メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 10/09/03  2010/09/03


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Stock Mission
本日の相場総括・明日の展望

http://www.stock-mission.com/            2010年9月3日 発行
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□本日の結果
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09/03 09/02特別会員銘柄IT +5.57% 合計+5.57%
09/03 09/02一般会員銘柄AC +5.56% 合計+5.56%
09/03 09/01特別会員銘柄MF +13.45% 合計+27.36% 暴騰!
09/03 08/30一般会員銘柄NC +2.20% 合計+2.10%
09/03 08/29一般会員銘柄KZ +4.88% 合計+4.55%

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は51円高の9,114円と続伸となりました。
米株高を背景に買いが先行となりましたが、為替の円の高止まりや週末要因、
米雇用統計を控えていることなどから伸び悩み、一時下落に転じる場面もあり
ました。
ただ9,000円ラインがサポートとなり、さらに売り込まれる動きは限定的で、
後場中頃からは買戻しの動きが強まって再び上げ幅を拡大し、9,100円台を
回復して終了しました。


□相場総括
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中期基調は下向き継続、短期基調は横ばいから上向きに転換しました。
為替のドル円で円が高止まりしていることから上値の重い状況が続いてますが、
米市場の堅調な動き、週末要因、雇用統計を控えて直近売り込まれた分の買い
戻しが入りました。
ただ相場は今晩の米雇用統計待ちとなったことで、東証1部売買代金は1兆円を
わずかに上回った程度で、日経平均の値幅は90円と閑散相場となりました。

先物の手口は、BNPパリバが1,342枚、ニューエッジが1,163枚の売り越し、
ドイツが1,213枚の買い越しとなっております。
TOPIXでは、BNPパリバが2,249枚、MSMが1,004枚の売り越し、ゴールドマンが
1,884枚の買い越しとなっております。
本日先物も様子見姿勢の強い閑散状況となり、週末要因によるリバランス、
ショートカバーが入った程度に止まりました。
BNPパリバの裁定買い、ドイツ、ゴールドマンの買いが相場を下支える格好と
なっております。
クレディスイス、ニューエッジ共に動きはなく、日経平均を小幅売り越し、
TOPIXを小幅買い越しのNTショートとなっております。


□新興市場動向
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新興市場は、3指数揃って上昇となりました。
週末要因や米雇用統計待ちということで様子見姿勢が強く、朝方から小動きと
なり、商いは低調となりました。
ただ日経平均が上げ幅拡大するのに合わせて買い安心感が拡がり新興市場にも
買いが入り底堅く推移しました。
ネット関連の一角、材料株関連が買われて堅調な動きとなりました。
本日は週末要因もあり活発な動きはありませんでしたが、中低位どころや新興
市場を短期資金が循環する動きは継続しております。
来週もこういった銘柄の動きに注目されます。


□個別銘柄動向
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東証1部の60%が上昇する買い優勢の展開となり、鉱業、非鉄、鉄鋼、商社など
景気敏感と言われるセクターや自動車、ハイテクなど円高が重しとなって直近
売り込まれていた銘柄などが買い戻しの動きとなりました。
また不動産、保険、銀行が上昇、証券は小幅下落、農林水産、電力ガスなど
内需ディフェンシブ関連が軟調となりました。

個別銘柄では、高安まちまちな動きとなりましたが、新興市場銘柄の一角が
堅調推移を継続しております。
場中銘柄では、スタートトゥデイ (3092)が大幅上昇、シコー (6667)、
ビットアイル (3811)、日本カーバイド工業 (4064)、ジー・モード (2333)、
サマンサタバサジャパンリミテッド (7829)などが物色されました。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は、あくまで8月雇用統計の結果次第となりますが、底堅い堅調
な動きが期待されます。
8月雇用統計については、予想ほど悪化しないとの声もある一方で、さらに
大きく悪化を予想する声もあり、行方は開けて見ないと分からない状況に
なっております。
ただ来週の月曜日がレイバーデーで休場となりますので、直近上昇分の利食い
売りが出やすい状況にあります。
欧州でも米雇用統計待ちという傾向にありますが、昨日の米株高を背景にユーロ
圏非製造業PMIが予想を上回ったことなどから、堅調な動きとなっております。

