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タイトル:Daily Drama Express 2010/05/19 Mother (6)  2010/07/08


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                        ★★ 日刊ドラマ速報 ★★
            ☆☆ 2010/05/19 (Wed) ☆☆
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== 目次 ==============================================================
  1.水曜日の連続ドラマ
  2.編集後記
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1. 水曜日の連続ドラマ
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タイトル Mother
局  名 日本テレビ系
放映日時 水曜22時
キャスト 鈴原奈緒(松雪泰子)
 藤吉駿輔(山本耕史)
 鈴原芽衣(酒井若菜)
 鈴原果歩(倉科カナ)
 道木怜南≪鈴原継美≫(芦田愛菜)
 道木仁美(尾野真千子)
 浦上真人(綾野 剛)
 木俣耕平(川村陽介)
 袖川珠美(市川実和子)
 加山圭吾(音尾琢真〔TEAM NACS〕)
 藤吉健輔(田中 実)
 鈴原籐子(高畑淳子)
 望月葉菜(田中裕子)
脚  本 坂元裕二
主題歌  hinaco 「泣き顔スマイル」(rhythm zone)

あらすじ  道木仁美(尾野真千子)は、怜南(=継美 芦田愛菜)の好きな
ものノートにある見知らぬ言葉”わたりどり”を手がかりに学校の先
生達に話を聞いて回り、鈴原奈緒(松雪泰子)の実家の電話番号を入
手する。
 そこに電話をすると、電話口に出たのは怜南だった。

 呆然とする仁美のもとに、警察が訪れる。怜南の葬儀をあげたもの
の、警察はまだ怜南の事件を追っており、同居していた恋人の浦上真
人(綾野剛)と怜南の仲や、当日怜南がなぜ漁港に行ったか、など訊
かれる。

 突然の本当の母親からの電話で動揺する継美は、部屋にこもって宿
題を始める。
 リビングでは、継美は奈緒の本当の子ではないのでは?と藤子(高
畑淳子)たちが問い詰めていた。

 そのとき果歩(倉科カナ)が、自分達が室蘭に奈緒を訪ねていった
とき、室蘭では七歳の女の子が行方不明になったと大騒ぎになってお
り、その同じ日に奈緒が引っ越してきたという事実に気付く。

 それを知った藤子や芽衣(酒井若菜)にさらに厳しく問い詰められ
た奈緒は、ついに真実を話す。「あの子は、わたしの子ではありませ
ん。継美は私が誘拐してきた教え子です。」

 望月葉菜(田中裕子)の主治医の柚川珠美(市川実日子)は、葉菜
を訪ねて入院を勧める。これまではまったくその気のなかった葉菜だ
ったが急に入院すると言い出す。

 夜。継美は、宿題がたくさんあると言ってずっと机に向かっていた。
階下では、藤子が奈緒に、今からでも遅くないから継美を元の家に返
すべきだと説得する。しかし、継美の母親になると決めた奈緒は、自
分をこの家の戸籍からはずしてくれと逆に頼む。

 藤子は、果歩も芽衣もそして自分も奈緒のことが大事なのだから、
その気持ちがわかるなら、道木怜南ちゃんを家に返しなさい、と話す。

 翌日。藤子と芽衣はおなかの子をおろす手術に出かける。途中で藤
子は、芽衣と婚約者の加山圭吾(音尾琢真)を会わせる。二人で解決
しよう、と言う圭吾の言葉に芽衣はいったんは喜ぶが、「でも、やは
りおろすべきだ」という次の言葉に落胆する。
 結局そのまま病院へ行くが、芽衣は、こんな自分でも母親になれる
かなぁ?と藤子に泣きながら抱きついた。

 奈緒は、部屋で継美のきれいに畳まれたパジャマの下に「おかあさ
んへ」という漢字練習帳の切れ端を見つける。「だいすき、おかあさ
んへ」

 手紙には、これまでの奈緒との日々についてのさまざまな思い出が
書かれていた。さらに「・・・ひとりでだいじょうぶだよ。・・・お
かあさん、ありがとう。おかあさんになってくれたの、ありがとう。
おかあさん、だいすき。ずっとだいすき。大事大事。 鈴原継美」

