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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2010ー08−08-------第384 (毎週日曜日発行) 地方の札所を巡る旅 信濃三十三観音 35 小川2 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 小川 信濃三十三観音 33番札所 【高山寺】 真言宗豊山派 15−9−19 32番西照寺から南に2k程下ると白壁に囲まれた【高山寺】がある、 この道は戸隠道と呼ばれ越後に通じる重要な街道であった、 寺は808年に坂上田村麿に寄る創建で、1195年には源頼朝が三重塔を建立している。 『仁王門』を入ると右手に『三重塔』17,1m 北信唯一、県下12塔の内最古の物である。 砂利が敷かれた清楚な境内の正面に『本堂』、 右手の石段の袂には六地蔵を含み多くの石仏が鎮座し、 其処を上がると高台に入母屋造りの『観音堂』が建つ、 ご本尊は聖観世音菩薩、ご本尊を取り巻くように、 西国、坂東、秩父の百観音と千躰観音像が安置され荘厳である。 正面の欄間には信濃三十三観音奉納の大きな絵馬が懸っていて見応えがある。 境内には白亜の聖観音立像、阿弥陀堂が配されている。 こんな山の中に見事な伽藍が建ちさすが結願の寺と妙な納得をして 信濃三十三観音霊場巡拝を結願した。 所在地 長野県上水内郡小川村稲丘7119 0262−69−2568 |