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************************************************************************ Stock Mission 本日の相場総括・明日の展望 http://www.stock-mission.com/ 2010年8月24日 発行 ************************************************************************ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■1歩先の株式・銘柄情報 Stock Mission■ 一部投資家向けに行っている、株式におけるファンド動向・仕手株などの 注目銘柄情報をご提供！魅力のある有益な情報が日々入ります。 個人投資家の弱点である情報収集を強化してみませんか？ http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html □本日の結果 =========================================== 08/24 08/23特別会員銘柄KO +1.79% 合計+1.79% 08/24 08/23一般会員銘柄NF +6.62% 合計+6.62% 08/24 08/23SKエレクトロニクス （6677） +12.02% 合計+12.02% 暴騰！ 08/24 08/22一般会員銘柄IT +8.83% 合計+28.97% 暴騰！ 08/24 08/22一般会員銘柄DG +3.36% 合計+3.21% 08/24 08/18特別会員銘柄IN +3.32% 合計+5.28% 08/24 08/16一般会員銘柄PL +9.40% 合計+28.45% 暴騰！ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■本日の市場動向 =========================================== 本日の日経平均は121円安の8,995円と大幅続落となりました。 米市場の下落、円高進行を受けて朝方から売りが先行となり、9,000円の節目 近辺での揉み合いとなりました。 後場に入ると、中国市場のプラス転換、米Globex先物の上昇、円高一服を 受けて下げ幅縮小の動きとなりましたが、円高基調が急激に高まったことで 先物主導で再び下げ幅を拡大し、ドル円が94円台に入ったこともあり、指数は 9,000円を割り込んで終了となりました。 □相場総括 =========================================== 短期基調、中期基調ともに下向き継続となっております。 昨晩の米市場が結局プラスを維持できなかったこと、為替の円高基調が重しと なって終日軟調な展開となりました。 9,000円の節目がサポートラインとなっておりましたが、円高が進行して84円台 の突入したことで終値ベースで9,000円を下回りました。 先物の手口は、UBSが1,908枚、メリルリンチが1,368枚、ドイツが1,308枚の 売り越し、ニューエッジが1,190枚、MUMSが1,077枚、アークが1,063枚、楽天 が1,062枚の買い越しとなっております。 TOPIXは、BNPパリバが2,172枚、UBSが1,083枚の売り越し、メリルリンチが 1,273枚、ソシエテが1,000枚の買い越しとなっております。 特段の手口らしいものはみられませんが、UBS、ドイツの売りが指数を押し 下げる格好となりました。 ただメリルリンチはTOPIXを買い、BNPパリバも裁定取引で現物サイドに買いが 見られることから、日経平均に比べてTOPIXは下げが限定的となりました。 ニューエッジは一部ショートの利確で買い戻しとなっております。 □新興市場動向 =========================================== 新興市場は3指数揃って下落となり、ジャスダック平均、マザーズ指数は 年初来安値を更新しました。 相場環境の悪化を受けて朝方から売り先行となり、日経平均が9,000円割れと なったことを受けて、下げ幅拡大の展開となりました。 後場入りには日経平均が下げ渋りましたが、すぐに失速したことを受けて、 新興市場からも資金が一気に流出し、右肩下がりの展開となりました。 マザーズ指数は-2.84%の大暴落となりました。 モバイルコンテンツ関連など、大きく下落した銘柄を中心にリバウンドの動き は継続しておりましたが、後場に入って一層相場環境が悪化したことで、短期 資金が逃げ出し、物色の中核となっていたマザーズ指数の下げがきつくなり ました。 相場が落ち着いてくれば再び物色の可能性もありますが、日経平均が安値を 更新して下ブレとなっている以上、様子見ムードが強まってしまいそうです。 □個別銘柄動向 =========================================== セクター別では、医薬、農林水産、電力ガスなど内需デフェンシブ銘柄が堅調 となる一方で、非鉄、鉄鋼、海運、商社、石油などの景気敏感株や、ハイテク、 自動車など為替に影響される銘柄が軒並み売られました。 また銀行、証券、ノンバンクなど金融も総じて軟調となりました。 個別では、昨日のメルマガ銘柄のエスケーエレクトロニクス （6677）が 寄り付きから+12.02%となって即日大暴騰となりました。 また前場に関してはパピレス （3641）、インフォテリア （3853）なども大幅 続伸となって大きく上昇しました。 =========================================== ■今晩の米市場の動向 ========================================= 今晩の米市場は続落の展開が想定されます。 