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************************************************************************ Stock Mission 本日の相場総括・明日の展望 http://www.stock-mission.com/ 2010年7月2日 発行 ************************************************************************ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■1歩先の株式・銘柄情報 Stock Mission■ 一部投資家向けに行っている、株式におけるファンド動向・仕手株などの 注目銘柄情報をご提供!魅力のある有益な情報が日々入ります。 個人投資家の弱点である情報収集を強化してみませんか? http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html □本日の結果 =========================================== 07/02 07/01一般会員銘柄IK +7.78% 合計+7.78% 暴騰! 07/02 06/30特別会員銘柄CK +5.31% 合計+7.21% 07/02 06/30特別会員銘柄KT +4.63% 合計+3.67% 07/02 06/30一般会員銘柄BS +4.38% 合計+1.66% 07/02 06/30一般会員銘柄AJ +3.04% 合計+1.80% 07/02 06/29一般会員銘柄OT +4.80% 合計+5.65% 07/02 06/28特別会員銘柄KN +6.61% 合計+4.03% ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■本日の市場動向 =========================================== 本日の日経平均は12円高の9,203円と小幅反発となりました。 米市場は下落となりましたが、CMEが小幅ながらプラスで返ってきたこともあり、 朝方からやや買い優勢の展開となりました。 ただあくまで買い戻しが入ったに過ぎず、これが一巡するとすぐに下落に転じる 方向感の無い展開となりました。 前場後半に円安基調を好感してのショートカバーとなり、後場入りまではこの 流れとなりましたが、9,250円が抵抗ラインとなって引けにかけて押されました。 □相場総括 =========================================== 短期基調、中期基調ともに下向き継続となっております。 直近の大幅下落の反動からテクニカルリバウンドとなりましたが、週末要因、 今晩の米雇用統計を控えて様子見ムードが強く、あくまで買い戻しが入ったに 過ぎない展開となりました。 前場後半からは債券先物売り、指数先物買いの流れから日経平均はプラスに転じ たものの、やはりこの流れも一巡するとすぐに戻り売りに押されました。 先物の手口は、大和が4,084枚、ドイツが1,546枚の売り越し、野村が1,532枚、 MUMSが1,426枚、みずほが1,122枚、ゴールドマンが1,070枚、ソシエテジェネラル が1,065枚の買い越しとなりました。 TOPIXは、ゴールドマンが2,721枚、JPモルガンが1,590枚、ニューエッジが 1,049枚の売り越し、メリルリンチが1,610枚、大和が1,118枚、野村が1,024枚の 買い越しとなっております。 明確なトレンドを示す動きはありませんが、来週のSQに向けての思惑が交錯して いるようです。 オプションを含めるとおおよそ9,250円近辺の狙いとなっているようですが、 証券会社ごとに方針がまだ定まっていないようで、上下どちらにでも動ける 格好となっております。 このため、来週のSQに向けて波乱が起こる可能性が指摘されており、外部環境 次第で乱高下展開に注意が必要となりそうです。 □新興市場動向 =========================================== 新興市場は3指数揃って反発となりました。 朝方はまちまちの展開となり、日経平均が下げに転落したところから、プラス だったマザーズ指数も下落に転じるなど、冴えない展開となっておりましたが、 日経平均が再びプラスに転じた前場後半あたりから、短期リバウンドを狙う 動きが活発化しました。 後場にかけてもこの流れは継続しましたが、週末ということもあって、 3市場とも商いは低水準なままとなりました。 ただきっかけ次第で短期リバウンドを狙う動きは継続しており、来週にかけても この流れが継続する展開に期待したいところです。 □個別銘柄動向 =========================================== 日経平均の方向感が無いのと同様、個別も非常にまちまちの展開となりました。 今週に大きく下落していることを考えれば、非常に物足りない反発となっており、 全体的に弱い印象が継続しております。 特にバルチック海運指数の25日続落を受けて海運が軟調、商社も下落しました。 一方で石油、資源、鉄鋼、非鉄は反発の流れとなrました。 また自動車、ハイテクも小幅ながら円安の動きを受けて反発となっております。 個別では、新興市場、中小型銘柄がリバウンドの動きを見せました。 一休 (2450)が8%弱の上昇となったほか、中国工業 (5974)も上昇となり、 サマンサタバサジャパンリミテッド (7829)、スタートトゥデイ (3092)、 カカクコム (2371)、ルック (8029)、スターティア (3393)、 新日本科学 (2395)などが非常にしっかりした動きとなりました。 =========================================== ■今晩の米市場の動向 ========================================= 今晩の米市場は、リバウンドの動きが想定されるものの、あくまで雇用統計の 結果と市場の反応次第となりそうです。 欧州でもとりあえず反発の動きとなっており、金価格や為替も落ち着いた動きを 見せておりますが、やはり雇用統計待ちという流れが強く、様子見が大勢と なっております。 昨晩の米市場は、ダウが41ドル安と続落となりました。 値頃感から買われる場面もありましたが、新規失業保険申請件数が予想外の増加、 6月ISM製造業景況指数が予想を下回ったうえ雇用指数も悪化、5月中古住宅販売 留保指数も予想を大きく下回る落ち込みとなったことが嫌気され、ダウは一時 152ドル安まで下落しました。 格下げを受けたスペインの5年債入札が目標上限近くの結果となったことで、 やや欧州不安が後退しましたが、相次いで経済指標が予想を下回った結果を受けて 終日売り優勢となりました。 