メルマガ:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望
タイトル:【株】Stock Mission 本日の株式相場総括・明日への展望 10/07/07  2010/07/07


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Stock Mission
本日の相場総括・明日の展望

http://www.stock-mission.com/            2010年7月7日 発行
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□本日の結果
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07/07 07/06特別会員銘柄AF +7.98% 合計+7.98% 暴騰!
07/07 07/06一般会員銘柄EJ +3.40% 合計+3.40%
07/07 07/06一般会員銘柄TM +3.81% 合計+3.81%
07/07 07/06一般会員銘柄NG +6.76% 合計+6.76%
07/07 07/05特別会員銘柄AP +8.30% 合計+12.04% 暴騰!
07/07 06/30一般会員銘柄KZ +4.13% 合計+5.81%
07/07 06/22一般会員銘柄TS +10.36% 合計+17.79% 暴騰!

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■本日の市場動向
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本日の日経平均は58円安の9,279円と反落となりました。
米市場は上昇ながら上げ幅縮小展開となり、CME日経先物が下落して返ってきた
ことから、日経平均は売り先行の展開となりました。
寄り付き後は下げ渋る動きも見せましたが、ショートカバーの動きは昨日に一巡
していたこともあり、すぐに失速すると下げ幅拡大の展開となりました。
後場に入ると一時100円超下落する場面もありましたが、大引けにかけては
下げ渋りました。


□相場総括
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短期基調は上向き、中期基調は下向き継続となっております。
朝方は売り先行ながらも、値動きの軽い銘柄を中心に短期リバウンドを狙う動き
が出ておりましたが、日経平均が下げ幅拡大となったことで、利益確定売りが
次第に優勢となりました。
昨日までに3日間上昇し、買戻しが一巡していたこと、米国で経済指標が予想を
下回り、外部要因不安が高まったことも利益確定売りを早めました。
また、明確な売り材料は無かったものの、SQ前の水曜日ということもあり、
先物に売り仕掛けが入ったことも下押した要因となった模様です。

先物の手口は、BNPパリバが3,022枚、クレディスイスが2,671枚、バークレイズが
2,502枚、ニューエッジが1,846枚、大和が1,398枚の売り越し、MUMSが3,217枚、
メリルリンチが2,462枚、シティが2,244枚、みずほが1,719枚の買い越しと
なっております。
TOPIXでは、クレディスイスが2,956枚、ニューエッジが1,060枚の売り越し、
みずほが1,705枚の買い越しとなっております。
やはり場中の下げを主導したのがクレディスイス、ニューエッジとなり、
SQに向けての売り仕掛けによって水準を切り下げる動きとなりました。
昨日の上昇で、9,500円を意識する動きも出てきたのですが、クレディスイス、
ニューエッジ両社は売り越しを続けており、本日は水準を9,250円まで押し下げる
ために売りを入れてきたと見ることができそうです。


□新興市場動向
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新興市場は3指数揃って下落となりました。
朝方はマザーズ指数、ヘラクレス指数が上昇で推移するなど、短期リバウンドの
動きが継続となりましたが、日経平均が下げ幅拡大となったことを受けて利食い
売りに押される展開となりました。
特に直近買われていた銘柄中心に下げ幅が大きくなっており、個人投資家の資金
流出が目立つ格好となっております。
ただもともと資金の逃げ足が速いことはわかっており、想定内の動きといえます。
相場が落ち付けば回転する意欲はありそうですので、再びリバウンドを狙う動き
も見せてきそうです。
とはいえ、外部環境が非常に悪く、リバウンド狙いも神経質になってきており、
引き続き超短期回転型の取引が継続しそうです。


□個別銘柄動向
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日経平均の下げ幅に比べ、東証1部の76%の銘柄が下落、セクター別でも33業種中
上がったのはわずか5業種で、相場全体的に利益確定売り、戻り売りに押される
格好となりました。
円高メリットのパルプ紙、ディフェンシブの電力ガス、医薬が買われました。
また直近売り込まれていた石油も買われましたが、鉄鋼、非鉄、商社、海運など
の景気敏感株、自動車、ハイテクなども軒並み下落となりました。
また、銀行、証券、不動産、ノンバンクなど金融株も下落となりました。

会員銘柄では、アプリックス (3727)が8.3%、アイフリーク (3845)が7.98%、
前場中に上昇となったことで目標ラインを突破しました。
他、東京鐵鋼 (5445)が10.36%の大幅続伸となり、こちらも目標ラインを大きく
突破する結果となりました。
他、日本風力開発 (2766)、ボルテージ (3639)、トピー工業 (7231)などが
上昇となりましたが、寄り高ジリ安銘柄が非常に多くなりました。


