メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 10/07/21  2010/07/21


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Stock Mission
本日の相場総括・明日の展望

http://www.stock-mission.com/            2010年7月21日 発行
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□本日の結果
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07/21 07/20特別会員銘柄IJ +7.74% 合計+7.74% 暴騰!
07/21 07/19一般会員銘柄KS +2.19% 合計+2.19%
07/21 07/13一般会員銘柄SO +3.36% 合計+21.26%
07/21 06/30一般会員銘柄BS +1.44% 合計+4.27%

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■本日の市場動向
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日経平均は21円安の9,278円と小幅続落となりました。
昨晩の米市場が切り返して上昇となったことから、朝方は買いが先行となり、
日経平均は三桁の上昇となりました。
ただ朝方の買い戻しが一巡するとすぐに伸び悩み、戻り売りにズルズル売られる
右肩下がりの展開となりました。
後場に入ると、戻りの鈍さを嫌気した売りや、円高進行、切り返した上海市場の
再下落などが重なって一気に下落に転じ、そのまま安値圏で終了となりました。


□相場総括
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短期基調、中期基調ともに下向き継続となっております。
米市場の反発に反応したのは朝方のみで、買い戻しが一巡するとすぐに戻り売りに
押される展開となり、日経平均は7月5日以来の安値に沈みました。
特にみずほFGの公募増資分のTOPIX組入れに伴う売り圧力が非常に強く、上値を
抑える要因となるとともに、TOPIXは年初来安値に非常に接近しました。

米市場も昨日はダウが140ドル超下げる場面があり、外部環境の不透明感が払拭
されたわけではないことから、積極的に買い進める動きは皆無で、閑散とした
相場が継続しております。
また個人投資家の信用買い残のパフォーマンスが著しく悪化していることから、
資金の回転が滞っております。

先物の手口では、メリルリンチが2,181枚、ゴールドマンが1,265枚、ソシエテが
1,021枚の売り越し、ABNアムロが1,275枚の買い越しとなりました。
TOPIXは、みずほが1,434枚の売り越し、ソシエテが1,000枚の売り越しとなって
おります。
メリルリンチは、先週こそ買い越しとなっておりましたが、今週に入ってからは
連日での売り越しとなっており、持ち高解消の動きが見られます。
他にトレンドを示すような手口はありませんが、全体的にショートポジション
形成となっており、下方意識が非常に強い状況となっております。


□新興市場動向
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新興市場は高安まちまちとなり、マザーズ指数が反発、ジャスダック平均と
ヘラクレス指数が下落となりました。
野村證券がネット関連銘柄レポートを出してきたことから、朝方からこれら銘柄
に買いが入りました。
ただ決算発表を控えていること、相場環境が悪いことから買い進める動きは乏しく
日経平均がズルズル上げ幅縮小するのに合わせて利益確定売りが膨らみました。
売り込む動きは限定的ながら、あくまでデイトレードを中心とする超短期売買
が中心で動きが止まればすぐに失速する銘柄が散見されます。


□個別銘柄動向
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日経平均は朝方こそ買い優勢となりましたが、すぐに値を消す銘柄が散見され
ました。
連日での閑散相場が継続し、東証1部売買代金はようやく1兆円超えと昨日より
減少する始末で、値下がり銘柄数は1,100銘柄以上にのぼり、指数の下げ幅以上に
個別株は弱含みとなっております。

とにかく個別銘柄で勝負するような展開になっておりませんが、朝方の一回転
狙いとして、アイ・エム・ジェイ (4305)が大きく上昇してデイトレードで
目標達成となりました。
また場中銘柄では、ミクシィ(2121)、井関農機(6310)、ジー・モード(2333)、
クックパッド (2193)、トランスジェニック (2342)などが物色されました。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は、バーナンFRB議長の議会証言の内容次第となりそうです。
期待通りの追加的な金融緩和策に関する発言があれば続伸となっていきそうです。
逆に期待通りの内容が無い場合は、昨日に期待先行で上昇していた分を含めて
失望売りから大きく下落する可能性もありそうです。
欧州は、昨日の米市場の上昇からショートカバーの流れとなっており概ね堅調と
なっております。
ただ欧州当局によって、ストレステストの景気悪化シナリオに、追加的な
ソブリリンリスクが含まれるとの文書が伝わっており、ユーロ売りの流れと
なっており、不透明感は非常に強いままとなっております。
日本時間19時過ぎの米Globex先物は、小幅プラスで推移しております。
 
