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************************************************************************ Stock Mission 本日の相場総括・明日の展望 http://www.stock-mission.com/ 2010年8月25日 発行 ************************************************************************ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■1歩先の株式・銘柄情報 Stock Mission■ 一部投資家向けに行っている、株式におけるファンド動向・仕手株などの 注目銘柄情報をご提供!魅力のある有益な情報が日々入ります。 個人投資家の弱点である情報収集を強化してみませんか? http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html □本日の結果 =========================================== 08/25 08/24特別会員銘柄RP +7.69% 合計+7.69% 暴騰! 08/25 08/24一般会員銘柄VB +8.77% 合計+8.77% 暴騰! 08/25 08/24一般会員銘柄NT +2.88% 合計+2.88% 08/25 08/22一般会員銘柄DG +4.96% 合計+5.75% 08/25 08/18特別会員銘柄IN +5.06% 合計+8.54% 08/25 08/16一般会員銘柄PL +6.90% 合計+25.52% ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■本日の市場動向 =========================================== 本日の日経平均は149円安の8,845円と大幅続落となり、連日で年初来安値を 更新しました。 米株安、円高進行を受けて売りが先行し、前場は政策期待もあって8,900円 近辺での攻防となりました。 後場にかけては若干為替が円安基調となり、米Globex先物が上昇したことを 受けてやや下げ渋る動きとなりましたが、野田佳彦財務相の日和見継続の 不味い発言を受けて急落展開となり、8,800円を伺うところまで下げ幅を拡大 しました。 □相場総括 =========================================== 短期基調、中期基調ともに下向き継続となっております。 昨晩にドル円が83円台に突入するなど、円が急伸したことを受けて、政府から も明らかに一方向に偏った動きとの警鐘をならす声があがり、幾分ショート カバーを呼び込みました。 本日前場中も、介入に対する期待を残す格好で下げ止まっておりましたが、 後場に入って野田財務相が「必要なときに適切な対応をとる」とこれまでの発言 とまったく変わらない内容であったことから、失望売りを呼び込んで市場は 急落する展開となりました。 先物の手口は、メリルリンチが1,698枚、SBIが1,572枚、楽天が1,381枚、 JPモルガンが1,192枚の売り越し、BNPパリバが2,465枚、立花が1,403枚、 MSMが1,340枚、マネックスが1,311枚の買い越しとなっております。 TOPIXは、MSMが1,282枚、シティが1,270枚、JPモルガンが1,218枚の売り越し、 野村が2,440枚、クレディスイスが1,699枚、大和が1,615枚、みずほが1,154枚 の買い越しとなっております。 大きな手口はありませんが、クレディスイスの買いがTOPIXの下げ幅をやや 小さくする要因となりました。 ただ本日は後場の急落時には個人の売りが目立っている他、BNPパリバ、野村、 大和などが裁定解消の動きとなって現物サイドから売り圧力をかける格好と なっており、ロスカットが進んでおります。 □新興市場動向 =========================================== 新興市場は3指数揃って下落となりました。 相場環境の悪化を受けて朝方から売り先行となりました。 下げ過ぎ銘柄の一角に自律反発を狙う動きもあり、前場中盤から後場入りに かけて短期資金が動きましたが、後場の日経平均の急落と合わせて失速する 格好となっております。 一部短期資金の物色は継続しているものの、相場環境が悪すぎることもあり、 指数を押し上げる程の勢いは無く、盛り上がるは欠けるものとなっております。 ただギャンブル性は高いものの、売られ過ぎ銘柄の値動きには注目です。 □個別銘柄動向 =========================================== 値下がり銘柄は1,100銘柄超となり、全セクターが下落する全面安商状となり ました。 また東証1部の安値更新銘柄が387と今年3番目の高水準になったこともあり、 ロスカットが相次いだことで、売買代金は1兆2000億円と若干膨らみました。 個別ではリバウンドを狙う動きが若干見られました。 ヴィレッジヴァンガードコーポレーション (2769)が9%弱の上昇となった他、 レオパレス21 (8848)が安いところから7%超の上昇となって目標達成と なっております。 他、ジーモード(2333)、インフォテリア(3853)などが大きく上昇となって おり、テックファーム(3625)、ITM(2148)なども物色されました。 相場全体が沈滞しているので、強く出ることはできませんが、ここまで大きく 売られている銘柄を中心に短期リバウンドを狙う動きとなっており、この値動 きに注目したいところです。 =========================================== ■今晩の米市場の動向 ========================================= 今晩の米市場は持ち合い展開となりそうですが、経済指標の結果次第で上下 動くという格好となりそうです。 いずれも下ブレ警戒感が強いだけに、10,000ドルの節目を再び伺う可能性も 高そうです。 ただ一方で経済指標が予想通りとなるようなら、リスク先行で見られている だけにポジシティブに反応、これまでの下落の反動からリバウンドの展開に なることも想定されます。 昨晩の米市場はダウが133.96ドル安と大幅続落となりました。 7月の中古住宅販売件数が27%減と予想を大きく下回ったことから下落スタートと なりました。 その後もリスク回避の流れから資金が金や債券に流れ、ダウは一時183.23ドル まで下落となり、ダウは10,000ドルの節目を割り込む場面もありました。 ただ大台水準では買い戻しが入り若干下げ渋りました。 