メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 10/07/26  2010/07/26


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Stock Mission
本日の相場総括・明日の展望

http://www.stock-mission.com/            2010年7月26日 発行
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□本日の結果
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07/26 07/25特別会員銘柄AF +5.68% 合計+5.68%
07/26 07/25一般会員銘柄FZ +2.42% 合計+2.42%
07/26 07/22特別会員銘柄BT +5.47% 合計+6.13%
07/26 07/22一般会員銘柄MM +2.20% 合計+0.99%
07/26 07/21一般会員銘柄MK +18.26% 合計+18.99% 暴騰!
07/26 07/20一般会員銘柄KS +2.99% 合計+0.73%
07/26 07/19一般会員銘柄NH +4.42% 合計+6.31%
07/26 07/13一般会員銘柄SO +5.84% 合計+14.17%

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は72円高の9,503円と続伸となりました。
米市場の上昇を背景に朝方から買い先行となり、寄り付き段階から9,500円を
突破して、25日線を伺う展開となりました。
ただ同線近辺では戻り待ち売り圧力も強く、商い閑散で積極的な買い手口は
やはり無かったことから、高値圏で揉み合う展開となりました。
後場に入ると、上海市場を中心に香港、台湾などが失速したことから、
日経平均もやや上げ幅を縮小し、9,500円を意識して横ばいの動きとなりました。


□相場総括
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短期基調は横ばい継続、中期基調は下向き継続となっております。
日経平均は買い先行となりましたが、25日線が抵抗線として終日意識され、
積極的に上値を追うような手口が無い中では、同線にきっちり抑えられて
しまう格好となってしまいました。
東証1部の売買代金は先週末から23.5%減の9,492億円と1兆円割れの状況にあり、
深刻なエネルギー不足となっております。
これが解消に向かっていかないと、上値を追っていくのは難しそうです。

先物の手口は、UBSが1,222枚の売り越しとなったのみで、1,000枚を超える
ような買い越しはありませんでした。
TOPIXでは売り買い共に1,000枚を超えるような手口はありませんでした。
いつにも増して売り買いが乏しくなったことで、指数も終始膠着した状態の
ままで推移することになりました。


□新興市場動向
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新興市場は3指数揃って続伸となりました。
日経平均が上昇スタートとなったことを受けて、新興市場にも買い安心感が
拡がり、値動きの軽い銘柄などを中心に短期資金が流入しました。
ただ決算前ということで売買代金は盛り上がらず、ジャスダック市場の売買
代金はまた100億円割れとなっております。
ただし以前よりは短期資金の循環が効いている相場展開となっており、新興
市場や、東証1部の中低位仕手性材料株などが活発に物色されました。
これまで大きく調整となっていた銘柄もありますので、短期リバウンドの
動きに期待したいところです。


□個別銘柄動向
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国際優良株や資源関連など、直近売られてきた銘柄が引き続き買い戻される
動きとなりました。
一方で内需関連の一角が軟調となっております。
ただ大型株を中心に、朝方の買いが一巡すると伸び並みとなり、寄り付き段階
で高値を付けた後は、ジリジリを値を切り下げる動きが目立ちました。
一方で、中低位仕手性材料株などが活発に物色され、ツガミ(6101)の上昇を
中心に有名どころの銘柄が次々と買われました。

個別会員銘柄では、メディア工房 (3815)が朝方から大暴騰となり、高値で
+18%強の大幅上昇となりました。
他、アイフリーク (3845)、サカイオーベックス (3408)、
日本配合飼料 (2056)なども上昇となりました。
またツガミ (6101)が右肩上がりの大幅上昇となった他、ミクシィ (2121)、
デジタルガレージ (4819)、シコー (6667)、ブイ・テクノロジー (7717)、
黒崎播磨 (5352)、鬼怒川ゴム工業 (5196)なども大きく上昇しました。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は反落の展開が想定されます。
欧州銀行のストレステストは通過し、先週末の米市場はこれを好感して上昇と
なりましたが、審査が甘いとの声が大きくなっていることで、徐々に楽観論が
後退しております。
市場の動向を見極めたいとの動きが強まっている中で、欧州市場は買い先行と
なりながらも買いが続かずに失速し、主要指数全てが小幅下落に転じており、
為替もユーロ売りとなっております。
この流れを受けて原油価格も下落、米Globex先物も下落、ドルも売られる状況
となっており、リスク選考の調整という格好となっております。
米市場も先週後半上昇分の利益確定売りが出やすい水準に達しており、本日は
重たい展開となりそうです。

