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タイトル:Daily Drama Express 2010/07/26 夏の恋は虹色に輝く (2)  2010/08/02


題名と内容が違うものを送信してしまいました。
謹んでお詫び申し上げますと共に、正しい内容を再送いたします。

===================================================== 発行部数   27 ==
                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2010/07/26 (Mon) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.月曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 月曜日の連続ドラマ
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タイトル 夏の恋は虹色に輝く
局  名 フジテレビ系
放映日時 月曜21時
キャスト 俳優・橘航太郎の次男 橘 大雅(松本 潤)
 謎の女性  北村詩織(竹内結子)
 詩織の娘  北村 海(小林星蘭)
 大雅の親友・俳優  植野慶太(笠原秀幸)
 若手俳優  伊良部譲(永山絢斗)
 タレント事務所所長  青木久雄(重松豊)
 若手女優  宮瀬 桜(桐谷美玲)
 大物俳優  橘航太郎(伊東四朗)
 元女優・橘航太朗の妻 橘真知子(松坂慶子)
 橘航太郎の長男  橘 大貴(沢村一樹)
脚  本 大森美香
主題歌  『Love Rainbow』嵐

あらすじ 第二話

 若手の二世俳優・楠大雅(松本潤)は、オーディションを受けてい
た。
 病院を舞台にした、医者のドラマの主役の座をかけたオーディショ
ンだ。
 芝居にも熱が入り、髪を振り乱して迫真の演技……。
 終了後のプロデューサーたちとの面談も、うまくアピールができた。
会心の出来に大雅はひとり、便所の個室の中でガッツポーズを決める
が……。
 そこへ入ってきたのは、先ほどのプロデューサーたち。
 大雅が個室にいるとはまったく知らない様子で、先ほどのオーディ
ションの話をしている。
 ついつい耳をそばだてた大雅が聞いたのは、大雅の文句ばかり。
「がっかりだったなあー、あの二世くんには」
「芝居も濃いけど、顔も暑苦しいですねぇ」
「そうなんだよぉ、変に理屈っぽいし、滑舌も悪いし……」
 ガックリとうなだれる大雅。

 一方、大雅の兄、楠大貴(沢村一樹)は小学校の教師をしている。
 女好きの性格からか、せっせと同僚の女性教師を口説いている。そ
こにやってきた、北村詩織(竹内結子)に目を奪われる。
 詩織は、娘の北村海(小林星蘭)が大貴の小学校に転校したので、
挨拶に赴いたのだ。
 大貴は、詩織に一目惚れ。
 早速、事務連絡を装って、あれこれプライベートなことを尋ね、親
密になろうとするが、詩織にあっさりかわされてしまう……。

 オーディションに落選し、落ち込んだ大貴は、親友の同じく二世俳
優・植野慶太(笠原秀幸)と高級そうなレストランで食事ついでに、
愚痴を漏らしていた。
 なかなかうまくいかない仕事のグチ、事務所のグチ、そして、北村
詩織のグチ。
 詩織は、大雅の事務所で働くことになった。亡くなった大雅の父・
航太郎(伊東四朗)の大フアンで、航太郎から「大雅のファンになっ
てやって欲しい」と頼まれたことから、大雅の前に現れ、ひょんな事
から事務所で働くことになったのだ。
 なんとなく、大雅は詩織に一目惚れしてしまい、キスをしようと迫
ったが、ぶん殴られた。
 しかも、詩織には小さな娘がいると知り、「キスしなくてよかった」
と大雅は言うが、それでもまだどこか詩織が気に掛かっている様子…
…。

 大雅の所属している、楠航太郎事務所では、詩織が大活躍していた。
手際よく仕事を片づけていき、早くも事務所で必要な人間になってい
る詩織。
 一方で、大雅にはろくな仕事のオファーもない。
 さらに、入ってきたばかりの若手女優・宮瀬桜(桐谷美玲)にもバ
カにされて、大雅の不満はさらに募る。

 詩織は娘の海と一緒に事務所から帰る途中で、後ろから大雅がつい
てきているのを見つける。
 たまたま、家の方角が一緒だったというだけだったのだが、「ひょ
っとして、ストーカー?」と指摘されて、なぜか大雅は焦ってしまう。
 変に疑われて気を悪くした大雅が去ろうとすると、ふと、詩織が呼
び止める。

 詩織は大雅に頼んで、苦手だったビデオの配線をセットしてもらう。
 初めて詩織の部屋に入ることが出来て、少し嬉しい大雅だったが、
マンションの一室を見回して大雅は言う。今どき、ブラウン管を使っ
た古いテレビ、狭い部屋、大して家具も置いていない……。
 そのことを指摘すると、詩織は「あなたのようなお金持ちとは、住
む世界が違うんです」と言う。「金持ちの家に生まれた人間だって、
それなりに悩みがあるんだ……」と反論する大雅だが、ついつい台詞
を噛んでしまう。
 それを笑われた大雅。「アンタまで、俺の滑舌に文句を言うのかよ
っ」と、ふてくされて出て行ってしまう。

 大雅は気にしていないふりをしていたが、ついつい気になって「発
音トレーニング」「いい滑舌」といった本を買いあさって来て、ひと
り部屋でこっそりと練習をするのだった。
 さらに、事務所でもこっそり練習を繰り返す……。
 詩織もそれを見て、ふと意外な顔をする。