シカゴ日経先物は110円安の8,860円、円建ては120円安の8,850円で終了しました。 □注目米主要企業決算・経済指標 =========================================== 主要企業決算発表は、JDSユニフェーズが予定されております。 経済指標は、MBA住宅ローン申請指数、7月耐久財受注、7月新築住宅販売件数、 6月住宅価格指数が予定されおります。 予想は、7月耐久財受注が+3.0%(6月-1.2%)、 7月新築住宅販売件数が33万戸(6月33万戸)、 6月住宅価格指数が前月比+0.1%(5月+0.5%)となっております。 7月耐久財受注は、前月のマイナスからプラス転換予想となっておりますが、 7月ISM製造業の新規受注指数は低下しているうえ、8月の各連銀指数の新規受注 も悪化していることから下ブレリスクがあると見られております。 7月新築住宅販売件数は、6月と同等との予想となっておりますが、8月NAHB指数 が低下、MBA住宅ローン指数も下落、昨日の7月中古住宅販売件数が予想を大きく 下回る大幅下落となっており、こちらも下ブレリスクが警戒されております。 □その他海外注目材料 =========================================== 為替は、日本の円高対策が出てこないこと、ECBの緩和策長期化の思惑、欧米 でのマクロ指標の悪化など、円高基調の強い状況が継続しそうです。 今晩の米経済指標も下ブレリスクが高いことも注意が必要となります。 また今晩は、米5年債の入札が予定されております。 昨日の2年債は、最高落札利回りに関しては予想を下回りましたが、応札倍率も 前回を下回るなどまちまちの状況となったことで、影響は限定的となりました。 今晩の入札結果から、長期金利上昇となればドル買い、逆に低下となればドル 売りが強まりやすくなります。 また83円50銭以下にオプション・トリガーがあると見られており、この水準は オプションに絡んだ攻防のドル買いも入ってきそうですが、割り込んだ場合は ロスカットのドル売りによって下げが加速することも想定されます。 =========================================== ■明日の展望 =========================================== 明日は横ばいの展開が想定されます。 あくまで今晩の米市場、為替動向次第となりますが、テクニカル的に売られ過ぎ 水準に達していることから、一旦下げ止まりの格好となりそうです。 ただ買い材料もありませんので、8,800円あたりを意識した攻防となっていき そうです。 外部環境も厳しい状況ですので、反転するには政策発動待ちという状況が継続 していきそうです。 □テクニカル分析からの展望 =========================================== 9,000円の節目が抵抗ラインと意識されて上値を抑える格好となりました。 ボリンジャーバンドでは-2σを割り込んでいることから、やや売られ過ぎ水準 にあることから一旦のリバウンドがあってもおかしくありませんが、バンド 自体が下降で拡大し、-2σも下方へ加速しておりますので、-2σから早々に 離れないとズルズルと下落する格好となっております。 明日から週末にかけてリバウンド展開になるか注目されます。 なお新値足の上方転換ポイントは9,400円から9,160円まで下落しました。 □総括・今後の方針 =========================================== 市場は催促相場に突入しておりますので、円高株安基調はこのまま継続する 展開が想定され、政府・日銀の対応待ちという格好となりそうです。 外部要因も悪化しており、昨晩はNYダウが10,000ドルに接近するなど下値意識 が強まっているうえ、欧州ではアイルランドの格下げで再び信用不安が強まっ ております。 野田財務相の対応についても、市場筋はあまりに安直な対応を冷笑の類で見て おり、仕掛け売りの絶好の的という格好となってしまっております。 また相場が下ブレとなったことで、ロスカットや追証に伴う処分売りが増大 していることからも、引き続き厳しい状況が継続しそうです。 ただここで下に突っ込めば需給環境は改善し、これまでの停滞展開から抜け 出してくる可能性も残されております。 ここは変化が出てくるまで辛抱強く待つしかなさそうです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □本日のメルマガ銘柄 =========================================== 本日はありません。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ -ご注意- Yahooなどフリーのアドレスでメルマガにご登録している場合、 メルマガが届くまでに非常に時間がかかることがあるようです。 メルマガを早く受け取りたい方は、メールアドレスの変更か、 メルマガスタンドの変更をお勧めします。 フリーのアドレスでも比較的早いのが「メルマ」「まぐまぐ」です。 http://www.stock-mission.com/melmag.html またホームページでも内容を公開しております。 http://www.stock-mission.com/index2.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【Stock Mission】 StockMissionは、急騰・高騰する可能性がある銘柄情報をご提供しております。 ●ご提供情報 <投資法人・ファンドの動向に関する情報> <テクニカル分析による銘柄情報> <市場関係者とのミーティング情報> 【ホームページ】 http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html ホームページの相互リンク、メルマガの相互紹介は随時募集中です。 ************************************************************************ Stock Mission http://www.stock-mission.com/ master@stock-mission.com メルマガバックナンバー http://www.mag2.com/m/0000251962.html メールマガジン登録解除 まぐまぐ・melma http://www.stock-mission.com/melmag.html めろんぱん http://www.melonpan.net/mag.php?011680 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