先週末の米市場はダウが102ドル高と続伸となりました。
朝方は小幅な値動きで始まりましたが、欧州大手銀行のストレステストの結果が
発表され、7行が不合格となり、不足資本は35億ユーロと公表されました。
ただ市場では不合格10行、不足資本は300億ユーロと伝わっていたこともあり、
予想ほど悪い内容で無かったことから安心感が拡がりました。
またGEが増配発表を行ったことも買いに繋がりました。
シカゴ日経先物は80円高の9,520円、円建ては65円高の9,505円で終了しました。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表は、レッグ・メイソン、フルアー、ロリラードなどが予定
されております。
経済指標は、6月新築住宅販売件数が予定されております。
予想は32万戸(5月30万戸)となっており、前月からやや持ち直すとの予想と
なっておりますが、7月NAHB指数は低下、6月中古住宅販売も前月から落ち込み
となっており、下ブレの可能性があると警戒されております。


□その他海外注目材料
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ドル円では、88円50銭からは本邦実需筋のドル売りオーダーがあるとされて
おり、引き続き戻り売り姿勢が強いと見られております。
要人関連では、ブレイナード米財務次官が地区経済について講演を行う予定と
なっております。


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■明日の展望
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明日は反落の展開が想定されます。
先週末と合わせて上昇、丁度25日線に跳ね返されたということで、利益確定売り
の出やすい状況となりそうです。
あくまで外部環境次第ですが、欧米でもストレステストへの期待先行および
イベント通過で上昇し、既に織り込んでしまったことから、一旦は売りの
出やすい状況となりそうです。
指数が下がったとしても、中小型材料株や新興市場が継続して物色されるかに
注目されます。


□テクニカル分析からの展望
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日経平均は続伸となりましたが、下落基調の25日線に上値を抑えられる格好と
なりました。
ただ一目均衡表の転換線水準がサポートとなったことで、高値圏持ち合いの
推移となっております。
ボリンジャーバンドでは、-1σと中心線の間での推移を継続しており、中心線
を突破してこないと引き続き-2σが意識される状態となります。
今週のターゲットは25日線となりますが、同線は下落基調を続けますので、
いつまでも上値を抑えられていると、ズルズル下落することになります。
また高値を結んだ抵抗ラインも25日線近辺に位置していることから、この水準
をまずは突破しないと、リバウンド継続もありません。
逆に跳ね返されるようなら、調整トレンドの中での短期リバウンドで終了と
いうことになります。


□総括・今後の方針
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日経平均は9,500円を捉えても閑散相場は継続し、さらに東証1部は1兆円割れ
というどうしようもない状況となっております。
外部環境次第とはいえ、これでは上値を追っていくが難しく、25日線で跳ね
返されたことから見ても、短期リバウンド終了という可能性を考慮して警戒
しておきたいところです。
下落分の半分超を取り戻しましたので、ここで目標達成感が出てもおかしく
ありません。

一方で、本日は仕手性材料株どころが一斉に大幅上昇となりました。
ツガミの業績上方修正をきっかけに上げ幅拡大展開となると、黒崎播磨や
JUKI、鬼怒川ゴム、河合楽器といった、一時人気化して賑わった銘柄に再び
注目が集まりました。
また物色の拡がりはイマイチながら、新興市場のネット関連銘柄など値動きの
軽い銘柄を中心に堅調な動きとなっております。
ここまで随分と売り込まれた銘柄も多くありますので、個別リバウンドの動き
に期待したいところです。

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□本日のメルマガ銘柄
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インデックス・ホールディングス (4835)
現在値:5,320円
4月には13,000円弱まで買われる場面もありましたが、その後は利益確定売り、
相場環境の悪化に押されてきました。
そして7月16日には中小企業新興ネットワークに関する狼狽売りが出たことで
大きく下落し、7月22日には4,520円まで売られました。
ただ売り一巡後は下げ渋り、本日は短期資金を巻き込んで反発となっており、
突っ込んで売られた銘柄のもう一段のリバウンドを期待します。
テクニカル重視のハイリスク銘柄なうえ、相場環境は依然として不安定です
ので、あくまで割切りで。

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