|
===================================================== 発行部数 27 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2010/06/09 (Wed) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.水曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 水曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル Mother 局 名 日本テレビ系 放映日時 水曜22時 キャスト 鈴原奈緒(松雪泰子) 藤吉駿輔(山本耕史) 鈴原芽衣(酒井若菜) 鈴原果歩(倉科カナ) 道木怜南≪鈴原継美≫(芦田愛菜) 道木仁美(尾野真千子) 浦上真人(綾野 剛) 木俣耕平(川村陽介) 袖川珠美(市川実和子) 加山圭吾(音尾琢真〔TEAM NACS〕) 藤吉健輔(田中 実) 鈴原籐子(高畑淳子) 望月葉菜(田中裕子) 脚 本 坂元裕二 主題歌 hinaco 「泣き顔スマイル」(rhythm zone) あらすじ いつもの朝、継美(芦田愛菜)を学校に送り出すと、奈緒(松雪 泰子)と葉菜(田中裕子)の二人は、明後日に行う新しい戸籍を取得 するための手順を確認する。 振込口座を確認しながら、振り込み金額、つまり新しい戸籍代が 580万円と言うことを聞いて、奈緒はお金の心配をするが、葉菜は 大丈夫だと答える。振込みが完了次第、市役所に行って買った戸籍が、 ”望月奈緒、望月継美”かどうか確認することになっていた。 「明後日、二人の新しい戸籍が手に入れば、二人は普通の生活を送る ことができる。」 葉菜は、お店のお得意様である多田に会いに行く。理髪店は、もと もと多田の亡くなった奥さんが営んでいたものを、亡くなる時に葉菜 に譲ったのだった。葉菜は多田から店の権利書を頭を下げながら受け 取り、店を担保にして戸籍代を作った。 奈緒が店を掃除していると、そこへ柚川珠美(市川実日子)が訪ね てくる。珠美は奈緒に話があるという。珠美は、葉菜が急性骨髄性白 血病であると告げた。なぜ娘のあなたに、病気のことを隠し続けてい るのでしょう?と。 その頃室蘭の警察では、道木仁美(尾野真千子)が防犯カメラの記 録映像で、奈緒と怜南(=継美)が一緒にいる所を確認していた。 「娘です。怜南です。」 明日新しい戸籍の場所になっている伊豆に行くことを、旅行のよう に楽しみにする継美。それを見た葉菜は、旅行気分で海岸にでも連れ て行ってあげるようにしましょう、と笑顔で話す。 翌日、出発のとき。葉菜は感慨深そうに理髪店内を見回して出て行 った。 鈴原芽衣(酒井若菜)は、どうしても連絡の取れない婚約者の圭吾 (音尾琢真)の勤務先へ行く。圭吾に、おなかの子はあなたの子では ない、ごめんなさい、と婚約指輪を返した。「スッキリしたから、奈 緒に帰ってきてもらったらいい、世間の目なんて気にしなくていい」 と話す芽衣に、藤子(高畑淳子)は涙ぐむ。 伊豆に着いた三人は、海を見に海岸へ行く。アイスを食べながら楽 しく砂遊びをする三人。 鈴原家に室蘭の警察が来る。藤子たちは、北海道の大学に行ってか らはすっかり疎遠になっており、長いこと会っていないと話す。 伊豆が気に入った継美は、ここで三人で暮らそうと言う。三人でま た”スミレ理髪店”をしたらいいと笑って提案する継美に、葉菜も奈 緒も戸惑いながら笑顔で答える。 鈴原藤子は、警察が来たことで動揺して藤吉駿輔(山本耕史)に連 絡する。鈴原家を訪れる駿輔。 葉菜と継美が大浴場に出かけると、奈緒の携帯に駿輔から連絡が入 る。室蘭の警察が奈緒を参考人として探していると知らされる。 道木仁美から通報があったらしく、もし奈緒が警察に見つかれば、 誘拐犯として逮捕されると言われる。 駿輔の電話に出た藤子は奈緒に、あなたを家から出して後悔してい る、娘としてあなたを誇りに思う、と伝える。さらに、芽衣や果歩も 奈緒を勇気付ける。 駿輔は、未成年者誘拐罪は親が告訴しなければ立件されないため、 これから室蘭に行って、道木仁美に告訴しないように説得してくる、 と言う。自首する気がないのであれば、最低あと一日逃げろ、と励ま す。 藤子は、もしもの時には継美を引き取れるか?