2010年の七夕には、日本の「恋人の聖地」で気持ちを伝えよう!
楽しい8月16日(中国の七夕=情人節=日本のバレンタインデーのような日)がもうすぐやってきます。たちまち空気の中にも「ラブラブ」な気分が漂ってきて、厳しい暑さもいくらか和らぐような気がします。みなさんは今年の七夕に、愛する「あの人」とどこで情人節を過ごす予定ですか?どんなに考えてもいい場所が見つからない?国内でいい場所がないのなら、日本へ行くのはいかがですか?私が、日本のカップルに大好きな「恋人の聖地」をご推薦しましょう!
まず、恋人の聖地の由来をご説明します。日本の特定非営利活動法人「地域活性化支援センター」が主宰する「研究開発計画」の一つとして、2006年4月19日に「デートに最適な場所」選定についての報告が発表されました。聖地として選ばれたのは、大自然に囲まれ、夜景が美しい場所ばかりです。2010年6月までに選ばれた聖地は100ヵ所に達しました。私は千葉県の二つの聖地が大好きなので、ここでみなさんに強引に(笑)ご紹介しようと思います。
まず最初は、千葉県の「金谷地区」です。金谷で最も有名なのは「鋸山(のこぎりやま)」です。ロープウェイで山頂に上ると、東京湾も見られ、富士山の美しい景色も遠望でき、崖に彫られた日本で一番高い大仏も鑑賞できます。恋人の聖地に選ばれたのを記念して、金谷市は特別に東京湾フェリーの港に高さ2.7メートルの鐘のモニュメントを設置し、4月18日には3組のカップルを招待してここで結婚式を挙げてもらい、開幕式を行いました。海辺にそそり立つモニュメントは、絵のようでとても素敵でしょう?
もう一つは、とってもロマンチックで童話の世界みたいに美しく、女性なら誰でも嬉しくて叫んでしまいそうな「京成バラ園」です。面積三万平方メートルという日本最大の「バラ園」には、1000種類ものバラが7000本以上植えられているそうです。興味がある方は、ここで結婚式を行うこともできますよ!日本の有名なファッションデザイナー、桂由美さんの企画したヨーロッパ式テラスの前の、バラの花に囲まれたヨーロッパ風庭園で挙式するのが、現在日本で結婚を控えた若いカップルたちに大人気の新しいスタイルなのです。
恋人の聖地には、この他にも例えば「長崎のハウステンボス」「東京の六本木ヒルズ展望台」「長野の軽井沢」「大阪梅田のスカイビル空中庭園展望台」「静岡の西伊豆海岸」「北海道の小樽オルゴール堂本館」「幸福駅」などなど、たくさんの有名な場所が選ばれています。みなさんも、恋人がどの聖地に行きたいかを聞いて、「聖地巡礼」をしてみてはいかがでしょう?みなさんがロマンチックで、美しい思い出として胸に残る「七夕情人節」を過ごされることを願っています!(哈日杏子執筆)
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