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===================================================== 発行部数 27 == ★★ 日刊ドラマ速報 ★★ ☆☆ 2010/06/16 (Wed) ☆☆ ====================================================================== == 目次 ============================================================== 1.水曜日の連続ドラマ 2.編集後記 ====================================================================== ---------------------------------------------------------------------- 1. 水曜日の連続ドラマ ---------------------------------------------------------------------- タイトル Mother 局 名 日本テレビ系 放映日時 水曜22時 キャスト 鈴原奈緒(松雪泰子) 藤吉駿輔(山本耕史) 鈴原芽衣(酒井若菜) 鈴原果歩(倉科カナ) 道木怜南≪鈴原継美≫(芦田愛菜) 道木仁美(尾野真千子) 浦上真人(綾野 剛) 木俣耕平(川村陽介) 袖川珠美(市川実和子) 加山圭吾(音尾琢真〔TEAM NACS〕) 藤吉健輔(田中 実) 鈴原籐子(高畑淳子) 望月葉菜(田中裕子) 脚 本 坂元裕二 主題歌 hinaco 「泣き顔スマイル」(rhythm zone) あらすじ 警察の取調室。望月葉菜(田中裕子)は、この二ヶ月のこと、道 木怜南(芦田愛菜)を室蘭から連れ去ったこと、上京して学校に通わ せたこと、は、全部自分が命令したことだ、と警察に話す。しかしそ こに、鈴原奈緒(松雪泰子)が道木怜南を誘拐したことを自供したと 連絡が入る。 奈緒の実家。藤吉駿輔(山本耕史)から鈴原藤子(高畑淳子)へ電 話が入り、奈緒に逮捕状が出たと知らされる。机をたたいて悔しがる 藤子。 室蘭の警察署に移送された奈緒を多くのマスコミが待ち構えていた。 廊下を歩く奈緒に、継美(=怜南)の「おかあさん!」と言う声が聞 こえ、奈緒は思わず立ち止まる。 翌日から、鈴原家にもマスコミが押し寄せる。室内では、藤子は会 社の対応に追われ、果歩は内定取り消しの電話を受ける。そこへ、何 も知らない耕平(川村陽介)が「何かあったんすか?」と訪ねてきて、 思わず鈴原家は笑いに包まれる。 怜南は、北海道の児童養護センターに連れてこられる。友達を見つ けて笑顔で怜南は頭を下げた。 駿輔が奈緒に面会に来る。駿輔は奈緒の状況を心配するが、奈緒は 「継美は?」と問う。 「継美はもういない、道木怜南に戻ったんだ」そう答えるが、尚も、 いつかまた継美と会うことはできるか?と尋ねる。 駿輔は、鈴原家が社会的な制裁を受けたことを話し、いつまでも継 美にこだわっていないで、鈴原家のために何ができるか考えるべきだ、 と奈緒を諭す。 駿輔は、葉菜の店も訪ねる。葉菜が30年前に夫を殺害して自宅を 放火したという前科があるのだから、裁判に影響を与えないためにも 何もしないほうがいい、と葉菜に伝える。 葉菜は、虐待の事実を警察が知っているなら奈緒はただ継美の母親 になろうとしただけなのだと、わかっていくれるのでは、と漏らす。 しかし駿輔は、母親になろうとしたことが鈴原奈緒の罪だ、と答える。 母親になろうとすることは、虐待からの保護の範囲から大きく逸脱し た行為になるからだと言うのである。 検事による奈緒の取調べ。検事は、夜行列車の中で鈴原継美と言う 新しい名前をつけたこと、自分をおかあさんと呼ぶように言ったこと、 本気で母親になろうとしていたこと、などを確認した。 9月22日。裁判が行われそこで、自分が母親になろうとしていた ことや、今もその気持ちは変わっていないことを奈緒は証言する。弁 護士は無罪にすることは難しいと考えており、執行猶予が付けば・・ ・と駿輔は藤子に話す。 浦上真人(綾野剛)と共に、道木仁美(尾野真千子)にも保護責任 者遺棄罪の容疑で逮捕状が出される。それを聞いた仁美は、怜南の形 見として手元にあった怜南のマフラーを手にとり、「怜南・・・私を 死刑にしてください。」