本日の結果
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09/27 09/26特別会員銘柄FT +6.25% 合計+6.25%
09/27 09/26特別会員銘柄TY +2.97% 合計+2.97%
09/27 09/26一般会員銘柄AP +6.11% 合計+6.11%
09/27 09/26一般会員銘柄NZ +3.17% 合計+3.17%
09/27 08/31特別会員銘柄DA +1.64% 合計+7.73%

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■本日の相場総括
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本日の日経平均は13円高の9,603円と反発となりました。
米市場の上昇を背景に朝方から買いが先行となり、円高が重しとなってものの、
権利付き売買最終日ということから底堅い展開となりました。
ただ武富士の会社更生法申請の報道から金融関連株が軒並み下落となったことが
相場の重しとなり、懸念材料も残す格好となってしまいました。

短期基調は下向き継続、中期基調は上向き継続となっております。
先週末までの調整でテクニカル的にも調整一巡となっておかしくない水準であり、
本日綺麗に反発してくる格好となり、下ブレを回避しました。
ただ野村、みずほFGが年初来安値を更新、新興市場は下げがきつくなっており、
手放しで強気の展開にはなっておらず、慎重に見ていく必要がありそうです。


□本日の先物動向
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先物の手口は、大和が2,049枚の売り越し、クレディスイスが1,784枚、ニュー
エッジが1,395枚、MSMが1,193枚の買い越しとなっております。
TOPIXは、BNPパリバが1,999枚、ドイツが1,004枚の売り越し、クレディスイスが
1,521枚、ニューエッジが1,310枚の買い越しとなりました。

指数の上昇はクレディスイス、ニューエッジの買戻しによって上げ幅拡大の展開
となりました。
また大和、BNPパリバは裁定取引によって現物買いとなっており、現物サイドから
指数を押し上げる動きにつながっております。
まだ明確なロング転換は見られないものの、クレディスイス、ニューエッジの
売り手口は減少しており、ロング転換を目指してくるのか注目されるところです。


□本日の新興市場動向
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新興市場はまちまちとなり、ジャスダック平均が小反発となりましたが、主力で
構成するJストックやマザーズ指数、ヘラクレス指数は下落となりました。
日経平均の大幅上昇で東証1部銘柄に資金が向かったことで、新興市場から資金が
流出した格好となりましたが、ネット関連主力を中心に弱い動きとなりました。
一部ジャスダックの小型株などが物色されましたが、新興市場全体の弱い動きは
継続となっております。
個別でも先週末買われた銘柄が、すぐに本日失速するなど、持続性も無いため、
盛り上がりに欠ける状況となっております。


□本日の個別銘柄動向
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セクター別では、武富士の会社更生法適用申請報道を背景に、ノンバンク、証券
が売られました。
銀行は小幅ながらプラスとなっておりますが、メガバンクは冴えない動きとなり
ました。
一方で日経平均の上昇を背景に、非鉄、資源、鉄鋼、商社、海運などは上昇、
円高要因が重しとなったものの、ハイテク、機械、自動車なども買い戻しの動き
から堅調な動きとなりました。

個別銘柄では、東証1部銘柄の買い戻しの動きはしっかりでしたが、材料株など
を中心に値幅が出るような積極的な買いは見られず、指数の上昇幅の割には盛り
上がらない展開となりました。
ジャスダック小型株が相変わらず物色継続となっておりますが、そろそろこの
動きにも変化が出てもおかしくありませんので、何が柱となってくるのか見極め
る必要がありそうです。
会員銘柄では、アプリックス (3727)が大幅上昇となって目標達成となり、
ザラ場銘柄では、日本M&Aセンター(2127)、iij(3774)などが買われました。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は上値が重い展開となりそうです。
米市場には材料がなく、欧州でも横ばい展開となっていることから、先週の大幅
上昇の反動の利益確定売りが上値を抑えそうです。
また明日以降に住宅関連指標の発表が相次ぐこともあり、後半にかけて利益確定
の動きの意識が強まる可能性もありそうです。

先週末の米市場はダウが197.84ドル高と大幅反発となりました。
8月の耐久財受注が事前予想を上回ったことから、朝方から買い先行展開となり、
オラクルやジュニパーなどが企業買収を推し進める方針を示したことを受けて、
ハイテク業界再編期待が相場を押し上げました。
また大手ヘッジファンドが主要企業の決算について強気な見通しを示したことも
好感されました。
シカゴ日経先物は145円高の9,545円、円建ては100円高の9,500円で終了しました。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表は、ペイチェックスが予定されております。
経済指標は予定されておりません。


□その他海外注目材料
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ドル円は、引き続き米追加金融緩和策への期待から、ドル安傾向が継続しており、
ドル売り圧力の強い状況となりそうです。
85円台半ばから87円台にかけては、本邦輸出企業や投資家らのドル売りが並んで
いるとされており、84円台前半から83円台にかけては短期ショート筋の買戻しの
ドル買いがあるとされております。
今晩は米国に材料がありませんので、欧州でのトリシェECB総裁の欧州議会での
証言内容が注目されます。


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■明日の展望
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明日の東京市場は上値が重い展開となりそうです。
テクニカル的に下ブレせずにリバウンドとなったことで、下値もしっかりとなり
そうですが、円高要因が重しとなって持続して騰がっていくのは難しそうです。
なお、明日は3、9月決算銘柄の権利落ち日に相当します。
権利落ち日に配当落ち分を埋めなおして上昇となると、その後の相場が堅調に
推移するというアノマリーがあります。
今年3月には配当落ち分を埋め戻し、その後に上昇展開を継続した経緯があります
ので、明日の動きが注目されます。
配当落ち分は63円程度と見られております。


□テクニカル分析からの展望
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日経平均は一目均衡表の雲の下限と転換線がサポートラインとなって反発し、
9月1日の年初来安値を基点とした上昇トレンドライン上からも反発した格好と
なり、テクニカル通りの動きとなりました。
下ブレすることなく反発してきたことで、9,600円の雲の上限を目指す動きが
継続となり、今週末には9,530円まで切り下がってくることから、横ばい推移を
継続できれば雲を突破することができます。
ボリンジャーバンドの+2σは9,715円を推移しており、引き続き拡大傾向にある
ことから、雲を突破しても過熱感が台頭しないことから、上値を伸ばすことも
できそうです。


□総括・今後の方針
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外部環境の好転から全面高となりましたが、メガバンクや消費者金融株が下落、
新興市場や材料株の動きも乏しくなっており、あくまで大型株中心に買い戻し
が入ったに過ぎない状況で、日経平均が大きく上昇した割りには個別では盛り
上がらない状況となっております。
上昇の持続性も乏しく利益が出し辛い状況となっておりますので、引き続き
慎重姿勢継続で、小口短期回転で利益を重ねていくことになりそうです。
材料株どころ、または新興市場銘柄に調整一巡感が出てくるのか、大型株中心
に引き続き買われていくのか、日々の動きを見ていく必要があります。

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□本日のメルマガ銘柄
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本日はありません。


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