メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 10/08/19  2010/08/19


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Stock Mission
本日の相場総括・明日の展望

http://www.stock-mission.com/            2010年8月19日 発行
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□本日の結果
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08/19 08/18特別会員銘柄RO +9.18% 合計+9.18% 暴騰!
08/19 08/18特別会員銘柄IN +1.22% 合計+1.22%
08/19 08/18一般会員銘柄TK +1.38% 合計+1.38%
08/19 08/17特別会員銘柄EI +15.46% 合計+19.79% 暴騰!
08/19 08/17一般会員銘柄GM +17.14% 合計+18.84% 暴騰!
08/19 08/17一般会員銘柄SK +8.73% 合計+4.73%
08/19 08/16一般会員銘柄PL +8.79% 合計+2.41%
08/19 08/12特別会員銘柄DA +1.59% 合計+8.42%
08/19 08/12一般会員銘柄SK +3.19% 合計+5.43%
08/19 08/05一般会員銘柄TT +4.00% 合計+5.41%

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は122円高の9,362円と大幅続伸となりました。
米株高ながらCME円建ては小幅安となり、ほぼ横ばいスタートとなりましたが、
為替が円高一服となり円安方向に向かったことを受けて、先物主導で上げ幅
拡大の展開となりました。
前場中頃から為替の円安基調が顕著となって上げ幅を拡大し、後場にかけても
米Globex先物がプラスに転換、アジア市場が全面高展開となったこと受けて、
大引けにかけて上げ幅拡大の展開となりました。


□相場総括
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中期基調は下向き継続、短期基調は下向きから上向きに転換しました。
政府、日銀による政策期待を下支えに、公的年金の買い観測や円安基調から
先物主導で買い戻しの動きが強まりました。
また直近売り込まれていた銘柄の急騰が目立っており、中小型株などで
買戻しと短期資金が絡んで活発な動きを見せてきました。

先物の手口は、大和が1,656枚、シティが1,154枚の売り越し、日産が1,118枚、
クリックが1,062枚の買い越しとなっております。
TOPIXは、MSMが1,389枚、MUMSが1,203枚の売り越し、ゴールドマンが2,636枚、
みずほが1,137枚の買い越しとなっております。
そこそこの商いをこなしておりますが、未だにトレンドがはっきり出るような
手口は見られません。
ただ全体的にはニュートラルに戻す格好となっており、直近売り込まれていた
分の買い戻しが目立つ展開となりました。


□新興市場動向
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新興市場は3指数揃って上昇となりました。
朝方は小動きで、ジャスダック平均、ヘラクレス指数は小安い場面もありました
が、日経平均が上げ幅拡大となるのに合わせて、新興市場も上げ幅を拡大して
いきました。
また直近売られていた中小型銘柄へ自律反発の買いが入ったことで、新興市場
でも前場中盤から後場にかけて買いが集まる格好となりました。
日経新聞朝刊で、ドコモがアプリを取り込めるサービスを開始すると報じた
ことからモバイルコンテンツ関連銘柄への物色も散見されました。
明日以降も直近売られた銘柄へのリバウンド狙いの動きが継続されるかに
注目されるところです。


□個別銘柄動向
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セクター別では不動産が連日の続伸基調となり、ノンバンクも続伸となりました。
日経平均の上昇を受けて、非鉄、機械、鉄鋼、商社、石油、海運などが上昇、
自動車、ハイテクも上昇しました。
また銀行、証券、保険などもしっかりとなっております。
一方で、医薬、電力ガスなどの内需デフェンシブ銘柄、パルプ紙など円高メリット
銘柄が売られました。

個別銘柄では、直近売られた銘柄などの自律反発の動きが活発化しました。
会員銘柄では、エイチアイ (3846)が+15.46%の大暴騰で2日で20%弱の上昇と
なったほか、ジー・モード (2333)が+17.14%の大暴騰となっております。
他、ラウンドワン (4680)が大幅上昇となって目標ラインを突破しました。
場中銘柄では、イー・アクセス (9427)、アドウェイズ (2489)、
ミクシィ(2121)、レオパレス(8848)、テイクアンドギヴ・ニーズ(4331)、
リサ・パートナーズ (8924)、ホッコク (2906)、武富士 (8564)などが
大きく上昇となりました。
レオパレス21 (8848)は連日での大暴騰となっております。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場も揉み合い展開が想定されます。
NYダウは25日線を前に上値が抑えられる格好となっており、このラインを突破
できるかどうかが注目されるところです。
欧州は買い先行となりましたがすぐに失速し、株安ユーロ安の流れとなって
おりましたが、英小売売上高が予想外の伸びを示したこと、独連銀が2010年
成長予想を引き上げたことなどが好感され、下げ渋り、切り返しの動きと
なっており、ユーロも値を戻しております。
小幅安となっていた米Globex先物も上昇に転じております。
ただ上値を買うだけの材料には乏しく戻り売り圧力も強いことから、上値の
重い展開となり、経済市場の結果次第という状況になりそうです。
8月フィラデルフィア連銀製造業景況指数は、下ブレ懸念がありますので要注意
となります。

