メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 10/07/16  2010/07/16


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Stock Mission
本日の相場総括・明日の展望

http://www.stock-mission.com/            2010年7月16日 発行
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□本日の結果
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07/16 07/15一般会員銘柄NJ +21.55% 合計+21.55% 暴騰!
07/16 07/13一般会員銘柄SO +7.81% 合計+8.66% 暴騰!
07/16 07/11特別会員銘柄KT +2.38% 合計+4.03%

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は277円安の9,408円と大幅続落となりました。
昨晩の米市場は横ばいとなりましたが、CME円建てが安く返ってきたこと、為替
が円高基調となっていたことなどから、売り先行の展開となりました。
日経平均は一時下げ渋る動きもありましたが、三連休前の週末ということもあり
買いは限定的に留まりすぐに下げ幅拡大の展開となりました。
後場に入ると中国市場の下落、円高進行、週末要因の手仕舞い売りなどから
下げ幅を拡大、先物へ売り仕掛けが入ったこともあり、一気に下げ幅を拡大
しました。


□相場総括
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中期基調は上向き継続、短期基調は上向きから下向きに転換しました。
昨晩の米市場は、JPモルガン決算が好感されたものの、マクロ指標の中でも
景気指数が軒並み予想を下回り、一時ダウは大幅下落展開となっておりました。
ゴールドマンサックスとSECの和解や、BPのテスト段階ですが原油流出が止まった
と伝わったことで下げ幅縮小となりましたが、先行き不透明感が強まる状況と
なりました。
また三連休前ということで買いに向かう動きも無く、手仕舞い売りに押されて
いたところに円高の重しと、中国株安を受けて先物に売り仕掛けが入り、前場
中頃から一気に下げ幅を拡大していきました。

先物の手口は、大和が5,624枚、MUMSが1,741枚、ドイツが1,584枚、バークレイズ
が1,501枚の売り越し、BNPパリバが3,600枚、ABNアムロが1,801枚、ゴールドマン
が1,600枚、トレイダーズが1,463枚、カブコムが1,269枚の買い越しとなりました。
TOPIXは、JPモルガンが1,216枚、ニューエッジが1,014枚の売り越し、大和が1,320
枚、みずほが1,197枚、ドイツが1,038枚の買い越しとなっております。

本日は大和の大口売りで、日経平均を大きく押し下げる要因となりました。
日経平均優位の展開が続いていたこともあり、割高な日経平均を一気に売り込み
ました。
また現物サイドからは、BNPパリバが最低解消の動きを見せており、日経平均型の
銘柄が軒並み押し下げております。
一方でTOPIX先物の手口は無く、日経平均が2.86%も下落したのに対して、TOPIXは
1.87%しか下落しませんでした。
現物の出来高は乏しいままですが、先物は8万枚超と商いが増加してきており、
少し変化の兆しが見えてきた可能性が出てきました。
これで来週にかけて10万枚の大台を超えるような商いが出てくるようなら、
底打ちの兆しも見えてくるかもしれません。


□新興市場動向
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新興市場は3指数揃って続落となりました。
朝方はネット関連銘柄の一角が買われ、底堅い動きを見せる場面もありましたが、
日経平均が下げ幅拡大となるのに合わせて手仕舞い売りが膨らみました。
連休前の週末ということで、買い手は不在となり、日経平均同様にズルズルと
売られる展開となりました。
ただ既に投げられている銘柄も多くなっていることから、東証1部銘柄などに
比べると、売られ方は限定的に留まっており、小口売りに押されるといった
程度となっております。
相場展開が不安定な中、売り一巡から反発を迎えられるかどうか注視したい
ところです。


□個別銘柄動向
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朝方から売り先行、指数の下げ幅拡大によって東証1部の8割超が売られる全面安
商状となりました。
セクター別では電力ガス、空運が小幅プラスとなりましたが、ハイテク、機械、
自動車などは円高が重しとなって大きく売られました。
また非鉄、海運、商社、石油、資源なども軒並み下落となりました。

個別でも冴えない動きを続ける銘柄が多くなっておりますが、会員公開銘柄では、
サカイオーベックス (3408)が高値で+7.81%の大幅上昇となったほか、
ネプロジャパン (9421)が92,500円まで買われる大暴騰となりました。
他、さくらインターネット(3778)、ボルテージ(3639)、日本海洋掘削(1606)、
ガリバーインターナショナル (7599)などが買われました。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は軟調な展開が想定されます。
昨日のJPモルガンは好決算となりましたが、小売売上高、卸売物価指が予想を
下回ったほか、、NYとフィラデルフィアの連銀製造業景況指数も予想を大きく
下回るなどマクロ指標の悪化が目立ち、マクロ指標警戒、企業決算期待の格好と
なっております。
しかしグーグル決算は利益が予想を下回ったことから、決算期待よりマクロ経済
警戒感が強まりつつあり、上値を重くする要因となりそうです。
本日も注目決算、経済指標が相次ぐため、それぞれに一喜一憂する展開が想定
されます。