昨晩の米市場はダウが75ドル高と続伸となりました。
昨日のIBM、TIの決算や、ゴールドマン・サックス、ジョンソン&ジョンソンの
決算内容が嫌気され、ダウは一時146ドルまで売られる場面もありました。
ただ、失業保険給付期間延長に関する法案が成立に向けて上院で進展したこと、
バーナンキFRB議長による議会証言で、追加の緩和政策を実施するとの期待が
高まったことで急速に下げ幅縮小となりました。
その後も節目の10,000ドルを割り込まなかったことで、売りのショートカバーが
入って引けにかけて持ち直しました。
シカゴ日経先物は100円高の9,400円、円建ては80円高の9,380円で終了しました。
また引け後のアップルの決算は市場予想を上回り、時間外取引で上昇しております。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表は、モルガン・スタンレー、ウェルズ・ファーゴ、ユナイテッド
テクノロジーズ、コカ・コーラカンパニー、イートン、フリーポート・マクモラン、
クエスト・ダイアグノスティクスなどが予定されております。
経済指標は、MBA住宅ローン申請指数が予定されております。

決算で注目は、モルガン・スタンレーやウェルズ・ファーゴなど大手金融機関
の結果となります。
MBA住宅ローン申請指数は注目指標ではありませんが、昨日の住宅関連指標で
住宅着工決算が予想を下回りながらも、住宅着工許可件数は予想を上回り、
まちまちの展開となっており、住宅ローン申請指数の行方も注目されそうです。


□その他海外注目材料
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今晩は、バーナンキ米FRB議長の議会証言が注目されます。
昨日にバーナンキ米FRB議長が今晩の議会証言で、追加的な金融緩和策を打ち出す
可能性があるとの観測から、切り返す展開となりました。
ただ、通常議会証言では、新しい追加的金融緩和を示唆するような発言がされる
場所ではなく、失望売りに繋がり兼ねないと、一部市場筋は警戒しております。
また、昨日の思惑からドル売りが強まっており、今晩の証言がハト派的な発言と
なればさらなるドル売りが、逆にタカ派的な発言ならばドル買い戻しが強まる
可能性がありそうです。
さらにドル円では、87円台後半にドル売りオーダーがそれぞれ控えており、一方で
86円台後半にドル買いオーダーがあると見られます。


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■明日の展望
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明日も方向感無く、下値意識の強い展開が継続しそうです。
日数や日経平均の下げ幅を考えれば、明日あたりは短期リバウンドとなっても
おかしくありませんが、本日が上昇を維持できずに失速していることもあり、
不安感を高める結果となったことで、持ち合い形成でも弱含みの動きとなる
可能性が高そうです。
また指数以上に個別は弱い状況であり、指数が年初来安値に接近するような展開
となるようなら、仕掛け売りや投売りを巻き込んで一段安展開も警戒されます。


□テクニカル分析からの展望
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日経平均は4日続落となり、朝方回復したボリンジャーバンド-1σを下回って
終了となり、抵抗ラインとして跳ね返された格好となりました。
このため-2σの9,008円への意識が強まってきており、このラインまで下落と
なれば年初来安値更新となります。
パラボリックはまだ陽転ですが、9,232円を下回れば売りシグナルが発生し、
終値ベースで9,191円を下回れば新値足も陰転となります。
9,200円からの陰転となりますので、年初来安値や9,000円を割り込んで下方へ
突っ込む可能性が警戒されます。
下落する5日線、25日線が抵抗ラインとなっていることから、直近安値を下値と
する三角持ち合い形成と見ることができ、来週にかけて持ち合いから上下
どちらかに放れる可能性があり、丁度月末月初に差し掛かることから、
転換点となってくることも考えられます。


□総括・今後の方針
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連日同じ内容となってしまいますが、とにかく個別で勝負できるような状況では
ありません。
外部環境次第ながら、市場筋はこの停滞相場を脱却するためには、一旦の下ブレ
によって溜まった買い残が投げられる必要があると見ております。
テクニカル的に見ても、-2σを瞬間的に下回り9,000円割れという展開が十分に
考えられますので、ここは様子見継続となります。

単純に考えて、あえて難しい場面で無理して買う必要もありません。
いつまでも下げ続ける相場はありませんので、とにかくこの場面はキャッシュ
ポジションを高めて、いずれ来るリバウンド局面に備えておきたいところです。
個別でも割安に沈んでいる銘柄が多くなっておりますので、ここは上値の重しと
なっている買い残をとことん投げ尽くして欲しいところです。

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□本日のメルマガ銘柄
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本日も手掛けられるような銘柄はありません。


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