シカゴ日経先物は35円高の9,215円、円建ては10円高の9,190円で終了しました。 □注目米主要企業決算・経済指標 =========================================== 主要企業決算発表は予定されておりません。 経済指標は、6月雇用統計、5月製造業受注が予定されております。 予想は、6月失業率が9.8%(5月9.7%)、 6月非農業部門雇用者数が-13.0万人(5月+43.1万人)、 6月民間部門雇用者数が+11万人(5月+4.1万人)、 5月製造業受注が-0.5%(4月+1.2%)となっております。 注目はやはり6月雇用統計となります。 非農業部門雇用者数は-13万人(5月+43.1万人)となっておりますが、民間部門 雇用者数は+11万人(5月+4.1万人)と増加予想となっております。 5月は民間部門の大幅減がネガティブサプライズとなった経緯がありますので、 どのような結果になるか注視する必要があります。 最近発表されている経済指標では、ADP雇用報告、新規失業保険申請件数、 ISM製造業の雇用指数のいずれも予想を下回る内容となっております。 逆にある程度の悪化は織り込んだ可能性がありますが、アク抜けとして判断 されるよりは、悪化はそのまま素直にネガティブに反応する可能性が高いと 見られております。 □その他海外注目材料 =========================================== ドル円では、昨日に今年の安値だった87円95銭を割り込み、昨年11月の85円が 意識される流れとなっております。 急ピッチにドルが売られた反動もあり、ショートカバーの流れになっている ものの、依然として意識としてはドル売りが強い状況となっております。 特に88円前半には、本邦輸出企業のドル売りオーダーが入っている模様で、 このあたりが上値抵抗となって下へ押し下げられている格好となっております。 =========================================== ■来週の展望 =========================================== 来週は底値を模索する展開となりそうです。 焦点は昨年11月安値の9,076円を死守できるかどうかということになりそうです。 仮に割り込んでくると、8,000円台突入で二番底模索へと移行いていくことから、 調整局面の長期化が警戒されます。 直近重石となっていた信用買い残の積み上がりは、今週に入って整理売りが確認 されております。 どこまで整理が進んでいるかは不透明ながら、松井証券が発表している信用取引の パフォーマンスは、買いが-20%を超えており、これはドバイショックが起こった 昨年11月と同水準に達していることになり、さすがに処分売りが進んでいると 見られております。 需給が改善となってくれば、あとは外部環境次第ですが、まずは今晩の米雇用統計 を中心に欧州動向に注視していくことになりそうです。 来週末はオプションSQ算出日でもありますので、外部要因に神経質に一喜一憂 しながら、乱高下する展開に注意したいところです。 □テクニカル分析からの展望 =========================================== 日経平均は小幅反発となりましたが9,200円を挟んでの揉み合いとなりました。 9,200円はリーマンショック後安値から今年4月高値までの50%押しの水準になり、 これが意識された格好となっております。 そろそろ反転意識も高まってきますが、今年のダブルボトムを否定したことで、 昨年11月安値近辺の9,000円を意識するトレンドが継続中となっております。 週足での一目均衡表の雲の上限が同水準にあることからも、この水準がサポート ラインとなってきそうです。 また四空を形成して下落となりましたが、昨日までに下げの四空を形成しており、 これもそろそろ底が近い可能性を示唆しております。 ただ依然として底打ち感は出ておらず、目先リバウンドがあっても9,600円の マド埋め程度で終了となる可能性が高いと想定されます。 □総括・今後の方針 =========================================== 日経平均は小反発となり、債券売り、信用買い残の処分が見られていることで、 セリングクライマックスから買いが入っているとの声も一部から聞こえるものの、 依然として相場は商い低調で、底をコツンと打ったという音は聞こえてきません。 今晩の米雇用統計から、来週のSQまでどこが転換点になってくるか不明ですが、 そろそろ反転意識があるのも確かですので、外部環境を中心に相場全体の動向を 注視したいところです。 引き続き外部環境は悪化の一途を辿り、下値意識の強い状況には変わりあり ませんので、短期小口で新興市場、小型銘柄などを小すくいしながら、変化を 待つ格好となります。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ □本日のメルマガ銘柄 =========================================== 本日はありません。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ -ご注意- Yahooなどフリーのアドレスでメルマガにご登録している場合、 メルマガが届くまでに非常に時間がかかることがあるようです。 メルマガを早く受け取りたい方は、メールアドレスの変更か、 メルマガスタンドの変更をお勧めします。 フリーのアドレスでも比較的早いのが「メルマ」「まぐまぐ」です。 http://www.stock-mission.com/melmag.html またホームページでも内容を公開しております。 http://www.stock-mission.com/index2.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【Stock Mission】 StockMissionは、急騰・高騰する可能性がある銘柄情報をご提供しております。 ●ご提供情報 <投資法人・ファンドの動向に関する情報> <テクニカル分析による銘柄情報> <市場関係者とのミーティング情報> 【ホームページ】 http://www.stock-mission.com/ 【ご案内・ご提供情報・ご利用料金】 http://www.stock-mission.com/join.html 【過去の実績】 http://www.stock-mission.com/result.html ホームページの相互リンク、メルマガの相互紹介は随時募集中です。 ************************************************************************ Stock Mission http://www.stock-mission.com/ 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