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■今晩の米市場の動向
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今晩の米市場は反落の展開が想定されます。
昨晩の米市場は上昇ながら、大幅上昇から失速して一時下落となるなど、弱さが
目立っていることから、アジア市場も上海を除いて弱含みとなっており、欧州も
この流れから下落基調となっております。
深く売られるようなネガティブ材料は無いものの、株安、ドル・ユーロ安の
流れが継続しており、少しづつズルズルと下げ幅を拡大しております。
米市場もこの流れから売り先行、上値の重い状況となっていきそうです。

昨晩の米市場はダウが57ドル高と反発となりました。
上海市場の上昇からアジア株高、欧州株高となり、この流れから買い先行となり
一時は200ドル近くの上昇となりましたが、6月ISM非製造業景況指数が予想を
下回る内容となったことで戻り待ちの売りに押され始め、一時は下落に転じる
ところまで失速しました。
値頃感からも引けにかけて再び上昇となりましたが、依然として下値への警戒感が
強い環境となりました。
シカゴ日経先物は10円安mp9,340円、円建ては30円安の9,320円で終了しました。


□注目米主要企業決算・経済指標
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主要企業決算発表は、ファミリー・ダラーが予定されております。
経済指標は、MBA住宅ローン申請指数が予定されております。
特に大きく注目される指標ではありませんが、住宅関連指標が悪化している中で、
前回+8.8%から大きく下ブレとなるようならネガティブ材料となってきそうです。


□その他海外注目材料
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ドル円では、ショートカバーが一巡して再びドルの下値模索の動きとなっており、
昨年11月につけた85円前後を意識する流れが継続しております。
87円00銭まで本邦資本筋のドル買いオーダーがあるようですが、オーダー自体は
少ない模様で、買い支えにはなりにくいと見られております。
また87円を割り込むとストップロスの売りとなる模様ですのが、ドル売りの加速
が警戒されるところです。
上値では88円台前半に本邦輸出企業のドル売りオーダーが控えております。


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■明日の展望
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明日も軟調な展開が想定されます。
外部環境の悪化から欧米市場が下落基調を続けており、為替も円高基調が止まら
ない状況にあることから、買いが入らずに小口売りにズルズル押される展開が
想定されます。
値動きの軽い低位株、新興市場銘柄などへの物色はありそうですが、相場が落ち
付かずにズルズル下げていくと、逃げの一手で投げ売りが出やすい状況となり
ますので、注意が必要となります。
特に直近上昇幅が大きい銘柄などは注意が必要となりそうです。

イベントでは、機械受注、工作機械受注、オフィス空室率、景気ウオッチャー調査
など経済指標が相次いで発表となります。
国内経済指標は悪く無いものの、海外(特に米国)の指標内容が悪い状況にある
だけに、やや神経質になってきそうです。
また、良い結果となったときに、どれだけ反応できるかにも注目されます。


□テクニカル分析からの展望
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前日終値に抑えられる格好となり、下値では5日線がなんとかサポートとして
意識されおります。
とりあえず昨日に大陽線を形成、本日はその高値圏での売りに留まっていること
から、11月安値とのダブルボトムが意識されている状況に変わりはなく、
見方としては引き続き短期戻りが期待できる状況が継続しそうです。
上値としては、9,400円あたりから達成感が出やすい状況となり、突破しても
25日線や、6月末にあけたマドの9,500円超の水準が抵抗ラインになりそうです。
強い動きで一気に25日線を回復できるようなら、ダブルボトム形成からの底打ち
感も高まってきそうですが、現在の状況では難しそうです。


□総括・今後の方針
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昨日まで上昇の反動、CTAを背景とするSQに向けた売り仕掛けなど、一過性の
要因による影響で下げ幅拡大となり、利益確定売りを誘発する展開となりました。
このため、引き続き値動きの軽い銘柄を中心にリバウンドを狙う動きは継続
するものと想定されます。
ただ、直近の米経済指標が軒並み予想を下回るなど外部環境は非常に悪い状況
であり、欧州不安、中国景気後退、ドバイ不安など、悪材料に事欠かない状況
であることには注意を払う必要がありそうです。
欧米市場がズルズル下落を継続すれば、当然東京市場もこれに引っ張られ、
短期リバウンドは早々と終了、という格好も想定されるだけに、海外市場展開
には注意が必要です。
引き続き値動きの軽い銘柄への短期リバウンド狙いとなりますが、あくまで余裕
ある範囲に留め回転も速めに行う必要があります。

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□本日のメルマガ銘柄
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本日はありません。


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