|
|
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2010ー08−29-------第387 （毎週日曜日発行) 地方の札所を巡る旅 四国別格二十霊場 02 徳島1 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 徳島、上板 四国別格二十霊場 1番札所【大山寺】 真言宗醍醐派 15−10−22 寺の開基は西暦500年頃の阿波の古刹。九十九折の林道を車で 15分程登ると標高700mの大山の山頂近くに【大山寺】はある。 駐車場から境内へ入ると先ず境内で目に付くのが 樹齢800年 弁慶手植えと伝わる「大銀杏」、 入り口近くに三十三観音石仏と力餅像が並んでいる。 毎年新年第三日曜日に力餅行事がある， これは三方に載せた巨大な重ね餅を持ち上げて歩く競技である、 400年の歴史があり武士の力自慢から起こったと云われている。 現在は車道が出来きて一息に境内に入るが、 古来の旧参道の長い石段を登ると『仁王門』が建ち、 更に石段を上がると境内になる、 正面に『本堂』千手観世音菩薩を祀る、 本堂右手に絵馬がぎっしり架かった渡り廊下に『観音堂』があり 続いて『大師堂』がある。 今日から始まる四国別格二十霊場遍路の無事結願を念じで合掌。 本堂左には源義経が武運長久を祈願して奉納したという愛馬「薄雪」の墓があり、1852年に奉納された薄雪の像も建つ、 奥深い山奥に壮大な伽藍を持つ1番札所である。 所在地 徳島県板野郡上板町大山 088−694−5525 『無事満願を祈願して』 |