メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 10/07/29  2010/07/29


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Stock Mission
本日の相場総括・明日の展望

http://www.stock-mission.com/            2010年7月29日 発行
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□本日の結果
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07/29 07/28一般会員銘柄NK +4.13% 合計+4.13%
07/29 07/26一般会員銘柄WN +5.04% 合計+10.29%
07/29 07/26インデックス(4835) +8.18% 合計+10.23% 暴騰!
07/29 07/25一般会員銘柄FZ +1.21% 合計+10.13%
07/29 07/22特別会員銘柄BT +5.49% 合計+15.21%
07/29 07/22一般会員銘柄SM +2.96% 合計+6.51%
07/29 07/20一般会員銘柄KS +2.08% 合計+7.30%
07/29 07/13一般会員銘柄SO +4.32% 合計+14.17%
07/29 07/05サイバーエージェント(4751) +2.72% 合計+3.36%

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は57円安の9,696円と反落となりました。
昨晩の米市場が下落したことから、朝方から売り先行の展開となりました。
ただ朝方の売りが一巡すると下げ渋り、一時9,700円台を回復する場面もあり
ましたが、積極的に上値を試す動きは無く、引けにかけてはジリジリと小口
売りに押される展開となりました。


□相場総括
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短期基調、中期基調ともに上向き継続となっております。
昨日までに米市場も一旦は押してもおかしくない水準であったこともあり、
本日はスピード調整の展開となりました。
売り一巡後は下げ渋るなど底固さを見せており、昨日の大陽線の中で陽線形成
となっていることから、底固い動きと見ることができそうです。

先物の手口は、野村が1,412枚の売り越し、大和が2,059枚の買い越しとなって
おります。
TOPIXは、大和が1,006枚の売り越し、1,000枚を超える買い越しはありません
でした。
先物の売買枚数はわずか3万枚超となっており、超閑散展開となりました。
このため場中も方向感無く揉み合うことになりましたが、底入れする時には
超閑散となるというアノマリーもありますので、明日の動向が注目されます。


□新興市場動向
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新興市場は高安まちまちとなりました。
直近上昇の利食い売りも出ていたことから、朝方から高安まちまちとなって
おりました。
前引け段階では、マザーズ指数、ジャスダック平均がプラスとなり、ヘラクレス
指数もほぼ横ばいまで戻す動きとなりましたが、後場に入ってからは利益確定
売りが優勢となり、日経平均の下げ渋りによって東証1部銘柄に資金が流れた
ことから、マザーズ指数は下落に転じ、ヘラクレス指数は少しばかり下げ幅を
拡大させました。
ただ循環物色の流れは継続しており、新興市場の下落幅は非常に小さくなって
おり、引き続き個別重視で資金が巡っていきそうです。


□個別銘柄動向
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日経平均の下落、為替がやや円高方向に傾いたことから、資源、石油、鉄鋼、
商社などが売られる展開となりました。
また昨日買われた証券、保険、不動産も軟調となり、メガバンクは横ばいながら
セクターでは小幅下落となりました
ただ中小型材料株や、新興市場ネット関連銘柄への循環物色は継続しており、
盛り上がっていると言えるほどではないにしろ、以前に比べると資金の回転が
効き始めております。

個別会員銘柄では、7/26メルマガ銘柄のインデックス・ホールディングス(4835)
が高値で8.18%の大幅上昇tなりました。
他、ボルテージ (3639)が5.49%、ウェルネット (2428)が5.04%の上昇と
なり、倉元製作所 (5216)、富士通ゼネラル (6755)なども目標ラインを
突破しました。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は反発の展開が想定されます。
昨日のベージュブックで景気減速感が示されてたこと、また英市場でも下期の
鈍化が示されており、ややリスク回避的な動きも出始めていることから、
何か好材料が出ない限りは上値が重い状況となりそうです。
欧州市場では、英モゲージ承認件数が予想を下回ったことで伸び悩む場面と
なりましたが、その後に発表されたユーロ圏業況判断指数が予想を上回る内容
となり、再び上げ幅拡大の展開となっております。
ただ欧州市場でも材料難からエネルギー不足となり、上値は重い状況です。
これを受けて米市場も底固い展開となりそうですが、方向感の無い持ち合い
展開が想定されます。

