メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 10/08/13  2010/08/13


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Stock Mission
本日の相場総括・明日の展望

http://www.stock-mission.com/            2010年8月13日 発行
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□本日の結果
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08/13 08/12特別会員銘柄DA +6.12% 合計+6.12% 暴騰!
08/13 08/12一般会員銘柄SK +2.17% 合計+2.17%
08/13 08/11特別会員銘柄FT +1.55% 合計+1.21%
08/13 08/11特別会員銘柄SZ +3.63% 合計+3.41%
08/13 08/11特別会員銘柄SC +12.42% 合計+13.13% 暴騰!
08/13 08/05特別会員銘柄DK +0.93% 合計+4.38%

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は40円高の9,253円と反発となりました。
昨晩の米市場は続落、CME円建ても安く返ってきましたが、円高が一服となった
ことで、寄り付きは小幅ながら上昇スタートとなりました。
ただ夏休み中の週末であり、昨日後場に下げ渋っていることからも買い意欲は
弱く、すぐに下落に転じるとそのまま小安いところでの揉み合いとなりました。
後場に入ると、米Globex先物がジリジリと上げ幅を拡大し、それに合わせて
先物主導で買い戻しの動きとなり上昇に転じました。


□相場総括
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短期基調、中期基調ともに下向き継続となっております。
本日はオプションSQ算出日でしたが波乱無く通過となり、本日は終値ベースで
SQ値を上回りました。
ただSQ値を意識する動きは弱く、あくまで直近の大幅下落のショートカバーが
入ったに過ぎず、為替も引き続きドル売り警戒感が強いこともあり、SQ日で
あったにも関わらず商いは低調、先物もSQに絡んだ売買があった割には非常に
薄商いとなっており、来週の展望を見極める動きとなっております。

先物の手口は、ABNアムロが1,791枚、シティが1,298枚、ニューエッジが1,110枚
の売り越し、MSMが2,924枚、ドイツが1,492枚、バークレイズが1,339枚の
買い越しとなっております。
TOPIXは1,000枚を超えるような売り越し買い越しはありませんでした。
SQ日であったにも関わらず商い低調となり、ほとんどが手口らしいものを出して
きておりませんが、ABNアムロ、ニューエッジの売りが前場の上値を押さえた
要因となりました。
後場にかけては薄商いの中でクレディスイスが935枚の買い越しと、小幅ながら
買戻しの手口を出してきたことで日経平均を上昇に導きました。
ただ買い戻しの手口が小幅に留まったように、依然として方向感の見える動きは
無く、あくまで日々の売り買いを繰り返しているに過ぎない状況です。


□新興市場動向
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新興市場は高安まちまちとなり、ジャスダック平均、マザーズ指数が反発、
ヘラクレス指数が続落となりました。
昨日にマザーズ指数が年初来安値を付けるなど、ここまで大きく売られてきた
反動で買われましたが、物色の広がりは乏しく、指数の上げ幅は限定的となり
ました。
ジャスダック平均は前場軟調でしたが、後場にかけて日経平均がプラスに転じた
こともあり、主力の一角に買いが入ったことで指数を押し上げ、小幅ながら
プラスに転じました。
ただ相場全体では地合好転が見えたわけではなく、ジャスダック、マザーズ
ともに売買代金が100億円を下回るなど、非常に閑散とした低調な動きが続いて
おります。


□個別銘柄動向
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後場にかけて日経平均が切り返したこともあり、主力どころも下げ幅を縮小
または小幅でも切り返す動きとなりました。
石油、海運、商社、非鉄などが上昇したほか、証券、銀行、ノンバンクなどが
買われました。

個別の動きは乏しいものとなりましたが、会員銘柄ではセイクレスト(8900)が
場中高値で+12.42%の大幅上昇となり目標を達成しました。
場中紹介銘柄では、MS&AD(8725)、トクヤマ(4043)、ミクシィ(2121)、
サイバーエージェント (4751)、シンプレクス・テクノロジー (4340)、
アルデプロ (8925)、ケネディクス (4321)、アイフリーク (3845)などが
物色されました。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は反発の展開が想定されます。
昨晩の米市場は下落となりましたが、後半はショートカバーの流れとなり、
アジア市場が概ね堅調となったことを受けて、引き続き買い戻しの動きが
見られそうです。
ただ欧州では欧州圏GDPが発表され、予想を上回る内容となったものの、事前に
独仏のGDPが好調だったことから既に織り込み済みと判断され、イベント通過
からの材料出尽くしによって欧州市場は失速展開となり、ユーロ安も急速に
進む展開となっております。
これを受けて米Globex先物も上げ幅縮小となっており、米市場の上値も重い
ものになってくる可能性が高そうです。