 テレビ局に出向いた大雅。
 また、「親の七光りスペシャル」と題したバラエティ番組に、馬鹿
な二世俳優として出演することになっていたのだ。
 こんな事ばかりやりたくない、とグチをもらす相手は同じく二世俳
優・植野慶太。そこへ、若手俳優・伊良部譲(永山絢斗)が通りかか
る。新人俳優賞を取り、次々にドラマの役を射止めている若手実力派
の伊良部は、二世俳優の大雅と植野をバカにしている。
 しかも、大雅たちがオーディションで落ちた医者の役にまんまと抜
擢されていた。
 帰りに、伊良部の車にいたずらをして、小さい復讐をする大雅と植
野。
 負け惜しみの「ザマアミロ」がむなしく駐車場に響く。

 楠航太郎事務所では、桜が所長の青木久雄(重松豊)にくってかか
っていた。
 二時間サスペンスに出演する事になったのだが、その役が気に入ら
ない。
「主人公の友だちの、殺される役なんてやりたくない。主役をオーデ
ィションで受けますから」
 と言い切って、さらに付き人を女性の詩織に換えろと要求して出て
行ってしまう。

 事務所に詩織がやってきた。海の学校が半日だったので、事務所に
海を伴っての出勤。
 詩織に話があるという青木は、海の世話を見るように大雅に言いつ
ける。
 ヒマそうにぶらぶらしていた大雅。やむなく引き受けることに。
 しかし、海は大雅のことが嫌い……。
 明日の授業参観の予習をしているから、静かにしてくれない、と言
ったっきり話すら出来ず、気まずい雰囲気に。
「そんなに無愛想だと、学校で友だち、できないぞ……」
 と、つい口を滑らせた大雅。急に強ばった海の表情をみて、言い過
ぎたと思った大雅は自分の子どもの頃の話をする。
「俺も、友だちがあんまりできなかったんだ……」
 有名な俳優の息子ということで、からかわれたり、遠ざけられたり
していた少年時代。そこで出会ったのが、同じ俳優の息子だった植野
だった。
 しんみりと告げた大雅の話を聞き流していたけれど、なんとなく、
心を開いてくれた海。
 大雅が滑舌の練習のために買ってきた本の「早口言葉」を、すらす
ら読み上げて見せる。
 あわてて大雅もやろうとするが、なかなか早口言葉がうまく言えず
……。

 大雅は家に帰ってまた、発声練習をしようとしていた。
 本を取りだしたところに、一冊、見覚えのない本が……。
 よく見ると、それは小学生の国語の教科書。
 首をひねった大雅、すぐに海が「明日の授業参観の予習をしている」
といっていたことを思い出す。
 ……つまり、今日の授業で使う本!
 大雅は事務所に連絡するが、詩織は桜のオーディションに同行して
いる。
 詩織は携帯電話にもでない。
 しかたなく、大雅は海の学校に教科書を届けに行くことに。

 一方、桜はオーディションで、長く子役をやっていた実力を発揮し
た演技を見せていたが……。
 プロデューサーたちの、心ない決めつけで「やっぱり、殺される役
の方がいいんじゃないの」と言われてしまう。
 あまりに一方的ないいぐさに、付き人として来ていた詩織が反論し
ようとするが、桜は「アンタは黙ってて!」と制して、殺される役を
引き受けると言うのだった。
 帰り道、桜の後ろから衣装を持ってついて行く詩織。どうして殺さ
れる役を引き受けたのかと問う詩織に、桜は向き直って言う。
「素人のあなたが監督に文句言うとか、あり得ないんだから。……で
も……まあ……ありがと。ちょっとうれしかった」

 授業参観前の教室で、海は慌てていた。
 今日、国語の音読で当てられることになっている。それなのに、国
語の教科書がない……。
 泣きそうになる海。
 担任の大貴が、授業をはじめるぞー、と号令をかけて、ついに授業
が始まってしまう。
 そこへ、息をきらせて駆け込んできた大雅。
 無事に海に教科書を渡すことに成功。
 海も見事に音読をする。
 ギリギリ駆けつけてきた詩織も間に合って、大きな拍手を送る。

 授業が終わってから、大貴は大雅に「なんでお前がこんなところに
いるんだ? 海ちゃんとはどういう関係なんだ?」と問い質す。
 海は「……友だち」と大雅に微笑む。
 大貴はさらにどういうことなのか訳がわからなくなるが……。

 そのころ、楠家では、楠真知子(松坂慶子)が、亡き夫の書斎を整
理していると、見知らぬ女性との文通の手紙と、子どもを抱えた写真
を見つけてしまう。
 その写真に写っているのは、詩織と海。
 真智子は、「まさか、夫が隠し子を……」と疑いを持ってしまい…
…。



寸  評  いよいよ、主人公とヒロインの絡みが出てきて、乗ってきました
ね。
 特に、会話が面白い。
 冒頭のオーディションで、プロデューサーが大雅の悪口を言うとこ
ろ、「演技も濃いけど、顔もくどい」って、つい噴きました。
 それって、役柄の楠大雅もそうなんですが、役者の松本潤にも言え
ることですから……。
 それに、「下手な役者の演技」っていうのが面白いところです。
 ワザとやっているんでしょうけど、噛んで見せたり、早口言葉でと
ちって見せたり。なんか「え? これって素じゃないの?」なんて、
失礼なことを思ってしまいました。
 ストーリーも、楠家の全員(大雅はもとより、兄の大貴、父の航太
郎、そして母まで……)に絡んできて、さらに複雑になりつつあり、
面白くなってきそうです。
 来週も、さて、どうなることでしょう。

執 筆 者 畑中ヒロ()

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2. 編集後記
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 夏休みで、町中がガラガラです。
 電車も空いているし、道路も妙に空いていたり……。
 それはそれで気楽ではあるんですが、その分、遊ぶところにいくと大量に人
がいるんですよねぇ。
 来週は私も夏休み。
 今度は、人が集まっているところに行くことになりますね。ちょっと気が重
いです。(畑中ヒロ)

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