昨晩の米市場は、ダウが39ドル安と反落となりました。
6月の耐久財受注が予想を下回ったほか、ボーイングの決算が嫌気されて売り
展開となりました。
またベージュブックで、景気回復ペースが鈍化しているとの認識を示したことも
嫌気され、一時74ドル安まで下げる場面がありました。
シカゴ日経先物は35円安の9,695円、円建ては50円安の9,680円となりました。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表は、ボール、グッドリッチ、CMEグループ、グッドイヤー、
ムーディーズ、モトローラ、アムジェン、エクソンモービルなどが予定されて
おります。
経済指標は、新規失業保険申請件数が予定されております。
予想は、46万件(前回46.4万件)となっております。
予想通りであれば反応は限定的となりそうですが、他に材料がありませんので、
ブレた方向に市場は動きやすいと見られております。


□その他海外注目材料
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今晩は米7年債の入札が予定されております。
一昨日の2年債、昨日の5年債ともに強い需要が示されており、今晩の入札動向
及び長期金利動向に注目されます。
長期金利上昇となれば仕組み債によってドル買い、逆に金利低下となればドル
売りに繋がりやすいとされております。

ドル円では、88円台では本邦輸出企業のドル売りオーダーが控え、短期筋の
戻り売りも強い状況となっており、上値が重くなっているようです。
ただ87円台前半から86円台では売りも続かず、ここでは逆に下げ渋る動きに
なっております。

要人関連では、フィッシャー米ダラス連銀総裁が講演を予定しております。


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■明日の展望
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明日も底固い堅調な動きが想定されます。
日経平均が上昇となるかどうかは、NY時間の為替動向と、米市場次第ですが、
リバウンド意識の流れは継続となりそうです。
ただもう少し指数は横ばい値固めとなってもおかしくなく、為替に神経質に
なっているだけに、大型株はその日の流れ次第で上げ下げする難しい展開と
なりそうです。
引き続き個別では、直近大幅調整となっている中小型銘柄、新興市場銘柄を
中心に短期でリバウンドの流れに期待したいところです。


□テクニカル分析からの展望
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日経平均はボリンジャーバンド+σに上値を抑えられる格好で反落となりました。
ただ前日の陽線内に留まっていることから、スピード調整といった格好になり、
引き続きリバウンドの展開が来たいされます。
5日線と25日線は6月以来のミニゴールデンクロス形成となり、引き続き7月高値
終値で9,795円を超えられるかがポイントとなってきます。
下に向かった場合は、マド埋めが意識されることになり、この場合は基準線の
9,550円がサポートとして意識されそうです。


□総括・今後の方針
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日経平均は下落となりましたが、昨日にも書いた通りそろそろ調整があっても
おかしくないところでしたので、特に問題となるような下落にはなっており
ません。
東証1部の売買代金は相変わらず低調なままですが、概ね堅調な決算を下支えに
押し目買いが散見されるようになっており、引き続き調整一巡後のリバウンド
展開継続に期待されます。
特に個別では割安圏で放置中されている銘柄や、大幅調整となっている銘柄
を中心に狙ってみたいところです。
特に、三洋電機とパナソニック電工の完全子会社化や、引け後には日清製粉が
子会社や関連会社のTOBを発表しており、放置されている中小型銘柄に目が
向かっておりますので、資金の循環の活発化も期待されます。

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□本日のメルマガ銘柄
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東芝テック (6588)
現在値:316円

本日午後に決算を発表し、これを好感する形で後場に右肩上がりの展開と
なりました。
終値ベースでは直近揉み合った高値の310円どころを上抜き、一部買い転換の
シグナルが点灯となりました。
ザラ場ベースでは320円がメドとなってきますが、75日線の332円や次の節目の
360円近辺を目指す動きが期待されます。
まだ底値圏での動きですので、ゆっくりと戻っていく展開に期待します。
ただ、相場環境はまだ上昇転換したわけではなく不安定な状態ですので、
ある程度余裕ある範囲に留めておきたいところです。

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