そう言って泣き崩れた。 怜南は、養護施設で多くの友達に囲まれながら毎日楽しそうに過ご すが、夜になるとこっそりどこかへ電話をし、空の月を見上げていた。 同じ月の下の留置所内で、食事ものどを通らない奈緒は、継美の幻を 見て泣き崩れる。 結審の日。実刑1年、執行猶予3年の判決が下される。結審を聞い て泣き崩れる藤子。駿輔から執行猶予が付いたことを電話で聞いた葉 菜は、電話口で頭を下げた。その後、葉菜は主治医の柚川珠美(市川 実日子)の前で倒れ入院する。 葉菜の病室を訪ねた藤子。「あの子が帰ってくるわ。」判決を聞い たら葉菜の顔が浮かんで・・・と泣きながら藤子は話す。 釈放され次第、奈緒を病院によこすと話す藤子に、あの子にだまっ ておいてくれ、と葉菜は言う。「治療はもうしないことにしました。 そう言うことなんです。」「娘に知らせないで逝くなんて絶対駄目!」 と藤子は諭すが、「人生には大事な日が一日あればもういいの。」と 三人で観覧車に乗り、ネックレスをもらった話を葉菜は幸せそうに話 した。 駿輔は、別件の取材だと言って怜南のいる児童養護センターに取材 に行く。そこでこっそり怜南の日常生活をこっそり盗撮してくる。 奈緒が鈴原家に戻ってきた。「一生かけて償います」そう話す奈緒 を、鈴原家の三人が笑顔で迎えた。奈緒が携帯を充電して電源を入れ ると、非通知の着信履歴がたくさん残されていた。もしや、と葉菜の 店に電話するがもちろん出ない。 駿輔が奈緒を訪ねてくる。「継美は?」と言う奈緒に、怜南の様子 を撮ったビデオを奈緒に見せる。そこには、「道木怜南」として楽し く元気に生活する怜南の姿があった。 「忘れなきゃいけないんだよね。継美も忘れたんだから・・・」心配 する藤子たちに、「継美、楽しそうだった。ちゃんと喜んでるから大 丈夫。」と涙ながらに奈緒は答えた。 葉菜の店に奈緒が電話していることを知った藤子は、奈緒に葉菜が 入院したことを話し、看取ってあげるように奈緒に勧める。 病院を訪れた奈緒に、葉菜はもう来なくていいと言う。しかし奈緒 は、今まで離れている間もずっと母でいてくれたことをもうわかって いる、今度はあなたの娘でいさせてくれ、と頼む。二人は手を握り合 い、抱き締め合う。「ずっとこうしたかった・・・」 夜、奈緒が一人、部屋で本を読んでいると非通知設定で携帯がなる。 電話に出ると継美だった。継美は逮捕前と変わらない様子で施設の話 をし始める。 「あとね・・・お母さん、いつ迎えに来てくれるの?もう牢屋出して もらったんでしょ?継美ね、待ってるよ。・・・・・・お母さん!早 く迎えに来て!継美、ずっと待ってるのにどうして来てくれないの? 会いたいよ!お母さんに会いたいよぉ!お母さん、もう一回誘拐し て!」泣きながら話す継美に、言葉に詰まる奈緒。 寸 評 前回同様、切ない終わり方でした。何回か録画して見直しました が、怜南役の芦田愛菜ちゃんの名演技に泣けてしまいます。あんな台 詞を言われた奈緒の心がざわつかないはずがありません。次回の最終 回が楽しみです。 執 筆 者 フラ() ---------------------------------------------------------------------- 2. 編集後記 ---------------------------------------------------------------------- ワールドカップ南アフリカ大会、ついに日本がベスト16で負けてしまいま した。みんな敗退で悔しいと思いますが、本当にいい顔をしていました。外見 の問題ではなく、ほんとにどの選手も惚れてしまう位かっこよかったです。息 子にも、ああ言う、厳しい練習を経て初めて出会える、チームワークや興奮を 将来ぜひとも経験してもらいたいです。(フラ) ====================================================================== 発行元:ドラマ研究会 e-mail:info@j-drama.tv url :http://www.j-drama.tv/ ID :MM3E195F16414CD このメールマガジンは、メールマガジン[MailuX]を利用して発行しています。 (http://www.mailux.com/) ====================================================================== |