昨晩の米市場はダウが58.88ドル安と続落となりました。
前日引け後のシスコシステムズの決算内容が嫌気された他、新規失業保険申請
件数が予想より増加したことにより、売り先行の展開となって一時ダウは
110ドル安まで売られる場面がありました。
シカゴ日経先物は10円安の9,180円、円建ては20円安の9,170円で終了しました。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表は、JCペニーが予定されております。
経済指標は、7月消費者物価指数・コア指数、7月小売売上高、
8月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値、6月企業在庫が予定されております。
予想は、7月消費者物価指数が前年比+1.2%(6月+1.1%)、
7月消費者物価コア指数が前年比+0.9%(6月+0.9%)、
7月小売売上高が+0.5%(6月-0.5%)、
8月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値が69.0(7月67.8)、
6月企業在庫が+0.2%(5月+0.1%)となっております。

7月消費者物価指数は、全体が落ち着いた伸びを、コアはディスインフレが継続
するとの予想となっております。
7月小売売上高は、チェーンストア売上が堅調であり、ガソリンスタンド売上も
堅調となっており、コンセンサス通りか上ブレの可能性があると見られてます。
8月ミシガン大消費者信頼感指数速報値は、7月確定値が上方修正された経緯が
あることから、コンセンサス通り改善すると見られております。


□その他海外注目材料
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ドル円では、菅首相と白川日銀総裁が来週に会談を行う方向で調整中と伝わって
いることで、ドル売り圧力が一旦は弱まっている状況となっております。
ただしドル買いに向かうほどではなく、あくまでショートカバーの流れに過ぎず
再びドル売りに傾くのは時間の問題とも見られております。
86円台後半からは本邦輸出企業の大きなドル売りオーダーが控えているとされ、
上値は重そうです。


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■明日の展望
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来週は波乱の展開が想定されます。
昨日の安値が目先の底入れ期待もあり、本日は終値でSQ値を上回ったこともあり
翌週以降は堅調というアノマリーは下支え要因となってきそうです。
ただあくまで外部環境次第、具体的には為替動向次第の神経質な展開が想定
されます。
日銀や政府の円高対策が出されないままとなっていることに対する失望感が
強く、引き続き為替の円高警戒は高い状況です。
昨日に年初来安値や昨年11月安値を割り込んでいることから、状況次第では
9,000円割れとなってもおかしくない状況となっております。
一方で25日線が位置する9,500円を奪回するような動きとなれば、直近の下落
による反動からも好業績銘柄への見直し買いや買戻しの動きも強まってきそう
です。
ただ現状では、世界的な先行き不透明感を考えると、下値不安のほうが大きく
材料が無い限り上値が重い展開となりそうです。

イベントでは、16日に4-6月期GDP速報値が発表され注目を集めそうです。
予想は+2.3%前後となっており、5四半期連続でのプラス予想ですが、1-3月期の
+5.0%からは減速する見通しとなっております。


□テクニカル分析からの展望
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日経平均は反発となり、昨日にボリンジャーバンド-2σを超えた分を取り戻す
動きとなりました。
ただバンド自体が拡大傾向にあり、-2σは下落を続けることから、-2σに沿って
下落していく展開が警戒されます。
昨日の売られ過ぎとなったことは本日の反発で修正され、目先9,400円水準には
一目均衡表の転換線、基準線が上値抵抗として控えていることから、引き続き
下値不安が続くことになりそうです。
遅行スパンは昨日の安値近辺で下方転換となったことから、9,800円を超える
ような上昇局面にならないと上方転換とならない状況であり、現在の水準で
上方転換するためには1ヶ月ほどの日柄調整が必要となります。
MACDは売り転換となり、昨日の安値で売りシグナルを発生させていることからも
さらに下値余地が拡がっていると考える必要がありそうです。
また終値ベースで9,200円を下回るようなら新値足も陰転となります。
来週にかけては為替動向次第で9,000円割れを警戒する必要が出てくることも
想定されます。


□総括・今後の方針
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来週も引き続き為替睨みの状況が継続しそうです。
日銀が臨時で決定会合を開催して追加金融緩和に踏み切るなどの動きがあれば、
相場が一変する可能性もあり、売りも買いも手が出し辛い状況となっており、
短期個別で動きに乗っていくことになりそうです。
相場が落ち着いてくれば、直近投げられて大きく下落している割安銘柄や
好業績銘柄へのリバウンドの動きも期待できそうです。
ただ、現時点では日経平均9,000割れの可能性が高いとの見方が多くなって
いるだけに、基本的にはキャッシュポジションを高めて様子見となりそうです。

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□本日のメルマガ銘柄
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本日はありません


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