アジア市場の軟調な動き、欧州では10年債利回り格差が拡大していることなど から株安ユーロ安の流れが継続しております。 これを受けて米Globex先物も下げ幅拡大の動きとなっており、ドル売り圧力も 強い状況が続いております。 経済指標次第で動きが変わる可能性もありますが、悪い内容となれば下げが 加速することも想定されます。 昨晩の米市場はダウが39.21ドル安と続落となりました。 デルとの買収合意に至っていた3PARに対し、HPがデルを上回る内容での買収案を 提示したことや、3Mが今年のM&A活動費用を引き上げたこと、BHPビリトンに TOBを仕掛けられたポタシュに、ホワイトナイトが現れるなど、企業買収が 活発化していることから朝方は買い先行展開となりました。 ダウは一時91.08ドル高まで上昇となりましたが、商品市況の悪化が重しと なって伸び悩み、景気鈍化懸念が燻る中で戻り待ちの売りにズルズルと売られる 展開となり、下落に転落して終了しました。 □注目米主要企業決算・経済指標 =========================================== 主要企業決算発表は、ビッグ・ロッツ、メドトロニックが予定されております。 経済指標は、7月中古住宅販売件数が予定されております。 予想は、468万戸（6月537万戸）となっております。 先行指標の中古住宅販売成約指数が、5月の大幅下落に続いて6月も続落となって おり、予想を下回る可能性が警戒されております。 一部市場筋では大幅下落を予想する声もあり、コンセンサス通りの減少なら ポジティブに反応することもありそうです。 □その他海外注目材料 =========================================== ドル円では、日本の円高対策にまだ時間がかかりそうとの思惑もあり、円買いが 加速しております。 またオプショントリガーに触れて割り込んだことで、ストップロスのドル売りも 重なって欧州時間に入って急速に円高が進行しました。 また今晩は米2年債の入札が予定されております。 入札の結果を反映して、長期金利が上昇するようであれば仕組み債によって ドル買いが、逆に低下となればドル売りが強まりやすいとされております。 要人関連では、エバンズ米シカゴ連銀総裁が講演を予定しております。 =========================================== ■明日の展望 =========================================== 明日の日経平均は続落の展開が想定されます。 あくまで今晩の米市場、為替動向次第となりますが、欧州時間に入ってドル円 は94円前半まで円高が加速しており、このままであれば単純に円高に連動して 先物売りによって押される展開となりそうです。 厳しい展開が想定されますが、さらに突っ込むことで底打ち感が出てくるか どうか注目したいところです。 □テクニカル分析からの展望 =========================================== 日経平均は9,000円の節目を割り込み、早々に9,000円台を回復できないと、 8,500円水準下意識されてきそうです。 その後は昨年4月後半の8,080円近辺まで節目がありませんので、下げ意識が 強まると一気に下落が加速する可能性もあります。 ボリンジャーバンドでは-2σに到達したことで、一旦は短期調整の達成感が 出やすいところであり、反発を期待したいところです。 ただバンド自体が下落を続けており、-2σの下げも加速していきますので、 このまま-2σに沿ってズルズルと下落していくことが警戒されます。 新値足は3本陰線となったことで、買い転換が9,800円水準から9,400円まで 下落してきており、明日も続落となれば9,160円あたりまで下がってきます。 もう一段下げた方が転換しやすくなることもあり、テクニカル的には明日も 下げても許容できる形となっております。 □総括・今後の方針 =========================================== 為替が85円台を割り込んだこともあり、日経平均はサポートとして意識されて いた9,000円の節目を割り込みました。 相場環境が悪化し、これまでもみ合いとなっていたサポートラインを下回った こともあり、新興市場も軒並み資金が逃げ出して大きく下落しました。 政府日銀による為替介入が見送られていることから、仕掛け的に円が買われ やすくなっており、失望感が漂うなかでノーガードで叩かれる可能性があり 警戒されるところです。 本日も催促相場ともいえる動きになっている感がありますので、日銀の対策を 促すためにも一気に円高株安が加速する可能性があります。 以前はドル安による円高でしたが、今は明らかに円に対して仕掛け的な買いが 入っております。 個別でも身動きの取れない状況となりそうです。 当面下意識が強くなるわけですが、追加金融緩和策を催促している状況でも ありますので、安易な売り手口は危険となりそうです。 基本的には底打ち感が出るところまで待つことになり、新興市場銘柄や低位 仕手銘柄が動くようなら、その場で飛び乗っていくことになりそうです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □本日のメルマガ銘柄 =========================================== 本日はありません。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ -ご注意- Yahooなどフリーのアドレスでメルマガにご登録している場合、 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