昨晩の米市場はダウが9.69ドル高と小幅続伸となりました。
原油を中心に商品市況の下落を受けて株式も売り先行展開となり、一時ダウは
75ドル安まで下落する場面がありました。
またディスカウント大手のターゲットの決算見通しが予想を下回ったことも
嫌気されました。
ただ同社の割引サービスへの期待感から売り一巡後は買われる展開となり、
アルセロールミタルがUSスチールを買収する可能性が浮上したことで、
相場はプラスに転じてダウは逆に66ドル高まで買われました。
25日線を突破したところでは戻り売り圧力が強く、大引けにかけては上げ幅
縮小となりました。
シカゴ日経先物は10円安の9,230円、円建ては20円安の9,220円で終了しました。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表は、CRM、デル、ゲームストップ、ギャップ、インチュイト、
ヒューレット・パッカード、ROST、シアーズ・ホールディングズ、ステープルズ
などが予定されております。
経済指標は、新規失業保険申請件数、8月フィラデルフィア連銀製造業景況指数、
7月景気先行指数が予定されております。
予想は、新規失業保険申請件数が47.8万件(前回48.4万件)、
8月フィラデルフィア連銀製造業景況指数が7.2(7月5.1)、
7月景気先行指数が+0.1%(6月-0.2%)となっております。

8月フィラデルフィア連銀製造業景況指数は前月より改善の予想となっており
ますが、7月新規受注DIはマイナス転落、出荷DIも大幅悪化、先日発表された
NY連銀製造業景況指数も予想を下回るなど、下ブレリスクが警戒されます。


□その他海外注目材料
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ドル円では、政府日銀の追加緩和措置への思惑からショートカバーの流れが
継続しており、どこまで円売りが進むのかが焦点となってきます。
86円台では本邦輸出企業のドル売りオーダーが控えており、上値が抑えられる
可能性がある一方で、84円70銭にはオプショントリガーに絡んだドル買いが
あるとされております。
トリガーラインを割り込むとストップロスのドル売りが強まると見られます。

要人関連では、ブラード米セントルイス連銀総裁が米国経済、金融政策について
講演を行う予定となっており、発言内容に注目が集まっております。


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■明日の展望
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明日は反落の展開が想定されます。
あくまで外部環境、為替動向次第ということに変わりはありませんが、日経平均
が抵抗ラインの多い上限近辺に到達してきていることから、戻り売り圧力が
強まる状況となりそうです。
ただ逆に明日も続伸となって、抵抗ラインを突破できると下値不安が後退し、
政策期待も下支えとなって買い戻しの動きが継続していくことも想定されます。

政策期待関連では、来週初の23日に菅首相と白川日銀総裁の会談が予定されて
おりますが、昨年11月のドバイショック時は、会談前に日銀が臨時会合を行って
おり、今回も臨時会合が開かれるのではないかとの噂が立ち上がっております。
明日場中の日銀の動向には注目が集まりそうです。


□テクニカル分析からの展望
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日経平均は続伸となり、上昇する5日線をサポートに強い形状の陽線を形成する
格好となり、一目均衡表の転換線近辺まで上昇となりました。
明日には基準線が9,413円まで下落してくるため、転換線、基準線を上抜けられ
るかどうかがポイントとなってきそうです。
ボリンジャーバンドは-1σを突破して中心線を意識した格好となり、25日線を
意識した動きとなりそうです。
雲の下限の9,560円までは真空地帯であることから、一気に駆け上がっていく
可能性も出てきましたが、ここまで上昇したとしてもパラボリックや新値足は
陽転とならず、遅行スパンの上方転換もありません。
あくまでレンジ内でのリバウンドという位置付けに過ぎない状況にあります。
上方転換を示すには最低でも9,800円を超えてくる必要があります。


□総括・今後の方針
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本日は、政府日銀の金融緩和策への期待感が下支えとなって買戻しを誘発し、
直近売り込まれた銘柄への自律反発の流れを強める結果となりました。
産経新聞が、政府が20日の経済関係閣僚会議から検討に入る追加経済対策と
並行して、日銀も追加の金融緩和策の検討に着手すると報じており、これが
好感された格好となっております。
ただし、まだ追加緩和策が何も出てこない可能性を指摘する声もあり、
期待が先行しているだけに何も無かった場合の失望売りを警戒する必要が
ありそうです。
しばらくは政策発動への期待感が景気減速や円高懸念に勝る状況となって、
個別でも買戻しの動きが継続することも想定されますが、買戻しが一巡と
なれば上値を追うだけのエネルギーはありませんので、伸び悩むことになり
そうです。
また直近大きく売られている銘柄の自律反発の動きが継続するかにも注目
されるところです。

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□本日のメルマガ銘柄
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本日はありません。


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