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************************************************************************ Stock Mission 本日の相場総括・明日の展望 http://www.stock-mission.com/ 2010年8月12日 発行 ************************************************************************ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■1歩先の株式・銘柄情報 Stock Mission■ 一部投資家向けに行っている、株式におけるファンド動向・仕手株などの 注目銘柄情報をご提供！魅力のある有益な情報が日々入ります。 個人投資家の弱点である情報収集を強化してみませんか？ http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html □本日の結果 =========================================== 08/12 08/11特別会員銘柄SC +3.75% 合計+3.75% 08/12 08/11特別会員銘柄FT +1.38% 合計+1.38% 08/12 08/11特別会員銘柄SZ +1.82% 合計+1.82% 08/12 08/11一般会員銘柄HK +4.86% 合計+4.86% 08/12 08/08一般会員銘柄FS +4.22% 合計+1.65% 08/12 08/05特別会員銘柄DK +2.14% 合計+4.18% 08/12 08/04一般会員銘柄HM +2.78% 合計+3.50% ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■本日の市場動向 =========================================== 本日の日経平均は80円安の9,212円と5日続落となりました。 米株安の影響から朝方から売り先行となり、円高が進んだことで先物主導で 下げ幅を拡大し、後場寄りには200円超の下落となって年初来安値や昨年11月 安値を割り込む場面もありました。 ただ安値を更新してからは、政府・日銀による円高対策への思惑が高まり、 円高が一服して円安基調に進んだことで、一転して先物が買い戻される格好と なり、日経平均は下げ渋る動きとなりました。 □相場総括 =========================================== 短期基調、中期基調共に下向き継続となっております。 前場中は年初来安値が意識されて9,100円がサポートとなっておりましたが、 後場入り直後に為替のドル円が94円台に突入したことに合わせて、先物に大口 売りが入ったことで下げ幅を拡大し、ザラ場ベースでの年初来安値や昨年11月 安値を更新しました。 下げ渋ったことで終値ベースでの年初来安値更新は回避しましたが、下値メド を次々と割り込んだことにより、今後の円高進行次第では9,000円割れの水準 も見えてきそうです。 先物の手口は、ソシエテが2,405枚、MSMが1,918枚、バークレイズが1,778枚、 大和が1,476枚、アークが1,248枚、マネックスが1,209枚の売り越し、 クレディスイスが1,808枚、野村が1,747枚、メリルリンチが1,720枚、 ゴールドマンが1,540枚、MUMSが1,311枚、ドイツが1,310枚、JPモルガンが 1,225枚の売り越しとなっております。 TOPIXでは、JPモルガンが2,577枚の売り越し、大和が1,313枚、クレディスイス が1,074枚の買い越しとなっております。 明日にオプションSQを控えているうえ、相場が波乱の展開となったこともあり、 売り買い商いが増加しておりますが、指数を動かしたのはクレディスイスと ニューエッジと見られます。 共に朝方から後場入りにかけて売り、その後は買い戻しの手口となっており、 ニューエッジに関しては、売り買いほぼニュートラル、クレディスイスに ついては、朝方の売り以上に買い戻して日経平均型、TOPIX型ともに買い越し に転じており、日経平均の下げ渋り要因となりました。 ただあくまで為替に連動した売買に留まっており、継続した手口が見られない 展開が続いております。 □新興市場動向 =========================================== 新興市場は3指数揃って続落となり、マザーズ指数は一時3%にも達する下落と なって年初来安値を更新しました。 直近の急落展開を受けて、個人の信用取引のパフォーマンスが著しく悪化し、 新興市場にも見切売り、換金売りが膨らみました。 また新興市場には基本的に空売りが無いことから、東証1部のように買戻しで 下値が支えられることがなく、買いが入らなかったことからも売りの勢いが 強まって一気に下落する展開となりました。 ただ値頃感が意識されたスタートトゥデイが反発するなど、相場が落ち着いて くれば、短期リバウンドの動きが期待されそうです。 □個別銘柄動向 =========================================== 後場入りまでは全面安の展開となり、昨日の下落と合わせても個別は壊滅状態 となっておりましたが、後場に指数が下げ渋ったこともあり、直近の売りが 大きかった銘柄を中心に買い戻しの動きとなりました。 また前場のには国内年金の買い観測が見られました。 個別では引けにかけて戻ってくる銘柄が多くなりましたが、直近2日間で投げ 売られているところも多く、一旦はリバウンドを試す展開が期待されます。 場中個別銘柄では、ハイデイ日高 （7611）、ＪＶＣ・ケンウッド （6632）、 サンリオ （8136）、ユナイテッドアローズ （7606）、第一精工 （6640）、 スタートトゥデイ （3092）、ツガミ （6101）などが買われました。 会員銘柄でも後場にかけてプラスに切り返す銘柄が散見されました。 =========================================== ■今晩の米市場の動向 ========================================= 今晩の米市場は揉み合い展開が想定されます。 アジア市場が日本を含めて下げ渋る動きを見せたことで、昨晩の大幅下落の 反動からのショートカバーが下値を支えることになってきそうです。 ただ上値を追うような材料はありませんので、戻りも限定的になりそうです。 欧州でも下げ渋ってプラス転換する動きが見られたものの、ユーロ圏鉱工業 生産指数が予想を大きく下回る結果となって、再び株式市場は下落に転じる 動きとなっております。 