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************************************************************************ Stock Mission 本日の相場総括・明日の展望 http://www.stock-mission.com/ 2010年8月3日 発行 ************************************************************************ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■1歩先の株式・銘柄情報 Stock Mission■ 一部投資家向けに行っている、株式におけるファンド動向・仕手株などの 注目銘柄情報をご提供!魅力のある有益な情報が日々入ります。 個人投資家の弱点である情報収集を強化してみませんか? http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html □本日の結果 =========================================== 08/03 08/02特別会員銘柄BM +4.73% 合計+4.73% 08/03 08/02一般会員銘柄OD +2.82% 合計+2.82% 08/03 08/01一般会員銘柄DT +2.18% 合計+2.18% 08/03 07/27一般会員銘柄PK +3.28% 合計+2.86% 08/03 06/30一般会員銘柄BS +2.17% 合計+6.71% ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■本日の市場動向 =========================================== 本日の日経平均は123円高の9,694円と続伸となりました。 米株高を背景に朝方から買い先行となり、9,750円まで買われましたが、戻り 売り圧力も強く、前場後半は失速する展開となりました。 後場にかけては為替がやや円高に傾いたこともあり、さらに上げ幅縮小となり ましたが、その後はジリジリと上げ幅を拡大し、9,700円の手前で終了しました。 □相場総括 =========================================== 中期基調は上向き継続、短期基調は下向きから横ばいに転換しました。 日経平均は朝方の買い一巡後は伸び悩みとなりましたが、終日堅調な動きと なりました。 ただ今週は週末の米雇用統計まで重要経済指標が控えていることからも、 積極的な買い手口は乏しく、あくまで買い戻しが主体の盛り上がりに欠ける 展開となりました。 特に個人投資家の信用買い残の投げと見られる売りが多くなっている模様で、 中小型材料株や新興市場の動きが極端に悪くなってきました。 先物の手口は、ニューエッジが1,898枚、ソシエテが1,331枚、大和が1,330枚、 立花が1,067枚、BNPパリバが1,025枚の売り越し、野村が2,259枚、 クレディスイスが1,689枚の買い越しとなっております。 TOPIXは、野村が1,873枚の売り越し、クレディスイスが1,818枚、JPモルガンが 1,013枚の買い越しとなっております。 クレディスイスが連日での買い越しとなっております。 クレディスイスはトレンドを一方向に示しやすいところですが、そこまで強く 買い進める動きは見られず、二日連続買戻し手口の後は売り手口の可能性が 警戒されるところです。 □新興市場動向 =========================================== 新興市場は高安まちまちとなっており、ジャスダック平均、ヘラクレス指数が 上昇、マザーズ指数が4日続落となりました。 主力銘柄物色の流れとなっていること、個人投資家の信用処分の動きなどから 新興市場銘柄は総見送りムードが強い展開となりました。 買いが入らないことから、好決算銘柄でも売られて材料出尽くしとの見方に されてしまうものが多く、さらに売られるといった冴えない状況となって おります。 まだ投げは不十分と見られており、引き続き冴えない状況となる可能性が 高そうです。 □個別銘柄動向 =========================================== セクター別ではディフェンシブの電力ガスが下落となりましたが、一方で、 商社、石油、鉄鋼、非鉄、資源、海運などが大きく上昇となりました。 また証券、ノンバンクも買われております。 本日も仕手性材料株と言われているところや新興市場ネット関連銘柄を中心に 重たい展開となりました。 主力株中心に買い戻される展開となっており、短期筋の買いはランキング上位 銘柄を飛び乗りとなっているようで、中小型どころは捨て置かれている状況と なっております。 先週末のツガミの下落からムードがガラリと変わってしまい、個人投資家の 信用買い残の処分が出ていることも、これら銘柄の重しとなってきました。 8月中旬にはこの流れも一巡してきそうですが、そろそろ大型株も売り候補と 言われているだけに、指数の堅調な動きと裏腹に、持続性が無くて難しい状況が 継続しそうです。 また大型株に関しても、ほぼ全面高にありながら国際優良株の一角が下落に 転じる動きも見せており、不安感の強い状況が継続していることが伺えます。 =========================================== ■今晩の米市場の動向 ========================================= 今晩の米市場はやや弱い動きが想定されます。 