と駿輔に尋ねるが、 駿輔は、加害者の家族にそれは難しい、奈緒が捕まれば奈緒と継美二 人のたびはそこで終わりだと言い残して帰っていった。 残された果歩と芽衣に向かって藤子は、奈緒にもしものことがあっ ても離縁届けは出さないことにする、と伝えた。 一方、奈緒から室蘭の警察が来ていることを聞いた葉菜は、今から でも逃げた方が・・・と提案するが、奈緒はとりあえず朝一番に戸籍 を手に入れた後に逃げよう、と答える。 奈緒は葉菜に、自分はあなたを許していないのにこんなに手を貸し てくれているのはなぜか?と尋ねる。葉菜は、幸せとは自分より大切 なものができることで、今、そう言う幸せを感じているからだ、とし みじみ答えた。 翌朝。仲居さんから、お母さんとそっくり、と言われた継美は「似 てきたのかな?」と喜ぶ。その継美と葉菜を部屋に残して、奈緒は戸 籍を受け取りに行く。 奈緒が銀行に着くと、都合により九時半からの営業となります、と の張り紙がしてあった。それを見ていた奈緒の横を通る車から、「室 蘭から二人合流しました」という声がもれ聞こえた。 胸騒ぎのした奈緒は旅館の葉菜に電話するが、特に変わったことは ない、と言われる。電話で継美も何か話したがるが、奈緒は余裕がな く話を聞かずに電話を切る。 奈緒が時間をつぶそうと街を歩き始めると、あちこちで奈緒と継美 の写真を持った刑事が聞き込みをしているのを目にする。奈緒は、お 天気雨の中を逃げながら、継美のことが心配になり旅館に戻る。 傘を持って奈緒を出迎えようとした仲居の前に警察の車が止まり、 降りた刑事達が奈緒のことに気付いてしまう。逃げる奈緒、追う警察。 結局、前後を警察に挟まれた奈緒。「継美・・・つぐみーーー ー!!」泣きながら空に向かって奈緒は叫び座り込んだ。その時、継 美はお母さんの声が聞こえなかった?と言い出す。 帰ってきたか様子を見てくる、と葉菜が旅館の外に行くと、奈緒が 警察に捕まり車に乗せられるところだった。「奈緒!奈緒!!」駆け 寄る葉菜。「お母さん・・・」 「お母さん、病院に行って。病院にってちゃんと検査して。」「わか った、わかったから。わかったから、奈緒・・・」そこに警察が来て、 葉菜を引き離した。「お母さん!」 継美に向かって「道木怜南ちゃんだね?」と警察は引き止めて尋ね るが、継美は必死に奈緒に駆け寄ろうとする。葉菜が頼み込み、なん とか継美は奈緒の下に行けた。 「どこいくの?継美も行く!どこ行くの?継美も行くよ。お母さん、 何で黙ってるの?」泣きながら奈緒にしがみ付く継美に、奈緒はさっ き電話で何が言いたかったのかを尋ねる。 継美は泣きながら、大人の歯が生えてきたことを奈緒に伝えた。 「そう、良かったね。覚えてて、お母さん、継美の手、ずっと握って るからね。」泣きながら継美はうなずいた。 警察に促され、泣きながら抱き合う奈緒と継美は離れる。離れない、 と泣いて抱き付く継美を、葉菜にお願いして無理やり連れて行っても らい、二人の手は離れる。泣きながら奈緒は車に乗り込む。 「継美!つぐみーーー!!」「おかあさん!おかあさーーん!!」走 り去る車を追いかけながら継美はずっと叫び続けた。 寸 評 こうなることはわかっていたことですが、二人の別れの場面は切 なかったです。 子供はやはり、自分を本当に受け入れてくれる人、大事にしてくれ る人をきちんと見分けています。短い時間でも、奈緒、継美、葉菜の 間で築かれた絆の深さがよく現れていました。 執 筆 者 フラ() ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- 梅雨です。私の住む神戸では、毎日降っている訳ではないのですが、蒸し暑 さはやはり梅雨特有のものが続いています。あ、でも、今大雨が降り出しまし た。明日の朝、登校、通勤時間帯には小降りになってほしいものです。(フラ) ====================================================================== 発行元:ドラマ研究会 e-mail:info@j-drama.tv url :http://www.j-drama.tv/ ID :MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 (http://www.mailux.com/) ====================================================================== |