昨晩の米市場は、ダウが50.63ドル高と続伸となりました。
予想に反して新規失業保険申請件数が減少し、改善結果となったことを受けて
買い先行の展開となりました。
また7月中古住宅販売保留件数指数が予想を上回ったことも好感されました。
今晩の米雇用統計を控えること、前日の大幅高展開で上値は重くなりましたが、
警戒感が少し後退したことから終日堅調な推移となりました。
シカゴ日経先物は70円高の9,110円、円建ては65円高の9,105円で終了しました。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表はキャンベルスープが予定されております。
経済指標は、8月雇用統計、8月ISM非製造業景況指数が予定されております。
予想は、8月失業率が9.6%(7月9.5%)、
8月非農業部門雇用者数が-10.5万人(7月-13.1万人)、
8月民間部門雇用者数が+4万人(7月+7.1万人)、
8月ISM非製造業景況指数が53.2(7月54.3)となっております。

雇用統計の予想については、予想ほど悪くならないとの見方がある一方で、
非農業部門雇用者数が-20万人を超えると予想する声もあり、開いてみないと
わからない状況となっております。
心理的には雇用情勢の悪化はある程度割り込んでいるため、予想通り程度の
悪化であればむしろポジティブに反応してくる可能性あります。
ただ下ブレとなったときは、株安ドル安が加速することが想定されます。


□その他海外注目材料
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ドル円では、来週月曜日6日が米国レイバーデーの休日で休場となることから、
ドルの買い戻しの動きが強まりやすいと見られております。
本邦輸出企業のドル売りオーダーが85円台、86円台に控えているほか、84円台
後半でもドル売りオーダーが散見されております。
一方で83円50銭レベルに本邦ネームの大規模なドル買いオーダーがあると噂
されているうえ、オプショントリガーが同水準にあることから、オプション
に絡んだドル買いが強まるとされております。

要人関連では、ロックハート米アトランタ連銀総裁が経済について講演を予定
しております。


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■明日の展望
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来週は戻りを試す展開を期待したいところです。
9,000円で底堅い動きを見せていることで、この水準での値固めから25日線を
上抜けてくる展開を期待したいところです。

米国では、マクロ経済指標の悪化がある程度織り込み済みとなっていることから
少しでも予想を上回るとポジティブとなっており、過度な警戒感が後退して
おります。
まだドル円の円が高止まりとなっていることから警戒感の強さが感じられますが
これがドル買い戻しの動きが出てくるとなれば、短期的な底打ち感から買い
意欲が少なからず高まる展開が期待されます。

イベントではまずは今晩の米雇用統計が重要となってきます。
来週のイベントとしては、国内では、法人企業景気予測調査、オフィス空室率、
機械受注、工作機械受注などがあります。
米国では重要指標は少なくなりますが、住宅関連指標が出てきます。
また各国で金融政策決定会合が開催され、どの動向に注目が集まりそうです。


□テクニカル分析からの展望
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日経平均は続伸となり、8月末にあけたマド埋めを完了しました。
ボリンジャーバンドでは変わらず-1σと中心線の間での推移ですが、中心線を
試す格好となっております。
一目均衡表では転換線がサポートラインとして意識され始めており、9,270円
近辺を推移する基準線を意識する展開となっております。
まずは下落してくる25日線を突破できるかがポイントとなりそうです。


□総括・今後の方針
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まずは今晩の米雇用統計の行方を見守ることになりそうで、結果及び結果を
受けて市場がどのような反応をするのか注目されます。
上ブレとなって25日線を超えてくるようなら9,500円を意識する展開が期待
される反面、下ブレとなりザラ場安値の8,796円を割り込むと8,500円水準が
見えてきそうです。
今晩の米市場動向、来週初の動きを見ながら方針を決めていきたいところです。
動きが乏しい状況となるようなら、これまで同様に新興市場、中小型銘柄の
循環物色の流れに注目していくことになります。

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□本日のメルマガ銘柄
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本日はありません。

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