リスク回避の動きが強まっており、原油価格は77.20ドルまで下落しており、 為替もユーロ安が進行する状況となっております。 昨晩の米市場はダウが265.42ドル安と大幅続落となりました。 中国の景気減速懸念や、英インフレレポートによる景気後退の指摘によって 売り先行の展開となり、6月貿易収支の赤字額が2008年10月以来の高水準と 予想より拡大したことも重しとなり、下げ幅を拡大する展開となりました。 シカゴ日経先物は145円安の9,135円、円建ては155円安の9,125円で終了しました。 □注目米主要企業決算・経済指標 =========================================== 主要企業決算発表は、コールズ、ディブライ、オートデスクなどが予定されて おります。 経済指標は、7月輸入物価指数、新規失業保険申請件数が予定されております。 予想は、7月輸入物価指数が前年比+5.4％（6月+4.5％）、 新規失業保険申請件数が46.5万件（前回47.9万件）となっております。 □その他海外注目材料 =========================================== ドル円は、一旦はショートカバーの流れにむかったものの、依然として日銀の 追加緩和措置は無く、引き続きドル売り意識の強い状況が継続しそうです。 昨晩は85円及び84円80銭どころを割り込んだことで、オプショントリガーの ロスカットも加わって84円72銭まで下落する場面がありました。 現時点では84円70銭以下にもオプショントリガーが残っていると見られ、 急激に円高が進行する可能性は少ないと見方が変わってきております。 ただ85円中盤以降は、邦銀筋のドル売りオーダーや米債償還絡みの売りが入って いるとの観測があることから、戻りも限定的に留まりそうです。 基調はドル売りに変わりは無く、再び85円どころをトライしていく展開が想定 されます。 要人関連では、デューク米FRB理事が会合であいさつを予定しております。 =========================================== ■明日の展望 =========================================== 明日は下値を意識した揉み合いの展開が想定されます。 オプションSQ算出日ということでもあり、今晩の米市場、為替動向次第で 9,000円が意識されるか9,250円で落ち着くかが決まってきそうです。 本日後場に下げ渋ったことで、明日に再び下落スタートとなれば、一旦の リバウンドは本日後場で終了したと見ることもできますので、注意が必要です。 また、本日の後場は当局による円高対策を期待しての下げ渋りであり、結局 何も無ければ失望売りが出てくる可能性がありますので注意が必要です。 現段階では、中曽日銀理事が下値不安が強まったとは判断していないとコメント しているうえ、野田財務相が為替介入についてコメントを控えるとしており、 改めて円高が加速していくこともありそうです。 □テクニカル分析からの展望 =========================================== 連日でのマドを開けた下落となり、場中はザラ場ベースでの年初来安値及び、 昨年の11月安値を割り込みました。 下ヒゲを付けた格好での切り返し陽線を形勢したことで、一旦はボトム意識に 繋がり、ボリンジャーバンド-2σを下放れたことからも、リバウンドに向かう 可能性はありそうです。 ただ一目均衡表の遅行スパンは下方転換シグナルを発生、パラボリックも売り シグナルを発生しており、新値足は終値ベースで9,200円を割り込むと陰転する 水準にあり、戻ったとしても一時的なものとなりそうです。 一気に9,800円どころを超えてくるような強い動きとなれば、今回の下げが否定 され強い動きとなりますが、9,400円〜9,500円では強い戻り売りが入ってくる ことも想定され、さらに1ヶ月程度の調整が長引くことが想定されます。 □総括・今後の方針 =========================================== 本日は安値更新後に下げ渋ったことで、個別では売られ過ぎ銘柄の短期反発 の動きが期待されますが、引き続き為替動向次第の不安定な動きとなりそうで、 明日は週末要因もありますので、朝から弱いようなら手控え状況が強まり そうです。 また短期リバウンドがあったとしても、自律反発では9,500円が限界と見られ、 その後は再び下値模索の展開となっていく可能性が高く、戻ったところでの 追撃買いには注意が必要となりそうです。 本日にサポートとなるラインを次々と割り込んだ経緯がありますので、為替 動向次第ではあっさりと9,000円割れとなってもおかしくないので注意が 必要となります。 短期リバウンドを小口で狙うのも手ですが、テクニカル的に売り転換した 銘柄が非常に多くなっており、基本は底打ち反転するまでは様子見となり、 割切りで日々動いている銘柄に飛び乗る格好となりそうです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □本日のメルマガ銘柄 =========================================== 本日はありません ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ -ご注意- Yahooなどフリーのアドレスでメルマガにご登録している場合、 メルマガが届くまでに非常に時間がかかることがあるようです。 メルマガを早く受け取りたい方は、メールアドレスの変更か、 メルマガスタンドの変更をお勧めします。 フリーのアドレスでも比較的早いのが「メルマ」「まぐまぐ」です。 http://www.stock-mission.com/melmag.html またホームページでも内容を公開しております。 http://www.stock-mission.com/index2.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【Stock Mission】 StockMissionは、急騰・高騰する可能性がある銘柄情報をご提供しております。 ●ご提供情報 ＜投資法人・ファンドの動向に関する情報＞ ＜テクニカル分析による銘柄情報＞ ＜市場関係者とのミーティング情報＞ 【ホームページ】 http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html ホームページの相互リンク、メルマガの相互紹介は随時募集中です。 ************************************************************************ Stock Mission 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