昨日の7月ISM製造業景況指数は予想を上回りましたが、減少傾向にあることに 変わりはなく、米経済に対する警戒感はまだ高い状況が継続しております。 直近上昇している分だけに、経済指標がネガティブとなった場合は、週末の 雇用統計に向けて利益確定売りが膨らむ可能性もありそうです。 欧州は軟調展開となっており、英建築業PMIが予想を下回ったことが嫌気されて おりますが、下げ幅は限定的となっており、米Globex先物も小幅下落で程度と なっております。 昨晩の米市場はダウが208.44ドル高と大幅反発となりました。 欧州で、BNPパリバ、HSBCなど大手金融金融機関の好決算を好感し、朝方から 買い先行の展開となりました。 また7月のISM製造業景況指数が予想を上回ったことや、バーナンキFRB議長が、 今後数四半期に渡って賃金上昇、クレジット市場の改善が個人消費を支える との見通しを示したことなどを好感し、指数は上げ幅を拡大して終日堅調な 展開となりました。 シカゴ日経先物は180円高の9,740円、円建ては160円高の9,720円で終了しました。 □注目米主要企業決算・経済指標 =========================================== 主要企業決算発表は、パーカー・ハニフィン、ダウ・ケミカル、クロロックス、 ファイザー、マスターカードなどが予定されております。 経済指標は、6月個人消費支出、6月コアPCE価格指数、6月製造業受注、 6月中古住宅販売成約指数が予定されております。 予想は、6月個人消費支出(PCE)が+0.2%(5月+0.4%)、 6月コアPCE価格指数が前年比+1.3%(5月+1.3%)、 6月製造業受注が-0.3%(5月-1.4%)、 6月中古住宅販売成約指数が前月比+3.7%(5月-30.0%)となっております。 6月中古住宅販売成約指数は、5月の大幅減少の反動増が予想されております。 5月は税優遇措置が終了したことによる影響で大きく下落しましたが、 6月に関しても、6月のMBA住宅ローンの購入指数が下落基調だったこと、 6月中古住宅販売件数が悪化していることなどから、大きな回復は見込めないと 見られております。 6月コアPCE価格指数、6月製造業受注については、概ね予想通りに落ち着くもの と見られておりますが、ブレた方向に反応が出やすいと見られております。 □その他海外注目材料 =========================================== ドル円では、87円台後半に強い本邦実需筋などのドル売りオーダーが控えて いると見られております。 一方で85円台後半では、オプションにも絡んだ短期筋のドル買いが控えていると されております。 全体的にドルの上値は重く、以前として昨年11月30日につけた85円86銭を意識 する状況が継続しそうです。 =========================================== ■明日の展望 =========================================== 明日は反落の展開が想定されます。 直近高値が抵抗ラインとして意識されたことで、外部環境で強い動きが無い限り 戻り売りに押される展開となりそうです。 欧米市場もここまで大きく上昇していることから、週末の雇用統計を意識して やや利益確定売りが強まりやすい状況となってきており、経済指標の動向次第で 雇用統計の警戒感が高まるようなら、急落展開も警戒しておきたいところです。 □テクニカル分析からの展望 =========================================== 大幅続伸となりましたが、先週高値を抜けずに跳ね返された格好となっており、 まだレンジ内の高値圏での動きに留まっております。 ボリンジャーバンドでは+1σがサポートラインに変わり、25日線が上昇に転じる 見込みとなってくるため、+2σへの動きが期待されるところです。 上値メドとしては+2σが9,820円、一目均衡表の下限が」9,860円であり、 雲の下限は明後日には9,800円近辺まで下落してくるため、上値抵抗となって くることが想定されます。 さらに雲の下限は週末には9,700円まで下がってくるため、早々にこれを突破 しておかないと、再び調整展開が長引く可能性が出てきます。 週末までに雲の突破ができなければ、今後も調整基調が長引き、再び下値を 模索する展開に発展する可能性が高まってきそうです。 □総括・今後の方針 =========================================== あくまで米市場を中心とする外部環境と為替動向次第となりますが、先週高値 を本日抜けなかったことで、明日以降は調整の展開が想定されます。 ただ週末の米雇用統計に向けて、基本様子見スタンスは変わらないことから、 売りにしろ買いにしろ、持続性の乏しい短期スタンスでの飛び乗り飛び降り 状況が続きそうです。 外資系の一部は既に夏休み入りしたところもありますので、早くも夏枯れ状態 へと移行してしまうことも想定されます。 中期的な上昇は9月から10月と見ている市場筋が多いだけに、まだ様子見姿勢 継続を続けることになりそうです。 それまでに何か刺激材料が出てくると面白いのですが・・・ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □本日のメルマガ銘柄 =========================================== 本日はありません ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ -ご注意- Yahooなどフリーのアドレスでメルマガにご登録している場合、 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