 すべて読み終わってその手紙の意味を理解した奈緒は、漢字練習帳
を握り締めて継美を探しに外へ飛び出した。

 しばらく休業すると張り紙がされた葉菜の店に駿輔(山本耕史)が
取材に来た。
 留守を確認するとドアの下から名刺を入れる駿輔の前に、奈緒が現
れる。ここにいないとわかるとまた走り出した奈緒の様子から、駿輔
は継美がいなくなったことを悟る。

 必死で継美を探す奈緒に、もう十分やったからあきらめるんだ、と
駿輔は言うが、奈緒はあきらめられない。ふと、継美の漢字練習帳を
見た奈緒は、ノートの余白に書かれている言葉が、室蘭から東京へ二
人で向かった時の目印を順番に辿って書かれていることに気付く。
「あの子、室蘭へ帰ろうとしている!」

 一番最後に書かれた”28番”の文字。宇都宮から東京へ乗ってき
たバスの降車場のバス停番号だが、そこから宇都宮へは帰れないこと
を継美は知らなかった。28番の降車場付近で奈緒と駿輔は継美を探
す。

 すると、継美が婦人警官に手を引かれて歩いているのが見えた。
「継美!」奈緒が現れて驚いた継美は、婦人警官から本当にお母さん
か?と訊かれた問いにすぐ答えられない。婦人警官が怪しんで奈緒に
近づいた瞬間、「おかあさん、おかあさーん!!」継美が奈緒に抱き
ついた。

「継美とお母さん、二人がいる場所が帰る所なの。」

 家に帰った奈緒と継美。藤子は奈緒に、養子離縁届を手渡し、何も
知らなかったことにするからこれを書いたらすぐに出て行ってくれ、
と頼む。急に出て行けと言い出した母に、果歩が食い下がり、芽衣と
果歩に奈緒から自分は用紙であることが明かされた。

「やさしくて素直な果歩のこと、好きよ。」
「芽衣ならきっといいお母さんになれるよ。」

「ありがとうございました」頭を下げる奈緒。泣く継美を連れて奈緒
は家を出て行った。

 葉菜は珠美の病院に入院している。そこへ理髪店のお得意様がお見
舞いに来て、駿輔の名刺を渡しながら、お店に奈緒と駿輔が来たこと
を話す。

 葉菜が名刺にあった駿輔の携帯に電話をする。「望月さん、面白い
ことになってきましたよ。」そう話す駿輔の前に、怜南の母、道木仁
美が現れた。

 奈緒がチェックインしたホテルの部屋。
 継美がくれた「おかあさんへ」の手紙はお母さんの宝物だと話すと、
継美は自分も宝物にするからお手紙を書いて、とせがむ。

 そこへ、ノックの音がする。継美を隠れさせて奈緒がドアを開ける
と、そこに駿輔から事情を聞いて病院を抜け出した葉菜の姿があった。

 荷物を持つと自分についてくるように言う葉菜。驚いている奈緒と
継美に、葉菜は言った。「あなたたちは、私が守ります。」



寸  評  藤子の苦渋の決断が切ないです。30年間娘として育てた奈緒を
見捨てるなんていうことは決して簡単にできることではないけれど、
他の娘たちに迷惑をかけるわけにも行かない・・・本当に苦渋の決断
だと思います。また、その家族を捨ててまで継美を守る奈緒もすごい
決断だし、また逃げる奈緒と継美を守ると決めた葉菜の強さもすごい
と思いました。

執 筆 者 フラ()

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2. 編集後記
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 子供たちの小学校で、今年初めて運動会が春に開催されることになりました。
横浜にいたときは春の運動会が主流だったので、神戸に転勤してきたときに秋
の運動会だったのがすごく懐かしくて(子供のときは秋でした)よかったので、
なんだか残念です。でも、無事に雨に降られずに開催して欲しいです。(フラ)

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