昨晩の米市場はダウが7ドル安と反落となりました。
朝方は、JPモルガンの4−6月期決算が予想を上回りましたが、7月NY連銀製造業
景気指数や6月生産者物価指数が相次いで予想を下回り、小幅安スタートと
なりました。
その後も新金融規制法案の可決、JPモルガンのダイモンCEOが貸倒損失は高水準を
続けるだろうと慎重な見方を示したこと、7月フィラデルフィア連銀製造業指数が
予想を大きく下回ったことなどから、ダウは一時126ドル安まで下落する場面が
ありました。
ただ、BPがメキシコ湾での原油流出を食い止めるためのテストで、原油流出停止
に成功したと発表したこと、ゴールドマンサックスが、詐欺的行為で提訴していた
SECとの間で若和解が成立したと発表したことが好感され、引けにかけて急速に
下げ幅縮小となりました。
シカゴ日経先物は25円安の9,645円、円建ては45円安の9,625円で終了しました。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表は、ガネット、シティグループ、ゼネラル・エレクトリック、
バンク・オブ・アメリカが予定されております。
経済指標は、6月消費者物価指数・コア指数、5月対米証券投資、
7月ミシガン大消費者信頼感指数速報値が予定されております。
予想は、6月消費者物価指数が前年比+1.2%(5月+2.0%)、
6月消費者物価コア指数が前年比+0.9%(5月+0.9%)、
7月ミシガン大消費者信頼感指数速報値が74.0(6月76.0)となっております。

6月消費者物価指数は、6月のガソリン価格の下落、季節調整で-5.67%となって
いることから、下ブレリスクがあると見られます。
7月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値は、前月から下回る予想となっており
ますが、6月速報値が上方修正されていること、ガソリン価格の下落から、上ブレ
の可能性もありそうです。
ただし株価は下落基調にあることが警戒要因となります。


□その他海外注目材料
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為替では、ドル円で一時87円割れとなる場面がありましたが、明確に割り込んで
くるようだと、ストップロスの売りによってドル売りが加速する可能性が指摘
されております。
下値ポイントしては、昨年12月2日につけた86円59銭、12月1日の86円17銭あたり
が意識されてきそうです。


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■来週の展望
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来週は波乱含みの展開となりそうです。
本日の大幅下落でチャートは下方へ崩れた格好となり、年初来安値の9,000円を
意識する展開となります。
11月安値の9,076円を割り込むようなことがあれば、9,000円割れの一段安の展開
を警戒する必要がありそうです。
一方で、急伸して再び25日線を回復するような展開となれば、再度10,000円に
向けた動きに発展してく可能性も残されております。
閑散相場のうえ国内に材料がありませんので、外部要因次第で一喜一憂して乱高下
する展開が想定されます。

イベントでは、引き続き米企業決算が続くことや、不動産関連の指標が警戒要因
となってきそうです。
また国内でも主力企業決算がスタートとなり、為替の円高に対する見方について
注目が集まりそうです。
トップバッターの信越化学や日本電産が好決算となれば、主力株の見直し買いに
繋がってくる期待感もあります。
欧州では、銀行のストレステストの結果公表を巡る動きが活発化しそうです。
審査結果について23日に個別と全体が開示される予定となっており、事前の
憶測や思惑によって市場が右往左往することも想定されます。


□テクニカル分析からの展望
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日経平均は大幅続落となり、25日線、一目均衡表の基準線を割り込んで下放れの
大陰線を形成、転換線も割り込んでしましたました。
チャートが完全に崩れた格好となり、遅行スパンは下方シグナルを確実に発生
させる格好となっております。
ボリンジャーバンド-1σがサポートラインとして意識されるかどうかがポイント
となり、このラインを割り込んでくるとする、-2σの年初来安値近辺が意識
されます。
仮に年初来安値近辺まで下落すると、パラボリック、新値足が陰転となり、
陽転が完全にダマシとなる格好で、さらに安値更新となってくる可能性も強まり
ますので警戒が必要となります。
週足では、転換線の9,714円に跳ね返された格好となり、ローソク足は長い上ヒゲ
を付けての安値引け陰線を形成しており、来週以降のさらなる下落展開を示唆
する格好で終了しました。


□総括・今後の方針
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日経平均は大きく下落し、インテル決算を好感した陽転基調はあっさり否定
されました。
再下落から下値を探る展開となってきそうですが、どこで底打ち感が出てくる
かが焦点となりそうです。
東証1部の売買代金は相変わらず低水準ですが、本日は先物の商いが大きく
なっており、これが連休明けにも継続するようなら、停滞相場の中で動きが
出てきたことを示唆してくる可能性があります。
東証1部の売買代金が少なくとも1兆5,000億を超えるか、先物で10万枚を超える
ような出来高となった場面では、市場の手口と動向を注視したいところです。

個別では相変わらず手掛けられるものがありません。
あくまで日計りの割切り資金のみが動いておりますので、基本様子見は変わらず
相場の変化待ちとなります。

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□本日のメルマガ銘柄
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本日はありません。


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